5310

東洋炭素

プライム / ガラス・土石製品
時価総額: 1,370.8
決算
27.39
0.83
2.22%
6,530 -150 (-2.25%)
拡大
前回発表: 2026-05-11
次回予定: -

📌 企業概要

エレクトロニクス、モビリティ、一般産業分野向けに高機能カーボン製品を展開する素材メーカー。半導体製造用(シリコン・SiC)や工業炉用部材、機械用カーボン(軸受・ブラシ等)を主力とする。2030年経営Vision『「どこにもないものを、あるに」』を掲げ、技術革新に追随する高付加価値製品の開発とソリューション提供に強みを持つ。グローバルでの生産体制最適化を進めており、当期には中国子会社のカーボンブラシ事業において人員整理を実施するなど、コスト競争力強化と事業体質の改善に断行している。

📌 事業・セグメント動向

当連結会計年度は、売上高461億89百万円(前期比13.0%減)、営業利益67億59百万円(同44.8%減)と大幅な減収減益となった。主因は、生成AI向けを除く半導体市場全体の調整継続である。特に高収益な半導体用(シリコン・SiC)が低調に推移し、利益を押し下げた。セグメント別では、主力の「日本」が半導体用の落ち込みで大幅減益。「米国」「欧州」は冶金用(工業炉等)の減少が響いたが、欧州は黒字転換を果たした。「アジア」は中国でのカーボンブラシ需要減が重荷となった。財務面では、設備投資の進捗により有形固定資産が約52億円増加、棚卸資産も約33億円増加しており、将来需要への備えと生産体制構築が先行している状況である。

📌 業績・財務見通し

次期の通期業績予想は、売上高490億円(6.1%増)、営業利益62億円(8.3%減)を見込む。シリコン半導体用途は下期からの緩やかな回復を想定するものの、SiC用途の調整継続や、積極的な設備投資に伴う減価償却費・固定費の増加が利益を圧迫する見通し。前提為替レートは1ドル145円。注目すべきは株主還元方針の変更であり、配当性向の目標を従来の「30%以上」から「40%以上」へ引き上げた。これに基づき、次期配当は1株当たり145円(当期同額)を維持する予定であり、減益局面でも株主還元を優先する姿勢が明確に示されている。

最新決算(2026-05-11 発表)

2026年12月期 第1四半期決算

損益実績 (前年比/進捗)

項目 金額 前年比/進捗
売上高 105.8
-7.8%
/21.6%
営業益 6.3
-70.4%
/10.2%
経常益 8.2
-56.5%
/13.7%
最終益 6.1
-52.3%
/12.2%
1株益 29.1
-52.3%
/-

通期会社予想 (前期比)

項目 予想 前期比
売上高 490.0 +6.1%
営業益 62.0 -8.3%
経常益 60.0 -25.8%
最終益 50.0 -8.5%
1株益 238.4 -8.5%
配当 145.0 0.0%

財政状態

項目金額
総資産 1,191.5
純資産 958.6
自己資本 1,651.6
現預金 161.6
流動資産 626.8
流動負債 178.8
固定負債 54.1

キャッシュフロー・株式

項目金額/株数
営業CF -
投資CF -
減価償却費 12.0
株式情報
発行済株数 20,992,588
自己株式 20,372

業績推移

通期進捗: 10.2 %

通期業績推移

決算期 売上高 営業益 経常益 純利益 1株益 配当
2026.12_予 490.0 62.0 60.0 50.0 238.4 145.0
2025.12_Full 461.9 67.6 80.9 54.6 260.6 145.0
2024.12_Full 530.9 122.4 134.8 99.6 475.0 145.0
2023.12_Full 492.5 92.8 101.8 75.1 357.9 110.0
2022.12_Full 437.7 66.7 73.7 51.8 247.1 70.0

四半期累計比較

売上高 営業益 経常益 純利益 1株益
2026.12_Q1 105.8 6.3 8.2 6.1 29.1
2025.12_Q1 114.8 21.4 18.9 12.8 60.9
2024.12_Q1 125.7 25.5 30.4 23.8 113.5

3ヶ月単体成績

対象期間 売上高 営業益 経常益 純利益 1株益
2026.12_Q1 105.8 6.3 8.2 6.1 29.1
2025.12_Q4 120.9 13.4 20.8 9.3 44.5
2025.12_Q3 111.2 15.8 22.3 18.5 88.2
2025.12_Q2 115.1 17.0 19.0 14.1 67.0
2025.12_Q1 114.8 21.4 18.9 12.8 60.9
2024.12_Q4 140.3 29.7 37.4 27.7 132.1
2024.12_Q3 127.8 34.6 27.4 20.3 96.9
2024.12_Q2 137.1 32.6 39.5 27.8 132.4

財務・CF推移

自己資本比率総資産営業CF投資CFFCF
2026.12_Q1 138.6% 1,191.5 - - -
2025.12_Full 82.7% 1,179.2 60.7 -113.1 -52.5
2024.12_Full 83.2% 1,131.9 94.9 -63.1 31.8
2023.12_Full 87.4% 966.1 62.2 -26.9 35.2
2022.12_Full 86.3% 894.3 56.3 -52.5 3.7

財務指標・セクター比較分析

■ 業種平均より優良 ■ 業種平均より劣後

収益性・効率性

ROE ?
0.37%
業種平均: 3.68%
営業利益率 ?
5.99%
業種平均: 7.6%
EBITDA率 ?
17.34%
業種平均: 12.7%

成長性・進捗

売上成長率 ?
-7.83%
業種平均: 2.19%
営業益成長率 ?
-70.37%
業種平均: 23.86%
EPS成長率 ?
-8.51%
業種平均: -50.57%
営業益進捗率 ?
10.2%
業種平均: 86.95%

安全性・キャッシュ

自己資本比率 ?
138.6%
業種平均: 98.12%
流動比率 ?
350.6%
業種平均: 282.21%
FCF ?
-
業種平均: -

バリュエーション

PER ?
27.39
業種平均: 15.32
PBR ?
0.83
業種平均: 1.01
配当利回り ?
2.22%
業種平均: 3.06%
PEGレシオ ?
0
業種平均: -

指標の算出方法と定義

■ 収益性・効率性

  • ROE: 自己資本に対する当期利益の割合。

    【算出】直近四半期累計利益 / 自己資本。

  • 営業利益率: 売上高に対する営業利益の割合。

    【算出】直近四半期累計の実績値。

  • EBITDA率: 営業利益に償却費を加えた利益の売上高比。

    【算出】(営業利益 + 減価償却費) / 売上高。

■ 成長性・進捗

  • 売上成長率: 直近の四半期実績を前年同期と比較した伸び率。

    【期間】直近四半期累計実績 vs 前年度同時期累計実績。

  • 営業益成長率: 本業利益の成長率。

    【期間】直近四半期累計実績 vs 前年度同時期累計実績。

  • EPS成長率: 1株利益の伸び率。

    【比較】今期会社予想1株利益 / 前期実績1株利益。

  • 営業益進捗率: 今期の達成度。

    【算出】現時点の実績営業利益 / 会社発表の通期予想。

■ 安全性・キャッシュ

  • 自己資本比率: 総資産に占める自己資本の割合。

    【時点】直近四半期末時点。

  • 流動比率: 短期的な支払い能力。

    【算出】流動資産 / 流動負債。

  • FCF: 会社が自由に使える現金創出力。

    【算出】営業CF + 投資CF。

■ バリュエーション

  • PER: 市場の期待値と割安度を判定。

    【更新】毎日大引け後に最新株価で再計算。

  • PBR: 資産価値から見た株価水準。

    【算出】最新株価 × 株数 / (自己株式を除いた純資産)。

  • 配当利回り: 株価に対する配当金の割合。

    【算出】会社予想配当金 / 最新株価。

  • PEGレシオ: 成長性を加味した割安判断指標。

    【算出】PER / EPS成長率。

※ IFRS採用銘柄の「経常利益」には「税引前四半期利益」を代替として表示しています。
※ 3ヶ月単体成績は、四半期累計から前回累計を差し引いた純粋な当期間の実績を算出しています。