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RS Technologies

プライム / 金属製品
時価総額: 1,774.7
決算
17.74
1.33
0.82%
6,680 +40 (+0.6%)
拡大
前回発表: 2026-05-14
次回予定: -

📌 企業概要

生成AIの普及により需要が急速に拡大する半導体業界において、ウェーハ再生事業を主力事業として展開する企業。国内の三本木工場および台湾の台南工場を主要生産拠点とし、国内外の半導体メーカー向け再生市場でトップクラスのシェア拡大を図っている。また、プライムシリコンウェーハの製造販売や、中国を中心とした海外子会社を通じた光学ピックアップなどの半導体関連装置・部材事業も多角的に手掛ける。顧客需要を正確に見極め、タイムリーかつ積極的な増産設備投資を実行できる機動力が他社にはない独自の強みとなっている。

📌 事業・セグメント動向

当期の連結売上高は76,707百万円(前年同期比29.6%増)、営業利益は14,281百万円(同8.9%増)と大幅な増収と手堅い営業増益を達成した。最大の勝因は、主力かつ収益性の高い「ウェーハ再生事業」において前期からの増産設備投資がフル寄与し、堅調な国内外の需要を確実に取り込んだことにある。さらに「半導体関連装置・部材等」セグメントでは、中国子会社(艾索精密部件)の光学ピックアップ販売が急激に伸び、売上高が85.7%増と躍進した。一方で明暗が分かれたのが「プライムシリコンウェーハ製造販売事業」であり、全体の生産数量自体は増加したものの、中国市場における激しい価格競争の煽りを受けて単価が下落し、結果として営業利益が12.3%減と苦戦を強いられた。

📌 業績・財務見通し

提示された決算概況内に来期の具体的な業績予想や株主還元方針に関する言及はない。財務面に着目すると、有形固定資産の取得や関係会社株式の取得など次期成長に向けた積極的な投資活動(約152億円の支出)を推し進めている。それにもかかわらず、本業の儲けを示す営業キャッシュ・フローで約148億円の収入を確保したことに加え、約163億円の長期借入による資金調達を実行したことで、当期末の現金及び現金同等物は95,888百万円へと大幅に積み上がっている。総資産205,222百万円に対して現金比率が非常に高く、極めて潤沢な手元資金を保有している状態であるため、今後の追加設備投資への耐性は強く、既存株主価値の希薄化を招くような直近の増資リスクは極めて低いと評価できる。

最新決算(2026-05-14 発表)

2026年12月期 第1四半期決算

損益実績 (前年比/進捗)

項目 金額 前年比/進捗
売上高 191.5
+8.7%
/22.8%
営業益 36.3
+21.0%
/23.6%
経常益 42.5
+30.6%
/24.7%
最終益 19.3
+12.2%
/19.3%
1株益 72.5
+11.6%
/-

通期会社予想 (前期比)

項目 予想 前期比
売上高 840.0 +9.5%
営業益 154.0 +7.8%
経常益 172.0 +3.4%
最終益 100.0 +7.6%
1株益 376.5 +7.2%
配当 55.0 +22.2%

財政状態

項目金額
総資産 2,061.2
純資産 1,622.0
自己資本 1,333.9
現預金 936.7
流動資産 1,337.9
流動負債 286.7
固定負債 152.5

キャッシュフロー・株式

項目金額/株数
営業CF -
投資CF -
減価償却費 15.0
株式情報
発行済株数 26,567,102
自己株式 1,142

業績推移

通期進捗: 23.6 %

通期業績推移

決算期 売上高 営業益 経常益 純利益 1株益 配当
2026.12_予 840.0 154.0 172.0 100.0 376.4 55.0
2025.12_Full 767.1 142.8 166.4 93.0 351.4 45.0
2024.12_Full 592.0 131.1 156.7 94.5 358.2 35.0
2023.12_Full 518.9 118.9 149.2 77.0 292.8 30.0
2022.12_Full 498.6 130.2 155.0 77.4 299.3 17.5

四半期累計比較

売上高 営業益 経常益 純利益 1株益
2026.12_Q1 191.5 36.3 42.5 19.3 72.5
2025.12_Q1 176.2 30.0 32.5 17.2 65.0
2024.12_Q1 153.6 26.3 35.9 17.8 67.6

3ヶ月単体成績

対象期間 売上高 営業益 経常益 純利益 1株益
2026.12_Q1 191.5 36.3 42.5 19.3 72.5
2025.12_Q4 181.2 32.2 46.2 26.3 99.3
2025.12_Q3 205.8 39.6 48.6 28.7 108.5
2025.12_Q2 203.8 41.0 39.1 20.8 78.8
2025.12_Q1 176.2 30.0 32.5 17.2 65.0
2024.12_Q4 146.5 34.4 45.9 38.5 146.1
2024.12_Q3 144.9 35.9 31.8 17.6 66.8
2024.12_Q2 147.1 34.5 43.1 20.5 77.9

財務・CF推移

自己資本比率総資産営業CF投資CFFCF
2026.12_Q1 64.7% 2,061.2 - - -
2025.12_Full 39.1% 2,052.2 148.4 -152.2 -3.9
2024.12_Full 37.5% 1,821.5 131.4 -66.3 65.1
2023.12_Full 39.9% 1,406.7 138.6 -89.6 49.0
2022.12_Full 36.8% 1,275.5 153.2 -17.3 135.9

財務指標・セクター比較分析

■ 業種平均より優良 ■ 業種平均より劣後

収益性・効率性

ROE ?
1.44%
業種平均: 3.41%
営業利益率 ?
18.95%
業種平均: 5.43%
EBITDA率 ?
26.79%
業種平均: 9.62%

成長性・進捗

売上成長率 ?
8.73%
業種平均: 2.57%
営業益成長率 ?
20.96%
業種平均: 8.12%
EPS成長率 ?
7.15%
業種平均: 11.2%
営業益進捗率 ?
23.6%
業種平均: 91.54%

安全性・キャッシュ

自己資本比率 ?
64.7%
業種平均: 99.93%
流動比率 ?
466.7%
業種平均: 288.5%
FCF ?
-
業種平均: -

バリュエーション

PER ?
17.74
業種平均: 21.93
PBR ?
1.33
業種平均: 0.65
配当利回り ?
0.82%
業種平均: 3.2%
PEGレシオ ?
2.48
業種平均: 2.53

指標の算出方法と定義

■ 収益性・効率性

  • ROE: 自己資本に対する当期利益の割合。

    【算出】直近四半期累計利益 / 自己資本。

  • 営業利益率: 売上高に対する営業利益の割合。

    【算出】直近四半期累計の実績値。

  • EBITDA率: 営業利益に償却費を加えた利益の売上高比。

    【算出】(営業利益 + 減価償却費) / 売上高。

■ 成長性・進捗

  • 売上成長率: 直近の四半期実績を前年同期と比較した伸び率。

    【期間】直近四半期累計実績 vs 前年度同時期累計実績。

  • 営業益成長率: 本業利益の成長率。

    【期間】直近四半期累計実績 vs 前年度同時期累計実績。

  • EPS成長率: 1株利益の伸び率。

    【比較】今期会社予想1株利益 / 前期実績1株利益。

  • 営業益進捗率: 今期の達成度。

    【算出】現時点の実績営業利益 / 会社発表の通期予想。

■ 安全性・キャッシュ

  • 自己資本比率: 総資産に占める自己資本の割合。

    【時点】直近四半期末時点。

  • 流動比率: 短期的な支払い能力。

    【算出】流動資産 / 流動負債。

  • FCF: 会社が自由に使える現金創出力。

    【算出】営業CF + 投資CF。

■ バリュエーション

  • PER: 市場の期待値と割安度を判定。

    【更新】毎日大引け後に最新株価で再計算。

  • PBR: 資産価値から見た株価水準。

    【算出】最新株価 × 株数 / (自己株式を除いた純資産)。

  • 配当利回り: 株価に対する配当金の割合。

    【算出】会社予想配当金 / 最新株価。

  • PEGレシオ: 成長性を加味した割安判断指標。

    【算出】PER / EPS成長率。

※ IFRS採用銘柄の「経常利益」には「税引前四半期利益」を代替として表示しています。
※ 3ヶ月単体成績は、四半期累計から前回累計を差し引いた純粋な当期間の実績を算出しています。