3302

帝国繊維

プライム / 繊維製品
時価総額: 873.0
決算
21.32
0.65
2.05%
3,165 -35 (-1.09%)
拡大
前回発表: 2026-05-08
次回予定: -

📌 企業概要

麻織物などの繊維事業を祖業とし、現在は消防ホースや各種防災車輌、テロ対策のセキュリティ機材などを手掛ける防災事業を中核とする企業。独自の強みは、気候変動による激甚災害やインフラ老朽化、地政学的リスクの高まりを背景とした官公庁・地方自治体向けの強力な販路と、下野・鹿沼両工場を教育・訓練・実証実験機能を備えた技術集約拠点へ進化させている点にある。近年は大規模水害対策に有効なハイドロサブシステム(大容量送排水システム)の全国配備や、民間事業所のBCP対策用途、空港等重要施設のセキュリティ分野への展開で市場でのプレゼンスを確立している。

📌 事業・セグメント動向

当期の連結売上高は336億39百万円(前期比6.9%増)、営業利益は40億55百万円(同17.2%増)と好調に推移し増収増益となった。勝因は全社売上の大半を占める防災事業の躍進であり、救助工作車やテロ対策等のセキュリティ機材、原子力発電関連の大型防災資機材の売上が大きく伸びた。一方で祖業である繊維事業は、官公庁向けの繊維資材は増加したものの、主力の麻素材が気候変動による原料高騰やアパレル向け需要の減少で苦戦し減収となった。ただし高機能繊維を活かしたモバイルバッテリー火災対策などの新規商材開発で巻き返しを図っている。

📌 業績・財務見通し

次期の通期業績は売上高360億円、営業利益43億円、純利益38億円と増収増益を見込む。新中期経営計画「テイセン2028」では2028年度に営業利益58億円以上を目標に掲げる。財務面は自己資本比率79.1%と極めて強固であり、手元現金(現金及び現金同等物)も118億72百万円と潤沢なため直近での増資リスクは極めて低い。特筆すべきは株主還元の強化であり、次期から従来の配当性向40%程度から総還元性向50%水準を目指す方針へ変更した。これに伴い次期の年間配当は当期から10円増配の1株当たり65円を予定しており、自社株買いを含めた手厚い還元策が投資判断における好材料となる。

最新決算(2026-05-08 発表)

2026年12月期 第1四半期決算

損益実績 (前年比/進捗)

項目 金額 前年比/進捗
売上高 197.7
+29.0%
/54.9%
営業益 40.7
+41.2%
/94.6%
経常益 46.9
+37.1%
/85.3%
最終益 32.6
+34.9%
/85.7%
1株益 127.2
+36.7%
/-

通期会社予想 (前期比)

項目 予想 前期比
売上高 360.0 +7.0%
営業益 43.0 +6.0%
経常益 55.0 +3.6%
最終益 38.0 +1.5%
1株益 148.4 +2.1%
配当 65.0 +18.2%

財政状態

項目金額
総資産 979.2
純資産 756.6
自己資本 1,257.3
現預金 109.3
流動資産 454.2
流動負債 92.5
固定負債 130.1

キャッシュフロー・株式

項目金額/株数
営業CF -
投資CF -
減価償却費 1.8
株式情報
発行済株数 27,584,400
自己株式 1,958,827

業績推移

通期進捗: 94.6 %

通期業績推移

決算期 売上高 営業益 経常益 純利益 1株益 配当
2026.12_予 360.0 43.0 55.0 38.0 148.3 65.0
2025.12_Full 336.4 40.6 53.1 37.4 145.4 55.0
2024.12_Full 314.8 34.6 45.5 32.5 124.5 50.0
2023.12_Full 280.3 25.9 35.7 24.5 93.8 50.0
2022.12_Full 299.0 44.6 53.0 36.6 139.3 50.0

四半期累計比較

売上高 営業益 経常益 純利益 1株益
2026.12_Q1 197.7 40.7 46.9 32.6 127.2
2025.12_Q1 153.2 28.8 34.2 24.2 93.0
2024.12_Q1 136.2 20.0 24.9 17.6 67.4

3ヶ月単体成績

対象期間 売上高 営業益 経常益 純利益 1株益
2026.12_Q1 197.7 40.7 46.9 32.6 127.2
2025.12_Q4 93.4 12.4 13.1 9.6 37.2
2025.12_Q3 57.6 1.6 6.9 4.5 17.3
2025.12_Q2 32.2 -2.3 -1.2 -77百万 -3.0
2025.12_Q1 153.2 28.8 34.2 24.2 93.0
2024.12_Q4 93.0 14.2 14.7 10.7 40.8
2024.12_Q3 43.1 -83百万 4.0 2.9 11.0
2024.12_Q2 42.5 1.3 1.9 1.4 5.4

財務・CF推移

自己資本比率総資産営業CF投資CFFCF
2026.12_Q1 128.4% 979.2 - - -
2025.12_Full 79.1% 913.4 29.1 -8.5 20.6
2024.12_Full 80% 828.5 19.5 -11百万 19.4
2023.12_Full 81.6% 792.0 -9.3 -7.2 -16.5
2022.12_Full 79.9% 721.3 94.5 14.7 109.2

財務指標・セクター比較分析

■ 業種平均より優良 ■ 業種平均より劣後

収益性・効率性

ROE ?
2.59%
業種平均: -0.03%
営業利益率 ?
20.58%
業種平均: 5.08%
EBITDA率 ?
21.49%
業種平均: 9.22%

成長性・進捗

売上成長率 ?
29.04%
業種平均: 12.4%
営業益成長率 ?
41.2%
業種平均: 58.02%
EPS成長率 ?
2.08%
業種平均: 5.92%
営業益進捗率 ?
94.6%
業種平均: 105.05%

安全性・キャッシュ

自己資本比率 ?
128.4%
業種平均: 79.9%
流動比率 ?
491.1%
業種平均: 274.54%
FCF ?
-
業種平均: -

バリュエーション

PER ?
21.32
業種平均: 25.37
PBR ?
0.65
業種平均: 1.85
配当利回り ?
2.05%
業種平均: 3.57%
PEGレシオ ?
10.25
業種平均: 3.43

指標の算出方法と定義

■ 収益性・効率性

  • ROE: 自己資本に対する当期利益の割合。

    【算出】直近四半期累計利益 / 自己資本。

  • 営業利益率: 売上高に対する営業利益の割合。

    【算出】直近四半期累計の実績値。

  • EBITDA率: 営業利益に償却費を加えた利益の売上高比。

    【算出】(営業利益 + 減価償却費) / 売上高。

■ 成長性・進捗

  • 売上成長率: 直近の四半期実績を前年同期と比較した伸び率。

    【期間】直近四半期累計実績 vs 前年度同時期累計実績。

  • 営業益成長率: 本業利益の成長率。

    【期間】直近四半期累計実績 vs 前年度同時期累計実績。

  • EPS成長率: 1株利益の伸び率。

    【比較】今期会社予想1株利益 / 前期実績1株利益。

  • 営業益進捗率: 今期の達成度。

    【算出】現時点の実績営業利益 / 会社発表の通期予想。

■ 安全性・キャッシュ

  • 自己資本比率: 総資産に占める自己資本の割合。

    【時点】直近四半期末時点。

  • 流動比率: 短期的な支払い能力。

    【算出】流動資産 / 流動負債。

  • FCF: 会社が自由に使える現金創出力。

    【算出】営業CF + 投資CF。

■ バリュエーション

  • PER: 市場の期待値と割安度を判定。

    【更新】毎日大引け後に最新株価で再計算。

  • PBR: 資産価値から見た株価水準。

    【算出】最新株価 × 株数 / (自己株式を除いた純資産)。

  • 配当利回り: 株価に対する配当金の割合。

    【算出】会社予想配当金 / 最新株価。

  • PEGレシオ: 成長性を加味した割安判断指標。

    【算出】PER / EPS成長率。

※ IFRS採用銘柄の「経常利益」には「税引前四半期利益」を代替として表示しています。
※ 3ヶ月単体成績は、四半期累計から前回累計を差し引いた純粋な当期間の実績を算出しています。