3001

片倉工業

スタンダード / 繊維製品
時価総額: 907.5
決算
15.68
0.51
2.33%
2,577 -81 (-3.05%)
拡大
前回発表: 2026-05-14
次回予定: -

📌 企業概要

さいたま新都心の社有地を活用した大型ショッピングセンター「コクーンシティ」の運営を収益の基盤としつつ、医薬品、機械、繊維と多角的な事業を展開する企業。医薬品事業では循環器領域を中心とした新薬や後発薬を手掛け、機械関連事業では独マギルス社と代理店契約を結び消防車等の高所作業車両の国内販売に参入するなど、各分野でニッチトップの強みを持つ。近年は不採算事業の構造改革や希望退職の募集を実施し、筋肉質な収益体質への転換を進めている。

📌 事業・セグメント動向

当期の売上高は406億52百万円(前期比3.1%増)、営業利益は58億55百万円(同42.0%増)と増収・大幅増益を達成した。最終利益は借地権売却等の特別利益もあり57億63百万円(同63.5%増)で着地している。セグメント別では、不動産事業がコクーンシティの賃料収入増で堅調に推移したほか、機械関連事業が車載用半導体不足の緩和によるシャシ納入遅延の解消で過年度の受注残を一気に消化し、大幅な増収増益を牽引した。医薬品事業と繊維事業はトップラインこそ減収となったものの、前期に実施した希望退職等による固定費削減効果が大きく発現し、両事業ともに大幅増益となって全社の利益を底上げした。

📌 業績・財務見通し

次期(2026年12月期)の通期予想は、売上高411億円、営業利益55億円、親会社株主に帰属する当期純利益52億円と、当期の固定資産売却益の剥落等もあり手堅い予想となっている。財務面では、営業キャッシュ・フローが82億44百万円のプラスと強力な現金創出力を示しており、現預金残高は123億87百万円まで拡大した。自己資本比率も63.8%に達しており、財務基盤は極めて強固である。この豊富な手元資金を元手に、機能性繊維分野への増産投資やM&Aを活用した新規事業育成へ積極投資を行う構えだ。株主還元は「総還元性向60%程度」を目標に掲げており、機動的な自己株式取得(当期は約14億円を実施済)を行うとともに、当期および次期ともに1株当たり60円の配当を予定している。

最新決算(2026-05-14 発表)

2026年12月期 第1四半期決算

損益実績 (前年比/進捗)

項目 金額 前年比/進捗
売上高 111.6
-0.9%
/27.1%
営業益 20.4
+20.3%
/37.1%
経常益 23.1
+19.5%
/33.5%
最終益 17.8
+31.9%
/34.2%
1株益 56.2
+34.5%
/-

通期会社予想 (前期比)

項目 予想 前期比
売上高 411.0 +1.1%
営業益 55.0 -6.1%
経常益 69.0 -4.4%
最終益 52.0 -9.8%
1株益 164.3 -9.1%
配当 60.0 0.0%

財政状態

項目金額
総資産 1,548.5
純資産 1,026.2
自己資本 1,596.8
現預金 291.3
流動資産 545.9
流動負債 173.1
固定負債 349.2

キャッシュフロー・株式

項目金額/株数
営業CF -
投資CF -
減価償却費 7.2
株式情報
発行済株数 35,215,000
自己株式 3,565,462

業績推移

通期進捗: 37.1 %

通期業績推移

決算期 売上高 営業益 経常益 純利益 1株益 配当
2026.12_予 411.0 55.0 69.0 52.0 164.3 60.0
2025.12_Full 406.5 58.6 72.2 57.6 180.7 60.0
2024.12_Full 394.2 41.2 54.8 35.2 107.7 50.0
2023.12_Full 399.7 38.0 50.7 30.5 91.9 20.0
2022.12_Full 342.7 13.7 25.8 28.2 84.9 16.0

四半期累計比較

売上高 営業益 経常益 純利益 1株益
2026.12_Q1 111.6 20.4 23.1 17.8 56.2
2025.12_Q1 112.6 17.0 19.3 13.5 41.8
2024.12_Q1 105.6 9.9 12.4 9.5 28.9

3ヶ月単体成績

対象期間 売上高 営業益 経常益 純利益 1株益
2026.12_Q1 111.6 20.4 23.1 17.8 56.2
2025.12_Q4 105.1 10.5 14.8 8.9 28.0
2025.12_Q3 93.9 16.5 18.7 13.3 41.7
2025.12_Q2 95.0 14.6 19.4 21.9 68.3
2025.12_Q1 112.6 17.0 19.3 13.5 41.8
2024.12_Q4 108.3 10.0 14.5 9.7 29.5
2024.12_Q3 89.4 10.2 11.7 7.2 21.9
2024.12_Q2 90.9 11.2 16.2 8.9 26.9

財務・CF推移

自己資本比率総資産営業CF投資CFFCF
2026.12_Q1 103.1% 1,548.5 - - -
2025.12_Full 63.8% 1,530.5 82.4 6.1 88.5
2024.12_Full 61.1% 1,407.9 56.4 -11.9 44.5
2023.12_Full 53.5% 1,396.1 35.8 6.1 41.8
2022.12_Full 50.6% 1,381.1 -7.1 36.2 29.1

財務指標・セクター比較分析

■ 業種平均より優良 ■ 業種平均より劣後

収益性・効率性

ROE ?
1.11%
業種平均: -0.03%
営業利益率 ?
18.28%
業種平均: 5.08%
EBITDA率 ?
24.74%
業種平均: 9.22%

成長性・進捗

売上成長率 ?
-0.87%
業種平均: 12.4%
営業益成長率 ?
20.28%
業種平均: 58.02%
EPS成長率 ?
-9.09%
業種平均: 5.92%
営業益進捗率 ?
37.1%
業種平均: 105.05%

安全性・キャッシュ

自己資本比率 ?
103.1%
業種平均: 79.9%
流動比率 ?
315.3%
業種平均: 274.54%
FCF ?
-
業種平均: -

バリュエーション

PER ?
15.68
業種平均: 25.37
PBR ?
0.51
業種平均: 1.85
配当利回り ?
2.33%
業種平均: 3.57%
PEGレシオ ?
0
業種平均: 3.43

指標の算出方法と定義

■ 収益性・効率性

  • ROE: 自己資本に対する当期利益の割合。

    【算出】直近四半期累計利益 / 自己資本。

  • 営業利益率: 売上高に対する営業利益の割合。

    【算出】直近四半期累計の実績値。

  • EBITDA率: 営業利益に償却費を加えた利益の売上高比。

    【算出】(営業利益 + 減価償却費) / 売上高。

■ 成長性・進捗

  • 売上成長率: 直近の四半期実績を前年同期と比較した伸び率。

    【期間】直近四半期累計実績 vs 前年度同時期累計実績。

  • 営業益成長率: 本業利益の成長率。

    【期間】直近四半期累計実績 vs 前年度同時期累計実績。

  • EPS成長率: 1株利益の伸び率。

    【比較】今期会社予想1株利益 / 前期実績1株利益。

  • 営業益進捗率: 今期の達成度。

    【算出】現時点の実績営業利益 / 会社発表の通期予想。

■ 安全性・キャッシュ

  • 自己資本比率: 総資産に占める自己資本の割合。

    【時点】直近四半期末時点。

  • 流動比率: 短期的な支払い能力。

    【算出】流動資産 / 流動負債。

  • FCF: 会社が自由に使える現金創出力。

    【算出】営業CF + 投資CF。

■ バリュエーション

  • PER: 市場の期待値と割安度を判定。

    【更新】毎日大引け後に最新株価で再計算。

  • PBR: 資産価値から見た株価水準。

    【算出】最新株価 × 株数 / (自己株式を除いた純資産)。

  • 配当利回り: 株価に対する配当金の割合。

    【算出】会社予想配当金 / 最新株価。

  • PEGレシオ: 成長性を加味した割安判断指標。

    【算出】PER / EPS成長率。

※ IFRS採用銘柄の「経常利益」には「税引前四半期利益」を代替として表示しています。
※ 3ヶ月単体成績は、四半期累計から前回累計を差し引いた純粋な当期間の実績を算出しています。