285A

キオクシアホールディングス

プライム / 電気機器
時価総額: 28.01
決算
0
20.02
0%
51,450 +7,000 (+15.75%)
拡大
前回発表: 2026-05-15
次回予定: -

📌 企業概要

スマートフォンやPC向けの組み込み式メモリ、データセンターやエンタープライズ向けのSSD製品等を展開する半導体メモリの専業メーカー。単一セグメントでの事業展開だが、製品用途別に「SSD & ストレージ」「スマートデバイス」「その他」に区分している。製造合弁会社を通じたSandiskグループへの販売チャネルを持つ強固な提携関係が独自の事業基盤となっている。また、経営管理において買収に伴うPPA影響額や一過性の費用を除外したNon-GAAP指標を開示し、実質的な収益力を投資家に可視化している点も特徴である。

📌 事業・セグメント動向

当期の売上収益は2兆3,376億円(前期比6,312億円増)、営業利益は8,704億円(同4,186億円の改善)と大幅な増収増益を達成した。最大の勝因は、前年度末からの顧客在庫の調整が一巡したことに加え、生成AIの急速な普及を背景としたデータセンターやエンタープライズ向けの旺盛なサーバー需要を的確に取り込んだことにある。需要回復に伴う出荷量(記憶容量ベース)の増加だけでなく、平均販売単価の大幅な上昇が利益水準を強烈に押し上げた。直近の第4四半期単体で見ても売上収益が1兆29億円に達しており、期末にかけて急激な成長モメンタムを示している。

📌 業績・財務見通し

半導体メモリ業界は短期間での事業環境の変化が激しいため通期予想は非開示としているが、次期第1四半期の見通しとして売上収益1兆7,500億円(前四半期比74.5%増)、営業利益1兆2,980億円(同117.5%増)という極めて強力な業績拡大を予想しており、データセンター向け需要の継続を見込んでいる。財務面では、当期の営業活動により6,165億円のキャッシュを獲得した。2,811億円に上る有形固定資産の取得等による設備投資をこなしつつ、借入金の返済や非転換型優先株式の償還といった資本負債構成の再構築を推進している。期末の手元現金(現金及び現金同等物)は4,707億円へと大幅に積み上がり、親会社所有者帰属持分比率(自己資本比率)は37.9%と前期末から12.6ポイントの改善を果たしている。

最新決算(2026-05-15 発表)

2026年3月期 本決算

損益実績 (前年比/進捗)

項目 金額 前年比/進捗
売上高 2.34
+37.0%
/-
営業益 8,703.7
+92.7%
/-
経常益 7,841.0
+111.5%
/-
最終益 5,544.9
+103.6%
/-
1株益 1,024.1
+97.0%
/-

通期会社予想 (前期比)

項目 予想 前期比
売上高 1.75 -25.1%
営業益 1.30 +49.1%
経常益 - -
最終益 8,690.0 +56.7%
1株益 - -
配当 - -

財政状態

項目金額
総資産 3.69
純資産 1.40
自己資本 1.40
現預金 4,707.1
流動資産 1.62
流動負債 1.10
固定負債 1.23

キャッシュフロー・株式

項目金額/株数
営業CF 6,165.4
投資CF -2,215.1
減価償却費 3,128.3
株式情報
発行済株数 544,468,150
自己株式 161

業績推移

通期進捗: - %

通期業績推移

決算期 売上高 営業益 経常益 純利益 1株益 配当
2027.03_予 - - - - - -
2026.03_Full 2.34 8,703.7 7,841.0 5,544.9 1,024.1 -
2025.03_Full 1.71 4,517.5 3,706.7 2,723.2 520.0 -
2024.03_Full 1.08 -2,527.0 -3,433.3 -2,437.3 -471.0 -
2023.03_Full 1.28 -990.2 -1,864.4 -1,381.4 -266.9 -

3ヶ月単体成績

対象期間 売上高 営業益 経常益 純利益 1株益
2026.03_Q4 1.00 5,968.0 5,783.5 4,077.3 753.0
2026.03_Q3 5,436.3 1,427.5 1,217.4 878.1 162.6
2026.03_Q2 4,483.5 859.2 567.2 406.6 75.4
2026.03_Q1 3,428.0 449.0 272.9 182.8 33.9
2025.03_Q4 3,470.9 371.4 150.6 202.7 38.7
2025.03_Q3 4,499.6 1,227.2 1,066.9 760.7 146.7
2025.03_Q2 4,809.1 1,660.3 1,491.7 1,062.2 205.3
2025.03_Q1 4,285.0 1,258.6 997.5 697.6 134.8

財務・CF推移

自己資本比率総資産営業CF投資CFFCF
2026.03_Full 37.9% 3.69 6,165.4 -2,215.1 3,950.3
2025.03_Full 25.3% 2.92 4,764.2 -1,730.1 3,034.1
2024.03_Full 15.7% 2.86 1,951.1 -2,748.5 -797.4
2023.03_Full 22.1% 2.97 3,391.0 -4,985.6 -1,594.6

財務指標・セクター比較分析

■ 業種平均より優良 ■ 業種平均より劣後

収益性・効率性

ROE ?
39.64%
業種平均: 5.09%
営業利益率 ?
37.23%
業種平均: 5.96%
EBITDA率 ?
50.62%
業種平均: 10.44%

成長性・進捗

売上成長率 ?
36.99%
業種平均: 6.63%
営業益成長率 ?
92.67%
業種平均: 47.71%
EPS成長率 ?
-
業種平均: -12.82%
営業益進捗率 ?
67.1%
業種平均: 79.17%

安全性・キャッシュ

自己資本比率 ?
37.9%
業種平均: 89.44%
流動比率 ?
147.3%
業種平均: 324.78%
FCF ?
3,950.3
業種平均: -

バリュエーション

PER ?
0
業種平均: 70.85
PBR ?
20.02
業種平均: 2
配当利回り ?
0%
業種平均: 2.51%
PEGレシオ ?
0
業種平均: 27.43

指標の算出方法と定義

■ 収益性・効率性

  • ROE: 自己資本に対する当期利益の割合。

    【算出】直近四半期累計利益 / 自己資本。

  • 営業利益率: 売上高に対する営業利益の割合。

    【算出】直近四半期累計の実績値。

  • EBITDA率: 営業利益に償却費を加えた利益の売上高比。

    【算出】(営業利益 + 減価償却費) / 売上高。

■ 成長性・進捗

  • 売上成長率: 直近の四半期実績を前年同期と比較した伸び率。

    【期間】直近四半期累計実績 vs 前年度同時期累計実績。

  • 営業益成長率: 本業利益の成長率。

    【期間】直近四半期累計実績 vs 前年度同時期累計実績。

  • EPS成長率: 1株利益の伸び率。

    【比較】今期会社予想1株利益 / 前期実績1株利益。

  • 営業益進捗率: 今期の達成度。

    【算出】現時点の実績営業利益 / 会社発表の通期予想。

■ 安全性・キャッシュ

  • 自己資本比率: 総資産に占める自己資本の割合。

    【時点】直近四半期末時点。

  • 流動比率: 短期的な支払い能力。

    【算出】流動資産 / 流動負債。

  • FCF: 会社が自由に使える現金創出力。

    【算出】営業CF + 投資CF。

■ バリュエーション

  • PER: 市場の期待値と割安度を判定。

    【更新】毎日大引け後に最新株価で再計算。

  • PBR: 資産価値から見た株価水準。

    【算出】最新株価 × 株数 / (自己株式を除いた純資産)。

  • 配当利回り: 株価に対する配当金の割合。

    【算出】会社予想配当金 / 最新株価。

  • PEGレシオ: 成長性を加味した割安判断指標。

    【算出】PER / EPS成長率。

※ IFRS採用銘柄の「経常利益」には「税引前四半期利益」を代替として表示しています。
※ 3ヶ月単体成績は、四半期累計から前回累計を差し引いた純粋な当期間の実績を算出しています。