2700

木徳神糧

スタンダード / 卸売業
時価総額: 150.7
決算
4.81
0.37
2.83%
1,767 -52 (-2.86%)
拡大
前回発表: 2026-05-08
次回予定: -

📌 企業概要

米穀(コメ)の調達・精米・卸売を中核事業とする食品流通企業。全国の量販店、スーパー、コンビニ、外食チェーンなどを主要顧客とする。独自の強みは、産地との強固なネットワークによる「安定調達力」と、政府備蓄米やスポット市場、ミニマム・アクセス米(輸入米)などを機動的に活用できる独自の調達・供給網にある。米穀事業を軸に、飼料事業(輸入乾牧草等)、鶏卵事業、食品事業(米菓用原料、製パン用穀粉)など、コメ周辺領域への多角化も進めている。

📌 事業・セグメント動向

当期の売上高は1,761億91百万円(前期比48.1%増)、営業利益は80億25百万円(同237.6%増)と驚異的な大幅増収増益を達成した。最大の勝因は、令和6年産米の需給逼迫によるいわゆる「令和の米騒動」下において、他社に先駆けて政府備蓄米を迅速に流通させたことや、ミニマム・アクセス米の取り扱いを急拡大させたことである。コメ不足を背景に販売単価が大きく上昇し、仕入原価の高騰分を販売価格へ適切に転嫁できたことで、主力「米穀事業」の営業利益が230.3%増と爆発的に伸長した。鶏卵事業や飼料事業も堅調だったが、食品事業のみ米不足に伴う価格転嫁の遅れにより大幅減益となった。

📌 業績・財務見通し

2026年12月期の通期予想は、売上高2,000億円(当期比13.5%増)を見込む一方、営業利益は40億円(同50.1%減)と大幅な反動減を想定している。令和7年産米は収穫量が増加し需給の緩み(スポット価格の下落等)が見え始めているため、前期の特需環境から正常化に向かう見通しだ。財務面では、コメの単価上昇に伴い棚卸資産が約129億円急増したため、営業キャッシュ・フローは11億66百万円のマイナス(資金流出)となった。この運転資金の増加を短期借入金(約32億円増)で賄っている状態だが、現預金は51億円を確保しており資金繰り懸念は低い。新たな還元方針として「DOE(株主資本配当率)2%以上」を目標に掲げており、次世代工場やM&A等の成長投資を行いつつ、安定的な配当を継続する方針である。

最新決算(2026-05-08 発表)

2026年12月期 第1四半期決算

損益実績 (前年比/進捗)

項目 金額 前年比/進捗
売上高 415.2
+12.6%
/20.8%
営業益 8.1
-56.1%
/20.3%
経常益 7.7
-58.6%
/19.3%
最終益 7.2
-43.9%
/24.1%
1株益 88.6
-43.9%
/-

通期会社予想 (前期比)

項目 予想 前期比
売上高 2,000.0 +13.5%
営業益 40.0 -50.2%
経常益 40.0 -51.0%
最終益 30.0 -45.7%
1株益 367.0 -45.7%
配当 50.0 -44.4%

財政状態

項目金額
総資産 522.4
純資産 211.8
自己資本 390.4
現預金 32.5
流動資産 419.6
流動負債 286.5
固定負債 24.2

キャッシュフロー・株式

項目金額/株数
営業CF -
投資CF -
減価償却費 1.3
株式情報
発行済株数 8,530,000
自己株式 351,418

業績推移

通期進捗: 20.3 %

通期業績推移

決算期 売上高 営業益 経常益 純利益 1株益 配当
2026.12_予 2,000.0 40.0 40.0 30.0 366.8 50.0
2025.12_Full 1,761.9 80.3 81.7 55.2 675.4 90.0
2024.12_Full 1,190.0 23.8 24.9 17.2 212.1 26.0
2023.12_Full 1,148.4 20.6 21.5 14.8 182.5 16.0
2022.12_Full 1,047.0 13.2 13.7 10.4 128.2 12.0

四半期累計比較

売上高 営業益 経常益 純利益 1株益
2026.12_Q1 415.2 8.1 7.7 7.2 88.6
2025.12_Q1 368.7 18.5 18.6 12.9 158.0
2024.12_Q1 299.6 4.1 4.3 3.4 41.9

3ヶ月単体成績

対象期間 売上高 営業益 経常益 純利益 1株益
2026.12_Q1 415.2 8.1 7.7 7.2 88.6
2025.12_Q4 452.9 61百万 1.6 57百万 7.0
2025.12_Q3 468.9 27.1 26.6 17.6 215.4
2025.12_Q2 471.4 34.0 34.9 24.1 295.4
2025.12_Q1 368.7 18.5 18.6 12.9 158.0
2024.12_Q4 319.5 7.1 7.4 4.9 60.1
2024.12_Q3 278.5 6.1 5.8 4.0 49.8
2024.12_Q2 292.3 6.5 7.4 4.9 60.7

財務・CF推移

自己資本比率総資産営業CF投資CFFCF
2026.12_Q1 74.7% 522.4 - - -
2025.12_Full 36.1% 566.1 -11.7 -7.3 -18.9
2024.12_Full 37.3% 401.7 -9.3 -9.9 -19.1
2023.12_Full 40.6% 321.1 4.6 -4.2 43百万
2022.12_Full 37.5% 293.8 43.4 -5.7 37.7

財務指標・セクター比較分析

■ 業種平均より優良 ■ 業種平均より劣後

収益性・効率性

ROE ?
1.85%
業種平均: 4.72%
営業利益率 ?
1.96%
業種平均: 4.04%
EBITDA率 ?
2.27%
業種平均: 5.44%

成長性・進捗

売上成長率 ?
12.61%
業種平均: 10.36%
営業益成長率 ?
-56.13%
業種平均: 27.27%
EPS成長率 ?
-45.66%
業種平均: 10.76%
営業益進捗率 ?
20.3%
業種平均: 82.33%

安全性・キャッシュ

自己資本比率 ?
74.7%
業種平均: 82.77%
流動比率 ?
146.5%
業種平均: 226.99%
FCF ?
-
業種平均: -

バリュエーション

PER ?
4.81
業種平均: 22.11
PBR ?
0.37
業種平均: 0.77
配当利回り ?
2.83%
業種平均: 3.23%
PEGレシオ ?
0
業種平均: 25.8

指標の算出方法と定義

■ 収益性・効率性

  • ROE: 自己資本に対する当期利益の割合。

    【算出】直近四半期累計利益 / 自己資本。

  • 営業利益率: 売上高に対する営業利益の割合。

    【算出】直近四半期累計の実績値。

  • EBITDA率: 営業利益に償却費を加えた利益の売上高比。

    【算出】(営業利益 + 減価償却費) / 売上高。

■ 成長性・進捗

  • 売上成長率: 直近の四半期実績を前年同期と比較した伸び率。

    【期間】直近四半期累計実績 vs 前年度同時期累計実績。

  • 営業益成長率: 本業利益の成長率。

    【期間】直近四半期累計実績 vs 前年度同時期累計実績。

  • EPS成長率: 1株利益の伸び率。

    【比較】今期会社予想1株利益 / 前期実績1株利益。

  • 営業益進捗率: 今期の達成度。

    【算出】現時点の実績営業利益 / 会社発表の通期予想。

■ 安全性・キャッシュ

  • 自己資本比率: 総資産に占める自己資本の割合。

    【時点】直近四半期末時点。

  • 流動比率: 短期的な支払い能力。

    【算出】流動資産 / 流動負債。

  • FCF: 会社が自由に使える現金創出力。

    【算出】営業CF + 投資CF。

■ バリュエーション

  • PER: 市場の期待値と割安度を判定。

    【更新】毎日大引け後に最新株価で再計算。

  • PBR: 資産価値から見た株価水準。

    【算出】最新株価 × 株数 / (自己株式を除いた純資産)。

  • 配当利回り: 株価に対する配当金の割合。

    【算出】会社予想配当金 / 最新株価。

  • PEGレシオ: 成長性を加味した割安判断指標。

    【算出】PER / EPS成長率。

※ IFRS採用銘柄の「経常利益」には「税引前四半期利益」を代替として表示しています。
※ 3ヶ月単体成績は、四半期累計から前回累計を差し引いた純粋な当期間の実績を算出しています。