2590

ダイドーグループホールディングス

プライム / 食料品
時価総額: 871.2
16.67
0.75
1.14%
2,629 +5 (+0.19%)
拡大
前回発表: 2026-03-04
次回予定: 2026-05-26

信用取引残高 (週次推移)

発表日 買い残 売り残 貸借倍率
03/27 26,400 27,400 0.96
03/13 27,700 43,700 0.63
03/06 35,400 115,600 0.31
02/27 33,400 133,500 0.25
02/20 36,900 131,600 0.28
※JPX公表の週末残高に基づき毎週火曜日更新

📌 事業・セグメント動向

当連結会計年度(2026年1月期)の売上高は2,412億円(前期比1.7%増)と増収を確保したものの、営業利益は41億円(同13.1%減)と減益、さらに最終損益は303億円の巨額赤字(前期は38億円の黒字)に沈んだ。
明暗を分けたのは国内外の飲料事業である。主力の「国内飲料事業」は、節約志向による自販機市場全体の縮小やサプリメント通販の不振、原価高騰が響き、22億円の営業赤字に転落。さらに、収益悪化に伴い自販機等の事業関連資産の減損損失(約298億円)を計上したことが最終赤字の主因となった。対照的に「海外飲料事業」は、超インフレ下にあるトルコにおいて戦略的な価格改定とブランド投資が奏功し、売上高が16.1%増、セグメント利益が48.5%増と業績を強力に牽引した。医薬品関連事業もパウチ製品の好調で大幅増益となっている。

📌 業績・財務見通し

2027年1月期の通期予想は、売上高2,468億円(前期比2.3%増)、営業利益105億円(同152.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益50億円と、黒字転換および大幅な営業増益を見込む。
最大の増益要因は、前期の巨額減損計上に伴い「国内飲料事業」の減価償却費が大幅に減少すること(+収益改善施策)であり、同セグメントの利益を52億円の黒字へV字回復させる計画である。また、海外飲料事業もトルコの好調継続とポーランドでの新ライン稼働(受託増)により増収増益を見込んでいる。
今回ご提示いただいたテキストに貸借対照表やキャッシュフローの詳細数値は含まれていないが、当期末の総資産は減損計上等により1,628億円(前期末比224億円減)、純資産は648億円(同286億円減)へと大きく縮小し、自己資本比率の低下など財務面へのダメージは小さくない。しかし、会社側は「持続的成長に必要となる内部留保と株主還元のバランスを考慮し、安定的な配当を継続する」方針を維持しており、次期も前期と同額の年間30円(中間15円、期末15円)の配当を予定している。減損という過去の負の遺産を処理したことで、次期は事業の再構築と利益成長軌道への回帰が焦点となる。

最新の業績/配当予想修正 (2026-02-16 発表)

項目 前回予想 (A) 今回修正 (B) 増減率
売上高 2,434.0 2,412.0 -0.9%
営業利益 18.0 41.0 +127.8%
経常利益 -4.0 14.0 +450.0%
当期純利益 -30.0 -307.0 -923.3%
1株益 -94.8 -970.0 -922.8%

最新決算(2026-03-04 発表)

2026年1月期 本決算

損益実績 (前年比/進捗)

項目 金額 前年比/進捗
売上高 2,412.4
+1.7%
/-
営業益 41.6
-13.1%
/-
経常益 14.7
-51.5%
/-
最終益 -303.2
-897.1%
/-
1株益 -957.8
-893.8%
/-

通期会社予想 (前期比)

項目 予想 前期比
売上高 2,468.0 +2.3%
営業益 105.0 +152.2%
経常益 84.0 +472.6%
最終益 50.0 +116.5%
1株益 157.7 +116.5%
配当 30.0 0.0%

財政状態

項目金額
総資産 973.8
純資産 567.3
自己資本 1,105.9
現預金 151.9
流動資産 367.0
流動負債 113.6
固定負債 292.9

キャッシュフロー・株式

項目金額/株数
営業CF 114.1
投資CF -121.1
減価償却費 111.1
株式情報
発行済株数 33,137,000
自己株式 1,438,123

業績推移

通期進捗: - %

通期業績推移

決算期 売上高 営業益 経常益 純利益 1株益 配当
2027.01_予 2,468.0 105.0 84.0 50.0 157.7 30.0
2026.01_Full 2,412.4 41.6 14.7 -303.2 -957.8 30.0
2025.01_Full 2,371.9 47.9 30.2 38.0 120.7 40.0
2024.01_Full 2,133.7 37.3 31.2 44.2 140.8 30.0
2023.01_Full 1,601.3 7.1 5.9 -5.1 -16.2 30.0

3ヶ月単体成績

対象期間 売上高 営業益 経常益 純利益 1株益
2026.01_Q4 562.9 -10.6 -16.4 -307.9 -972.6
2026.01_Q3 672.5 38.4 30.4 18.3 57.8
2026.01_Q2 647.4 28.3 23.6 14.8 46.9
2026.01_Q1 529.6 -14.5 -22.9 -28.5 -90.0
2025.01_Q4 570.2 -16.0 -20.6 -34.2 -108.5
2025.01_Q3 625.9 41.0 37.2 23.3 74.0
2025.01_Q2 644.1 29.1 26.7 17.5 55.7
2025.01_Q1 531.6 -6.3 -13.1 31.4 99.8

財務・CF推移

自己資本比率総資産営業CF投資CFFCF
2026.01_Full 113.6% 973.8 114.1 -121.1 -7.0
2025.01_Full 49.6% 1,852.5 108.2 -116.0 -7.7
2024.01_Full 50.4% 1,775.6 92.1 -12.4 79.7
2023.01_Full 50.9% 1,642.0 51.3 -50.3 1.0

財務指標・セクター比較分析

■ 業種平均より優良 ■ 業種平均より劣後

収益性・効率性

ROE ?
-27.42%
業種平均: 3.78%
営業利益率 ?
1.73%
業種平均: 5.17%
EBITDA率 ?
6.6%
業種平均: 8.73%

成長性・進捗

売上成長率 ?
1.71%
業種平均: 5.24%
営業益成長率 ?
-13.07%
業種平均: 9.54%
EPS成長率 ?
-
業種平均: 7.42%
営業益進捗率 ?
39.6%
業種平均: 97.72%

安全性・キャッシュ

自己資本比率 ?
113.6%
業種平均: 91.89%
流動比率 ?
323.1%
業種平均: 221.26%
FCF ?
-7.0
業種平均: -

バリュエーション

PER ?
16.67
業種平均: 31.25
PBR ?
0.75
業種平均: 1.02
配当利回り ?
1.14%
業種平均: 2.56%
PEGレシオ ?
0
業種平均: 8.9

指標の算出方法と定義

■ 収益性・効率性

  • ROE: 自己資本に対する当期利益の割合。

    【算出】直近四半期累計利益 / 自己資本。

  • 営業利益率: 売上高に対する営業利益の割合。

    【算出】直近四半期累計の実績値。

  • EBITDA率: 営業利益に償却費を加えた利益の売上高比。

    【算出】(営業利益 + 減価償却費) / 売上高。

■ 成長性・進捗

  • 売上成長率: 直近の四半期実績を前年同期と比較した伸び率。

    【期間】直近四半期累計実績 vs 前年度同時期累計実績。

  • 営業益成長率: 本業利益の成長率。

    【期間】直近四半期累計実績 vs 前年度同時期累計実績。

  • EPS成長率: 1株利益の伸び率。

    【比較】今期会社予想1株利益 / 前期実績1株利益。

  • 営業益進捗率: 今期の達成度。

    【算出】現時点の実績営業利益 / 会社発表の通期予想。

■ 安全性・キャッシュ

  • 自己資本比率: 総資産に占める自己資本の割合。

    【時点】直近四半期末時点。

  • 流動比率: 短期的な支払い能力。

    【算出】流動資産 / 流動負債。

  • FCF: 会社が自由に使える現金創出力。

    【算出】営業CF + 投資CF。

■ バリュエーション

  • PER: 市場の期待値と割安度を判定。

    【更新】毎日大引け後に最新株価で再計算。

  • PBR: 資産価値から見た株価水準。

    【算出】最新株価 × 株数 / (自己株式を除いた純資産)。

  • 配当利回り: 株価に対する配当金の割合。

    【算出】会社予想配当金 / 最新株価。

  • PEGレシオ: 成長性を加味した割安判断指標。

    【算出】PER / EPS成長率。

※ IFRS採用銘柄の「経常利益」には「税引前四半期利益」を代替として表示しています。
※ 3ヶ月単体成績は、四半期累計から前回累計を差し引いた純粋な当期間の実績を算出しています。