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日本和装ホールディングス

スタンダード / サービス業
時価総額: 26.6
決算
10.13
0.41
4.81%
291 +8 (+2.83%)
拡大
前回発表: 2026-05-15
次回予定: -

📌 企業概要

無料の「きもの着付け教室」を入り口として集客し、着物や帯などの和装品の販売仲介を行うビジネスモデルを展開する企業。自社グループ内に製造(はかた匠工芸)、仕入れ、流通、販促、アフターケア(きものリフレッシュセンター)までを抱える「和装業界のワンストップ・ソリューション」が独自の強みである。近年はECサイト「KAERUWA」を通じて洗える着物など手に取りやすい価格帯の自社オリジナル商品を展開し、従来の着付け教室頼みの集客から、デジタルを通じた若年層・潜在顧客の開拓へとマーケティング手法の多角化を進めている。

📌 事業・セグメント動向

当連結会計年度の業績は、売上高44億85百万円(前期比4.7%減)、営業利益3億75百万円(同21.9%減)と減収減益で着地した。この最大の要因は、上期(春教室)の新規顧客数および販売会参加者数が計画を下回ったことにある。体験回数を「3回」から「2回」に減らしてハードルを下げる施策を打ったものの、想定した集客には至らなかった。一方、下期(秋教室)においてはWEBを中心としたプロモーションへ戦略を転換。広告宣伝費は増加したものの、新規顧客数が前年比約117%と好調に推移し、次期への収益ベースを構築できた点は評価できる。既存顧客向けのイベント(きものブリリアンツ大会等)も堅調であり、課題は新規集客の安定化に絞られている。

📌 業績・財務見通し

2026年12月期の通期予想は、売上高45億60百万円〜46億60百万円、営業利益3億97百万円〜4億47百万円のレンジ形式で開示された。同社のビジネスモデルは売上高の約15%を広告宣伝費が占めるプロモーション依存型であり、TVCM等の反響によって業績のボラティリティが高いためである。財務面では、当期の営業キャッシュ・フローが3億85百万円の黒字を確保。有利子負債の返済(22億82百万円の支出等)を進め、負債合計は前期末比6億70百万円減少した。自己資本比率も42.6%(前期末38.9%)へ改善しており、財務体質は着実に強化されている。今後は下期に奏功したWEBマーケティングの横展開と、リニューアルしたECサイト「KAERUWA」によるデジタル販売の成長が、業績安定化の鍵を握る。

最新決算(2026-05-15 発表)

2026年12月期 第1四半期決算

損益実績 (前年比/進捗)

項目 金額 前年比/進捗
売上高 9.7
-1.0%
/21.0%
営業益 -69百万
-86.5%
/-16.4%
経常益 -80百万
-70.2%
/-21.1%
最終益 -68百万
-30.8%
/-26.1%
1株益 -7.6
-31.0%
/-

通期会社予想 (前期比)

項目 予想 前期比
売上高 46.1 +2.8%
営業益 4.2 +12.5%
経常益 3.8 +16.8%
最終益 2.6 +12.8%
1株益 28.7 +12.7%
配当 14.0 -12.5%

財政状態

項目金額
総資産 85.6
純資産 36.0
自己資本 64.4
現預金 23.7
流動資産 83.2
流動負債 31.4
固定負債 18.1

キャッシュフロー・株式

項目金額/株数
営業CF -
投資CF -
減価償却費 5百万
株式情報
発行済株数 9,134,000
自己株式 68,400

業績推移

通期進捗: -16.4 %

通期業績推移

決算期 売上高 営業益 経常益 純利益 1株益 配当
2026.12_予 46.1 4.2 3.8 2.6 28.7 14.0
2025.12_Full 44.9 3.8 3.2 2.3 25.5 16.0
2024.12_Full 47.0 4.8 4.3 3.0 32.7 14.0
2023.12_Full 45.0 3.9 3.5 1.7 19.1 14.0
2022.12_Full 47.7 4.2 3.9 2.4 26.1 13.0

四半期累計比較

売上高 営業益 経常益 純利益 1株益
2026.12_Q1 9.7 -69百万 -80百万 -68百万 -7.6
2025.12_Q1 9.8 -37百万 -47百万 -52百万 -5.8
2024.12_Q1 9.9 -54百万 -62百万 -43百万 -4.8

3ヶ月単体成績

対象期間 売上高 営業益 経常益 純利益 1株益
2026.12_Q1 9.7 -69百万 -80百万 -68百万 -7.6
2025.12_Q4 12.1 1.8 1.7 1.3 14.5
2025.12_Q3 11.2 95百万 84百万 47百万 5.2
2025.12_Q2 11.8 1.4 1.2 1.1 11.7
2025.12_Q1 9.8 -37百万 -47百万 -52百万 -5.8
2024.12_Q4 12.8 1.9 1.7 1.4 15.1
2024.12_Q3 12.1 1.9 1.8 1.1 12.3
2024.12_Q2 12.3 1.6 1.5 91百万 10.2

財務・CF推移

自己資本比率総資産営業CF投資CFFCF
2026.12_Q1 75.2% 85.6 - - -
2025.12_Full 42.6% 87.7 3.9 -93百万 2.9
2024.12_Full 38.9% 93.4 3.4 -46百万 3.0
2023.12_Full 37.5% 92.1 -1.8 -25百万 -2.0
2022.12_Full 38.6% 88.0 27百万 -26百万 1百万

財務指標・セクター比較分析

■ 業種平均より優良 ■ 業種平均より劣後

収益性・効率性

ROE ?
-1.06%
業種平均: 5.03%
営業利益率 ?
-7.14%
業種平均: 6.91%
EBITDA率 ?
-6.64%
業種平均: 10.71%

成長性・進捗

売上成長率 ?
-1.02%
業種平均: 12.29%
営業益成長率 ?
86.49%
業種平均: 44.41%
EPS成長率 ?
12.64%
業種平均: 45.15%
営業益進捗率 ?
-16.4%
業種平均: 74.74%

安全性・キャッシュ

自己資本比率 ?
75.2%
業種平均: 81.34%
流動比率 ?
264.6%
業種平均: 258.13%
FCF ?
-
業種平均: -

バリュエーション

PER ?
10.13
業種平均: 36.18
PBR ?
0.41
業種平均: 2.91
配当利回り ?
4.81%
業種平均: 3.14%
PEGレシオ ?
0.8
業種平均: 2.8

指標の算出方法と定義

■ 収益性・効率性

  • ROE: 自己資本に対する当期利益の割合。

    【算出】直近四半期累計利益 / 自己資本。

  • 営業利益率: 売上高に対する営業利益の割合。

    【算出】直近四半期累計の実績値。

  • EBITDA率: 営業利益に償却費を加えた利益の売上高比。

    【算出】(営業利益 + 減価償却費) / 売上高。

■ 成長性・進捗

  • 売上成長率: 直近の四半期実績を前年同期と比較した伸び率。

    【期間】直近四半期累計実績 vs 前年度同時期累計実績。

  • 営業益成長率: 本業利益の成長率。

    【期間】直近四半期累計実績 vs 前年度同時期累計実績。

  • EPS成長率: 1株利益の伸び率。

    【比較】今期会社予想1株利益 / 前期実績1株利益。

  • 営業益進捗率: 今期の達成度。

    【算出】現時点の実績営業利益 / 会社発表の通期予想。

■ 安全性・キャッシュ

  • 自己資本比率: 総資産に占める自己資本の割合。

    【時点】直近四半期末時点。

  • 流動比率: 短期的な支払い能力。

    【算出】流動資産 / 流動負債。

  • FCF: 会社が自由に使える現金創出力。

    【算出】営業CF + 投資CF。

■ バリュエーション

  • PER: 市場の期待値と割安度を判定。

    【更新】毎日大引け後に最新株価で再計算。

  • PBR: 資産価値から見た株価水準。

    【算出】最新株価 × 株数 / (自己株式を除いた純資産)。

  • 配当利回り: 株価に対する配当金の割合。

    【算出】会社予想配当金 / 最新株価。

  • PEGレシオ: 成長性を加味した割安判断指標。

    【算出】PER / EPS成長率。

※ IFRS採用銘柄の「経常利益」には「税引前四半期利益」を代替として表示しています。
※ 3ヶ月単体成績は、四半期累計から前回累計を差し引いた純粋な当期間の実績を算出しています。