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SBSホールディングス

プライム / 陸運業
時価総額: 1,993.9
決算
14.77
1.03
2.09%
5,020 +535 (+11.93%)
拡大
前回発表: 2026-05-15
次回予定: -

📌 企業概要

3PL(サードパーティ・ロジスティクス)を中心に、EC物流、国際物流、物流不動産開発までをワンストップで提供する総合物流企業。積極的なM&A戦略により事業規模を急速に拡大しており、近年はリコーや東芝、NSK(日本精工)などのメーカー系物流子会社を次々と傘下に収めている。独自の強みは、物流ニーズに合致した大型倉庫を自社で開発・建設し、稼働後に流動化(売却)して資金を回収・再投資する「物流不動産事業」と、本業の「物流事業」を組み合わせたハイブリッド型のビジネスモデルにある。2030年度に向けた新中期経営計画「Harmonized Growth 2030」では、規模の拡大だけでなく、利益率の伴った「均整のとれた成長」を目指している。

📌 事業・セグメント動向

2025年12月期(連結)は、売上高4,903億44百万円(前期比9.4%増)、営業利益212億95百万円(同20.3%増)と、3期ぶりの増収増益かつ過去最高業績を更新した。主力の「物流事業」は、SBS NSKロジスティクス等のM&A効果に加え、不採算拠点の改善や料金適正化が進展し、営業利益が28.9%増と大きく伸長した。「不動産事業」においても、野田瀬戸物流センターA棟の信託受益権譲渡(流動化)を実施したことで、営業利益が12.7%増と堅調に推移し、全社の利益成長を牽引した。規模拡大に伴う利益率の伸び悩みが課題であったが、収益構造改革が着実に成果を上げている点がポジティブである。

📌 業績・財務見通し

2026年12月期の業績予想は、決算短信本文に具体的な数値の記載がないものの、オランダ企業の通期寄与やブリヂストン物流の新規連結による増収効果、利益率向上施策の進展を踏まえた計画となっている。中長期的な目標として、2030年度に売上高7,000億円、物流事業の営業利益率4.5%を掲げている。財務面では、M&Aや倉庫開発に向けた先行投資により有利子負債が増加傾向にあるが、当期の営業キャッシュ・フローは354億32百万円の収入(前期比196億円増)と大幅に改善しており、投資資金の自律的な創出能力が高まっている。当面は積極投資フェーズが続くため、増資等による資金調達の可能性もゼロではないが、不動産流動化による資金回収サイクルが機能している間は、過度な希薄化リスクは抑えられると判断される。株主還元については、安定的な配当を継続しつつ、成長投資への資金配分を優先する方針とみられる。

最新決算(2026-05-15 発表)

2026年12月期 第1四半期決算

損益実績 (前年比/進捗)

項目 金額 前年比/進捗
売上高 1,534.1
+36.0%
/27.4%
営業益 131.1
+309.6%
/54.6%
経常益 130.3
+319.9%
/54.3%
最終益 83.1
+634.2%
/61.6%
1株益 209.3
+633.8%
/-

通期会社予想 (前期比)

項目 予想 前期比
売上高 5,600.0 +14.2%
営業益 240.0 +12.7%
経常益 240.0 +13.5%
最終益 135.0 +14.6%
1株益 339.9 +14.6%
配当 105.0 +16.7%

財政状態

項目金額
総資産 3,515.7
純資産 1,315.8
自己資本 1,927.0
現預金 359.0
流動資産 1,572.4
流動負債 1,188.4
固定負債 1,011.6

キャッシュフロー・株式

項目金額/株数
営業CF -
投資CF -
減価償却費 35.5
株式情報
発行済株数 39,718,200
自己株式 833

業績推移

通期進捗: 54.6 %

通期業績推移

決算期 売上高 営業益 経常益 純利益 1株益 配当
2026.12_予 5,600.0 240.0 240.0 135.0 339.9 105.0
2025.12_Full 4,903.4 213.0 211.4 117.8 296.7 90.0
2024.12_Full 4,481.5 177.0 184.6 96.2 242.2 70.0
2023.12_Full 4,319.1 197.2 197.5 100.6 253.2 65.0
2022.12_Full 4,554.8 218.4 214.0 117.3 295.4 61.0

四半期累計比較

売上高 営業益 経常益 純利益 1株益
2026.12_Q1 1,534.1 131.1 130.3 83.1 209.3
2025.12_Q1 1,128.2 32.0 31.0 11.3 28.5
2024.12_Q1 1,138.1 81.1 81.8 48.9 123.0

3ヶ月単体成績

対象期間 売上高 営業益 経常益 純利益 1株益
2026.12_Q1 1,534.1 131.1 130.3 83.1 209.3
2025.12_Q4 1,259.8 39.6 37.6 21.6 54.3
2025.12_Q3 1,358.2 109.5 110.2 68.7 172.9
2025.12_Q2 1,157.2 31.9 32.6 16.3 41.0
2025.12_Q1 1,128.2 32.0 31.0 11.3 28.5
2024.12_Q4 1,178.6 44.8 48.7 20.7 52.0
2024.12_Q3 1,085.4 22.7 22.1 11.0 27.6
2024.12_Q2 1,079.3 28.5 32.0 15.7 39.6

財務・CF推移

自己資本比率総資産営業CF投資CFFCF
2026.12_Q1 54.8% 3,515.7 - - -
2025.12_Full 27.9% 3,468.5 354.3 -285.4 68.9
2024.12_Full 27.8% 3,172.9 158.1 -167.2 -9.2
2023.12_Full 26.4% 3,013.2 141.1 -101.8 39.3
2022.12_Full 23.7% 2,969.0 224.1 -159.0 65.1

財務指標・セクター比較分析

■ 業種平均より優良 ■ 業種平均より劣後

収益性・効率性

ROE ?
4.31%
業種平均: 4.98%
営業利益率 ?
8.55%
業種平均: 8.62%
EBITDA率 ?
11%
業種平均: 15.04%

成長性・進捗

売上成長率 ?
35.97%
業種平均: 4.79%
営業益成長率 ?
309.56%
業種平均: 32.38%
EPS成長率 ?
14.56%
業種平均: 555.49%
営業益進捗率 ?
54.6%
業種平均: 93.44%

安全性・キャッシュ

自己資本比率 ?
54.8%
業種平均: 74.18%
流動比率 ?
132.3%
業種平均: 114.98%
FCF ?
-
業種平均: -

バリュエーション

PER ?
14.77
業種平均: 15.88
PBR ?
1.03
業種平均: 0.68
配当利回り ?
2.09%
業種平均: 2.45%
PEGレシオ ?
1.01
業種平均: 4.96

指標の算出方法と定義

■ 収益性・効率性

  • ROE: 自己資本に対する当期利益の割合。

    【算出】直近四半期累計利益 / 自己資本。

  • 営業利益率: 売上高に対する営業利益の割合。

    【算出】直近四半期累計の実績値。

  • EBITDA率: 営業利益に償却費を加えた利益の売上高比。

    【算出】(営業利益 + 減価償却費) / 売上高。

■ 成長性・進捗

  • 売上成長率: 直近の四半期実績を前年同期と比較した伸び率。

    【期間】直近四半期累計実績 vs 前年度同時期累計実績。

  • 営業益成長率: 本業利益の成長率。

    【期間】直近四半期累計実績 vs 前年度同時期累計実績。

  • EPS成長率: 1株利益の伸び率。

    【比較】今期会社予想1株利益 / 前期実績1株利益。

  • 営業益進捗率: 今期の達成度。

    【算出】現時点の実績営業利益 / 会社発表の通期予想。

■ 安全性・キャッシュ

  • 自己資本比率: 総資産に占める自己資本の割合。

    【時点】直近四半期末時点。

  • 流動比率: 短期的な支払い能力。

    【算出】流動資産 / 流動負債。

  • FCF: 会社が自由に使える現金創出力。

    【算出】営業CF + 投資CF。

■ バリュエーション

  • PER: 市場の期待値と割安度を判定。

    【更新】毎日大引け後に最新株価で再計算。

  • PBR: 資産価値から見た株価水準。

    【算出】最新株価 × 株数 / (自己株式を除いた純資産)。

  • 配当利回り: 株価に対する配当金の割合。

    【算出】会社予想配当金 / 最新株価。

  • PEGレシオ: 成長性を加味した割安判断指標。

    【算出】PER / EPS成長率。

※ IFRS採用銘柄の「経常利益」には「税引前四半期利益」を代替として表示しています。
※ 3ヶ月単体成績は、四半期累計から前回累計を差し引いた純粋な当期間の実績を算出しています。