2330

フォーサイド

スタンダード / 情報・通信業
時価総額: 34.1
決算
42.16
0.71
0%
78 +1 (+1.3%)
拡大
前回発表: 2026-05-13
次回予定: -

📌 企業概要

アミューズメント施設向け景品(プライズ)の企画・販売を祖業とし、近年は積極的なM&Aを通じてAI関連、総合人材、物流へと事業領域を多角化している。主力子会社のブレイクによるプライズ事業は、キャラクターグッズや雑貨系商材を強みに、訪日外国人客の増加に伴うゲームセンターの活況を捉えて安定した収益基盤を構築している。2025年3月には総合人材サービスのantzを買収し、深刻な人手不足が続くIT、物流、医療業界向けの人材派遣事業へ本格参入した。独自の強みは、既存のキャラクターライセンス事業で培った企画力を、急成長するAI・人材・物流市場へ機動的に結びつける事業転換のスピード感にあり、複数の収益柱を持つことで特定の市場変動リスクを分散させている。

📌 事業・セグメント動向

当連結会計年度は、営業収益87億48百万円(前期比63.8%増)、営業利益4億63百万円(同821.6%増)と大幅な増収増益を達成した。最大の勝因はAI関連事業におけるGPUサーバーの大型案件獲得(売上30億97百万円)と、antz買収による総合人材サービス事業の新規連結(売上14億27百万円)である。セグメント別では、プライズ事業がゲーセン集客の好転により営業利益35.7%増と堅調に推移し、物流事業もantz参入によるシナジーで増収増益となった。一方で、AI関連事業は第4四半期に新規受注がゼロ件となるなど急速に減速している。これはGPUサーバー市場への同業他社の参入激化が要因であり、特需が一巡した形となっている。出版等のマスターライツ事業は「Cuugal」の発行部数減により赤字を継続したが、制作コストの削減により損失幅は縮小した。

📌 業績・財務見通し

2026年12月期の通期予想は、営業収益59億98百万円(当期比31.4%減)、営業利益1億8百万円(同76.6%減)と大幅な減収減益を見込む。これは当期利益を押し上げたGPUサーバー特需の剥落を前提とした保守的な計画である。今後はGPU販売に代わり、AIを活用した新たなDXツールの開発提案や、antzを軸としたIT・物流人材派遣のシナジー最大化に注力し、ストック型の収益基盤再構築を急ぐ。財務面では、antz買収に伴うのれんの増加や借入増があったものの、当期の大幅黒字により現金及び現金同等物は21億97百万円(前期末比約8億円増)と潤沢に保有している。自己資本比率も向上しており、現時点での増資による希薄化リスクは低い。還元方針は、当面は新規事業への投資を優先するフェーズにある。

最新決算(2026-05-13 発表)

2026年12月期 第1四半期決算

損益実績 (前年比/進捗)

項目 金額 前年比/進捗
売上高 14.1
-5.2%
/23.4%
営業益 32百万
-45.8%
/29.6%
経常益 35百万
-41.7%
/30.7%
最終益 34百万
-38.2%
/42.5%
1株益 0.8
-39.2%
/-

通期会社予想 (前期比)

項目 予想 前期比
売上高 60.0 -31.4%
営業益 1.1 -76.7%
経常益 1.1 -76.2%
最終益 80百万 -81.8%
1株益 1.9 -81.9%
配当 - -

財政状態

項目金額
総資産 44.6
純資産 31.1
自己資本 47.8
現預金 24.3
流動資産 36.6
流動負債 8.1
固定負債 5.3

キャッシュフロー・株式

項目金額/株数
営業CF -
投資CF -
減価償却費 15百万
株式情報
発行済株数 43,687,704
自己株式 96,414

業績推移

通期進捗: 29.6 %

通期業績推移

決算期 売上高 営業益 経常益 純利益 1株益 配当
2026.12_予 60.0 1.1 1.1 80百万 1.8 -
2025.12_Full 87.5 4.6 4.8 4.4 10.2 -
2024.12_Full 53.4 50百万 47百万 64百万 1.6 -
2023.12_Full 48.2 52百万 44百万 1.1 3.3 -
2022.12_Full 49.9 -75百万 -74百万 -1.1 -3.3 -

四半期累計比較

売上高 営業益 経常益 純利益 1株益
2026.12_Q1 14.1 32百万 35百万 34百万 0.8
2025.12_Q1 14.8 59百万 60百万 55百万 1.3
2024.12_Q1 9.9 -28百万 -24百万 -38百万 -1.0

3ヶ月単体成績

対象期間 売上高 営業益 経常益 純利益 1株益
2026.12_Q1 14.1 32百万 35百万 34百万 0.8
2025.12_Q4 19.1 70百万 72百万 61百万 1.4
2025.12_Q3 30.9 2.1 2.1 2.1 4.8
2025.12_Q2 22.7 1.3 1.4 1.2 2.7
2025.12_Q1 14.8 59百万 60百万 55百万 1.3
2024.12_Q4 16.8 45百万 40百万 89百万 2.3
2024.12_Q3 14.6 73百万 67百万 50百万 1.3
2024.12_Q2 12.1 -40百万 -36百万 -37百万 -1.0

財務・CF推移

自己資本比率総資産営業CF投資CFFCF
2026.12_Q1 107.1% 44.6 - - -
2025.12_Full 65.3% 47.1 6.7 2.2 8.9
2024.12_Full 70.1% 35.7 1.6 -6.0 -4.3
2023.12_Full 35.4% 44.5 1.2 -61百万 54百万

財務指標・セクター比較分析

■ 業種平均より優良 ■ 業種平均より劣後

収益性・効率性

ROE ?
0.71%
業種平均: 4.89%
営業利益率 ?
2.28%
業種平均: 8.87%
EBITDA率 ?
4.5%
業種平均: 11.92%

成長性・進捗

売上成長率 ?
-5.19%
業種平均: 15.71%
営業益成長率 ?
-45.76%
業種平均: 46.51%
EPS成長率 ?
-81.81%
業種平均: 20.57%
営業益進捗率 ?
29.6%
業種平均: 66.77%

安全性・キャッシュ

自己資本比率 ?
107.1%
業種平均: 87%
流動比率 ?
449.9%
業種平均: 328.93%
FCF ?
-
業種平均: -

バリュエーション

PER ?
42.16
業種平均: 41.8
PBR ?
0.71
業種平均: 3.87
配当利回り ?
0%
業種平均: 2.73%
PEGレシオ ?
0
業種平均: 5.59

指標の算出方法と定義

■ 収益性・効率性

  • ROE: 自己資本に対する当期利益の割合。

    【算出】直近四半期累計利益 / 自己資本。

  • 営業利益率: 売上高に対する営業利益の割合。

    【算出】直近四半期累計の実績値。

  • EBITDA率: 営業利益に償却費を加えた利益の売上高比。

    【算出】(営業利益 + 減価償却費) / 売上高。

■ 成長性・進捗

  • 売上成長率: 直近の四半期実績を前年同期と比較した伸び率。

    【期間】直近四半期累計実績 vs 前年度同時期累計実績。

  • 営業益成長率: 本業利益の成長率。

    【期間】直近四半期累計実績 vs 前年度同時期累計実績。

  • EPS成長率: 1株利益の伸び率。

    【比較】今期会社予想1株利益 / 前期実績1株利益。

  • 営業益進捗率: 今期の達成度。

    【算出】現時点の実績営業利益 / 会社発表の通期予想。

■ 安全性・キャッシュ

  • 自己資本比率: 総資産に占める自己資本の割合。

    【時点】直近四半期末時点。

  • 流動比率: 短期的な支払い能力。

    【算出】流動資産 / 流動負債。

  • FCF: 会社が自由に使える現金創出力。

    【算出】営業CF + 投資CF。

■ バリュエーション

  • PER: 市場の期待値と割安度を判定。

    【更新】毎日大引け後に最新株価で再計算。

  • PBR: 資産価値から見た株価水準。

    【算出】最新株価 × 株数 / (自己株式を除いた純資産)。

  • 配当利回り: 株価に対する配当金の割合。

    【算出】会社予想配当金 / 最新株価。

  • PEGレシオ: 成長性を加味した割安判断指標。

    【算出】PER / EPS成長率。

※ IFRS採用銘柄の「経常利益」には「税引前四半期利益」を代替として表示しています。
※ 3ヶ月単体成績は、四半期累計から前回累計を差し引いた純粋な当期間の実績を算出しています。