175A

Will Smart

グロース / 情報・通信業
時価総額: 9.6
決算
23.84
0
0%
648 -22 (-3.28%)
拡大
前回発表: 2026-05-15
次回予定: -

📌 企業概要

地方の交通課題や物流の効率化をテクノロジーで解決するモビリティ関連のDX支援企業。「地方部におけるモビリティ社会の実現」をビジョンに掲げ、自治体や大企業と連携したシステム開発・運営に強みを持つ。独自の強みは、2025年12月に日本初となる国土交通省の型式指定を取得した「OBDⅡ型デジタル式運行記録計(デジタルタコグラフ)」だ。これにより、設置が容易なデジタコとして中小トラック運送事業者への一気通貫したソリューション提供が可能となり、2024年問題以降の物流DX市場でのプレゼンスを高めている。NTTドコモやゼンリンとの強力なパートナーシップも、全国展開に向けた参入障壁となっている。

📌 事業・セグメント動向

直近の経営成績は売上高8億521万円、営業損失2億8308万円と、赤字幅が拡大する厳しい着地となった。主な敗因は、主力顧客のカーシェア事業終了に伴う受託開発案件の消滅や、EV市場の成長鈍化による充電インフラ投資の延期・縮小である。一方で、保守運用やライセンス料によるストック収益は着実に積み上がっており、収益の質は改善傾向にある。物流分野では、2024年4月の労働規制強化や2025年の法改正を背景に運行データの可視化ニーズが急増しており、次期に本格投入するデジタコへの引き合いは強い。地域公共交通においても、大阪・関西万博向けシステムの提供や自治体のライドシェア導入支援など、国策(交通空白解消・集中対策期間)に合致した案件を確実に獲得している。

📌 業績・財務見通し

2026年12月期の通期予想は、売上高11億5000万円、営業利益5000万円と、悲願の黒字転換を見込む。成長の柱は、同年4月に販売開始を控えるOBDⅡ型デジタコの寄与である。ただし、財務面は極めて深刻な局面にあり、期末の自己資本比率は0.7%まで低下、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められている。これに対し、2026年度上期の早い段階で既存株主等からの資本増強(増資)を実行する方針を明示しており、この成否が最大の焦点となる。現預金は1億462万円と薄く、運転資金確保のための金融機関との連携強化が急務だ。現状、配当による還元は困難であり、当面は財務基盤の安定と黒字定着を最優先するフェーズにある。

最新決算(2026-05-15 発表)

2026年12月期 第1四半期決算

損益実績 (前年比/進捗)

項目 金額 前年比/進捗
売上高 2.1
-3.3%
/17.9%
営業益 -51百万
+25.0%
/-102.0%
経常益 -53百万
+1.9%
/-106.0%
最終益 -54百万
0.0%
/-135.0%
1株益 -37.0
+1.4%
/-

通期会社予想 (前期比)

項目 予想 前期比
売上高 11.5 +42.9%
営業益 50百万 +117.7%
経常益 50百万 +119.3%
最終益 40百万 +109.6%
1株益 27.2 +109.6%
配当 - -

財政状態

項目金額
総資産 4.2
純資産 -51百万
自己資本 -10.1
現預金 1.8
流動資産 3.8
流動負債 4.6
固定負債 6百万

キャッシュフロー・株式

項目金額/株数
営業CF -
投資CF -
減価償却費 729,000
株式情報
発行済株数 1,486,900
自己株式 0

業績推移

通期進捗: -102 %

通期業績推移

決算期 売上高 営業益 経常益 純利益 1株益 配当
2026.12_予 11.5 50百万 50百万 40百万 26.9 -
2025.12_Full 8.1 -2.8 -2.6 -4.2 -283.2 -
2024.12_Full 5.1 -2.3 -2.2 -2.2 -154.7 -
2024.03_Full 10.9 36百万 35百万 27百万 21.8 -
2023.03_Full 8.1 -1.8 -1.8 -2.9 -225.1 -

四半期累計比較

売上高 営業益 経常益 純利益 1株益
2026.12_Q1 2.1 -51百万 -53百万 -54百万 -37.0
2025.12_Q1 2.1 -68百万 -54百万 -54百万 -37.5
2024.12_Q1 1.1 -1.3 -1.3 -1.3 -90.4

3ヶ月単体成績

対象期間 売上高 営業益 経常益 純利益 1株益
2026.12_Q1 2.1 -51百万 -53百万 -54百万 -37.0
2025.12_Q4 2.6 -42百万 -40百万 -2.0 -133.1
2025.12_Q3 1.9 -73百万 -66百万 -67百万 -45.7
2025.12_Q2 1.5 -1.0 -99百万 -99百万 -68.0
2025.12_Q1 2.1 -68百万 -54百万 -54百万 -37.5
2024.12_Q3 2.8 8百万 13百万 15百万 10.4
2024.12_Q2 1.2 -1.1 -1.1 -1.1 -76.5
2024.12_Q1 1.1 -1.3 -1.3 -1.3 -90.4

財務・CF推移

自己資本比率総資産営業CF投資CFFCF
2026.12_Q1 -241.2% 4.2 - - -
2025.12_Full 0.7% 4.4 -1.2 -61百万 -1.8
2024.12_Full 62.3% 6.6 -1.8 -14百万 -2.0
2024.03_Full 40.2% 7.8 -1.8 -14百万 -2.0

財務指標・セクター比較分析

■ 業種平均より優良 ■ 業種平均より劣後

収益性・効率性

ROE ?
5.37%
業種平均: 4.89%
営業利益率 ?
-24.76%
業種平均: 8.87%
EBITDA率 ?
-24.4%
業種平均: 11.92%

成長性・進捗

売上成長率 ?
-3.29%
業種平均: 15.71%
営業益成長率 ?
-25%
業種平均: 46.51%
EPS成長率 ?
-109.6%
業種平均: 20.57%
営業益進捗率 ?
-102%
業種平均: 66.77%

安全性・キャッシュ

自己資本比率 ?
-241.2%
業種平均: 87%
流動比率 ?
82.4%
業種平均: 328.93%
FCF ?
-
業種平均: -

バリュエーション

PER ?
23.84
業種平均: 41.8
PBR ?
0
業種平均: 3.87
配当利回り ?
0%
業種平均: 2.73%
PEGレシオ ?
0
業種平均: 5.59

指標の算出方法と定義

■ 収益性・効率性

  • ROE: 自己資本に対する当期利益の割合。

    【算出】直近四半期累計利益 / 自己資本。

  • 営業利益率: 売上高に対する営業利益の割合。

    【算出】直近四半期累計の実績値。

  • EBITDA率: 営業利益に償却費を加えた利益の売上高比。

    【算出】(営業利益 + 減価償却費) / 売上高。

■ 成長性・進捗

  • 売上成長率: 直近の四半期実績を前年同期と比較した伸び率。

    【期間】直近四半期累計実績 vs 前年度同時期累計実績。

  • 営業益成長率: 本業利益の成長率。

    【期間】直近四半期累計実績 vs 前年度同時期累計実績。

  • EPS成長率: 1株利益の伸び率。

    【比較】今期会社予想1株利益 / 前期実績1株利益。

  • 営業益進捗率: 今期の達成度。

    【算出】現時点の実績営業利益 / 会社発表の通期予想。

■ 安全性・キャッシュ

  • 自己資本比率: 総資産に占める自己資本の割合。

    【時点】直近四半期末時点。

  • 流動比率: 短期的な支払い能力。

    【算出】流動資産 / 流動負債。

  • FCF: 会社が自由に使える現金創出力。

    【算出】営業CF + 投資CF。

■ バリュエーション

  • PER: 市場の期待値と割安度を判定。

    【更新】毎日大引け後に最新株価で再計算。

  • PBR: 資産価値から見た株価水準。

    【算出】最新株価 × 株数 / (自己株式を除いた純資産)。

  • 配当利回り: 株価に対する配当金の割合。

    【算出】会社予想配当金 / 最新株価。

  • PEGレシオ: 成長性を加味した割安判断指標。

    【算出】PER / EPS成長率。

※ IFRS採用銘柄の「経常利益」には「税引前四半期利益」を代替として表示しています。
※ 3ヶ月単体成績は、四半期累計から前回累計を差し引いた純粋な当期間の実績を算出しています。