2266

六甲バター

プライム / 食料品
時価総額: 231.0
決算
13.99
0.34
1.86%
1,077 -22 (-2%)
拡大
前回発表: 2026-05-13
次回予定: -

📌 企業概要

「健康で、明るく、楽しい食文化の提供」を掲げ、チーズ事業を主軸に展開する食品メーカー。2030年に向けた「高付加価値創造企業」への変革を標榜し、連結初年度となる当期より「中期経営計画2027」を始動。売上高の約97%を占めるチーズ部門において圧倒的なプレゼンスを誇る。独自の強みは、国際的な乳製品需給に対応した機動的な購買力と、ブランド価値を背景とした価格決定権にある。また、ナッツ事業大手のミツヤグループとの資本・業務提携を通じ、素材の共有や市場開拓、海外展開といった多角的なシナジー創出を成長戦略の核に据えている。プライム市場上場企業としてガバナンス強化にも注力しており、伝統的な食品製造から高付加価値ソリューション提供への転換を図っている点が特筆される。

📌 事業・セグメント動向

当連結会計年度の売上高は432億93百万円、営業利益は14億35百万円となった。主力のチーズ事業が421億2百万円と売上を牽引。勝因は、原材料価格高騰に対し4月に実施した製品価格の改定が着実に浸透し、収益性が改善した点にある。一方で、大阪・関西万博関連の協賛・販促経費等の増加が利益の押し下げ要因となった。ナッツ事業は6億41百万円と規模は限定的ながら、ミツヤグループとのリソース共有により新市場開拓を進めている。利益面では、乳製品の国際価格上昇に伴う原価圧力を価格改定効果が相殺した形だが、営業活動によるキャッシュ・フローは売上債権の急増(48億66百万円増)等により16億67百万円のマイナスとなっており、効率的な売上債権回収が今後の課題として浮き彫りになった。

📌 業績・財務見通し

2026年12月期の連結業績は、売上高550億円(前年同期比27.0%増)、営業利益23億円(同60.2%増)と大幅な増収増益を予想する。ミツヤグループとの統合効果や海外事業の拡大が本格的に寄与する見通し。財務面では、自己資本比率54.7%と安定した水準を維持。長期借入金30億円の実行により、M&Aや設備投資に向けた成長資金を確保している。現預金は39億15百万円を保有し、有利子負債の借入が先行するものの、自己資本の厚み(純資産333億25百万円)から増資による希薄化リスクは現時点で低い。還元方針については、利益剰余金が278億39百万円と潤沢であり、安定的な株主還元と成長投資のバランスを重視する方針。次期は価格改定効果のフル寄与と統合シナジーによる利益率の向上が期待される。

最新決算(2026-05-13 発表)

2026年12月期 第1四半期決算

損益実績 (前年比/進捗)

項目 金額 前年比/進捗
売上高 127.5
+32.3%
/23.2%
営業益 3.4
+697.7%
/14.9%
経常益 3.3
+617.5%
/14.8%
最終益 1.8
+458.0%
/11.9%
1株益 9.2
+453.8%
/-

通期会社予想 (前期比)

項目 予想 前期比
売上高 550.0 +27.0%
営業益 23.0 +60.3%
経常益 22.0 +65.8%
最終益 15.0 +1.0%
1株益 77.0 +0.9%
配当 20.0 0.0%

財政状態

項目金額
総資産 614.2
純資産 335.1
自己資本 611.4
現預金 119.2
流動資産 321.7
流動負債 211.5
固定負債 67.6

キャッシュフロー・株式

項目金額/株数
営業CF -
投資CF -
減価償却費 -
株式情報
発行済株数 21,452,125
自己株式 1,969,303

業績推移

通期進捗: 14.9 %

通期業績推移

決算期 売上高 営業益 経常益 純利益 1株益 配当
2026.12_予 550.0 23.0 22.0 15.0 77.0 20.0
2025.12_Full 432.9 14.4 13.3 14.9 76.3 20.0
2024.12_Full 429.2 18.7 19.6 10.4 53.4 20.0
2023.12_Full 443.0 6.3 6.5 4.5 22.9 25.0
2022.12_Full 419.2 3.5 3.6 2.2 11.3 20.0

四半期累計比較

売上高 営業益 経常益 純利益 1株益
2026.12_Q1 127.5 3.4 3.3 1.8 9.2
2025.12_Q1 96.4 43百万 -63百万 -50百万 -2.6
2024.12_Q1 103.1 4.4 5.0 3.7 19.0

3ヶ月単体成績

対象期間 売上高 営業益 経常益 純利益 1株益
2026.12_Q1 127.5 3.4 3.3 1.8 9.2
2025.12_Q4 122.9 6.9 6.9 9.7 50.0
2025.12_Q3 104.7 2.6 3.0 3.1 16.0
2025.12_Q2 108.9 4.4 4.0 2.5 12.8
2025.12_Q1 96.4 43百万 -63百万 -50百万 -2.6
2024.12_Q4 116.0 4.2 5.9 4.8 24.6
2024.12_Q3 99.7 3.3 1.4 -3.4 -17.5
2024.12_Q2 110.4 6.8 7.4 5.3 27.4

財務・CF推移

自己資本比率総資産営業CF投資CFFCF
2026.12_Q1 99.5% 614.2 - - -
2025.12_Full 54.7% 609.4 -16.7 -21.7 -38.4
2024.12_Full 60% 514.0 36.7 -16.5 20.2
2023.12_Full 59% 509.9 32.4 -10.0 22.4
2022.12_Full 56.8% 514.2 10.9 -12.5 -1.6

財務指標・セクター比較分析

■ 業種平均より優良 ■ 業種平均より劣後

収益性・効率性

ROE ?
0.29%
業種平均: 3.78%
営業利益率 ?
2.69%
業種平均: 5.17%
EBITDA率 ?
2.69%
業種平均: 8.73%

成長性・進捗

売上成長率 ?
-
業種平均: 5.24%
営業益成長率 ?
-
業種平均: 9.54%
EPS成長率 ?
0.96%
業種平均: 7.42%
営業益進捗率 ?
14.9%
業種平均: 97.72%

安全性・キャッシュ

自己資本比率 ?
99.5%
業種平均: 91.89%
流動比率 ?
152.1%
業種平均: 221.26%
FCF ?
-
業種平均: -

バリュエーション

PER ?
13.99
業種平均: 31.25
PBR ?
0.34
業種平均: 1.02
配当利回り ?
1.86%
業種平均: 2.56%
PEGレシオ ?
14.57
業種平均: 8.9

指標の算出方法と定義

■ 収益性・効率性

  • ROE: 自己資本に対する当期利益の割合。

    【算出】直近四半期累計利益 / 自己資本。

  • 営業利益率: 売上高に対する営業利益の割合。

    【算出】直近四半期累計の実績値。

  • EBITDA率: 営業利益に償却費を加えた利益の売上高比。

    【算出】(営業利益 + 減価償却費) / 売上高。

■ 成長性・進捗

  • 売上成長率: 直近の四半期実績を前年同期と比較した伸び率。

    【期間】直近四半期累計実績 vs 前年度同時期累計実績。

  • 営業益成長率: 本業利益の成長率。

    【期間】直近四半期累計実績 vs 前年度同時期累計実績。

  • EPS成長率: 1株利益の伸び率。

    【比較】今期会社予想1株利益 / 前期実績1株利益。

  • 営業益進捗率: 今期の達成度。

    【算出】現時点の実績営業利益 / 会社発表の通期予想。

■ 安全性・キャッシュ

  • 自己資本比率: 総資産に占める自己資本の割合。

    【時点】直近四半期末時点。

  • 流動比率: 短期的な支払い能力。

    【算出】流動資産 / 流動負債。

  • FCF: 会社が自由に使える現金創出力。

    【算出】営業CF + 投資CF。

■ バリュエーション

  • PER: 市場の期待値と割安度を判定。

    【更新】毎日大引け後に最新株価で再計算。

  • PBR: 資産価値から見た株価水準。

    【算出】最新株価 × 株数 / (自己株式を除いた純資産)。

  • 配当利回り: 株価に対する配当金の割合。

    【算出】会社予想配当金 / 最新株価。

  • PEGレシオ: 成長性を加味した割安判断指標。

    【算出】PER / EPS成長率。

※ IFRS採用銘柄の「経常利益」には「税引前四半期利益」を代替として表示しています。
※ 3ヶ月単体成績は、四半期累計から前回累計を差し引いた純粋な当期間の実績を算出しています。