○添付資料の目次

 

1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2

(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2

(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………4

(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………5

(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………6

(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………7

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………7

3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………8

(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………8

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………10

(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………13

(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………15

(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………17

(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………17

(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………17

(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………22

(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………22

 

 

1.経営成績等の概況

(1)当期の経営成績の概況

当連結会計年度(2025年4月1日~2026年3月31日、以下、「当期」という。)の日本経済は、雇用・所得環境が改善する下で、設備投資や個人消費などで回復の動きが見られました。一方、中東情勢の影響や、金融資本市場の変動の影響、アメリカの通商政策をめぐる動向などに留意が必要な状況が続きました。

このような状況において、当社グループは、「安全・安心・快適・便利」な社会を実現する「社会システム産業」の構築をめざし、「セコムグループ2030年ビジョン」の実現に取り組んできました。また、ビジョン実現に向けて今後の目指すべき方向性をより明確化し、成長をさらに確かなものとするために「セコムグループ ロードマップ2027」を策定し、各種取り組みを積極的に展開しました。なお、社会課題の複雑化が一層加速するなかで、2040年に向けて目指す方向を明確にするために、2026年5月に「セコムグループ2040年ビジョン」を策定しました。詳細については、2026年5月12日公表の「セコムグループ2040年ビジョン策定のお知らせ」をご参照ください。

2025年3月には、セキュリティロボット「cocobo」が遠隔操作型小型車の適合審査に合格し、警備会社が提供するロボットとして初めて公道を含む道路の走行が可能になりました。これにより、敷地周辺の公道で昼夜を問わず活用できるようになり、人とロボットの力を融合させた高度なセキュリティをより多くの場所に提供いたしました。また7月には、家庭向けAEDとしては日本初となるオートショック機能を搭載したAED「セコム・MyAED」を販売開始しました。2026年2月には、国内大手電気通信事業者と共同で陸上自衛隊向けリモート警備システムの構築を受託するなど、様々な取り組みを通じて、ますます多様化・高度化するお客様の安心ニーズに対し、きめ細やかな切れ目のないサービスを提供することに努めました。

2025年4月から10月にかけて開催された2025年日本国際博覧会(略称「大阪・関西万博」)では、会場内全域の人的警備で主要な役割を果たしたほか、監視カメラや入退室管理システムなどを多数導入し、安全な会場運営をサポートしました。

また、2025年10月には、世界各地で建設が相次いでいるデータセンターを運営する欧米企業などを中心に、強固な顧客基盤を持つグローバルセキュリティSI(注1)企業のAVTEL Holdings Pte. Ltd.を完全子会社化しました。

さらに、2025年12月には、国際的な環境NGOのCDPが2025年に実施した気候変動及び水セキュリティへの取り組みに関する調査において、最高評価となる「Aリスト」に2年連続でダブル選定されました。加えて、2025年10月と2026年2月には、日本経済新聞社の新たな株価指数である「日経平均株主還元株40指数」(注2)と「日経モート株指数」(注3)に選定されました。

(注1)グローバルセキュリティSI(System Integration):世界各地で事業展開するグローバル企業から、国・地域を跨いで統一した入退室管理システムや監視カメラ等のセキュリティシステムの導入コンサルティング、販売、工事等を請け負うサービス

(注2)日経平均株主還元株40指数:日経平均株価の構成銘柄(金融・不動産を除く)のうち株主還元利回りの高い40銘柄から構成される時価総額×利回りウエート方式の株価指数

(注3)日経モート株指数:東京証券取引所プライム市場に上場する銘柄(金融を除く)から「モート(経済の濠)」を備えるとみなされる30銘柄を選定した等ウエート方式の株価指数

 

セグメントごとの業績につきましては、次のとおりであります。

 

セキュリティサービス事業では、事業所向け・家庭向けのセントラライズドシステム(オンライン・セキュリティシステム)を中心に、常駐警備や現金護送のサービスを提供するとともに、安全商品を販売しております。

事業所向けでは、防犯や防災をはじめ、従業員の就業管理などによる事業効率化に至るまで、企業の事業運営に有益な機能をオールインワンで提供するシステムセキュリティ「AZ」を提供しております。当期は、「AZ」と監視カメラとの連携を強化し、セキュリティ機能および操作性の向上を図ることで拡販に努めました。また、従業員が店舗や訪問先などでカスタマーハラスメント被害にあった際、あらかじめ登録した上司に通報すると同時に音声を録音するアプリを開発し、10月から実証実験を開始しました。

家庭向けでは、防犯・防火ニーズに加え、お客様の生活スタイルに柔軟に対応でき、様々な機器と接続することでサービスを拡張できる「セコム・ホームセキュリティNEO」を提供しております。当期は、「セコム・ホームセキュリティNEO」に顔認証機能を搭載した操作機器をラインアップし、操作性の向上とセキュリティ機能の強化を図ることで、ホームセキュリティシステムを積極的に拡販しました。

 

海外では、経済発展が続く東南アジアを中心に、緊急対処サービスや画像監視を特長とするセキュリティサービスの拡販に努めるとともに、最先端技術を取り込みながら機械警備のデジタルトランスフォーメーションを推進し、現地市場に適応したサービス、システムの開発・導入を推進しました。

当期は事業所向け・家庭向けのセントラライズドシステム(オンライン・セキュリティシステム)の販売が堅調に推移したことおよび価格改定(値上げ)の影響や、常駐警備サービスの増収などにより、売上高は6,606億円(前期比4.3%増加)となり、営業利益は1,238億円(前期比7.7%増加)となりました。

 

防災事業では、オフィスビル、プラント、トンネル、文化財、船舶、住宅といった様々な施設に対し、お客様のご要望に応えた高品質な自動火災報知設備や消火設備などの各種防災システムを提供しております。当期も、国内防災業界大手2社である能美防災株式会社およびニッタン株式会社が、それぞれの営業基盤や商品開発力などを活かした防災システムの受注に努めました。

当期は火災報知設備などの増収により、売上高は1,868億円(前期比5.5%増加)となり、営業利益は原価率の改善により、247億円(前期比23.1%増加)となりました。

 

メディカルサービス事業では、訪問看護サービスや薬剤提供サービスなどの在宅医療サービスを中心として、シニアレジデンスの運営、電子カルテの提供、医療機器・医薬品等の販売、介護サービス、医療機関向け不動産賃貸等様々なメディカルサービスを提供しております。

当期は医療機器・医薬品の販売が好調だったことおよびインドにおける総合病院事業会社タクシャシーラ ホスピタルズ オペレーティング Pvt.Ltd.の増収などにより、売上高は920億円(前期比6.8%増加)となり、営業利益は62億円(前期比15.6%増加)となりました。

 

保険事業では、当期もセキュリティシステム導入によるリスク軽減を保険料に反映した事業所向けの「火災保険セキュリティ割引」や家庭総合保険「セコム安心マイホーム保険」、ガン治療費の実額を補償する「自由診療保険メディコム」、セコムの緊急対処員が要請に応じて事故現場に急行するサービスを付帯した自動車総合保険「セコム安心マイカー保険」など、当社グループならではの保険の販売を推進しました。

当期はセコム損害保険株式会社のガン保険「自由診療保険メディコム」および自動車保険の販売が堅調に推移したこと、運用収益の増収などにより、売上高は654億円(前期比10.2%増加)となり、営業利益は自然災害による損害の減少、販売費及び一般管理費の減少などにより、59億円(前期比41.2%増加)となりました。

 

地理空間情報サービス事業では、航空機や車両、人工衛星などを利用した測量や計測で地理情報を集積し、加工・処理・解析した空間情報サービスを、国および地方自治体などの公共機関や民間企業、さらには新興国や発展途上国を含めた諸外国政府機関に提供しております。

当期は国内公共部門の増収により、売上高は606億円(前期比3.9%増加)となり、営業利益は国内公共部門の原価率の改善、販売費及び一般管理費の減少により、53億円(前期比55.9%増加)となりました。

 

BPO・ICT事業では、データセンターを中核に、セコムならではのBCP(事業継続計画)支援や情報セキュリティ、クラウドサービス、認証サービスの提供に加えて、コンタクトセンター業務を含む様々なBPO業務の受託・運営を行っています。

当期はデータセンター事業の増収およびサーバーなどの機器販売が好調だったことなどにより、売上高は1,299億円(前期比1.1%増加)となり、営業利益は前期に稼働開始した新たなデータセンターの影響などによる原価の増加により、89億円(前期比1.9%減少)となりました。

 

その他事業には、不動産賃貸および建築設備工事などが含まれます。

当期は売上高は613億円(前期比7.6%増加)となり、営業利益は92億円(前期比7.6%増加)となりました。

 

 

これらの結果、当期における連結売上高はすべての事業セグメントの増収により、1兆2,568億円(前期比4.7%増加)となり、営業利益は1,603億円(前期比11.1%増加)となりました。経常利益は米国などにおける投資事業組合運用益が123億円減少したことなどにより、1,821億円(前期比4.0%増加)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は1,126億円(前期比4.2%増加)となりました。

なお、当期の売上高、営業利益、経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益はいずれも過去最高を達成することができました。

 

(2)当期の財政状態の概況

当期末の総資産は、前期末に比べ845億円(3.9%)増加の2兆2,301億円となりました。

流動資産は、有価証券が114億円(32.9%)増加の463億円、受取手形、売掛金及び契約資産が110億円(6.5%)増加の1,809億円、仕掛品が72億円(105.0%)増加の141億円、現金及び預金が137億円(3.4%)減少の3,949億円となり、流動資産合計は前期末比128億円(1.3%)増加の9,816億円となりました。

固定資産は、投資有価証券が451億円(10.4%)増加の4,808億円、有形固定資産が152億円(3.4%)増加の4,644億円、退職給付に係る資産が114億円(15.7%)増加の847億円となり、固定資産合計は前期末比717億円(6.1%)増加の1兆2,484億円となりました。

負債は、前期末に比べ326億円(4.7%)増加の7,304億円となりました。

流動負債は、支払手形及び買掛金が77億円(18.8%)増加の488億円、未払法人税等が63億円(24.4%)増加の321億円、現金護送業務用預り金が43億円(3.6%)増加の1,253億円、未払消費税等が40億円(42.7%)増加の136億円となり、流動負債合計は前期末比260億円(6.9%)増加の4,053億円となりました。

固定負債は、保険契約準備金が25億円(1.4%)増加の1,929億円、繰延税金負債が25億円(9.9%)増加の278億円となり、固定負債合計は前期末比65億円(2.1%)増加の3,250億円となりました。

 

純資産は、利益剰余金が715億円(5.8%)の増加、自己株式が599億円(33.9%)の減少、その他有価証券評価差額金が266億円(69.0%)の増加、退職給付に係る調整累計額が43億円(58.0%)の増加、非支配株主持分が77億円(4.4%)の増加となり、純資産合計は前期末比519億円(3.6%)増加の1兆4,996億円となりました。

 

 

(3)当期のキャッシュ・フローの概況

当期における現金及び現金同等物(以下「資金」)の状況は以下のとおりであります。

 

 

 

(単位:百万円)

 

2025年3月

2026年3月

増減

営業活動によるキャッシュ・フロー

167,842

203,566

35,723

投資活動によるキャッシュ・フロー

△100,798

△ 88,607

12,190

財務活動によるキャッシュ・フロー

△ 85,246

△118,110

△32,864

現金及び現金同等物に係る換算差額

2,432

1,422

△ 1,009

現金及び現金同等物の増減額

△ 15,769

△ 1,729

14,039

現金及び現金同等物の期首残高

424,173

408,404

△15,769

現金及び現金同等物の期末残高

408,404

406,675

△ 1,729

 

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当期における営業活動によるキャッシュ・フローは、全体で2,035億円の資金の増加(前期は1,678億円の資金の増加)となりました。主な資金の増加要因は、税金等調整前当期純利益1,800億円、減価償却費739億円であります。また、主な資金の減少要因は、法人税等の支払額506億円であります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、全体で886億円の資金の減少(前期は1,007億円の資金の減少)となりました。主な資金の減少要因は、警報機器及び設備等の有形固定資産の取得による支出704億円、投資有価証券の取得による支出336億円、無形固定資産の取得による支出200億円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得100億円であります。また、主な資金の増加要因は、投資有価証券の売却及び償還による収入467億円であります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、全体で1,181億円の資金の減少(前期は852億円の資金の減少)となりました。主な資金の減少要因は、自己株式の増加額600億円、配当金の支払額411億円であります。

 

これらの結果、現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末に比べ17億円減少して4,066億円となりました。

 

(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移

 

2022年3月期

2023年3月期

2024年3月期

2025年3月期

2026年3月期

自己資本比率(%)

58.8

58.5

58.8

59.2

58.9

時価ベースの
自己資本比率(%)

101.4

88.1

110.9

98.6

109.5

キャッシュ・フロー
対有利子負債比率(年)

0.4

0.4

0.4

0.4

0.3

インタレスト・
カバレッジ・レシオ

195.9

165.6

152.4

126.8

138.4

 

※ 自己資本比率:自己資本/総資産

時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産

キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー

インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い

 

(注)1.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。

2.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。

3.営業キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。

 

 

(4)今後の見通し

当面の日本経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果が緩やかな回復を支えることが期待されます。一方で、中東情勢の影響や、金融・為替市場の変動の影響、アメリカの今後の通商政策の動向などに注意する必要があるなど、依然として不透明な状況が続くことが予想されます。社会課題の複雑化が一層加速するなかで、多くの要因がさらに複雑に絡み合い影響しあっていくことも見込まれます。こうした環境下で当社グループは、2040年に向けて目指す方向を明確にするために、「セコムグループ2040年ビジョン」を策定しました。

本ビジョンでは、インシデント前の予兆を捉え、あらゆる不安の発生に先回りするプロアクティブ(事前対応型)と、それによるお客様の価値としての「先回りの安心」をキーメッセージとし、インシデントへの対処だけでなく、その前から、いつもずっと、安心できる毎日を生み出していくことを掲げています。

想いを共にするパートナーやお客様をはじめとする多様なステークホルダーとの接点を通じて得られるデータ・技術・知見などを、当社グループが有する様々なリソースと組み合わせながら、当社グループの強みである「人とテクノロジーの融合」を進歩させて、「あんしんプラットフォーム構想」を強化し、プロアクティブなサービスを生み出していきます。詳細については、2026年5月12日公表の「セコムグループ2040年ビジョン策定のお知らせ」をご参照ください。

次期の業績予想につきましては、すべての事業セグメントでの増収を見込んでおり、売上高合計は566億円の増収の1兆3,135億円、営業利益は51億円の増益の1,655億円を見込んでおります。米国などにおける投資事業組合運用益が当期好調だったことにより、経常利益は61億円の減益の1,760億円、親会社株主に帰属する当期純利益は68億円の減益の1,058億円を見込んでおります。

 

「見通しに関する注意事項」

見通しの中で説明されている業績予想は、現在入手可能な情報による当社経営者の判断に基づいております。実際の業績は、様々なリスク要因や不確定要素によって、前述の業績予想とは大きく異なる可能性がありますので、これらの業績見通しのみに依拠して投資判断を下すことは控えるようお願いいたします。実際の業績に影響を与え得るリスクや不確定要素には、当社グループの事業をとりまく経済情勢、市場の動向、法規制の変更、災害等の発生、販売商品に関するリコール等、その他の偶発事象の結果などが含まれますが、これらに限られるものではありません。

 

【連結業績概要の推移】

 

 

(単位:億円)

 

2025年3月期

2026年3月期

2027年3月期

 

年間実績

年間実績

年間予想

売上高

11,999

12,568

13,135

前期比増減率

+ 3.9%

+ 4.7%

+ 4.5%

営業利益

1,442

1,603

1,655

前期比増減率

+ 2.6%

+ 11.1%

+ 3.2%

経常利益

1,751

1,821

1,760

前期比増減率

+ 5.0%

+ 4.0%

△ 3.4%

親会社株主に帰属する当期純利益

1,081

1,126

1,058

前期比増減率

+ 6.0%

+ 4.2%

△ 6.1%

1株当たり当期純利益(円)

259.97

276.17

261.58

 

   (注)当社は、2024年10月1日を効力発生日として、普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行って

           おります。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり当期純利益を

           算定しております。

 

 

(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当

当社は、株主の皆様への利益還元を経営の重要課題として位置付け、業容の拡大、連結業績の動向を総合的に判断して連結配当性向ならびに内部留保の水準を決定し、安定的かつ継続的に利益配分を行うことを基本方針としております。当社の剰余金の配当は、毎年9月30日を基準日とした中間配当、および3月31日を基準日とした期末配当の年2回行うことを基本とし、配当の決定機関は中間配当については取締役会、期末配当については株主総会としております。また、内部留保金につきましては、新規契約者の増加に対応するための投資、研究開発、戦略的事業への投資、従業員への還元施策等に活用し、企業体質の強化および事業の拡大に努めてまいります。

当期の剰余金の配当につきましては、この基本方針のもと、当期の業績が堅調に推移したことを踏まえ、株主の皆様の日頃からのご支援にお応えするべく、1株当たり期末配当金を50円で定時株主総会に提案することにいたしました。これにより、1株当たり配当金は、中間配当と合わせて年間100円となり、前期から2.5円増配、連結配当性向36.2%となります。

なお、2025年5月12日開催の取締役会において自己株式の取得を決議し、同年5月13日から11月12日の期間に「東京証券取引所における市場買付」により、11,190,100株を取得価額59,999,874,700円で取得いたしました。

次期の1株当たりの配当金につきましては、中間配当60円と期末配当60円を合わせて年間120円を予定しております。詳細については、2026年5月12日公表の「配当方針及び配当予想に関するお知らせ」をご参照ください。

 

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方

当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性および企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財務諸表を作成する方針であります。

なお、国際財務報告基準(IFRS)の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。

 

 

3.連結財務諸表及び主な注記

(1)連結貸借対照表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2025年3月31日)

当連結会計年度

(2026年3月31日)

資産の部

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び預金

408,773

394,981

 

 

現金護送業務用現金及び預金

141,000

142,241

 

 

コールローン

28,000

19,000

 

 

受取手形、売掛金及び契約資産

169,918

180,925

 

 

未収契約料

47,642

50,135

 

 

有価証券

34,862

46,333

 

 

リース債権及びリース投資資産

41,344

45,228

 

 

商品及び製品

19,035

21,710

 

 

販売用不動産

4,237

4,276

 

 

仕掛品

6,923

14,191

 

 

原材料及び貯蔵品

19,363

19,568

 

 

短期貸付金

3,979

2,453

 

 

その他

46,106

43,232

 

 

貸倒引当金

△2,372

△2,623

 

 

流動資産合計

968,815

981,653

 

固定資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

 

 

 

 

建物及び構築物(純額)

180,338

189,601

 

 

 

機械装置及び運搬具(純額)

11,425

12,080

 

 

 

警報機器及び設備(純額)

87,780

92,161

 

 

 

工具、器具及び備品(純額)

29,408

29,963

 

 

 

土地

123,998

126,859

 

 

 

建設仮勘定

16,288

13,783

 

 

 

有形固定資産合計

449,240

464,449

 

 

無形固定資産

 

 

 

 

 

ソフトウエア

27,119

24,342

 

 

 

のれん

58,782

56,051

 

 

 

その他

36,657

46,144

 

 

 

無形固定資産合計

122,560

126,538

 

 

投資その他の資産

 

 

 

 

 

投資有価証券

435,635

480,821

 

 

 

長期貸付金

20,117

19,055

 

 

 

敷金及び保証金

21,076

22,417

 

 

 

長期前払費用

23,908

23,655

 

 

 

退職給付に係る資産

73,300

84,775

 

 

 

繰延税金資産

26,583

20,641

 

 

 

その他

14,279

15,027

 

 

 

貸倒引当金

△9,939

△8,908

 

 

 

投資その他の資産合計

604,961

657,484

 

 

固定資産合計

1,176,761

1,248,473

 

資産合計

2,145,576

2,230,127

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(2025年3月31日)

当連結会計年度

(2026年3月31日)

負債の部

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

支払手形及び買掛金

41,130

48,858

 

 

短期借入金

31,577

28,742

 

 

1年内償還予定の社債

271

271

 

 

リース債務

5,227

5,147

 

 

未払金

47,964

48,773

 

 

未払法人税等

25,854

32,156

 

 

未払消費税等

9,573

13,658

 

 

未払費用

11,357

12,038

 

 

現金護送業務用預り金

121,062

125,386

 

 

前受契約料

38,601

39,042

 

 

賞与引当金

20,648

22,822

 

 

役員賞与引当金

85

89

 

 

工事損失引当金

1,687

1,561

 

 

その他

24,280

26,844

 

 

流動負債合計

379,324

405,391

 

固定負債

 

 

 

 

社債

2,411

2,139

 

 

長期借入金

10,138

9,648

 

 

リース債務

22,720

22,555

 

 

長期預り保証金

24,099

24,300

 

 

繰延税金負債

25,289

27,800

 

 

役員退職慰労引当金

814

850

 

 

退職給付に係る負債

21,572

22,294

 

 

長期前受契約料

16,891

16,879

 

 

保険契約準備金

190,373

192,954

 

 

その他

4,204

5,628

 

 

固定負債合計

318,515

325,052

 

負債合計

697,840

730,444

純資産の部

 

 

 

株主資本

 

 

 

 

資本金

66,427

66,427

 

 

資本剰余金

68,864

69,628

 

 

利益剰余金

1,230,672

1,302,182

 

 

自己株式

△176,716

△236,671

 

 

株主資本合計

1,189,247

1,201,567

 

その他の包括利益累計額

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

38,661

65,353

 

 

繰延ヘッジ損益

△0

20

 

 

為替換算調整勘定

34,960

35,805

 

 

退職給付に係る調整累計額

7,478

11,813

 

 

その他の包括利益累計額合計

81,100

112,992

 

非支配株主持分

177,388

185,122

 

純資産合計

1,447,736

1,499,682

負債純資産合計

2,145,576

2,230,127

 

 

 

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書

連結損益計算書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2024年4月1日

 至 2025年3月31日)

当連結会計年度

(自 2025年4月1日

 至 2026年3月31日)

売上高

1,199,942

1,256,896

売上原価

828,789

858,093

売上総利益

371,153

398,803

販売費及び一般管理費

 

 

 

広告宣伝費

5,218

6,593

 

給料及び手当

81,731

85,113

 

賞与

11,982

12,500

 

賞与引当金繰入額

8,770

8,975

 

退職給付費用

1,815

2,561

 

役員退職慰労引当金繰入額

93

91

 

その他の人件費

20,165

20,078

 

減価償却費

12,538

12,284

 

賃借料

13,269

13,789

 

通信費

4,558

4,563

 

事業税

4,570

4,811

 

貸倒引当金繰入額

148

253

 

のれん償却額

6,641

6,800

 

その他

55,349

60,052

 

販売費及び一般管理費合計

226,855

238,469

営業利益

144,297

160,333

営業外収益

 

 

 

受取利息

3,701

3,931

 

受取配当金

1,012

1,263

 

投資有価証券売却益

32

264

 

持分法による投資利益

8,625

9,351

 

投資事業組合運用益

21,202

8,842

 

その他

1,885

3,082

 

営業外収益合計

36,460

26,735

営業外費用

 

 

 

支払利息

1,311

1,478

 

投資有価証券売却損

108

64

 

固定資産売却廃棄損

2,117

1,556

 

貸倒引当金繰入額

5

245

 

その他

2,092

1,563

 

営業外費用合計

5,634

4,907

経常利益

175,123

182,160

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2024年4月1日

 至 2025年3月31日)

当連結会計年度

(自 2025年4月1日

 至 2026年3月31日)

特別利益

 

 

 

投資有価証券売却益

311

577

 

固定資産売却益

3,298

185

 

事業譲渡益

642

-

 

その他

298

30

 

特別利益合計

4,550

793

特別損失

 

 

 

減損損失

2,879

1,491

 

事業構造改善費用

149

412

 

固定資産廃棄損

514

295

 

価格変動準備金繰入額

356

289

 

解体撤去費用

378

273

 

投資有価証券評価損

399

38

 

その他

128

75

 

特別損失合計

4,805

2,877

税金等調整前当期純利益

174,868

180,076

法人税、住民税及び事業税

47,521

57,134

法人税等調整額

2,039

△5,160

法人税等合計

49,561

51,974

当期純利益

125,306

128,102

非支配株主に帰属する当期純利益

17,197

15,440

親会社株主に帰属する当期純利益

108,109

112,662

 

 

 

連結包括利益計算書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2024年4月1日

 至 2025年3月31日)

当連結会計年度

(自 2025年4月1日

 至 2026年3月31日)

当期純利益

125,306

128,102

その他の包括利益

 

 

 

その他有価証券評価差額金

△1,852

27,734

 

為替換算調整勘定

14,991

△897

 

退職給付に係る調整額

△1,971

4,235

 

持分法適用会社に対する持分相当額

△1,443

2,118

 

その他の包括利益合計

9,724

33,190

包括利益

135,031

161,292

(内訳)

 

 

 

親会社株主に係る包括利益

115,319

144,553

 

非支配株主に係る包括利益

19,711

16,738

 

 

 

(3)連結株主資本等変動計算書

 前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

 

(単位:百万円)

 

株主資本

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

当期首残高

66,427

71,775

1,162,259

△149,978

1,150,483

当期変動額

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

△39,697

 

△39,697

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

108,109

 

108,109

自己株式の取得

 

 

 

△30,013

△30,013

自己株式の処分

 

1,815

 

3,276

5,091

非支配株主との取引に
係る親会社の持分変動

 

△4,726

 

 

△4,726

株主資本以外の項目
の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

当期変動額合計

-

△2,910

68,412

△26,737

38,763

当期末残高

66,427

68,864

1,230,672

△176,716

1,189,247

 

 

 

その他の包括利益累計額

非支配株主持分

純資産合計

その他有価証券

評価差額金

繰延ヘッジ損益

為替換算

調整勘定

退職給付

に係る

調整累計額

その他の

包括利益

累計額合計

当期首残高

40,637

△1

22,259

10,995

73,890

166,314

1,390,689

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

 

 

 

△39,697

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

 

 

 

 

108,109

自己株式の取得

 

 

 

 

 

 

△30,013

自己株式の処分

 

 

 

 

 

 

5,091

非支配株主との取引に
係る親会社の持分変動

 

 

 

 

 

 

△4,726

株主資本以外の項目
の当期変動額(純額)

△1,975

1

12,701

△3,516

7,209

11,074

18,283

当期変動額合計

△1,975

1

12,701

△3,516

7,209

11,074

57,047

当期末残高

38,661

△0

34,960

7,478

81,100

177,388

1,447,736

 

 

 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

 

(単位:百万円)

 

株主資本

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

当期首残高

66,427

68,864

1,230,672

△176,716

1,189,247

当期変動額

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

△41,151

 

△41,151

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

112,662

 

112,662

自己株式の取得

 

 

 

△60,003

△60,003

自己株式の処分

 

21

 

48

69

非支配株主との取引に
係る親会社の持分変動

 

742

 

 

742

株主資本以外の項目
の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

当期変動額合計

-

764

71,510

△59,954

12,319

当期末残高

66,427

69,628

1,302,182

△236,671

1,201,567

 

 

 

その他の包括利益累計額

非支配株主持分

純資産合計

その他有価証券

評価差額金

繰延ヘッジ損益

為替換算

調整勘定

退職給付

に係る

調整累計額

その他の

包括利益

累計額合計

当期首残高

38,661

△0

34,960

7,478

81,100

177,388

1,447,736

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

 

 

 

△41,151

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

 

 

 

 

112,662

自己株式の取得

 

 

 

 

 

 

△60,003

自己株式の処分

 

 

 

 

 

 

69

非支配株主との取引に
係る親会社の持分変動

 

 

 

 

 

 

742

株主資本以外の項目
の当期変動額(純額)

26,691

20

844

4,334

31,891

7,734

39,626

当期変動額合計

26,691

20

844

4,334

31,891

7,734

51,946

当期末残高

65,353

20

35,805

11,813

112,992

185,122

1,499,682

 

 

(4)連結キャッシュ・フロー計算書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2024年4月1日

 至 2025年3月31日)

当連結会計年度

(自 2025年4月1日

 至 2026年3月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

税金等調整前当期純利益

174,868

180,076

 

減価償却費

70,601

73,909

 

のれん償却額

6,641

6,800

 

持分法による投資損益(△は益)

△8,625

△9,351

 

貸倒引当金の増減額(△は減少)

△244

493

 

退職給付に係る負債及び資産の増減額

△7,228

△5,350

 

受取利息及び受取配当金

△7,920

△9,282

 

支払利息

1,311

1,478

 

為替差損益(△は益)

89

△599

 

固定資産売却損益及び廃棄損益(△は益)

△702

1,458

 

減損損失

2,879

1,491

 

投資有価証券売却損益(△は益)

△235

△777

 

投資有価証券評価損益(△は益)

399

38

 

関係会社株式売却損益(△は益)

24

-

 

関係会社清算損益(△は益)

6

4

 

投資事業組合運用損益(△は益)

△21,202

△8,842

 

売上債権及び契約資産の増減額(△は増加)

△5,682

△6,260

 

リース債権及びリース投資資産の増減額(△は増加)

△1,336

△3,883

 

棚卸資産の増減額(△は増加)

758

△8,958

 

仕入債務の増減額(△は減少)

△3,679

5,903

 

未払消費税等の増減額(△は減少)

△2,059

3,785

 

前受契約料の増減額(△は減少)

1,590

214

 

保険契約準備金の増減額(△は減少)

2,270

2,580

 

現金護送業務用現金預金及び預り金の増減額

△4,897

3,083

 

その他

1,772

5,181

 

小計

199,396

233,194

 

利息及び配当金の受取額

18,084

22,482

 

利息の支払額

△1,323

△1,470

 

法人税等の支払額

△48,315

△50,640

 

営業活動によるキャッシュ・フロー

167,842

203,566

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2024年4月1日

 至 2025年3月31日)

当連結会計年度

(自 2025年4月1日

 至 2026年3月31日)

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

定期預金の増減額(△は増加)

△12,782

3,139

 

有価証券の増減額(△は増加)

△4,000

△3,992

 

有形固定資産の取得による支出

△77,542

△70,488

 

有形固定資産の売却による収入

6,318

795

 

無形固定資産の取得による支出

△17,719

△20,081

 

投資有価証券の取得による支出

△16,466

△33,695

 

投資有価証券の売却及び償還による収入

21,638

46,750

 

関連会社株式の取得による支出

△308

△456

 

短期貸付金の増減額(△は増加)

0

△113

 

貸付けによる支出

△2,538

△2,537

 

貸付金の回収による収入

3,573

3,652

 

連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得

△637

△10,065

 

連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却

△14

-

 

その他

△319

△1,513

 

投資活動によるキャッシュ・フロー

△100,798

△88,607

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

短期借入金の純増減額(△は減少)

4,117

△3,476

 

長期借入れによる収入

1,316

2,910

 

長期借入金の返済による支出

△1,777

△2,786

 

リース債務の返済による支出

△5,427

△5,108

 

社債の償還による支出

△398

△271

 

非支配株主からの払込みによる収入

32

12

 

配当金の支払額

△39,697

△41,151

 

非支配株主への配当金の支払額

△3,115

△4,631

 

自己株式の増減額(△は増加)

△30,012

△60,002

 

連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出

△10,284

△3,605

 

財務活動によるキャッシュ・フロー

△85,246

△118,110

現金及び現金同等物に係る換算差額

2,432

1,422

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

△15,769

△1,729

現金及び現金同等物の期首残高

424,173

408,404

現金及び現金同等物の期末残高

408,404

406,675

 

 

 

(5)連結財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

 該当事項はありません。

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1  報告セグメントの概要

当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社は、「セキュリティサービス事業」、「防災事業」、「メディカルサービス事業」、「保険事業」、「地理空間情報サービス事業」、「BPO・ICT事業」、およびその他事業(「不動産賃貸事業」、「建築設備工事事業」等)ごとに、グループ戦略を立案・決定し、経営資源の配分および業績の評価を行っております。

従って、当社では、「セキュリティサービス事業」、「防災事業」、「メディカルサービス事業」、「保険事業」、「地理空間情報サービス事業」、「BPO・ICT事業」の6つを報告セグメントとしております。各報告セグメントの主要製品は、以下のとおりであります。

「セキュリティサービス事業」は、事業所向けおよび家庭向けのセントラライズドシステム(オンライン・セキュリティシステム)を中心に、お客様が安全で安心できる総合的なセキュリティサービスを提供しております。「防災事業」は、オフィスビル、プラント、トンネル、文化財、船舶、住宅などの施設に自動火災報知設備や消火設備などの各種防災システムを提供しております。「メディカルサービス事業」は、訪問看護サービスや薬剤提供サービスなどの在宅医療サービスを中心として、シニアレジデンスの運営、電子カルテ、医療機関向けの不動産の賃貸事業、医療機器等の販売などの各種メディカルサービスを提供しております。「保険事業」は、セキュリティシステム導入によるリスク軽減を保険料に反映した商品や、最適な治療でガン克服を目指す商品など、当社ならではの保険商品の開発・販売を行っております。「地理空間情報サービス事業」は、国および地方自治体向け地理空間情報サービス、諸外国政府機関への地理空間情報サービスなどを提供しております。「BPO・ICT事業」は、情報セキュリティサービス、大規模災害対策サービス、データセンター事業、BPOサービスなどを提供しております。

 

2  報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法

報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益および振替高は市場実勢価格に基づいております。

 

 

3  報告セグメントごとの売上高、利益、資産その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報

前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

(単位:百万円)

 

報告セグメント

 

 

セキュリティ
サービス

防災

メディカル
サービス

保険

地理空間情報
サービス

 

売上高

 

 

 

 

 

 

セキュリティ契約収入

530,624

 

 

 

 

 

 

 

 

その他

94,372

177,095

78,743

707

58,372

 

顧客との契約から生じる収益

624,996

177,095

78,743

707

58,372

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の収益

8,396

7,506

58,648

 

外部顧客への売上高

633,392

177,095

86,250

59,356

58,372

 

 

 

 

 

 

 

 

セグメント間の内部
売上高又は振替高

13,306

3,739

71

3,028

179

 

646,698

180,835

86,321

62,384

58,551

 

セグメント利益

114,990

20,109

5,397

4,228

3,460

 

セグメント資産

988,515

207,340

143,295

256,073

68,874

 

その他の項目

 

 

 

 

 

 

減価償却費

45,328

2,909

3,446

3,515

1,928

 

のれんの償却額

4,018

56

 

減損損失

1,007

456

22

18

 

有形固定資産及び
無形固定資産の増加額

60,416

4,165

3,031

2,630

1,860

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

報告セグメント

その他

(注)1

合計

調整額

(注)2

連結財務諸表計上額
(注)3

 

BPO・
ICT

売上高

 

 

 

 

 

 

セキュリティ契約収入

530,624

530,624

530,624

 

 

 

 

 

 

 

その他

128,456

537,748

40,042

577,791

577,791

顧客との契約から生じる収益

128,456

1,068,372

40,042

1,108,415

1,108,415

 

 

 

 

 

 

 

その他の収益

74,551

16,976

91,527

91,527

外部顧客への売上高

128,456

1,142,923

57,018

1,199,942

1,199,942

 

 

 

 

 

 

 

セグメント間の内部
売上高又は振替高

10,691

31,016

1,691

32,708

(32,708)

139,148

1,173,940

58,710

1,232,650

(32,708)

1,199,942

セグメント利益

9,165

157,353

8,633

165,987

(21,690)

144,297

セグメント資産

190,069

1,854,168

152,617

2,006,785

138,790

2,145,576

その他の項目

 

 

 

 

 

 

減価償却費

12,046

69,174

1,304

70,479

121

70,601

のれんの償却額

2,242

6,316

325

6,641

6,641

減損損失

1,346

2,852

26

2,879

2,879

有形固定資産及び
無形固定資産の増加額

27,956

100,061

1,442

101,503

361

101,865

 

(注)1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産賃貸事業、建築設備工事事業等を含んでおります。

2 調整額は、以下のとおりであります。

(1)セグメント利益の調整額には、セグメント間取引消去751百万円、各報告セグメントに配分していない全社費用20,938百万円が含まれております。全社費用の主なものは、当社本社の企画部門・人事部門・管理部門等に係る費用であります。

(2)セグメント資産の調整額には、セグメント間取引消去△178,515百万円、各報告セグメントに帰属しない全社資産317,305百万円が含まれております。全社資産の主なものは、当社の現金及び預金・貸付金・有価証券および投資有価証券であります。

 

(3)減価償却費の調整額には、セグメント間取引消去△675百万円、各報告セグメントに帰属しない全社資産の償却額797百万円が含まれております。

(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額には、セグメント間取引消去△966百万円、各報告セグメントに帰属しないソフトウエア等の設備投資額1,328百万円が含まれております。

3 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

(単位:百万円)

 

報告セグメント

 

 

セキュリティ
サービス

防災

メディカル
サービス

保険

地理空間情報
サービス

 

売上高

 

 

 

 

 

 

セキュリティ契約収入

555,133

 

 

 

 

 

 

 

 

その他

96,663

186,884

84,486

715

60,645

 

顧客との契約から生じる収益

651,797

186,884

84,486

715

60,645

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の収益

8,804

7,599

64,686

 

外部顧客への売上高

660,602

186,884

92,086

65,401

60,645

 

 

 

 

 

 

 

 

セグメント間の内部
売上高又は振替高

13,186

3,021

83

3,210

221

 

673,788

189,906

92,170

68,611

60,867

 

セグメント利益

123,826

24,748

6,239

5,970

5,395

 

セグメント資産

1,011,271

225,691

142,819

277,009

70,563

 

その他の項目

 

 

 

 

 

 

減価償却費

47,999

2,903

3,419

2,951

1,809

 

のれんの償却額

4,069

183

 

減損損失

21

493

 

有形固定資産及び
無形固定資産の増加額

62,075

13,802

3,374

2,243

2,236

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

報告セグメント

その他

(注)1

合計

調整額

(注)2

連結財務諸表計上額
(注)3

 

BPO・
ICT

売上高

 

 

 

 

 

 

セキュリティ契約収入

555,133

555,133

555,133

 

 

 

 

 

 

 

その他

129,901

559,296

43,980

603,277

603,277

顧客との契約から生じる収益

129,901

1,114,430

43,980

1,158,411

1,158,411

 

 

 

 

 

 

 

その他の収益

81,090

17,395

98,485

98,485

外部顧客への売上高

129,901

1,195,521

61,375

1,256,896

1,256,896

 

 

 

 

 

 

 

セグメント間の内部
売上高又は振替高

9,741

29,465

1,304

30,770

(30,770)

139,642

1,224,986

62,680

1,287,666

(30,770)

1,256,896

セグメント利益

8,988

175,169

9,290

184,459

(24,126)

160,333

セグメント資産

193,110

1,920,466

156,856

2,077,323

152,803

2,230,127

その他の項目

 

 

 

 

 

 

減価償却費

13,364

72,448

1,364

73,813

96

73,909

のれんの償却額

2,275

6,527

272

6,800

6,800

減損損失

975

1,491

1,491

1,491

有形固定資産及び
無形固定資産の増加額

17,153

100,886

3,450

104,336

17

104,354

 

(注)1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産賃貸事業、建築設備工事事業等を含んでおります。

 

2 調整額は、以下のとおりであります。

(1)セグメント利益の調整額には、セグメント間取引消去892百万円、各報告セグメントに配分していない全社費用23,233百万円が含まれております。全社費用の主なものは、当社本社の企画部門・人事部門・管理部門等に係る費用であります。

(2)セグメント資産の調整額には、セグメント間取引消去△167,580百万円、各報告セグメントに帰属しない全社資産320,384百万円が含まれております。全社資産の主なものは、当社の現金及び預金・貸付金・有価証券および投資有価証券であります。

(3)減価償却費の調整額には、セグメント間取引消去△648百万円、各報告セグメントに帰属しない全社資産の償却額745百万円が含まれております。

(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額には、セグメント間取引消去△808百万円、各報告セグメントに帰属しないソフトウエア等の設備投資額826百万円が含まれております。

3 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

【関連情報】

前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

1  製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2  地域ごとの情報

(1) 売上高

 

 

(単位:百万円)

日本

その他の地域

合計

1,130,113

69,828

1,199,942

 

(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

 

(2) 有形固定資産

 

 

(単位:百万円)

日本

その他の地域

合計

431,921

17,318

449,240

 

 

3  主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。

 

当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

1  製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2  地域ごとの情報

(1) 売上高

 

 

(単位:百万円)

日本

その他の地域

合計

 1,188,660

 68,236

1,256,896

 

(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

 

(2) 有形固定資産

 

 

(単位:百万円)

日本

その他の地域

合計

 446,391

 18,057

 464,449

 

 

 

3  主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

(単位:百万円)

 

報告セグメント

 

 

セキュリティ
サービス

防災

メディカル
サービス

保険

地理空間情報
サービス

 

当期償却額

4,018

56

 

当期末残高

43,058

792

 

 

 

 

 

 

 

 

 

報告セグメント

その他

合計

調整額

連結財務諸表計上額

 

BPO・
ICT

当期償却額

2,242

6,316

325

6,641

6,641

当期末残高

11,783

55,634

3,148

58,782

58,782

 

 

当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

(単位:百万円)

 

報告セグメント

 

 

セキュリティ
サービス

防災

メディカル
サービス

保険

地理空間情報
サービス

 

当期償却額

4,069

183

 

当期末残高

39,838

3,828

 

 

 

 

 

 

 

 

 

報告セグメント

その他

合計

調整額

連結財務諸表計上額

 

BPO・
ICT

当期償却額

2,275

6,527

272

6,800

6,800

当期末残高

9,508

53,176

2,875

56,051

56,051

 

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

該当事項はありません。

 

 

(1株当たり情報)

 

前連結会計年度

(自  2024年4月1日

至  2025年3月31日)

当連結会計年度

(自  2025年4月1日

至  2026年3月31日)

1株当たり純資産額

3,056.12円

3,250.15円

1株当たり当期純利益

259.97円

276.17円

 

(注) 1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2 当社は、2024年10月1日を効力発生日として、普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり純資産額および1株当たり当期純利益を算定しております。

3 1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

項目

前連結会計年度

(自  2024年4月1日

至  2025年3月31日)

当連結会計年度

(自  2025年4月1日

至  2026年3月31日)

1株当たり当期純利益

 

 

 

親会社株主に帰属する当期純利益

(百万円)

108,109

112,662

普通株主に帰属しない金額

(百万円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する
当期純利益

(百万円)

108,109

112,662

普通株式の期中平均株式数

(株)

415,860,638

407,946,554

 

4 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

項目

前連結会計年度
(2025年3月31日)

当連結会計年度
(2026年3月31日)

純資産の部の合計額

(百万円)

1,447,736

1,499,682

純資産の部の合計額から控除する金額

(百万円)

177,388

185,122

(うち非支配株主持分)

(百万円)

(177,388)

(185,122)

普通株式に係る期末の純資産額

(百万円)

1,270,348

1,314,560

1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数

(株)

415,674,012

404,461,149

 

 

(重要な後発事象)

当社は、2026年5月12日開催の取締役会において、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156条の規定に基づき、自己株式取得に係る事項について決議するとともに、会社法第178条の規定に基づき、自己株式を消却することを決議いたしました。

詳細については、2026年5月12日公表の「自己株式取得に係る事項の決定および自己株式の消却に係る事項の決定に関するお知らせ」をご参照ください。