1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………2
(1) 当四半期連結累計期間の経営成績の概況 …………………………………………………………………2
(2) 当四半期連結累計期間の財政状態の概況 …………………………………………………………………5
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………6
(1) 四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………………6
(2) 四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………………8
(四半期連結損益計算書) ……………………………………………………………………………………8
(第3四半期連結累計期間) ………………………………………………………………………………8
(四半期連結包括利益計算書) ………………………………………………………………………………9
(第3四半期連結累計期間) ………………………………………………………………………………9
(3) 四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………10
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………10
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………………10
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………………10
(四半期連結貸借対照表に関する注記) ……………………………………………………………………10
(セグメント情報等の注記) …………………………………………………………………………………10
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記) ………………………………………………………………11
(収益認識関係) ………………………………………………………………………………………………12
3.その他 ……………………………………………………………………………………………………………13
生産、受注及び販売の実績 ………………………………………………………………………………………13
1.経営成績等の概況
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緩やかに回復しているものの、アメリカの通商政策の影響や物価上昇の継続が個人消費に及ぼす影響などが、わが国の景気を下押しするリスクに留意が必要です。また、金融資本市場の変動等の影響においても引き続き注意する必要があります。
当社グループを取り巻く環境は、テクノロジーの進展に伴い、世の中の経営層のアジェンダは顧客との関係強化・データドリブン経営等がメインテーマとなり、それらと相互影響しながら、企業のIT投資は情報系・顧客接点系へシフトしていくことを見込んでいます。
このような状況下において当社グループは、Vision 2030の2nd Stageとなる中期経営計画(2025-2027)では、「フォーカスビジネスの進化と堅守ビジネスの深化」、「戦略的アライアンスの実行」、「グループ経営基盤の強化」を3つの柱とし、事業の成長・拡大、安定性・信頼性の強化を推進していきます。
また、当期では売上高1,350億円(前年同期比7.2%増)、営業利益155億円(前年同期比7.0%増)、EBITDA167億円(前年同期比6.9%増)を目指しています。
■「フォーカスビジネスの進化と堅守ビジネスの深化」
「中期経営計画(2025-2027)では、当社グループの成長領域として取り組みを強化しているフォーカスビジネス(注1)の中に、集中投資領域(注2)と先行投資領域(注3)を新たに設定しました。
2028年3月期までに売上高に占めるフォーカスビジネス売上高の比率57%を目標として推進しています。当第3四半期連結累計期間のフォーカスビジネス売上高比率は61.8%となり、順調に推移しています。
2025年4月、先行投資領域への挑戦として、生成AI領域における顧客のAI活用支援、自社ソリューションへの組み込み、自社開発工程での活用を推進するため、GenAIビジネス推進室を新設しました。生成AIなどの活用により顧客の事業価値向上を実現し、2030年度におけるAIおよび生成AI関連の売上高100億円を目指します。
(注1) フォーカスビジネス
当社グループとして、今後注力していくビジネス領域。
(注2) 集中投資領域
更なる事業規模の拡大を図るため、フォーカスビジネスの中でも特に成長が見込まれる5つの領域である①クラウド&モダナイゼーション、②データ活用、③セキュリティ&マネージドサービス、④Enterprise Application Services、⑤IoT&エッジテクノロジーを集中投資領域として再定義したもの。
(注3) 先行投資領域
今後の急速な市場拡大と顧客の事業価値向上が見込まれる領域。AI・生成AI、CX(顧客体験価値)を対象としたもの。
■「戦略的アライアンスの実行」
2025年9月、生成AI技術の実用化を推進するため、OpenAI Japan合同会社と連携を開始しました。システムへのビルトインやAIネイティブな自社ソリューションの開発、コード生成支援など、トータルSIerとしての総合力と生成AI技術の融合により、提案価値・付加価値・生産性の向上を実現していきます。また、調査・分析や問い合わせ対応など各種業務にも生成AIを活用し、業務全体の効率化を推進しています。今後も、生成AIを活用した新たな価値創出と事業成長を図ります。
■「グループ経営基盤の強化」
経営基盤の強化として、人的資本への投資、グループガバナンス、システム基盤の強化および資本効率向上を図り、持続的・安定的な企業価値向上を目指しています。
資本効率の向上、中期経営計画に基づくキャッシュアロケーションの実現および株主への一層の利益還元を図るため、2025年5月から7月にかけて約25億円の自己株式を取得しました。なお、当連結会計年度に取得した上記自己株式約25億円につきましてはその全株式を消却しています。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、983億35百万円(前年同期比8.1%増)となりました。
売上総利益は、売上高の増加により222億75百万円(前年同期比9.7%増)となりました。
販売費及び一般管理費は、99億49百万円(前年同期比0.2%減)となりました。売上総利益が増加し、営業利益は、123億25百万円(前年同期比19.2%増)、経常利益は、127億38百万円(前年同期比19.8%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、経常利益の増加などにより、85億28百万円(前年同期比18.5%増)となりました。
各セグメントにおける営業概況は、次のとおりです。
業務&ソリューションセグメント
自治体向けの消防システム更改案件の拡大および新規連結影響により、売上高は394億58百万円(前年同期比1.4%増)となりました。
フォーカスビジネスへの取り組みでは、金融分野および公共分野などの業界知見にデジタル技術を組み合わせ、クラウドシフトやマイグレーションなどの集中投資領域を拡大し、事業成長を推進していきます。
TRM Labs, Inc.が提供する暗号資産追跡およびリスク管理ツール「TRM Labs」の提供を開始しました。TRM Labs は、政府機関や金融機関向けに、ブロックチェーン分析を支援する機能などを備えており、暗号資産取引の安全性向上に貢献していきます。当社のマネー・ローンダリング対策ソリューションのAMLionと組み合わせることで、暗号資産を含む金融取引におけるリスク検知、マネー・ローンダリング対策およびテロ資金供与対策業務の高度化を推進していきます。
当社グループ会社の株式会社東北システムズ・サポートはピッキングや検品業務における作業効率の向上を実現したRFIDリーダーとして、ウェアラブル型の「MR20」およびバーコードスキャン機能搭載のハンディ型「SR160」を発売しました。今後もRFIDソリューションのさらなる拡大と、物流・製造・小売業界におけるDX推進に貢献していきます。
また、当社は、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)の「化審法連絡システム」再構築を受注し、政府が定めるクラウドセキュリティ基準「ISMAP」に準拠したクラウドサービスを基盤に、機密情報を安全に管理できる環境を整備するとともに、誤送信防止や問い合わせ・連絡業務の効率化、運用保守コストの低減を目指した開発を開始しました。今後も、ローコード/ノーコードやクラウドを活用した迅速な開発と業務改善を通じて、公共分野における業務のデジタル変革に貢献していきます。
テクノロジー&ソリューションセグメント
人材派遣会社およびIPビジネス会社の基幹システム刷新、証券会社のクラウド基盤更改・サイバーセキュリティ対策案件、住宅関連のソリューション案件および組込み関連が順調に推移し、売上高は340億63百万円(前年同期比8.9%増)となりました。
フォーカスビジネスへの取り組みでは、Enterprise Application Servicesなどの集中投資領域の拡大に加え、生成AIなどの先行投資領域への挑戦を進めることで、当社グループのフォーカスビジネス拡大を牽引していきます。
2025年5月、当社が取り組んだ初のmcframe導入プロジェクトにおいて、高品質な導入支援および拡張性を見据えた提案力が評価されビジネスエンジニアリング株式会社による「mcframe Award 2025」において、「Take Off Award」を獲得しました。今後も、製造業の業務改革とデジタル化推進に向けて取り組んでいきます。
ハウジングソリューションでは、階段やバルコニーの意匠表現を大幅に強化し、さらにレンダリング処理の高速化を実現することで、設計効率と提案力を高めた「Walk in home 2024 Version1.1」の提供を開始しました。また、アニメーションを用いたプレゼンテーションやプレゼンボードのWebブラウザ対応などのプレゼンテーション機能を強化した最新バージョン「Walk in home 2025」の販売を開始しました。今後もハウジングソリューションを提供し、住宅・建設業のデジタル化に貢献していきます。
2025年7月、ServiceNowの定常的な運用業務から内製化支援までをトータルサポートする「DTSマネージドサービス for ServiceNow」の提供を開始しました。今後も、運用の標準化・自動化・AI活用等による高度化とITSM統合を通じて、運用負荷の軽減や継続的な運用改善、IT投資効果の最大化を図り、顧客のデジタル変革を支援していきます。
また、マイクロソフト社のパートナープログラムにおいて、「インフラストラクチャ(Azure)」および「セキュリティ」の2分野でソリューションパートナー認定を取得しました。今後も、顧客のAzureクラウド移行をより迅速かつ効果的に支援するとともに、Microsoft 365 Security等を活用した安全性・信頼性の高いセキュリティ環境の設計・構築・運用支援を推進していきます。
プラットフォーム&サービスセグメント
データセンター向け生成AI基盤構築や金融機関向けのライフサイクルマネジメントサービスなどの案件拡大が順調に推移し、売上高は248億13百万円(前年同期比19.2%増)となりました。
フォーカスビジネスへの取り組みでは、当社のReSM(リズム)/ReSM plus(リズムプラス)を中心とした運用サービスメニューの拡充に加え、AIを活用した障害復旧時間の短縮などによる運用サービスの高度化を推進していきます。
2025年8月、社内ヘルプデスク・アウトソーシングサービス「ReSM plus(リズムプラス)」の機能を強化し、生成AIと有人オペレーターが連携する新サービスの提供を開始しました。自然文による自動回答と、解決できなかった問い合わせへの有人対応を組み合わせることで、FAQや社内ドキュメントのナレッジ化および回答精度の向上を継続的に進め、ユーザー満足度の向上を実現します。
また、当社はグループ会社のデジタルテクノロジー株式会社をはじめとした合同チームを組織し、理化学研究所が主体となって進める「量子HPC(注1)連携プラットフォーム向けスーパーコンピュータ」システムの構築を受注しました。機器調達からシステム構築、設置、保守運用まで各フェーズを支援し、2025年度中の構築完了を目指しています。
さらに、Atlassian Pty Ltdのパートナープログラムにおいて「Service Management Specialization」認定を取得しました。今後は、Atlassian Pty Ltd製品のAI機能の活用を含め、Jira Service Managementを基盤とした組織横断のサービス管理の導入から定着、継続的な改善までを支援し、顧客のビジネス価値向上とDX推進に貢献していきます。
(注1) HPC
High Performance Computing:高性能計算
財政状態としては、総資産は、前連結会計年度末に比べ19億68百万円減少し、784億19百万円となりました。これは主に、有価証券が15億9百万円、商品及び製品が12億71百万円、投資その他の資産のその他に含まれる投資有価証券が11億35百万円増加した一方で、現金及び預金が59億27百万円減少したことによるものです。
負債は、前連結会計年度末に比べ35億52百万円減少し、174億90百万円となりました。これは主に、賞与引当金が19億54百万円、未払法人税等が11億99百万円、買掛金が10億14百万円減少したことによるものです。
純資産は、前連結会計年度末に比べ15億83百万円増加し、609億28百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が85億28百万円、その他有価証券評価差額金が11億69百万円増加した一方で、剰余金の配当の実施により利益剰余金が54億93百万円減少、自己株式の取得により自己株式が25億円増加したことによるものです。なお、自己株式の消却によって、自己株式が20億55百万円減少しましたが、一方で利益剰余金が20億2百万円、資本剰余金が53百万円減少しており、純資産合計には影響はありません。
通期の連結業績予想については、2025年5月1日に公表した業績予想に変更ありません。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しています。
(四半期連結貸借対照表に関する注記)
(偶発債務)
当社の特定の海外子会社において、過年度にて公務員とみなされる個人等に対し不適切な支払いがなされ、それらが現地の汚職防止法等の法令違反となり得ることが認識されたことから、将来現地当局による調査や起訴に至る可能性はあるものの、現時点では不確実な状況です。また、現時点で当局から課される罰金や課徴金の見積りにあたっても不確定要素が多く、具体的な将来の損失額を合理的に見積もることが困難です。
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2024年4月1日 至 2024年12月31日)
(注) 1 セグメント利益の調整額に重要なものはありません。
2 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2025年4月1日 至 2025年12月31日)
(注) 1 セグメント利益の調整額に重要なものはありません。
2 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していません。なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)およびのれんの償却額は、次のとおりです。
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報
前第3四半期連結累計期間(自 2024年4月1日 至 2024年12月31日)
当第3四半期連結累計期間(自 2025年4月1日 至 2025年12月31日)
3.その他
生産、受注及び販売の実績
当第3四半期連結累計期間における生産実績は、以下のとおりです。
(注) セグメント間の取引は、相殺消去しています。
当第3四半期連結累計期間における受注実績は、以下のとおりです。
(注) セグメント間の取引は、相殺消去しています。
(3) 販売実績
当第3四半期連結累計期間における販売実績は、以下のとおりです。
(注) セグメント間の取引は、相殺消去しています。