○添付資料の目次

 

1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………………

(1)当四半期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………………………

(2)当四半期の財政状態の概況 ………………………………………………………………………………………

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………

2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………

(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………

(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………

四半期連結損益計算書 ……………………………………………………………………………………………

四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………………………

(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………

(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理に関する注記) ………………………………………………

(セグメント情報等の注記) ………………………………………………………………………………………

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………

10

(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………

10

(四半期連結キャッシュ・フロー計算書に関する注記) ………………………………………………………

10

 

1.経営成績等の概況

(1)当四半期の経営成績の概況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境が改善するなど緩やかな回復基調が継続しました。一方で、アメリカの通商政策の影響、物価上昇の継続、金融資本市場の変動などが、わが国の景気を下押しするリスクとなっております。

 情報サービス産業においては、企業の競争力強化を目的としたAI、IoT、クラウドサービスなどの先端技術の導入が積極的に進められるなど、IT投資ニーズは好調に推移しています。また、業務の効率化や生産性の向上、さらにはデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に向けた取組みも活発化しており、情報通信技術(ICT)の活用意欲も依然として高い水準を維持しています。加えて、自動車業界におけるSDV(Software Defined Vehicle)に象徴されるように、IT技術は産業の垣根を越えて活用領域を広げております。

 こうした環境の中、当社は、「ソフトウェアで社会インフラ分野の安全・安心、快適・便利に貢献する」を中期経営ビジョンとする新たな中期経営計画(2024年6月~2027年5月)を策定し、2027年5月期時点で連結売上高120億円以上、連結営業利益12億円以上、ROE8.0%以上を中期経営目標として取組んでおります。

 事業活動については、「トータル・ソフトウェア・エンジニアリング・サービス(T-SES)のレベルを上げて注力分野を拡大する」を基本方針とし、人材育成による新規設計能力、見積能力、マネージメント能力の向上や、T-SESのトータル度向上により生産性を高め、新規設計案件や大規模案件の受注を増やすことで事業規模拡大を目指します。なお、人材育成については、各セグメントで事業特性を考慮した目標を設定し、新規設計ができる高度技術者の育成や次世代汎用技術の底上げを進めております。またマネージメント能力の向上を図るため、社内研修の対象を経験の浅い技術者まで拡大し進めております。

 注力事業、注力分野については、社会インフラのDXへ注力しております。当社が考える社会インフラのDXは、保守性、拡張性が高く、サイバーセキュリティが備わった先進的なシステムへ転換することです。社会インフラの「セキュア」で「スマート」なプラットフォームへの変革に貢献し、IoTやクラウド、AIなどの最新の技術を備えた新たなシステム開発に注力いたします。なお今中計期間では、自動運転/先進運転支援関連、ガバメントクラウドなどのクラウドシステム、航空宇宙・危機管理関連での規模拡大を図ります。

 持続的成長への施策として、人的投資については4期連続の賃上げを実施し社員への還元と優秀な人材の獲得に向けた採用競争力の維持・強化を図るとともに、事業規模の拡大を見据えた新卒・中途採用の強化も進めております。なお、2026年新卒採用は期首計画の通り社員の1割程度となりました。また即戦力人材の中途採用も順調に進み、技術者を着実に増やしております。加えて、戦略的な技術習得と社員の自律的なスキルアップに向け、資格取得報奨金制度の拡充の他、全社員が利用できるオンライン学習プラットフォームを導入しております。

 株主還元については、配当方針を「安定的な配当の継続と連結配当性向66%を目標とする」とし、今中計期間は累進配当政策を実施します。また、2025年7月10日公表の「特別配当の実施及び剰余金の配当(増配)に関するお知らせ」のとおり、2025年5月期から2029年5月期の5期間にわたり、毎期1株当たり8円の特別配当を実施いたします。なお、2026年5月期年間配当額は、当初4円増配を予定しておりましたが、今期の業績が当初計画を上回る見通しとなったことから、さらに10円増配し、1株当たり76円(7期連続の増配)とする予定です。

 また、2025年9月30日付でSCSK株式会社と資本業務提携契約を締結いたしました。両社の強みを融合・連携させることで自動車システムを始めとする産業分野において、強固な競争力を築いてまいります。

 

 この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は8,920百万円(前年同期比17.0%増)となりました。利益面においては、売上高が増加したことに加え、費用は当初計画通りに推移していることから営業利益は1,143百万円(前年同期比33.7%増)、経常利益は前期に発生した保険解約返戻金の剥落などにより1,160百万円(前年同期比18.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は前期に発生した投資有価証券売却益の剥落などにより858百万円(前年同期比30.9%減)となりました。

 

※ T-SES:当社が保有する知見に基づいて、顧客(またはエンドユーザ)を正しい仕様決定に導き、以降一貫して完成まで請け負うこと。(当社の造語)

 

 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

(単位:百万円)

セグメント

売上高

セグメント利益

前期

当期

増減額

前年同期比

前期

当期

増減額

前年同期比

制御システム

1,192

1,379

187

15.7%

277

321

44

15.9%

自動車システム

1,775

1,996

221

12.5%

428

499

70

16.4%

特定情報システム

1,345

1,495

150

11.2%

365

385

20

5.5%

組込システム

1,056

1,342

286

27.1%

174

254

79

45.7%

産業・ICT

ソリューション

2,253

2,705

452

20.1%

409

533

123

30.2%

合計

7,622

8,920

1,298

17.0%

1,656

1,994

338

20.4%

 

(制御システム)

 制御システムでは、電力グリッドは開発規模拡大により順調に推移しました。東京圏輸送管理システムは前期より開始した大型開発案件により売上利益とも好調に推移しました。在来線は更新案件を受注しおおむね横ばいに推移しました。新幹線の運行管理システムは開発案件の切れ目により減少しました。

 この結果、売上高は1,379百万円(前年同期比15.7%増)、セグメント利益は321百万円(前年同期比15.9%増)となりました。

(自動車システム)

 自動車システムでは、自動運転/先進運転支援関連は複数の車種一括受注により新規案件の獲得や担当範囲を拡大するなど順調に推移しました。車載情報関連は新たな案件を獲得するなど好調に推移し、電動化関連は開発規模縮小に伴い減少しました。

 この結果、売上高は1,996百万円(前年同期比12.5%増)、セグメント利益は499百万円(前年同期比16.4%増)となりました。

(特定情報システム)

 特定情報システムでは、危機管理関連は開発量の増加により体制を拡大したことで好調に推移し、航空宇宙関連は新たな案件の獲得により堅調に推移しました。衛星画像関連は一部開発が終了したことで売上利益ともに減少しました。

 この結果、売上高は1,495百万円(前年同期比11.2%増)、セグメント利益は385百万円(前年同期比5.5%増)となりました。

(組込システム)

 組込システムでは、ストレージデバイス開発は半導体市場の回復を背景に体制を拡大させたことで好調に推移しました。IoT建設機械関連は新たな案件の獲得や既存案件で開発量が増加したことで好調に推移しました。

 この結果、売上高は1,342百万円(前年同期比27.1%増)、セグメント利益は254百万円(前年同期比45.7%増)となりました。

(産業・ICTソリューション)

 産業・ICTソリューションでは、クラウドシステムはガバメント向け開発の受注量が増加したことで売上利益とも順調に推移し、システム構築は前期から開始した開発案件で体制を拡大したことで好調に推移しました。IoTクラウドは一部開発が終了したことで売上利益ともに減少しました。社会インフラ関連の駅務機器開発は更新案件の受注やシンクライアント対応などで体制を拡大したことで順調に推移しました。

 この結果、売上高は2,705百万円(前年同期比20.1%増)、セグメント利益は533百万円(前年同期比30.2%増)となりました。

 

 

(2)当四半期の財政状態の概況

(総資産)

 当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて951百万円減少して、13,522百万円となりました。この主な要因は、賞与支給及び法人税等の支払いに伴い現金及び預金が減少したことによります。

(負債)

 当第3四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べて1,212百万円減少して、2,172百万円となりました。この主な要因は、賞与支給及び法人税等の支払いが行われた結果、賞与引当金及び未払法人税等が減少したことによります。

(純資産)

 当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べて260百万円増加して、11,349百万円となりました。この主な要因は、配当金の支払いにより利益剰余金が減少したものの、親会社株主に帰属する四半期純利益により利益剰余金が増加したことによります。この結果、自己資本比率は、83.9%となりました。

 

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明

 通期の業績予想につきましては、第3四半期連結累計期間の業績を踏まえ、2025年7月10日に公表した業績予想から売上及び利益予想を上方修正しております。詳細につきましては、本日公表の「業績予想の修正に関するお知らせ」をご覧ください。

2.四半期連結財務諸表及び主な注記

(1)四半期連結貸借対照表

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2025年5月31日)

当第3四半期連結会計期間

(2026年2月28日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

5,664,337

4,958,581

受取手形、売掛金及び契約資産

2,971,483

3,704,699

電子記録債権

1,917,485

1,685,259

有価証券

1,149,861

1,149,276

仕掛品

75,768

148,980

その他

130,326

255,063

流動資産合計

11,909,262

11,901,860

固定資産

 

 

有形固定資産

127,006

109,965

無形固定資産

20,615

23,880

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

1,587,423

670,007

その他

829,558

816,820

投資その他の資産合計

2,416,981

1,486,827

固定資産合計

2,564,603

1,620,673

資産合計

14,473,866

13,522,534

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

195,100

237,457

未払法人税等

628,544

賞与引当金

1,750,126

1,280,178

その他の引当金

41,889

38,737

その他

736,234

583,299

流動負債合計

3,351,895

2,139,673

固定負債

 

 

長期未払金

32,899

32,899

その他

166

166

固定負債合計

33,065

33,065

負債合計

3,384,960

2,172,738

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

1,487,409

1,487,409

資本剰余金

2,281,221

2,295,756

利益剰余金

7,836,013

8,025,884

自己株式

△603,196

△592,734

株主資本合計

11,001,448

11,216,315

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

31,728

54,916

為替換算調整勘定

55,728

78,563

その他の包括利益累計額合計

87,457

133,479

純資産合計

11,088,905

11,349,795

負債純資産合計

14,473,866

13,522,534

 

(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書

(四半期連結損益計算書)

 

 

(単位:千円)

 

 前第3四半期連結累計期間

(自 2024年6月1日

 至 2025年2月28日)

 当第3四半期連結累計期間

(自 2025年6月1日

 至 2026年2月28日)

売上高

7,622,352

8,920,778

売上原価

5,975,346

6,929,858

売上総利益

1,647,006

1,990,919

販売費及び一般管理費

791,921

847,255

営業利益

855,084

1,143,664

営業外収益

 

 

受取利息

13,938

22,703

受取配当金

28,510

3,353

保険解約返戻金

84,471

その他

1,732

1,428

営業外収益合計

128,653

27,485

営業外費用

 

 

障害者雇用納付金

750

為替差損

947

10,371

減価償却費

92

株式報酬費用消滅損

423

その他

228

13

営業外費用合計

2,349

10,477

経常利益

981,388

1,160,672

特別利益

 

 

投資有価証券売却益

841,652

特別利益合計

841,652

特別損失

 

 

固定資産売却損

2,071

固定資産除却損

1,475

579

減損損失

37,748

特別損失合計

39,224

2,650

税金等調整前四半期純利益

1,783,816

1,158,022

法人税等

541,371

299,838

四半期純利益

1,242,445

858,183

親会社株主に帰属する四半期純利益

1,242,445

858,183

 

(四半期連結包括利益計算書)

 

 

(単位:千円)

 

 前第3四半期連結累計期間

(自 2024年6月1日

 至 2025年2月28日)

 当第3四半期連結累計期間

(自 2025年6月1日

 至 2026年2月28日)

四半期純利益

1,242,445

858,183

その他の包括利益

 

 

その他有価証券評価差額金

△406,001

23,187

為替換算調整勘定

9,497

22,834

その他の包括利益合計

△396,503

46,022

四半期包括利益

845,941

904,205

(内訳)

 

 

親会社株主に係る四半期包括利益

845,941

904,205

 

(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項

(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理に関する注記)

(税金費用の計算)

 税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。

 

(セグメント情報等の注記)

【セグメント情報】

Ⅰ.前第3四半期連結累計期間(自 2024年6月1日 至 2025年2月28日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

合計

 

制御

システム

自動車

システム

特定情報

システム

組込

システム

産業・ICT

ソリューション

売上高

 

 

 

 

 

 

顧客との契約から

生じる収益

1,192,028

1,775,614

1,345,121

1,056,380

2,253,206

7,622,352

外部顧客への売上高

1,192,028

1,775,614

1,345,121

1,056,380

2,253,206

7,622,352

セグメント間の内部

売上高又は振替高

1,192,028

1,775,614

1,345,121

1,056,380

2,253,206

7,622,352

セグメント利益

277,758

428,863

365,628

174,451

409,942

1,656,644

 

 

 

 

 

調整額

(注)1

四半期連結

損益計算書

計上額

(注)2

売上高

 

 

顧客との契約から

生じる収益

7,622,352

外部顧客への売上高

7,622,352

セグメント間の内部

売上高又は振替高

7,622,352

セグメント利益

△801,560

855,084

(注)1.セグメント利益の調整額△801,560千円には、各報告セグメントに配分していない全社費用△791,921千円及びその他△9,638千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報

(固定資産に係る重要な減損損失)

報告セグメントに含まれない全社資産において、37,748千円の減損損失を計上しております。

 

Ⅱ.当第3四半期連結累計期間(自 2025年6月1日 至 2026年2月28日)

報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

合計

 

制御

システム

自動車

システム

特定情報

システム

組込

システム

産業・ICT

ソリューション

売上高

 

 

 

 

 

 

顧客との契約から

生じる収益

1,379,663

1,996,727

1,495,880

1,342,593

2,705,913

8,920,778

外部顧客への売上高

1,379,663

1,996,727

1,495,880

1,342,593

2,705,913

8,920,778

セグメント間の内部

売上高又は振替高

1,379,663

1,996,727

1,495,880

1,342,593

2,705,913

8,920,778

セグメント利益

321,861

499,106

385,681

254,239

533,783

1,994,671

 

 

 

 

 

調整額

(注)1

四半期連結

損益計算書

計上額

(注)2

売上高

 

 

顧客との契約から

生じる収益

8,920,778

外部顧客への売上高

8,920,778

セグメント間の内部

売上高又は振替高

8,920,778

セグメント利益

△851,007

1,143,664

(注)1.セグメント利益の調整額△851,007千円には、各報告セグメントに配分していない全社費用△847,255千円及びその他△3,751千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)

 該当事項はありません。

 

(継続企業の前提に関する注記)

 該当事項はありません。

 

(四半期連結キャッシュ・フロー計算書に関する注記)

 当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2024年6月1日

至 2025年2月28日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2025年6月1日

至 2026年2月28日)

減価償却費

30,885千円

24,863千円