1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………4
(4)利益処分に関する基本方針及び当期の配当 ……………………………………………………………5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………6
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………6
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………8
四半期連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………8
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………8
四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………9
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………9
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………10
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………10
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………………10
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………………11
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書に関する注記) …………………………………………………11
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………………12
1.当四半期決算に関する定性的情報
当第3四半期連結累計期間において、当社グループは3ヵ年の中期経営計画「不確実な成長から、安定・永続成長へ」(2025年3月期~2027年3月期)に基づき、主要施策の「マーケティング・営業戦略の見直しによるグローバルでEvergreenなIP化」「グローバル成長基盤の構築」「IPポートフォリオ拡充とマネタイズの多層化」を推し進めてまいりました。また、2025年5月には10年間の長期ビジョン「みんなを笑顔に導く灯台に-Roadmap to a World of Smiles -」を公表し、10年後の時価総額5兆円の達成に向けて様々な施策を講じております。
国内外のライセンスおよび物販事業では、前期の50周年施策で人気がさらに高まった『ハローキティ』に加え、今期は『クロミ』や『マイメロディ』などの周年施策を講じたキャラクターの認知度も向上し、グローバルで様々なキャラクターの人気が継続したことが奏功いたしました。なお、サンリオグループ共通の会員サービス「Sanrio+」の会員数は2025年12月末現在で約310万人となりました。
以上の結果、売上高は1,431億円(前年同期比36.7%増)、営業利益は623億円(前年同期比51.8%増)、経常利益は634億円(前年同期比48.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は436億円(前年同期比29.3%増)となりました。
なお、すべての海外連結子会社の決算期は1月~12月であり、当第3四半期連結累計期間の対象期間は、2025年1月~9月であります。
(注)海外地域の子会社は、ロイヤリティ収入に対して相応の額を売上原価として著作権所有者である日本の親会社に支払っており、それを親会社は売上高として計上しておりますが、連結消去されるため、上表の日本の売上高にはその相当額は含まれておりません。セグメント利益(営業利益)には反映されております。
なお、ここに示す売上高は、外部顧客に対する売上高であり、前述のロイヤリティに限らず報告セグメント間売上高は内部取引高として消去しております。
① 日本:売上高852億円(前年同期比34.1%増)、営業利益406億円(前年同期比48.8%増)
1.物販事業・ライセンス事業
物販事業およびライセンス事業は、『ハローキティ』の人気が継続するとともに2025年に周年を迎えた『クロミ』や『マイメロディ』を中心とした複数キャラクター戦略が引き続き奏功いたしました。
また物販事業では、2025年11月に東京キャラクターストリート店、12月に原宿店が新規オープンいたしました。自分だけのオリジナルグッズを作れるワッペンデココーナー(原宿店)などの店舗限定商品が人気を博し、両店舗ともに計画を大きく上回る実績となりました。
ライセンス事業は、周年を迎えたキャラクターを中心に多くのキャラクターが採用され、飲料、外食、消費財、コスメ、アパレルなどの幅広いカテゴリーで売上高を大きく伸ばしました。特にシール人気の高まりを受けて関連商材が人気を博しました。
営業損益については、売上高の大幅増加により大きく伸長いたしました。
2.テーマパーク
サンリオピューロランド(東京都多摩市)は、同施設の人気アトラクションである「Miracle Gift Parade」を、12月7日に「The Quest of Wonders Parade」として10年ぶりにリニューアルいたしました。また、「PUROHALLOWEEN」(9/5~11/4)や「Puroland Illumination Christmas」(11/7~12/25)などのシーズンイベントが人気を博すとともに、イベントに連動した限定商品や食事メニューが好調に推移いたしました。
営業損益は、売上高の増加により増益となりました。
ハーモニーランド(大分県)は、「Harmony Halloween Magical Masquerade」(9/12~11/4)や「HARMONYLAND CHRISTMAS」(11/7~12/25)などのシーズンイベント、当該イベントに連動した限定商品や食事メニューも好調に推移いたしました。
なお、大分空港・杵築駅・ハーモニーランド間において鉄道ダイヤに接続したバス(ハーモニーライナー)の実証運行(8/2~11/15)が好評につき2026年3月末まで延長となっております。
営業損益は、売上高の増加により増益となりました。
② 欧州:売上高79億円(前年同期比128.3%増)、営業利益23億円(前年同期比163.4%増)
ライセンス事業は、複数キャラクター戦略の継続やグローバルブランドとの取り組みが奏功し、売上高が大幅に増加いたしました。特にファストファッションブランドとの取り組みが奏功したアパレルカテゴリー、複数のキャラクターが採用された玩具カテゴリーが牽引いたしました。
営業損益は、売上高の増加により大幅増益となりました。
③ 北米:売上高188億円(前年同期比3.2%増)、営業利益58億円(前年同期比13.1%増)
ライセンス事業は、玩具、アパレル、デジタルカテゴリーの売上高が伸長いたしました。玩具カテゴリーは、ぬいぐるみやフィギュアなどが好調に推移いたしました。アパレルカテゴリーは、既存ライセンシーとの取り組みにより引き続きマス市場(量販店など)向け商品展開を行いました。デジタルカテゴリーは、複数のキャラクターが登場するゲームコンテンツをさらに多くのプラットフォームで配信を開始し、売上高の拡大と認知度向上に貢献いたしました。
また、ブランド価値向上と顧客接点拡大に向け、プロスポーツリーグのMLB(野球)、NHL(アイスホッケー)、NBA(バスケットボール)、MLSやNWSL(サッカー)、F1アカデミーなどのスポーツイベントやカルチャーイベントにも参加いたしました。
営業損益は、マーケティング投資やEC輸送費用の増加などが影響したものの、増加いたしました。
④ 南米:売上高22億円(前年同期比98.5%増)、営業利益6億円(前年同期比59.0%増)
南米全体では、ライセンス事業において、アパレル、ヘルス&ビューティー、文具、アクセサリー、バッグカテゴリーが好調に推移いたしました。また、50周年の『マイメロディ』や20周年の『クロミ』、また『シナモロール』など『ハローキティ』以外のキャラクターの人気も高まりました。
メキシコは、通学用のバッグが好調のバッグカテゴリーや、10代向けの学用品などが人気を博した文具カテゴリーが好調に推移いたしました。ブラジルは、大手製薬会社とコラボレーションしたリップクリームがヒットしたヘルス&ビューティーカテゴリー、『クロミ』や『ハローキティ』の人気の高まりを受け好調のアパレルカテゴリーなどが売上増加に貢献いたしました。また、南米全域に亘って、大手グローバルブランドによる複数カテゴリーでの商品展開が売上高を牽引いたしました。加えて、グローバルファストフードチェーン店とのコラボレーションが『ハローキティ』の認知度向上に大きく貢献しました。
営業損益は、売上高の増加に伴い伸長いたしました。
⑤ アジア:売上高288億円(前年同期比57.6%増)、営業利益149億円(前年同期比72.1%増)
中国は、ライセンス事業において、トイ&ホビーやアパレル・アクセサリー、企業特販カテゴリーが好調に推移いたしました。複数キャラクター戦略が奏功し、『ハローキティ』だけでなく『クロミ』や『マイスィートピアノ』などのキャラクターも人気を博しました。物販事業においては、新店舗オープンや地域限定商品の展開を通じた顧客接点や話題創出により、売上高が大幅に増加いたしました。
韓国は、ライセンス事業において『ハローキティ』や『ポチャッコ』が注目を集め、ヘルス&ビューティー、企業特販、玩具カテゴリーが好調に推移いたしました。
台湾は、ライセンス事業において、玩具、アパレル、食品カテゴリーが好調に推移いたしました。複数キャラクター戦略が奏功し、特に『マイメロディ』と『クロミ』の人気がさらに高まりました。
香港・マカオ地区は、ライセンス事業において、金融機関や地方自治体と取り組みを行った企業特販カテゴリーが、売上高の増加に貢献いたしました。
東南アジアは、ライセンス事業において、玩具ライセンシーとの複数地域展開、企業特販カテゴリーの好調が継続し、売上高が増加いたしました。『ハローキティ』の人気が継続するとともに、玩具や食品カテゴリーにおいて複数のキャラクターが売上高を伸長いたしました。
営業損益は、アジア全体においての売上高増加に伴い伸長いたしました。
当第3四半期連結会計期間末の総資産は2,101億円で前連結会計年度末比77億円増加しました。資産の部の主な増加項目は売掛金70億円、商品及び製品39億円、原材料及び貯蔵品5億円、流動資産のその他14億円、建物及び構築物(純額)4億円、有形固定資産のその他(純額)8億円、無形固定資産19億円、投資有価証券11億円、退職給付に係る資産3億円、投資その他の資産のその他18億円、主な減少項目は現金及び預金117億円です。
負債の部は722億円で前連結会計年度末比225億円減少しました。主な増加項目は支払手形及び買掛金44億円、固定負債のその他12億円、主な減少項目は長短借入金及び社債(1年内償還予定社債を含む)39億円、未払法人税等8億円、賞与引当金3億円、流動負債のその他20億円、転換社債型新株予約権付社債210億円です。
純資産の部につきましては、1,378億円と前連結会計年度末比で302億円増加しました。主な増加項目は利益剰余金282億円、転換社債型新株予約権付社債の権利行使等に伴い増加した資本剰余金120億円、主な減少項目は自己株式71億円、その他有価証券評価差額金5億円、為替換算調整勘定10億円、退職給付に係る調整累計額8億円です。
自己資本比率は65.5%で前連結会計年度末比12.6ポイント増加しました。
当第3四半期連結累計期間におきまして、グローバルで推し進めている複数キャラクター戦略や様々な施策が奏功し、『クロミ』や『マイメロディ』をはじめとする当社キャラクターのさらなる人気の高まりを受けて、業績は計画を上回って推移いたしました。そのため通期におきましては、当第3四半期連結累計期間における好調業績を織り込むとともに、第4四半期連結会計期間においても引き続き堅調な売上推移が見込まれると予想し、通期連結業績予想を修正するものであります。
(4)利益処分に関する基本方針及び当期の配当
当社は株主に対する利益還元を経営の重要事項と考えております。当第3四半期連結累計期間において436億円の親会社株主に帰属する四半期純利益を計上し、計画を上回る水準で着地したことを踏まえ、通期において520億円の親会社株主に帰属する当期純利益を計上する見込みとなりました。そのため、期末配当に関しましては、業績予想を上方修正した結果、前回予想の1株当たり31円から4円増配の1株当たり35円にさせていただきます。
これにより、年間の1株当たり配当金は前回予想の1株当たり62円から4円増配の1株当たり66円となる予定です。
該当事項はありません。
当第3四半期連結累計期間において、転換社債型新株予約権付社債の権利行使に伴う自己株式の処分を行っております。この結果、資本剰余金が12,591百万円増加、自己株式が7,788百万円減少しております。また、2025年11月20日開催の取締役会決議に基づき、2025年12月23日現在で当社普通株式2,872,200株を取得しております。この結果、自己株式が14,999百万円増加しております。
この結果等により、当第3四半期連結累計期間において資本剰余金が12,094百万円増加、自己株式が7,195百万円増加し、当第3四半期連結会計期間末において資本剰余金が16,732百万円、自己株式が24,825百万円となっております。
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2024年4月1日 至 2024年12月31日)
1. 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
2. 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
重要性が乏しいため、記載を省略しております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2025年4月1日 至 2025年12月31日)
1. 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
2. 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
重要性が乏しいため、記載を省略しております。
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書に関する注記)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。
(重要な後発事象)
(株式分割及び株式分割に伴う定款の一部変更)
当社は、本日(2026年2月12日)開催の取締役会において、株式分割及び株式分割に伴う定款の一部変更について決議いたしました。
1.株式分割の目的
当社株式への最低投資金額は、50万円付近で推移する状況が続いており、東京証券取引所が「少額投資の在り方に関する勉強会 報告書」で示した個人投資家の求める投資単位の水準(10万円)を大きく上回っております。今回の株式分割は、当社への最低投資金額を引き下げ、投資家の皆様がより投資しやすい環境を整え、投資家層を拡大することを目的としております。
2.株式分割の概要
⑴ 分割の方法
2026年3月31日(火)を基準日として、同日の最終の株主名簿に記載又は記録された株主の所有する当社普通株式を、1株につき5株の割合をもって分割いたします。
⑵ 分割により増加する株式数
⑶ 分割の日程
⑷ 1株当たり情報に及ぼす影響
当該株式分割が前連結会計年度の期首に行われたと仮定した場合の1株当たり情報は以下のとおりです。
3.定款の一部変更
⑴ 変更の理由
上記の株式分割に伴い、会社法第184条第2項の規定に基づき、2026年4月1日を効力発生日として、当社定款の一部を変更いたします。
⑵ 定款変更の内容
⑶ 変更の日程
定款一部変更の効力発生日 2026年4月1日(水)
4.その他
⑴ 資本金の額
今回の株式分割に際して、資本金の額の変更はありません。
⑵ 期末配当
今回の株式分割は、2026年4月1日を効力発生日としておりますので、2026年3月31日を基準日とする2026年3月期の期末配当は、株式分割前の株式数を基準に実施いたします。
⑶ 2028年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債の転換価額の調整について
当社が発行した2028年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債の転換価額が下記のとおり調整されることとなりました。
①転換価額の調整
② 適用日 2026年4月1日以降