1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想等の将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………6
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………6
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………8
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………10
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………10
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………………10
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………………10
(セグメント情報) ……………………………………………………………………………………………11
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記) ………………………………………………………………12
1.当四半期決算に関する定性的情報
当第3四半期連結累計期間(2025年4月1日~12月31日)における日本経済は、輸出などで一部に弱さがみられるものの、緩やかな回復傾向にあります。またインバウンド需要は、中国人観光客が減少したものの欧米や東南アジア等の観光客を中心に堅調に推移しました。
海外経済は、米国で底堅い成長が続くほか、欧州はインフレ鈍化などにより緩やかな回復傾向にあります。中国は、内需の減速などで持ち直しが鈍化しており、不動産市況は引き続き懸念材料です。
(単位:百万円)
このような中、エモーショナルバリューソリューション事業では、国内市場向けのウオッチ事業、和光事業が、堅調な個人消費やインバウンド需要を背景に大きく売上高を伸ばし、海外市場向けのウオッチ事業もグローバルブランドを中心に伸長して、売上高は前年同期を大きく上回りました。デバイスソリューション事業の売上高も前年同期を上回り、引き続き回復傾向にあります。システムソリューション事業は、多角化やストックビジネス拡大への取組みを継続し、前年同期を上回る売上高となりました。その結果、当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上高は、2,541億円(前年同期比9.3%増)となりました。
連結全体の国内売上高は1,311億円(同5.3%増)、海外売上高は1,229億円(同13.9%増)となり、海外売上高割合は48.4%でした。
当第3四半期連結累計期間の販売費及び一般管理費は、広告宣伝販促費が前年同期に対して約10%増加したことなどにより、896億円(同5.2%増)となりました。営業利益は、エモーショナルバリューソリューション事業とデバイスソリューション事業が大きく伸ばし、システムソリューション事業も増益となったことから、前年同期から81億円増加の289億円(同39.2%増)となりました。営業外収支は、為替差益の計上などにより前年同期から改善し、経常利益は前年同期を100億円上回る308億円(同48.2%増)となりました。特別損益は、特別利益として固定資産売却益5億円、特別損失として、減損損失および事業構造改善費用を合わせて11億円計上しております。親会社株主に帰属する四半期純利益は、事業の収益改善に伴い法人税等が増加したことなどにより、前年同期から76億円増加の205億円(同58.8%増)となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間の平均為替レートは1米ドル148.7円、1ユーロ171.8円でした。
セグメント別の概況は、以下のとおりです。
なお、第1四半期連結会計期間より、セイコータイムクリエーション㈱のクロック販売事業をセイコーウオッチ㈱に移管するとともに、「エモーショナルバリューソリューション事業」に含めていたセイコータイムクリエーション㈱を「システムソリューション事業」に変更しております。
また、「デバイスソリューション事業」に含めていたセイコーフューチャークリエーション㈱を「その他」に変更しております。
EVS事業の売上高は前年同期比136億円増加の1,697億円(前年同期比8.7%増)となりました。
ウオッチは、「グランドセイコー」が国内・海外ともに第3四半期で大幅に伸長し、累計でも前年同期から増収となりました。またセイコーグローバルブランドは、海外では「セイコープロスペックス」、「セイコープレザージュ」、「セイコー5スポーツ」が牽引し、継続して大幅に伸長しました。国内においても第3四半期で大きく回復し、累計でも前年同期から増収となりました。ウオッチムーブメントの外販ビジネスについても堅調に推移し、売上高は前年同期から増加し、和光事業もウオッチを中心に堅調に推移しました。
営業利益は、前年同期から52億円増加し271億円(同23.7%増)となりました。
DS事業は売上高481億円(前年同期比9.4%増)、営業利益30億円(同74.6%増)となりました。
小型電池は、医療向け酸化銀電池を中心に売上高を大きく伸ばし、またインクジェットヘッドも用途拡大等で前年同期から売上高が増加したことなどから、デバイスソリューション事業は前年同期から増収増益となりました。なお、収益力の低下した事業における事業用資産について、減損損失9億円を計上しております。
SS事業の売上高414億円(前年同期比9.3%増)、営業利益は37億円(同17.3%増)となりました。
前年度から引き続きITインフラ関連が堅調に推移し、セキュリティ関連ビジネスも大手顧客向けの更新需要もあり拡大したほか、外食チェーン向けオーダーエントリーシステムやタクシー業界向け決済関連ビジネスも伸長しました。また第2四半期連結会計期間に行ったM&Aも収益に貢献したことなどから、セイコーソリューションズ㈱の事業は39四半期連続で増収増益となりました。
当第3四半期連結会計期間末の総資産は3,971億円となり、前年度末に比べて279億円増加しました。流動資産では、現金及び預金が156億円、受取手形、売掛金及び契約資産が98億円、棚卸資産が18億円増加したことなどにより、流動資産合計は前年度末より276億円増加し2,017億円となりました。固定資産では、有形固定資産が5億円、無形固定資産が18億円増加した一方で、投資その他の資産が21億円減少したことなどから、固定資産合計は前年度末と比べ3億円増加の1,953億円となりました。
負債につきましては、短期借入金が16億円減少、長期借入金(「1年内返済予定の長期借入金」を含む)が1億円増加し、借入金合計は1,060億円となりました。また、支払手形及び買掛金が74億円、電子記録債務が13億円増加したことなどから、負債合計は前年度末と比べ、99億円増加の2,211億円となりました。
純資産につきましては、株主資本が156億円、為替換算調整勘定が57億円増加した一方で、その他有価証券評価差額金は29億円減少したことなどから、合計では前年度末と比べ180億円増加の1,760億円となりました。
EVS事業が前回予想以上に好調に推移していることから、連結業績予想を上方修正いたします。なお、DS事業とSS事業も見通しを変更し、通期セグメント別業績予想については下記のとおり修正いたします。
(注) 連結合計はセグメント間の内部売上高消去等、連結調整後の数値です。
利益配分につきましては、経営基盤強化のための内部資本の充実と、株主への安定的な利益配分を重視することを基本方針としております。また、当社は株主への主要な利益還元施策を配当による還元とし、連結配当性向30%以上としております。
当期につきましては、本日公表しましたとおり、通期の連結業績予想が前回予想を上回る見通しであることから、当期の期末配当予想を前回予想から1株当たり20.0円増額し、90.0円に修正いたします。
これに伴い、当期の年間配当金は、実施済みの中間配当金60.0円と合わせて、1株当たり150.0円となります。
※ 上記の予想は、当社が現在入手している情報および合理的と判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
(追加情報)
(連結子会社の事業年度等に関する事項の変更)
第1四半期より、連結財務情報のより適正な開示を図るため、決算日が連結決算日と異なっていた連結子会社のうち、SEIKO Precision (Thailand) Co., Ltd.の決算日を2月末日から12月末日に、Seiko Instruments (Thailand) Ltd.の決算日を1月末日から12月末日に変更し、いずれも連結決算日に本決算に準じた仮決算を行った財務諸表を基礎とする方法に変更しております。これらの変更により、当第3四半期は、2025年4月1日から2025年12月31日までの9か月間を連結しております。なお、当該連結子会社の決算期変更に伴う損益については利益剰余金に直接計上しております。
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2024年4月1日 至 2024年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、シェアードサービス事業等を含んでおります。
2.調整額は以下のとおりであります。
(1) 外部顧客への売上高の調整額339百万円は、事業セグメントに帰属しない本社部門におけるロイヤリティー収入であります。
(2) セグメント利益の調整額△6,300百万円には、のれんの償却額△424百万円、セグメント間取引消去等293百万円、各事業セグメントに配分していない全社費用△6,168百万円が含まれております。全社費用の主なものは、事業セグメントに帰属しない本社部門に係る費用であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
デバイスソリューション事業において、事業用資産の減損損失を計上しております。なお、前第3四半期連結累計期間における当該減損損失の計上額は1,448百万円であります。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2025年4月1日 至 2025年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、シェアードサービス事業等を含んでおります。
2.調整額は以下のとおりであります。
(1) 外部顧客への売上高の調整額413百万円は、事業セグメントに帰属しない本社部門におけるロイヤリティー収入であります。
(2) セグメント利益の調整額△5,162百万円には、のれんの償却額△424百万円、セグメント間取引消去等524百万円、各事業セグメントに配分していない全社費用△5,261百万円が含まれております。全社費用の主なものは、事業セグメントに帰属しない本社部門に係る費用であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
第1四半期連結会計期間より、セイコータイムクリエーション㈱のクロック販売事業をセイコーウオッチ㈱に移管するとともに、「エモーショナルバリューソリューション事業」に含めていたセイコータイムクリエーション㈱を「システムソリューション事業」に変更しております。
また、「デバイスソリューション事業」に含めていたセイコーフューチャークリエーション㈱を「その他」に変更しております。
なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後の区分に基づき作成しております。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
デバイスソリューション事業において、事業用資産の減損損失を計上しております。なお、当第3四半期連結累計期間における当該減損損失の計上額は902百万円であります。
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は、次のとおりであります。