1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………2
(1)当四半期連結累計期間の経営成績の概況 ………………………………………………………………2
(2)当四半期連結累計期間の財政状態の概況 ………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………8
(セグメント情報等の注記) …………………………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………………9
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………9
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記) ………………………………………………………………9
1.経営成績等の概況
当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上収益442,941百万円(前年同期比9.2%増)、営業利益7,626百万円(同33.6%減)、経常利益7,446百万円(同37.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益5,080百万円(同27.2%減)となりました。
当第3四半期連結累計期間のセグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(単位:百万円)
「国内卸売」
紙は、デジタル化の進行などの構造的要因による需要の減少に加え、定期雑誌の発行部数の減少、またカタログ等の発行回数や部数の減少、判型縮小等の傾向が継続しており、販売数量は前年同期に比べて減少しました。板紙では、段ボール原紙は、食品・日用品向けは物価高騰に伴う購買意欲の低迷により、また自動車をはじめとした工業製品向けも需要回復の遅れにより販売数量は減少しました。一方、白板紙は医薬品・化粧品向け等が堅調、またアニメキャラクター等のトレーディングカード用途が好調を継続していることから販売数量は増加し、板紙全体の販売数量は前年同期並みとなりました。
エレクトロニクス関連用途を中心とする機能材料製品については、地域・分野ごとに需要のばらつきがあるものの、新規の取り込みもあり販売は前年同期並みとなりました。
これらの結果、売上収益は前年同期比4.6%減の144,966百万円となりました。
経常利益は、粗利の減少及び販売費及び一般管理費の増加等により、前年同期比15.3%減の3,823百万円となりました。
「海外卸売」
当社グループの海外主要マーケットにおいては、紙・板紙の需要はデジタル化の進行などにより減少傾向が継続しております。本邦からの輸出も、中国をはじめアジア向けの紙及び板紙の販売が前年同期を下回りました。一方、前連結会計年度にM&Aによりグループ化したドイツ及びフランスの子会社5社が前第4四半期から連結業績に加わっていることや、前連結会計年度にオセアニアにて実施した補完的M&Aにより高付加価値品の販売が増加したことにより、売上収益は前年同期比24.5%増の240,714百万円となりました。
利益面においては、当該フランス子会社の業績が加わっているものの当該ドイツ子会社の事業環境回復に想定以上の時間を要しており、また英国・オセアニアにおける販売価格の下落、為替差損の計上等もあり、955百万円の経常損失(前年同期は1,863百万円の経常利益)となりました。
「製紙加工」
段ボール事業は販売数量・金額ともに前年同期を下回りました。また燃料、電力、及び副資材等の価格が前年同期と比べて高い水準にあり、労務費も増加したことにより製造費用が増加しました。再生家庭紙事業においても製造費用は増加したものの、段階的な価格修正やふるさと納税の返礼品等の増加により、販売数量・金額ともに前年同期を上回りました。
これらの結果、売上収益は前年同期比0.5%減の39,358百万円、経常利益は再生家庭紙事業の増益が寄与し、前年同期比4.7%増の5,520百万円となりました。
「環境原材料」
古紙事業は、国内は紙・板紙需要の減少に伴う古紙の発生減が継続し、また前連結会計年度に関東地区の3事業所を譲渡したことから販売は減少しました。米国では東南アジア向け段ボール古紙の輸出が減少しました。
パルプについては、国内・海外向けともに市況軟化により販売は減少しました。木質バイオマス発電所向け燃料については、販売が前年同期を下回ったことに加え、仕入コストも高止まりしました。総合リサイクル事業の販売は前年同期並み、太陽光発電事業は日照時間が前年より少なかったため、販売は前年同期を下回りました。
これらの結果、売上収益は前年同期比15.2%減の14,800百万円、経常利益は持分法適用関連会社における固定資産の減損に伴う持分法による投資損失の計上もあり前年同期比86.1%減の225百万円となりました。
「不動産賃貸」
一部テナントの退去もあり、売上収益は前年同期比0.6%減の3,102百万円、経常利益は管理費用等の経費の増加により前年同期比1.5%減の1,155百万円となりました。
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、時価上昇等に伴い投資有価証券が増加したことに加え、当第3四半期連結会計期間末が銀行休業日であった影響による売上債権の増加等により、前連結会計年度末に比べて6,128百万円増の398,363百万円となりました。
総負債は、当第3四半期連結会計期間末が銀行休業日であった影響による仕入債務の増加等により、前連結会計年度末に比べて9,819百万円増の256,488百万円となりました。
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上やその他有価証券評価差額金の増加があったものの、自己株式の取得や配当金の支払等により、前連結会計年度末に比べて3,690百万円減の141,874百万円となりました。
2025年12月23日に公表いたしました連結業績予想数値の修正はございません。
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2024年4月1日 至 2024年12月31日)
1 報告セグメントごとの売上収益及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報
(単位:百万円)
(注)1 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。
2 セグメント利益又は損失(△)の調整額には、セグメント間取引消去△3,849百万円、各報告セグメントに配分していない全社部門の損益1,323百万円が含まれております。全社部門の損益は、主に各報告セグメントに帰属しない一般管理費、営業外収益、営業外費用の純額であります。
2 報告セグメントごとの資産に関する情報
(子会社の取得による資産の著しい増加)
当第3四半期連結会計期間において、OVOL France, S.A.S.及びその子会社1社を連結子会社化したことやOVOL Papier Deutschland GmbHほか2社を設立したことに伴い、前連結会計年度末に比べ、「海外卸売」のセグメント資産が30,651百万円増加しております。
3 報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(のれんの金額の重要な変動)
当第3四半期連結会計期間において、OVOL France, S.A.S.及びその子会社1社を連結子会社としたことに伴い、「海外卸売」において、のれん1,022百万円を計上しております。また、当第3四半期連結会計期間においては貸借対照表のみを連結しているため、のれん償却費はセグメント利益には含まれておりません。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2025年4月1日 至 2025年12月31日)
報告セグメントごとの売上収益及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報
(単位:百万円)
(注)1 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の経常利益と調整を行っております。
2 セグメント利益又は損失(△)の調整額には、セグメント間取引消去△3,411百万円、各報告セグメントに配分していない全社部門の損益1,090百万円が含まれております。全社部門の損益は、主に各報告セグメントに帰属しない一般管理費、営業外収益、営業外費用の純額であります。
当社は、2025年11月6日開催の取締役会決議に基づき、当第3四半期連結会計期間において自己株式8,384,900株の取得及び自己株式30,000,000株の消却を実施いたしました。当該自己株式の取得により、自己株式が6,356百万円増加しております。また、当該自己株式の消却により、資本剰余金及び自己株式がそれぞれ15,474百万円減少しております。なお、当該自己株式の消却によりその他資本剰余金の残高が負の値となったため、その他資本剰余金を零とし、当該負の値をその他利益剰余金から減額しております。
これらの結果等により、当第3四半期連結会計期間末において資本剰余金が5,843百万円、利益剰余金が90,299百万円、自己株式が2,497百万円となっております。
該当事項はありません。
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は、次のとおりであります。