1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………………3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ………………………………………………………………………4
(4)今後の見通し ………………………………………………………………………………………………4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………………………4
3.財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………5
(1)貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………5
(2)損益計算書 …………………………………………………………………………………………………7
(3)株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………8
(4)キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………10
(5)財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………11
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………11
(会計方針の変更に関する注記) ………………………………………………………………………………11
(セグメント情報等の注記) ……………………………………………………………………………………11
(1株当たり情報の注記) ………………………………………………………………………………………11
(持分法損益等の注記) …………………………………………………………………………………………12
(重要な後発事象の注記) ………………………………………………………………………………………12
当事業年度における当社の取り組みといたしましては、経営理念である「“食”を通じて、社会に貢献していく」に基づき、「お客様にびっくりしてもらう」ことをゴールに事業を推進してまいりました。
2026年1月期第4四半期におきましては、既存店売上高前年比が3カ月連続で120%を超え、これまで積み重ねてきた取り組みの成果が確かな数字となって表れてきております。また、「ステーキのあさくま」業態の既存店売上高は38カ月連続で前年超えを達成しております。
既存店の強化として取り組んできたサラダバーの充実、ホットバーの導入、体験型デザートの展開は、来店動機の強化につながり、お客様の「また来たい理由」づくりにつながっていると感じております。
サラダバーにつきましては、「お料理プランナー」制度を通じてお客様と一緒にメニューづくりを行っております。私たちだけでつくるのではなく、お客様と一体となった店づくり、いわば“カンタレス経営”の実践として取り組むことで、ともに価値を創り上げる関係性を築いてまいりました。さらに、「メロディアン」による店内演奏や、「ガーデニングキーパー」による植栽の手入れなど、商品・体験・空間のさまざまな側面においてお客様参加型の取り組みを進めております。また、子どもたちが調理体験を通じて大切なご家族へ感謝の気持ちを伝える「泣かせるあさくま」といった取り組みも実施し、食を通じて家族の時間を創出する場づくりを行っております。この共創の積み重ねが、継続的なご支持につながっているものと考えております。
商品施策では、毎月開催しております「肉の日イベント」において、お値段そのままでサーロインステーキ50%増量を実施いたしました。その結果、イベント開催日の客単価は100円以上上昇し、ステーキの注文率も通常の3倍以上となりました。改めて“ステーキを食べるならあさくま”という価値を多くのお客様に実感していただけたものと考えております。
また、スリープユーザーを掘り起こし、もう一度ご来店いただくことを目的として実施している食べ放題イベントは、当期中に21店舗で開催いたしました。開催日は通常営業日を大きく上回る売上(最大で通常同曜日比8倍超)となり、その後の継続来店にもつながるなど、新たなファンづくりに一定の成果を上げております。
一方で、サラダバーの品目拡充や施策の広がりに伴い、補充や清掃の負荷が高まり、オペレーション面での課題も見えてまいりました。ハード面の充実だけでなく、基本の徹底こそが重要であるとの認識のもと、補充・清掃のルール再整備と教育強化に継続して取り組んでまいります。まさに、ここが踏ん張りどころであると考えております。
人材面では、特定技能外国人の採用と育成を積極的に進め、当期までに延べ54名を採用し、さらに12名の採用を予定しております。外国人社員から2名のマネージャーを抜擢しており、今後も意欲的な社員には積極的にチャレンジの機会を提供してまいります。今後の出店拡大を支える体制づくりを一層強化してまいります。
出店につきましては、当期は「ステーキのあさくま」業態として、6月に「ステーキのあさくま桑名店」、12月に「ステーキのあさくま鈴鹿店」をオープンいたしました。いずれも約70坪の当社とすると比較的小型店舗であり、この大きさにおいても「ステーキのあさくま」を表現できるかのチャレンジでありました。結果として多くのお客様にご来店いただき続けておりますので、一定のご満足をしていただけたのではないかと考えております。
また、新業態として7月に「カレーのあさくま大須店」を、8月には「厳選もつ酒場エビス参幡ヶ谷店」をオープンいたしました。
さらに、2026年2月20日には「ステーキのあさくま西梅田ハービスプラザ店」をオープンいたしました。21年ぶりの大阪出店であり、大阪市内では初出店となります。70坪の小型店舗で、商業施設内かつオフィス立地という新たな挑戦であり、平日ランチではクイックメニューを展開し、夜はワインとサイドメニューを強化するなど、立地特性に合わせたモデル構築を進めております。オープンニングイベントには開店前から200組を超えるお客様にご来店いただき、オープン以降もたくさんのお客様にご来店いただいております。また、「高槻のお店を利用していたので、関西での再出店待っていました。」といううれしい声もいただき、関西での出店に手ごたえを感じています。
2026年3月には「カレーのあさくま」2号店を愛知県名古屋市栄スカイル内に出店予定しており、2027年1月期は10店舗以上の出店を計画しております。
そして当期、当社は通期売上高が28年ぶりに100億円を突破いたしました。
それは一過性の施策ではなく、苦しい時期にもご来店いただいていたお客様と向き合い、「また来たい」と思っていただくために現場で試行錯誤を重ねてきたことをご支持いただいた結果であると受け止めております。お客様と一体となって店を磨き続ける“カンタレス経営”の積み重ねこそが、この100億円突破につながったものと考えております。
ただ、100億円はゴールではありません。
再び成長軌道に乗れた証であり、ここからもう一段上の挑戦を始めるスタートラインであると考えております。
今後も、目の前のお客様に「びっくり」していただける価値を届け続け、3年後の200億円達成に向けて、持続的な成長を目指してまいります。
以上の結果、当社の当事業年度における業績は、売上高が10,045,883千円(前年同期比20.3%増)、営業利益は519,096千円、(前年同期比188.9%増)、経常利益は526,703千円、(前年同期比185.1%増)、当期純利益は325,147千円(前年同期比42.8%減)となりました。なお、前事業年度においては、子会社合併等に伴い発生した繰越欠損金に対する繰延税金資産及び法人税等調整額(益)455,308千円を追加計上した結果、当期純利益が同額増加しております。このため当該影響を除外した前事業年度の当期純利益(112,666千円)と比較すると、実質的に前年同期比188.6%増となりました。
また、当事業年度末現在における当社の店舗数は直営店74店舗にFC店4店舗を加えて78店舗となっております。
(資産)
流動資産は、前事業年度末に比べて526,613千円増加し、3,128,104千円となりました。主な要因は、現金及び預金で379,374千円、売掛金で139,370千円それぞれ増加したことによるものです。
固定資産は、前事業年度末に比べて69,739千円増加し、1,823,983千円となりました。主な要因は、有形固定資産で191,785千円増加したことによるものです。
この結果、総資産は、前事業年度末に比べて596,353千円増加し、4,952,087千円となりました。
(負債)
流動負債は、前事業年度末に比べて335,375千円増加し、1,443,261千円となりました。主な要因は、買掛金で167,181千円、未払金で71,659千円、未払費用で75,137千円それぞれ増加したことによるものです。
固定負債は、前事業年度末に比べて63,786千円減少し、113,170千円となりました。主な要因は、長期借入金で65,760千円減少したことによるものです。
この結果、前事業年度末に比べて271,588千円増加千円増加し、1,556,432千円千円となりました。
(純資産)
当事業年度末における純資産合計の残高は、前事業年度末に比べて324,764千円増加し3,395,654千円となりました。主な要因は、利益剰余金が325,147千円増加したことによるものです。
この結果、自己資本比率は68.6%(前事業年度末は70.5%)となりました。
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末に比べ379,374千円増加し、2,441,411千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、877,756千円(前年同期比178.7%増)となりました。これは主に、税引前当期純利益507,367千円、減価償却費127,728千円、仕入債務の増加額167,181千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、417,647千円(前年同期比45.0%増)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出345,501千円、差入保証金の差入による支出67,034千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、80,734千円(前年同期は2,921千円の獲得)となりました。これは、長期借入金の返済による支出80,352千円によるものであります。
当社を取り巻く環境は、堅調な企業業績や所得税法の改正等を背景に雇用・所得環境の改善が進み、景気は底堅く推移し、外食需要の回復基調が継続しております。一方で、長期化する地政学的リスクや円安傾向等による輸入物品やエネルギー価格、人手不足による人件費の高騰等のあらゆるコスト上昇が経営環境を圧迫しており、また、今後の消費税法改正の動向等により、外食業界の先行きは不透明な状況となっております。
こうした状況のなか、当社は、持続的成長のために、①QSCや生産性向上のための人材教育と仕組みづくり、②商品施策・サラダバーの充実と衛生管理の向上、③積極的な新規出店や既存店舗のブラッシュアップ、④新業態の開発・展開による顧客基盤の強化に、引き続き取り組んでまいります。
2027年1月期においては、複数の出店を特に上半期に計画しており、出店コストを加味しております。
これらにより、当社の2027年1月期の業績予想といたしましては、売上高12,300百万円(前年同期比22.4%増)、営業利益661百万円(前年同期比27.3%増)、経常利益670百万円(前年同期比27.2%増)、当期純利益409百万円(前年同期比26.0%増)を見込んでおります。
なお、上記の業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社の利害関係者の多くは、国内の株主、債権者、取引先等であり、海外からの資金調達の必要性が乏しいため、会計基準につきましては日本基準を適用しております。
前事業年度(自 2024年2月1日 至 2025年1月31日)
当事業年度(自 2025年2月1日 至 2026年1月31日)
(4)キャッシュ・フロー計算書
該当事項はありません。
(「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の適用)
「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日。以下「2022年改正会計基準」という。)等を第1四半期会計期間の期首から適用しております。
法人税等の計上区分(その他の包括利益に対する課税)に関する改正については、2022年改正会計基準第20-3項ただし書きに定める経過的な取扱い及び「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日。以下「2022年改正適用指針」という。)第65-2項(2)ただし書きに定める経過的な取扱いに従っております。なお、当該会計方針の変更による財務諸表への影響はありません。
(セグメント情報等の注記)
当社の事業セグメントは、飲食事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
(注)1.1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は
以下のとおりであります。
2.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
(持分法損益等の注記)
当社は関連会社を有していないため、該当事項はありません。
該当事項はありません。