○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………3
2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………4
(1)四半期貸借対照表 ……………………………………………………………………………………4
(2)四半期損益計算書 ……………………………………………………………………………………6
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………7
(会計上の見積りの変更) ……………………………………………………………………………7
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(四半期損益計算書関係) ……………………………………………………………………………8
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記) ………………………………………………………8
1.当四半期決算に関する定性的情報
当第3四半期連結累計期間(2025年4月1日~2025年12月31日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続くなかで緩やかな回復基調を維持しました。一方で、物価上昇の長期化による個人消費への影響に加え、米国金融政策や中国経済の動向、地政学的リスクなど、先行きには不透明感が残る状況となりました。
当社が属する外食産業においては、人流の回復が定着するなかでインバウンド需要が引き続き堅調に推移し、都市部を中心に来店機会の増加が見られました。一方で、慢性的な人手不足による人件費の高止まりや原材料価格の上昇といった構造的なコスト負担は依然重く、収益構造には引き続き慎重な経営判断が求められる状況が続いております。また、価格改定により客単価は上昇傾向にあるものの、物価高の長期化を受けて立地や業態によって消費者の慎重姿勢に差が生じており、価格感度の高い顧客層の動向には引き続き留意が必要な状況です。このような環境下、当社を取り巻く外食市場では、市場動向を見極めながら、柔軟かつ機動的な対応力が求められております。
当社は「長期経営構想2035」および「中期経営計画2030」に基づき、既存事業の収益性向上と新たな成長機会の創出に取り組んでおります。当第3四半期連結累計期間においては、中期計画の重点領域である新業態開発や人材育成に向けた基盤整備を着実に進めるとともに、2025年10月1日付で文化事業『箱根ガラスの森』を承継先へ移管し、事業ポートフォリオの再構築を推進いたしました。こうした経営環境のもと、当第3四半期連結累計期間の業績は以下の通りとなりました。
売上高は、文化事業『箱根ガラスの森』を承継先へ移管したことによる減収影響があったものの、既存事業の堅調な推移により10,325百万円(前年同期比1.3%増)となりました。
利益面では、増収効果および原価率の改善により売上総利益が増加しましたが、店舗退去に伴う原状回復費用の見積り変更により資産除去債務を追加計上したことから、当該追加部分に係る償却費が一時的に増加した結果、営業利益は471百万円(同20.0%減)、経常利益は470百万円(同17.4%減)となりました。
また、契約期間満了に伴い閉店を決定した『東京 芝 とうふ屋うかい』に係る店舗閉鎖損失引当金239百万円を特別損失として計上した一方、文化事業の承継に伴い特別利益を計上しております。こうした一時的な要因の影響もあり、四半期純利益は73百万円(同22.6%減)となりました。
セグメントごとの業績は、次のとおりです。
〔レストラン事業部〕
レストラン事業部は、外食市場が堅調に推移するなか、各ブランド・各店舗の特色を活かした販促活動を継続し、来店機会の創出に努めてまいりました。また、食に対するニーズの多様化が進む環境下において、最上のおもてなしの質を維持・向上するため、コース内容やサービス料を含む価格体系の見直しや、運営体制の適正化にも取り組んでおります。
こうした取り組みはお客様お一人おひとりの体験価値の向上につながり、売上の底上げに寄与しました。一方で、既存店舗の来客数は全体として前年を下回り、さらに2024年11月末の『うかい竹亭』閉店により、当該店舗分の売上は期中で消失しております。
こうしたマイナス要因はあったものの、客単価の上昇が売上を下支えし、レストラン事業部の売上高は8,428百万円(前年同期比3.9%増)と増収での着地となりました。
〔物販事業部〕
物販事業部は、既存店舗が概ね堅調に推移するなか、今期強化している催事販売や卸販売、EC販売など、製菓部門を中心とした販売チャネルの拡大を進めてまいりました。さらに、2025年11月からは西日本エリアでのブランド発信力向上を目的とした百貨店での長期催事へ出店しており、こうした取り組みに加えて前年9月に開業した『アトリエうかい グランスタ東京』の新店効果も売上を押し上げております。
一方で、既存店舗の一部では新規出店等による需要の分散もあり前年を下回ったほか、『アトリエうかい たまプラーザ』が2024年8月末の契約満了に伴い閉店した影響もありました。
こうした結果、物販事業部の売上高は1,344百万円(前年同期比9.3%増)と増収での着地となりました。
〔文化事業部〕
文化事業部につきましては、2025年10月1日付で文化事業『箱根ガラスの森』を他社へ事業承継したことにより、当第3四半期連結累計期間における計上対象期間が前年同期と異なっております。
以上の結果、文化事業部の売上高は552百万円(前年同期比35.6%減)となりましたが、これは主として事業承継に伴う計上期間の相違によるものです。
当第3四半期会計期間末における資産、負債及び純資産の状態は以下のとおりです。
(資産)
当第3四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べ162百万円減少し、10,739百万円(前事業年度比1.5%減)となりました。主な要因は、現金及び預金が1,533百万円減少したことを中心に、減価償却費の計上等により建物(純額)が216百万円、商品及び製品が124百万円それぞれ減少したことによるものです。一方で、資金運用により有価証券が1,000百万円、建設仮勘定が新工房建設計画に係る設備投資の進捗を主因として547百万円それぞれ増加しております。
(負債)
当第3四半期会計期間末における負債は、前事業年度末に比べ187百万円減少し、5,944百万円(前事業年度比3.1%減)となりました。主な要因は、借入金総額が331百万円減少したことや、その他流動負債が140百万円減少したこと等の減少要因が、店舗閉鎖損失引当金が209百万円増加したことや、資産除去債務が(流動負債および固定負債合計で)187百万円純増加したこと等の増加要因を上回ったことによるものです。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末に比べ25百万円増加し、4,794百万円(前事業年度比0.5%増)となりました。主な要因は、新株式発行に伴う資本剰余金の19百万円の増加およびその他有価証券評価差額金の16百万円の増加があった一方、配当金の支払いにより繰越利益剰余金が10百万円減少したことによるものです。
2026年3月期の通期の業績につきましては、2025年11月7日に公表いたしました「2026年3月期 通期業績予想の修正に関するお知らせ」の業績予想から変更はございません。
今後、業績予想に関して修正の必要が生じた場合には速やかにお知らせいたします。
2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(2)四半期損益計算書
第3四半期累計期間
(会計上の見積りの変更)
(資産除去債務の見積りの変更)
第2四半期(中間期)会計期間において、店舗の原状回復義務として計上していた資産除去債務について、退去時に必要とされる原状回復費用の新たな情報を入手したことにより見積りの変更を行いました。この見積りの変更による増加額を変更前の資産除去債務残高に237,749千円加算しております。
【セグメント情報】
前第3四半期累計期間(自 2024年4月1日 至 2024年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
(注)1.セグメント利益の調整額△841,866千円には、各報告セグメントに配分していない全社費用が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益は、四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(単位:千円)
当第3四半期累計期間(自 2025年4月1日 至 2025年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
(注)1.セグメント利益の調整額△923,365千円には、各報告セグメントに配分していない全社費用が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益は、四半期損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(単位:千円)
当社は、会社法第447条第3項の規定に基づき、2025年6月27日開催の取締役会決議により同年8月5日付で資本金の額の減少を実施しており、資本金9,612千円をその他資本剰余金に振り替えております。
また、2025年6月27日開催の取締役会決議に基づき、同年8月5日付で当社の取締役(社外取締役を除く。)に対する譲渡制限付株式報酬として新株式の発行を行っており、資本金及び資本準備金が9,612千円それぞれ増加しております。
この結果、当第3四半期会計期間末において、資本金は100,000千円、資本剰余金は2,911,035千円となっております。
該当事項はありません。
(四半期損益計算書関係)
※1 事業譲渡益
当第3四半期会計期間において、当社が運営していた「箱根ガラスの森美術館」における文化事業を会社分割(簡易吸収分割)したことにより発生したものであります。
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記)
当第3四半期累計期間に係る四半期キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。