○添付資料の目次

 

1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………………

2

(1)当四半期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………………………

2

(2)当四半期の財政状態の概況 ………………………………………………………………………………………

2

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………

3

2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………

4

(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………

4

(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………

6

(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………

8

(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………

9

(セグメント情報等の注記) ………………………………………………………………………………………

9

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………

9

(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………

9

 

 

 

1.経営成績等の概況

(1)当四半期の経営成績の概況

当第3四半期連結累計期間(2025年4月1日~2025年12月31日)におけるわが国経済は、エネルギーコストや金利の上昇など景気の下押しリスクが残るものの、雇用・所得環境の改善がみられたこと、加えて物価高対策を中心とする新政権による経済政策への期待感が高まり、緩やかな景気回復基調が続きました。米国経済は、関税政策の影響による輸出関連の弱さがあるものの、個人消費と雇用環境の底堅さにより、全体的な景気は堅調を維持しました。欧州経済は、インフレ圧力の鈍化から持ち直しの動きが見られましたが、地域差は残り鉱工業を中心に低調な推移となりました。中国経済は、内需の減速や長引く不動産市場の落ち込みにより、景気低迷が続きました。

これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は124,254百万円と前年同期比6.4%の減収となりました。また利益につきましては、営業利益は3,851百万円と前年同期比2.4%の増益、経常利益は5,465百万円と前年同期比12.8%の減益、親会社株主に帰属する四半期純利益は4,019百万円と前年同期比43.8%の減益となりました。

 

セグメントごとの経営成績は次のとおりです。

 

(コンデンサ事業)

コンデンサ事業における売上高は75,824百万円(前年同期比2.0%増)、セグメント営業利益は2,447百万円(前年同期比124.6%増)と増収増益となりました。

情報通信分野では、生成AIサーバーおよびデータセンター向け設備投資は一段と活発化しており、これを背景に当社事業においても導電性高分子アルミ固体電解コンデンサ、導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサならびに大形アルミ電解コンデンサの需要は拡大傾向となっています。当社は同分野を重点成長市場と位置づけ、開発から量産までのビジネスサイクルスピードアップ化を含む供給体制の強化を継続し、市場拡大に対応してまいります。同様に、重点市場分野である車載関連機器向けにつきましては、ADAS(先進運転支援システム)および電動化ユニット向けに搭載される導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサの需要が拡大基調を維持しています。当社は増産体制の整備を継続し、顧客要求に適切に対応してまいります。xEV向けフィルムコンデンサについては、上半期までの調整局面を概ね脱し、当下半期より回復へ転じました。白物家電・産業用インバータ機器向けでは、パワーコンディショナーおよびエアコン用途の大形アルミ電解コンデンサにおいて顧客在庫の消化が進捗し、回復傾向が見られます。当社は、需要拡大が見込まれる導電性高分子アルミ固体電解コンデンサおよび導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサの製品ラインアップ拡充に加え、xEV向けフィルムコンデンサの生産能力増強および技術開発体制の強化を進め、車載・車両および情報通信の重点成長市場における受注拡大と事業の持続的成長の実現に取り組んでまいります。

 

(NECST事業)

NECST事業における売上高は48,430百万円(前年同期比17.1%減)、セグメント営業利益は1,405百万円(前年同期比47.3%減)と減収減益となりました。

家庭用蓄電システムは、新たなフラッグシップモデルであるトライブリッド蓄電システム®「ESS-T5/T6シリーズ」の販売を開始しました。特に、太陽光パネルを多く搭載できる住宅では業界最大級の9.9kWのパワーコンディショナーがマッチしており、大容量蓄電池とEVへの拡張充電が特長です。急速充電器では、主に商用車向け設備用のサイクリックマルチ充電器の拡販を進めるとともに、インフラ用では新たな販路拡大を進めています。V2Hについては、日本完成車メーカーによるEV新モデルの発表が続いており、今後の市場拡大に伴う需要増加が期待されます。政府も令和7年度補正予算で充電インフラの拡充を後押ししています。スイッチング電源では、遊戯用が好調であったものの、主力のドキュメント市場が関税問題および中国市場の停滞で影響が見られました。大型特殊電源については、学術用・医療用等を中心に計画どおり堅調に推移しました。

 

(2)当四半期の財政状態の概況

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前期末(2025年3月末)に比べ4,809百万円増加し197,391百万円となりました。主な増減の内容は、有形固定資産が前期末に比べ1,304百万円減少し51,781百万円となった一方で、投資有価証券が前期末に比べ2,658百万円増加し29,346百万円、現金及び預金が前期末に比べ1,973百万円増加し27,493百万円となったことに加え、商品及び製品が前期末に比べ1,701百万円増加し16,467百万円となったことなどによるものです。

負債合計は、前期末に比べ509百万円減少し78,258百万円となりました。主な増減の内容は、短期借入金が前期末に比べ1,700百万円増加し8,400百万円、電子記録債務が前期末に比べ1,056百万円増加し14,623百万円となった一方で、長期借入金が前期末に比べ1,875百万円減少し13,875百万円、未払金を含む流動負債のその他が前期末に比べ1,041百万円減少し10,042百万円となったことなどによるものです。

純資産は、前期末に比べ5,318百万円増加し119,132百万円となりました。主な内容は、利益剰余金が親会社株主に帰属する四半期純利益を4,019百万円計上、配当金の支払を2,417百万円行ったことで、前期末に比べ1,601百万円増加し62,428百万円、その他有価証券評価差額金が前期末に比べ2,189百万円増加し12,961百万円となったことに加え、為替換算調整勘定が前期末に比べ1,069百万円増加し12,257百万円となったことなどによるものです。また、自己資本比率は58.4%となりました。

「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、前年同期に比べ5,848百万円収入が減少し、9,480百万円の収入となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益が5,502百万円、減価償却費を5,962百万円計上した一方で、棚卸資産の増加額が1,163百万円となったことなどによるものです。

「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、前年同期に比べ1,345百万円支出が減少し、5,272百万円の支出となりました。これは主に、有価証券・投資有価証券の売却・償還による収入が1,181百万円となりましたが、有形固定資産の取得による支出が5,162百万円、有価証券・投資有価証券の取得による支出が600百万円となったことなどによるものです。

「財務活動によるキャッシュ・フロー」は、前年同期に比べ6,846百万円支出が減少し、3,128百万円の支出となりました。これは主に、短期借入金の純増加額が1,700百万円となった一方で、配当金の支払額が2,417百万円、長期借入金の返済による支出が1,875百万円となったことなどによるものです。

この結果、当第3四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物の残高は、前期末に比べ1,923百万円増加し27,443百万円となりました。

 

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明

 通期の連結業績予想につきましては、2025年5月9日(2025年3月期決算発表時)に公表しました内容に変更はありません。

 なお、業績予想に関し修正の必要が生じた場合には、速やかに開示する予定です。

 

(業績の予想に関する留意事項)

 本資料に記載されている業績見通しなどの将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。

 

2.四半期連結財務諸表及び主な注記

(1)四半期連結貸借対照表

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2025年3月31日)

当第3四半期連結会計期間

(2025年12月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

25,519

27,493

受取手形、売掛金及び契約資産

38,963

38,882

電子記録債権

5,969

5,890

有価証券

100

796

商品及び製品

14,766

16,467

仕掛品

6,184

6,474

原材料及び貯蔵品

12,265

12,069

その他

4,572

3,745

貸倒引当金

△86

△92

流動資産合計

108,254

111,726

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物及び構築物(純額)

18,745

18,367

機械装置及び運搬具(純額)

18,771

18,256

その他(純額)

15,569

15,157

有形固定資産合計

53,086

51,781

無形固定資産

1,928

1,913

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

26,688

29,346

その他

4,116

4,283

貸倒引当金

△1,492

△1,660

投資その他の資産合計

29,312

31,969

固定資産合計

84,328

85,664

資産合計

192,582

197,391

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2025年3月31日)

当第3四半期連結会計期間

(2025年12月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

支払手形及び買掛金

14,894

15,088

電子記録債務

13,566

14,623

短期借入金

6,700

8,400

1年内返済予定の長期借入金

2,500

2,500

未払法人税等

1,298

625

賞与引当金

1,514

598

その他

11,084

10,042

流動負債合計

51,558

51,878

固定負債

 

 

長期借入金

15,750

13,875

その他の引当金

3,786

4,278

退職給付に係る負債

1,462

1,248

その他

6,211

6,977

固定負債合計

27,209

26,380

負債合計

78,768

78,258

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

14,286

14,286

資本剰余金

16,856

16,856

利益剰余金

60,826

62,428

自己株式

△3,497

△3,498

株主資本合計

88,471

90,073

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

10,772

12,961

為替換算調整勘定

11,188

12,257

その他の包括利益累計額合計

21,960

25,219

非支配株主持分

3,381

3,840

純資産合計

113,814

119,132

負債純資産合計

192,582

197,391

 

(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書

(四半期連結損益計算書)

 

 

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2024年4月1日

 至 2024年12月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2025年4月1日

 至 2025年12月31日)

売上高

132,745

124,254

売上原価

111,413

102,883

売上総利益

21,332

21,371

販売費及び一般管理費

17,569

17,520

営業利益

3,762

3,851

営業外収益

 

 

受取利息

230

190

受取配当金

695

741

持分法による投資利益

479

152

為替差益

1,277

722

その他

252

298

営業外収益合計

2,935

2,105

営業外費用

 

 

支払利息

103

193

その他

323

298

営業外費用合計

426

491

経常利益

6,271

5,465

特別利益

 

 

固定資産売却益

3

3

投資有価証券売却益

2,645

744

特別利益合計

2,649

748

特別損失

 

 

固定資産処分損

70

8

事業構造改革費用

703

特別損失合計

70

712

税金等調整前四半期純利益

8,849

5,502

法人税、住民税及び事業税

1,457

1,035

法人税等調整額

△66

43

法人税等合計

1,391

1,078

四半期純利益

7,458

4,423

非支配株主に帰属する四半期純利益

300

404

親会社株主に帰属する四半期純利益

7,157

4,019

 

(四半期連結包括利益計算書)

 

 

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2024年4月1日

 至 2024年12月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2025年4月1日

 至 2025年12月31日)

四半期純利益

7,458

4,423

その他の包括利益

 

 

その他有価証券評価差額金

△2,712

2,161

為替換算調整勘定

2,103

1,394

持分法適用会社に対する持分相当額

△53

△28

その他の包括利益合計

△662

3,527

四半期包括利益

6,795

7,950

(内訳)

 

 

親会社株主に係る四半期包括利益

6,232

7,278

非支配株主に係る四半期包括利益

562

672

 

(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書

 

 

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2024年4月1日

 至 2024年12月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2025年4月1日

 至 2025年12月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

税金等調整前四半期純利益

8,849

5,502

減価償却費

6,165

5,962

事業構造改革費用

703

投資有価証券売却損益(△は益)

△2,645

△744

売上債権の増減額(△は増加)

2,327

955

棚卸資産の増減額(△は増加)

936

△1,163

仕入債務の増減額(△は減少)

710

627

その他

129

△829

小計

16,473

11,013

法人税等の支払額

△1,523

△1,732

事業構造改革費用の支払額

△540

和解金の支払額

△443

その他

822

739

営業活動によるキャッシュ・フロー

15,328

9,480

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

定期預金の預入による支出

△50

有価証券の取得による支出

△303

△499

有価証券の売却及び償還による収入

303

100

有形固定資産の取得による支出

△9,071

△5,162

投資有価証券の取得による支出

△499

△101

投資有価証券の売却による収入

3,122

1,081

長期貸付けによる支出

△400

その他

△170

△241

投資活動によるキャッシュ・フロー

△6,618

△5,272

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

短期借入金の純増減額(△は減少)

△5,300

1,700

転換社債型新株予約権付社債の償還による支出

△12,000

長期借入れによる収入

12,000

長期借入金の返済による支出

△1,875

△1,875

配当金の支払額

△2,326

△2,417

自己株式の取得による支出

△0

△0

その他

△473

△535

財務活動によるキャッシュ・フロー

△9,975

△3,128

現金及び現金同等物に係る換算差額

869

845

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

△395

1,923

現金及び現金同等物の期首残高

29,387

25,519

現金及び現金同等物の四半期末残高

28,991

27,443

 

(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項

(セグメント情報等の注記)

【セグメント情報】

Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2024年4月1日 至 2024年12月31日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額

(注1)

四半期連結損益計算書計上額(注2)

 

コンデンサ事業

NECST事業

売上高

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

74,352

58,392

132,745

132,745

セグメント間の内部売上高又は振替高

390

94

484

△484

74,742

58,487

133,229

△484

132,745

セグメント利益

1,089

2,668

3,757

4

3,762

 (注)1 セグメント売上高の調整額は、セグメント間の取引消去等です。

2 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。

 

 2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報

 該当事項はありません。

 

Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2025年4月1日 至 2025年12月31日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額

(注1)

四半期連結損益計算書計上額(注2)

 

コンデンサ事業

NECST事業

売上高

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

75,824

48,430

124,254

124,254

セグメント間の内部売上高又は振替高

477

477

△477

76,302

48,430

124,732

△477

124,254

セグメント利益

2,447

1,405

3,853

△1

3,851

 (注)1 セグメント売上高の調整額は、セグメント間の取引消去等です。

2 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。

 

2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報

 コンデンサ事業の製造に係る固定資産の一部について、減損の兆候が認められたことから、当該固定資産に係る回収可能性を検討した結果、回収可能価額まで減額し当該減少額413百万円を事業構造改革費用に計上しました。

 

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)

 該当事項はありません。

(継続企業の前提に関する注記)

 該当事項はありません。