○添付資料の目次

 

1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………………

(1)当中間期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………………………

(2)当中間期の財政状態の概況 ………………………………………………………………………………………

(3)キャッシュ・フローの状況 ………………………………………………………………………………………

(4)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………………

2.中間財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………………

(1)中間貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………………

(2)中間損益計算書 ……………………………………………………………………………………………………

(3)中間キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………………

(4)中間財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………………

(中間財務諸表の作成に特有の会計処理に関する注記) ………………………………………………………

(セグメント情報等の注記) ………………………………………………………………………………………

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………

(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………

 

1.経営成績等の概況

(1)当中間期の経営成績の概況

 当社は「ゆたかな世界を、実装する」を企業理念に掲げ、顧客のAI活用を実運用として成立させ、継続的な高度化を実現するエンタープライズプラットフォーム事業を展開しております。中核であるABEJA Platformは、顧客の業務及び現場において、データ、意思決定及びオペレーションを一体的に扱い、リアル空間のオペレーションの高度化を支える実装基盤であります。

 当中間会計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に、景気は緩やかな回復の動きがみられます。一方で、今後の物価動向、米国の政策動向、中東情勢の影響や金融資本市場の変動等により、先行きは依然として不透明な状況が続いております。

 当社の事業環境におきましては、企業の関心は生成AIの導入自体から、業務プロセスや現場での継続運用を通じて投資対効果につなげることへと移りつつあります。大規模言語モデル(LLM)等の利活用が拡大する中、AIエージェントの進展に伴い、AIが関与する業務範囲も広がっております。さらに、フィジカルAIへの注目の高まりを受け、AIの活用領域は産業現場やリアル空間へと拡大しております。加えて、少子高齢化に伴う構造的な人手不足を背景に、省力化・効率化や現場活用の高度化に対する需要も高まっております。

 このような環境のもと、当社はABEJA Platformを通じて、必要な場面で人が関与する「人とAIの協調」を前提とした運用設計のもと、顧客のAI活用を実運用として成立させ、継続的な改善を支援してまいりました。

 当中間会計期間においては、LLM関連需要の取り込みに加え、ABEJA Platformを通じた継続運用・利用拡大が進展し、売上高、営業利益ともに中間会計期間として過去最高となりました。売上総利益率は、戦略的案件や原価側のリソース増強の影響により前年同期比で低下したものの、想定の範囲内で推移しております。また、販管費は概ねコントロールされた水準で推移し、利益成長に寄与いたしました。なお、当第2四半期会計期間の業績は、第1四半期会計期間比でやや落ち着いて見えるものの、案件進行タイミング等の影響によるものであり、当中間会計期間全体としては、計画に対して順調に進捗しております。

 また、事業面では、エンタープライズ案件と公的プロジェクトを並行して推進する中で、フィジカルAI等の将来成長領域に向けた取り組みも進展いたしました。公的プロジェクト及び個別案件の両面で、基盤づくりや実社会での検証・評価に取り組んでおります。

 この結果、当中間会計期間の経営成績は、売上高2,351,178千円(前年同期比30.0%増)、営業利益384,605千円(前年同期比32.6%増)、経常利益389,600千円(前年同期比33.3%増)、中間純利益336,233千円(前年同期比37.6%増)となりました。

 加えて、株式会社富士山マガジンサービスとは出版領域におけるAI活用に関する協業検討を、株式会社アンリアレイジとはクリエイティブ領域におけるAI活用に関する協業検討をそれぞれ開始するとともに、両社への出資を実施いたしました。

 

 当社はエンタープライズプラットフォーム事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。

 なお、売上高については、「トランスフォーメーション領域」と「オペレーション領域」に分類しており、2025年8月期及び2026年8月期中間会計期間の実績は次のとおりとなります。

(単位:千円)

領域の名称

2026年8月期

中間会計期間(実績)

2025年8月期

(実績)

 

構成割合

 

構成割合

トランスフォーメーション領域

1,827,319

77.7%

2,746,630

76.6%

オペレーション領域

523,859

22.3%

838,779

23.4%

合計

2,351,178

100.0%

3,585,409

100.0%

 

 トランスフォーメーション領域は、個別顧客のニーズに対応したABEJA Platformの導入支援とその周辺サービスを提供しており、仕組みづくり・構築フェーズに位置づけられます。なお、仕組みづくり・構築は段階的に進めていくため、多くの収入はフロー型(都度契約)となりますが、一方で長期間にわたる計画的なプロセスとなるため、継続顧客の割合は高くなっております。

・エンタープライズ企業の継続顧客からの売上比率(注)88.8%(2025年8月期)

(注)エンタープライズ企業の継続顧客からの売上比率は、既存顧客(前事業年度に売上が発生したエンタープライズ顧客)の当事業年度の売上高/エンタープライズ顧客の当事業年度の総売上高

 オペレーション領域は、個別顧客のニーズに対応したABEJA Platform上で人とAIの協調による運用を行う運用フェーズに位置づけられます。このため、主な収入はストック型の継続収入となります。

 

(2)当中間期の財政状態の概況

(資産)

 当中間会計期間末の資産合計は、5,553,255千円となり、前事業年度末に比べ235,080千円増加いたしました。これは主に現金及び預金が336,902千円減少した一方で、売上高増加に伴い売掛金及び契約資産が104,703千円増加したこと、戦略的アライアンスの推進および体制強化を目的とした出資に伴い投資有価証券が355,684千円増加したこと等によるものであります。

(負債)

 当中間会計期間末の負債合計は、664,763千円となり、前事業年度末に比べ181,674千円減少いたしました。これは主に流動負債のその他に含まれる契約負債が132,254千円減少したこと、流動負債のその他に含まれる未払消費税等が67,726千円減少したこと等によるものであります。

(純資産)

 当中間会計期間末の純資産は、4,888,492千円となり、前事業年度末に比べ416,755千円増加いたしました。これは主に新株予約権行使等により資本金及び資本剰余金がそれぞれ29,876千円増加したこと、中間純利益の計上により利益剰余金が336,233千円増加したこと等によるものであります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当中間会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末に比べ336,902千円減少し、4,249,115千円となりました。各キャッシュ・フローの状況とその要因は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
 営業活動により使用した資金は、51,306千円となりました(前年同期は767,362千円の収入)。これは主に税引前中間純利益389,600千円の計上があった一方で、売上債権の増加額104,703千円、未収入金の増加額79,133千円、契約負債の減少額132,254千円、その他に含まれる未払消費税等の減少額67,726千円、法人税等の支払額53,650千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
 投資活動により使用した資金は、332,686千円となりました(前年同期は9,090千円の支出)。これは有形固定資産の取得による支出8,179千円や戦略的アライアンスの推進および体制強化を目的とした出資に伴う投資有価証券の取得による支出324,351千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
 財務活動により得られた資金は、47,089千円となりました(前年同期23,448千円の収入)。これは主に新株予約権の行使による株式の発行による収入47,089千円等によるものであります。

 

(4)業績予想などの将来予測情報に関する説明

 業績予想につきましては、当中間会計期間における業績動向を踏まえ、2025年10月15日の「2025年8月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)」で公表いたしました2026年8月期の通期業績予想を修正しております。詳細につきましては、本日(2026年4月14日)公表の「通期業績予想の修正に関するお知らせ」をご覧ください。

2.中間財務諸表及び主な注記

(1)中間貸借対照表

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2025年8月31日)

当中間会計期間

(2026年2月28日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

4,586,017

4,249,115

売掛金及び契約資産

463,070

567,773

仕掛品

12,992

12,173

貯蔵品

2,404

1,580

未収入金

1,104

80,237

その他

39,694

82,709

貸倒引当金

△738

△738

流動資産合計

5,104,545

4,992,851

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

工具、器具及び備品

30,216

38,395

減価償却累計額

△13,344

△18,561

工具、器具及び備品(純額)

16,871

19,833

有形固定資産合計

16,871

19,833

無形固定資産

 

 

ソフトウエア

14,490

12,495

無形固定資産合計

14,490

12,495

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

355,684

繰延税金資産

162,782

152,906

その他

19,484

19,484

投資その他の資産合計

182,266

528,075

固定資産合計

213,629

560,404

資産合計

5,318,174

5,553,255

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

498

495

未払金

159,807

219,154

未払法人税等

74,069

74,485

賞与引当金

157,661

157,213

役員賞与引当金

51,479

12,866

その他

402,921

200,547

流動負債合計

846,438

664,763

負債合計

846,438

664,763

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

895,936

925,812

資本剰余金

2,679,513

2,709,390

利益剰余金

894,213

1,230,447

自己株式

△272

△272

株主資本合計

4,469,391

4,865,377

評価・換算差額等

 

 

その他有価証券評価差額金

21,457

評価・換算差額等合計

21,457

新株予約権

2,344

1,657

純資産合計

4,471,736

4,888,492

負債純資産合計

5,318,174

5,553,255

 

(2)中間損益計算書

 

 

(単位:千円)

 

前中間会計期間

(自 2024年9月1日

至 2025年2月28日)

当中間会計期間

(自 2025年9月1日

至 2026年2月28日)

売上高

1,807,951

2,351,178

売上原価

687,058

992,802

売上総利益

1,120,892

1,358,376

販売費及び一般管理費

830,916

973,770

営業利益

289,976

384,605

営業外収益

 

 

受取利息

1,439

4,665

受取手数料

1,063

638

その他

847

860

営業外収益合計

3,350

6,163

営業外費用

 

 

支払利息

232

為替差損

590

366

株式交付費

368

570

その他

114

0

営業外費用合計

1,073

1,168

経常利益

292,253

389,600

税引前中間純利益

292,253

389,600

法人税等

47,959

53,366

中間純利益

244,294

336,233

 

(3)中間キャッシュ・フロー計算書

 

 

(単位:千円)

 

前中間会計期間

(自 2024年9月1日

至 2025年2月28日)

当中間会計期間

(自 2025年9月1日

至 2026年2月28日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

税引前中間純利益

292,253

389,600

減価償却費

5,334

7,212

株式報酬費用

950

賞与引当金の増減額(△は減少)

51,039

△447

役員賞与引当金の増減額(△は減少)

20,256

△38,612

受取利息

△1,439

△4,665

支払利息

232

株式交付費

368

570

売上債権の増減額(△は増加)

△348,724

△104,703

仕掛品の増減額(△は増加)

△7,616

819

貯蔵品の増減額(△は増加)

△819

824

未収入金の増減額(△は増加)

631,751

△79,133

仕入債務の増減額(△は減少)

19

△3

未払金の増減額(△は減少)

56,723

59,347

契約負債の増減額(△は減少)

△21,368

△132,254

未払法人税等(外形標準課税)の増減額(△は減少)

4,784

1,414

その他

72,061

△103,239

小計

754,624

△2,088

利息の受取額

1,439

4,665

利息の支払額

△232

法人税等の支払額又は還付額(△は支払)

11,299

△53,650

営業活動によるキャッシュ・フロー

767,362

△51,306

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

有形固定資産の取得による支出

△9,090

△8,179

投資有価証券の取得による支出

△324,351

その他

△155

投資活動によるキャッシュ・フロー

△9,090

△332,686

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

短期借入れによる収入

150,000

短期借入金の返済による支出

△150,000

自己株式の取得による支出

△149

新株予約権の行使による株式の発行による収入

23,598

47,089

財務活動によるキャッシュ・フロー

23,448

47,089

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

781,720

△336,902

現金及び現金同等物の期首残高

2,868,910

4,586,017

現金及び現金同等物の中間期末残高

3,650,630

4,249,115

 

(4)中間財務諸表に関する注記事項

(中間財務諸表の作成に特有の会計処理に関する注記)

(税金費用の計算)

 税金費用については、当中間会計期間を含む事業年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前中間純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。

 

(セグメント情報等の注記)

【セグメント情報】

Ⅰ 前中間会計期間(自 2024年9月1日 至 2025年2月28日)

  当社は、エンタープライズプラットフォーム事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。

 

Ⅱ 当中間会計期間(自 2025年9月1日 至 2026年2月28日)

  当社は、エンタープライズプラットフォーム事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。

  当中間会計期間に係るセグメント情報については、フィジカルAIを含む取り組みの進展等を踏まえ、デジタル領域に限定されない当社の提供価値をより適切に表すため、従来「デジタルプラットフォーム事業」としていた報告セグメントの名称を「エンタープライズプラットフォーム事業」に変更しております。当該変更は名称変更のみであり、セグメント情報に与える影響はありません。なお、前中間会計期間のセグメント情報についても、変更後の名称で記載しております。

 

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)

  該当事項はありません。

 

(継続企業の前提に関する注記)

  該当事項はありません。