○添付資料の目次

 

1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………………

2

(1)当期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………………………………

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(2)当期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………………………

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(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ………………………………………………………………………………

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(4)今後の見通し ………………………………………………………………………………………………………

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2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………………………………

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3.財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………………

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(1)貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………………

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(2)損益計算書 …………………………………………………………………………………………………………

10

(3)株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………………

12

(4)キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………………

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(5)財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………………

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(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………

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(持分法損益等の注記) ……………………………………………………………………………………………

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(セグメント情報等の注記) ………………………………………………………………………………………

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(1株当たり情報の注記) …………………………………………………………………………………………

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(重要な後発事象の注記) …………………………………………………………………………………………

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1.経営成績等の概況

(1)当期の経営成績の概況

 当事業年度における国内の医薬品業界においては、新薬創出の難易度が高まり、研究開発費負担が増大するとともに、医療費抑制の圧力が高まるなど、新薬開発型企業にとっては厳しい事業環境が継続しております。

 このような事業環境の中、当社はアンメットメディカルニーズの高い疾患領域において、将来のホウ素中性子捕捉療法(以下「BNCT※1」)の業容拡大を見据えて、短期的な視点のみならず中長期的な視点で取り組みを進めております。

 

 販売面においては、国内では、関連学会に対する学術講演会やセミナーを積極的に開催し、医療関係者の方々との関係構築とBNCTの認知度向上による症例数の増加に向けた取り組みを継続するとともに、住友重機械工業株式会社(以下「住友重機械工業」)と同社が製造・開発・販売を行うBNCT用加速器の国内の医療機関等への導入に関するパートナーシップ契約を締結し、同社との関係をより強固なものとしました。また、海外では、当社がBNCT用ホウ素医薬品「ステボロニン®」の供給等を行っている中国・海南博鰲(ボアオ)楽城国際医療旅遊先行区の鵬博(海南)BNCTセンターが2026年2月7日に開院し、2026年3月19日には頭頸部癌を対象としたBNCTでの第一例目の患者様への治療が行われました。当センターにおける実臨床データは、関連規定に沿った管理、研究、分析、評価等を行うことで中国本土での承認申請にも活用することができることから、引き続きBNCTの中国展開を推し進めてまいります。

 

 開発パイプラインの進捗に関しては、再発髄膜腫を対象として、2026年3月に厚生労働省に製造販売承認事項の一部変更申請を行いました。2024年9月に再発髄膜腫を対象として厚生労働省から希少疾病用医薬品※2の指定を受けており、さらに2026年2月には独立行政法人医薬品医療機器総合機構(以下「PMDA」)から優先審査の適用対象に該当するとの判断を受けていることから、通常申請と比べて審査期間が短縮される見込みであります。同じく2026年3月には血管肉腫についても、厚生労働省に製造販売承認事項の一部変更申請を行いました。血管肉腫も2023年12月に厚生労働省から希少疾病用医薬品の指定を受けていることで、同様に審査手続きにおいて優先審査を受けることができ、一般的な医薬品よりも短い期間で審査が進められる見込みであります。再発悪性神経膠腫については、大阪医科薬科大学及び住友重機械工業との間で2026年1月に契約を締結し、大阪医科薬科大学が実施する再発悪性神経膠腫を対象とした医師主導第Ⅲ相試験に必要な治験薬を無償で提供し、協力することにしました。

 胸部固形悪性腫瘍については、2026年2月に国立研究開発法人日本医療研究開発機構(以下「AMED」)の令和8年度「創薬支援推進事業・希少疾病用医薬品指定前実用化支援事業」において研究開発課題名『切除不能な進行再発食道癌に対するBNCT用ホウ素医薬品の開発(ボロファラン(10B))』が採択され、2026年4月1日から2029年3月31日までの3年間で最大約2.8億円の補助を受けることができるようになりました。

 将来の市場をさらに拡大すべく、中長期的な視点での新たな取り組みも進めております。住友重機械工業、学校法人藤田学園 藤田医科大学他と協力し、次世代BNCTシステムの開発を含め、深さの制限を緩和するとともに、より深部のがんへの適応が可能になるような研究開発を進めております。また、医療法人徳洲会 湘南鎌倉総合病院との間で、当医院におけるFBPA-PET※3陽性の難治性悪性腫瘍患者を対象として、BNCTの有効性及び安全性を検討することを目的とした研究を実施するにあたり、使用される薬剤を供給する契約を2026年2月に締結しました。

 

 研究開発活動に関しては、AMEDの次世代がん医療加速化研究事業の支援を受けた国立大学法人東京大学との共同研究により、「液体のり」に使用されるポリビニルアルコールを用いた新規BNCT用製剤の開発に関連する研究成果が得られました。また、京都大学複合原子力科学研究所、関西医科大学附属光免疫医学研究所との共同研究で、がん細胞に高発現するアミノ酸輸送体LAT1を標的とした新しいPET用診断薬5-[18F]F-αMe-3BPAを開発し、その有効性を動物モデルで実証しました。

 

 製造面においては、2025年9月に主要な製造委託先の準自己破産に伴い製造体制の見直しを余儀なくされましたが、新たな国内製造委託先との間で製造技術移管に関する開発委受託契約を2025年10月に締結し、2027年3月期中の本格的な製造開始を目指し、安定供給体制の再構築を最優先課題として、市場への製品供給維持に向けた取り組みを継続しております。製造移管の進捗としては、当初の予定通り2025年12月末までにパイロットプラント※4での試作を完了しております。

 

 財政面においては、今後の研究開発及び事業基盤整備を着実に推進するために必要な資金を確保することを目的として、2026年3月に米国の機関投資家との間で株式及び新株予約権発行プログラムの設定に係るエクイティ・プログラム契約を締結し、第三者割当による新株式及び新株予約権を発行することを決定しました。

 

 

 以上の結果、当事業年度の経営成績は、売上高は前期に計上された海外向売上高が計上されなかったこともあり、323,389千円(前事業年度比66.4%減)と大幅な減収となりました。利益面では減収要因に加えて、人件費や研究開発費等の販売費及び一般管理費の増加もあり、営業損失は748,957千円(前事業年度の営業損失は90,246千円)、経常損失は778,005千円(前事業年度の経常損失は137,869千円)、当期純損失は780,917千円(前事業年度の当期純損失は140,811千円)となりました。

 

【開発パイプラインの状況】

1.SPM-011 〔対象疾患:再発悪性神経膠腫〕

 再発悪性神経膠腫については、2017年4月に厚生労働省の「先駆け審査指定制度※5」の対象品目に指定され、2020年7月に第Ⅱ相試験の治験終了届を提出しました。当該治験の主要評価項目は、BNCT施術の1年後における生存割合とし、安全性及び有効性の評価をしております。その結果、再発膠芽腫※624例の1年生存率が79.2%となり、試験開始前の設定期待値60%を超える結果となりました。当該試験結果をもって、先駆け審査指定制度の枠組みにおいてPMDAと一部変更申請に向けた協議を行っておりましたが、大阪医科薬科大学が提案する再発膠芽腫患者を対象としたBNCTの無作為化非盲検比較試験※7に関する研究開発課題が、AMEDが公募していた『令和7年度「革新的がん医療実用化研究事業」』に2025年3月に採択されたことを受け、当該第Ⅲ相医師主導治験※8に協力することで、その治験を踏まえて承認申請を目指す開発方針に変更することにしました。また、初発への展開については、別途、国立大学法人筑波大学(以下「筑波大学」)が実施している第Ⅰ相医師主導治験に協力することで進めてまいります。

 なお、2024年9月に再発悪性神経膠腫を対象として、厚生労働省より希少疾病用医薬品の指定を受けております。

 

2.SPM-011 〔対象疾患:再発高悪性度髄膜腫〕

 大阪医科薬科大学病院において、医師主導治験としていた第Ⅱ相臨床試験は2024年2月に全例の主要評価に関する観察が終了しました。当該試験はAMEDの支援を受けて実施されたものであり、加速器を用いたBNCTとしては世界初のランダム化比較試験※9になります。当該試験の主要評価項目である第三者組織の判定に基づく無増悪生存期間※10において試験治療群が14.4ヶ月(95%信頼区間※11:7.93-26.8)であったのに対して、比較対照群は1.4ヶ月(95%信頼区間:0.93-9.13)となり、統計学的に有意な差(p=0.0157、Log-rank検定)が認められました。また副次的評価項目として設定された奏効率※12については試験治療群で27.3%の奏効が確認された一方、比較対照群では奏効は確認されませんでした。さらに、試験治療群の生存率について、1年生存率は100%、2年生存率は90.9%という良好なデータが得られたことで、本薬剤の有効性と安全性が示されました。以上のような良好な結果に基づき、2026年3月に再発髄膜腫を対象として、厚生労働省に製造販売承認事項の一部変更申請を行いました。

 なお、2024年9月に再発髄膜腫を対象として、厚生労働省より希少疾病用医薬品の指定を受けております。さらに、2026年2月にはPMDAから希少疾病用医薬品として優先審査及び優先相談の適用対象に該当する旨の評価報告を受領しております。

 

3.SPM-011 〔対象疾患:悪性黒色腫及び血管肉腫〕

 2022年11月に開始した血管肉腫を対象とした国内第Ⅱ相臨床試験は、2025年7月に主要評価項目を達成しました。当該試験は、CICSが開発した加速器中性子捕捉療法装置「CICS-1」とSPM-011を用いたBNCTの奏効率を評価することを主たる目的として、国立研究開発法人国立がん研究センター中央病院において、化学放射線療法や放射線治療が困難な局所進行または局所再発の患者様を対象とし、主要評価項目をBNCT施行日から90日以内の画像中央判定※13による奏効率と設定した症例数10例の単群治験※14で実施されました。その結果、BNCTを受けた10例のうち、部分奏効が3例、完全奏効が2例の奏効率50.0%(90%信頼区間:22.2%~77.8%)を示し、90%信頼区間の下限値が臨床試験の計画時に設定した達成基準を満たしたことから、本試験の主要評価項目を達成しました。あわせて、無増悪生存期間をBNCT施行日から病勢の進行、または死亡が最初に確認されるまでの期間と定義していましたが、無増悪生存期間中央値は6.3ヶ月(95%信頼区間:0.6~推定不能)となりました。また、安全性についても重篤な副作用等は認められず、新たな懸念等もありませんでした。以上のような有効性と安全性が示された良好な結果に基づき、2026年3月に血管肉腫を対象として、厚生労働省に製造販売承認事項の一部変更申請を行いました。

 なお、2023年12月に切除不能な皮膚血管肉腫を対象として、厚生労働省より希少疾病用医薬品の指定を受けております。

 また、第Ⅰ相臨床試験が完了している悪性黒色腫については、局所に限定した疾患から適応を広げることも含めて開発計画を検討していく予定をしております。

 

4.SPM-011 〔対象疾患:初発膠芽腫〕

 筑波大学において、医師主導治験として初発膠芽腫を対象とした国内第Ⅰ相試験が2024年1月に開始されました。当該試験の主目的は、初発膠芽腫を対象にしたBNCTの安全性及び忍容性を評価することで、最大18症例を目標に非盲検・非対照試験で行われております。

 対象は、WHO2016分類におけるIDH-wild type※15膠芽腫で、組織学的診断がつき、術後になお画像評価病変を有する初発膠芽腫の患者様です。これまでSPM-011を用いたBNCTの臨床試験は放射線治療歴のある患者様が中心でしたが、当該試験では、放射線治療歴がない患者様のみを対象とした試験となります。さらに当該試験では、BNCT施行後に膠芽腫の標準治療であるⅩ線とテモゾロミドを組み合わせた治療を受ける試験デザインとなり、SPM-011を用いたBNCTの臨床試験では、初めて他治療との組み合わせを前提とした試験デザインとなります。

 なお、当該試験は筑波大学が開発した加速器中性子捕捉療法装置「iBNCT」を用いて実施しております。

 

5.SPM-011 〔対象疾患:胸部悪性腫瘍〕

 SPM-011の胸部悪性腫瘍への適応拡大のため、第Ⅰ/Ⅱ相臨床試験の第1例目の被験者の治験を2025年4月に開始しました。当該治験を進めるにあたり、国立研究開発法人国立がん研究センター、住友重機械工業並びにCICSと胸部固形悪性腫瘍患者に対する第Ⅰ/Ⅱ相バスケット試験※16に係る契約を締結しております。当該治験は、BNCTとして世界初となる胸部に発生する複数の癌を対象にした治験であり、中性子が照射される正常組織を共通化することで複数の癌をグループ化できたことから、個別の癌に対する治験をそれぞれ実施する場合と比較して開発期間が短縮されることを期待しております。胸部悪性腫瘍は初回治療で標準治療が施行された場合、再発時には薬物療法のみが選択され、選択可能な局所治療が無い状況となっております。そうした状況の中、BNCTがアンメットメディカルニーズを満たすことが出来るよう、開発を進めてまいります。なお、当該治験実施期間は、2028年10月までを予定しております。あわせて、当該治験ではBNCTの施行前に[18F]FBPA-PET検査によるBNCTの適否判定を組み込むことで、将来において患者様にあわせた最適な治療を検討することが可能になるものと期待しております。

 なお、AMEDの令和8年度「創薬支援推進事業・希少疾病用医薬品指定前実用化支援事業」に「切除不能な進行再発食道癌に対するBNCT用ホウ素医薬品の開発(ボロファラン(10B))」が採択されたことにより、2026年4月1日から2029年3月31日までの3年間で最大約2.8億円の補助を受けることができるようになりました。

 

<語句説明>

※1  BNCT

 BNCT(Boron Neutron Capture Therapy:ホウ素中性子捕捉療法)とは、放射線治療の一種であり、新しいがんの治療法です。ホウ素の安定同位体であるB-10(天然ホウ素に約20%含まれる)の原子核はエネルギーの低い低速の中性子(熱中性子)をよく吸収し、直ちにヘリウム原子核(He核(α粒子))とリチウム原子核(Li核)に分裂します。これら原子核は細胞を破壊する能力が非常に大きい一方で、影響を及ぼす範囲が4~9ミクロン(μm)と極めて短いことが特徴です。また、熱中性子自体の細胞破壊能力は小さいため、B-10を含む物質ががん細胞に選択的に集積し、そこに熱中性子が照射されると、そのがん細胞は選択的に破壊されます。この原理に基づいて考案された医療技術です。

 

※2  希少疾病用医薬品

 希少疾病用医薬品とは、厚生労働大臣から指定を受け、優先的に審査される医薬品です。指定には、当該医薬品の用途に係る対象者数が本邦において5万人未満であること、重篤な疾病を対象とするとともに、代替する適切な医薬品または治療法がない、または既存の医薬品と比較して著しく高い有効性または安全性が期待されるなど医療上の必要性が高いこと、対象疾病に対して当該医薬品を使用する理論的根拠があること、その開発に係る計画が妥当であると認められることが必要とされています。希少疾病用医薬品の指定を受けると、製造販売承認審査手続きにおける優先審査や国からの研究開発費の助成が受けられるなどの優遇措置が付与されます。

 

※3  FBPA-PET

 BNCTに使用するホウ素薬剤ボロファランの標的腫瘍内への選択的ホウ素集積量を測定する[18F]FBPA(2-フルオロ-4-ボロノフェニルアラニン)を用いたPET検査です。この検査では、BNCTにおいてがん細胞を狙い撃ちするために必要なボロファランが、がん細胞にどれだけ集積するかを画像診断により事前に確認することを目的としています。

 

※4  パイロットプラント

 商用製造を見据え、製造条件の確認及び品質評価を目的として使用する試作製造設備です。

 

※5  先駆け審査指定制度

 先駆け審査指定制度とは、一定の要件を満たす新薬等について開発の比較的早期の段階から、厚生労働省が薬事承認に係る相談・審査等において優先的な取扱いを行う制度です。具体的には、①治療薬の画期性、②対象疾患の重篤性、③対象疾患にかかる極めて高い有効性、④世界に先駆けて日本で早期開発・申請する意思の4つの要件を満たす画期的な新薬等を開発段階で対象品目に指定し、新たに整備された相談の枠組みを優先的に適用し、かつ優先審査を適用することにより、審査期間を6ヶ月(通常は12ヶ月)まで短縮することを目指すものとされています。

 なお、先駆け審査指定制度においては対象品目の指定時に予定される効能、または効果も指定されることから、製造販売承認取得後に適応疾患を拡大する際には同制度の対象外となります。当社は、再発悪性神経膠腫と切除不能な局所再発頭頸部癌並びに局所進行頭頸部癌(非扁平上皮癌)について、対象品目の指定を受けています。

 

※6  膠芽腫

 神経膠腫のうち、悪性度が高い神経膠腫を悪性神経膠腫と呼び、特にグレードⅣの神経膠腫を膠芽腫と呼びます。膠芽腫を含む悪性神経膠腫は、現在なお治療が困難な疾患とされています。

 

※7  無作為化非盲検比較試験

 無作為化非盲検比較試験とは、対象者を無作為に2つ以上の群に分け、一方には従来の治療法を、もう一方には新規の治療法を行い、事後の健康状態を観察し、比較することで治療法などの効果を検証する試験で、被験者がどの治療群に割付けられたかについては、試験に関わっている医師等の医療関係者、被験者、解析者等に知られている試験です。

 

※8  医師主導治験

 医師主導治験とは、医師が自ら医薬品の製造販売承認のための臨床試験を企画・立案し、治験計画届を提出して実施する臨床試験です。得られた臨床データは、被験薬を提供した製薬会社が引き継ぎ、当該医薬品の薬事承認申請に活用されます。

 

※9  ランダム化比較試験

 ランダム化比較試験とは、対象者を無作為(ランダム)に2つ以上の群に分け、一方には従来の治療法を、もう一方には新規の治療法を行い、事後の健康状態を観察し、比較することで治療法などの効果を検証する試験です。

 

※10  無増悪生存期間

 無増悪生存期間とは、がん治療の効果を測る指標の一つで、治療開始からがんの進行や再発が確認されるまでの期間、または患者が亡くなるまでの期間のことです。

 

※11  信頼区間

 一般的に臨床試験などの結果は誤差やバイアスを含むため、正確な結果(真の値)を推定するために統計学的な解析を行いますが、当該試験では真の値がどの範囲に含まれるかを推定する解析方法を用いました。信頼区間とは、統計学で母集団の真の値が含まれることがかなり確信できる範囲のことであり、「90%信頼区間:22.2%~77.8%」とは、被験者を変えて当該試験を繰り返し行った際に、90%の割合で試験結果である奏効率の真の値が22.2%~77.8%の区間に含まれることを表しています。

 

※12  奏効率

 奏効率とは、治療の効果を評価する際に用いられる指標で、臨床試験で治療を受けた症例のうち、部分奏効(治療開始時より腫瘍が全体の30%以上縮小した状態)、または完全奏効(腫瘍が完全に消失し、検査で腫瘍が確認できない状態)となった症例の割合を表します。

 

※13  画像中央判定

 画像中央判定とは、医薬品の臨床試験において画像評価の客観性や均一性を確保するため、独立した検査機関(中央検査機関)で有効性や安全性を評価する方法です。

 

※14  単群治験

 単群治験とは、臨床試験において被験者を複数の群に分けて比較する試験とは異なり、対象群を設けずにすべての被験者を同一の条件とし、その効果を検証する試験です。

 

※15  IDH-wild type

 細胞のエネルギー代謝に関与する酵素をコードするIDH1/2遺伝子に変異が無いことを意味します。IDH遺伝子に変異がない神経膠芽腫は再発が早く、予後が不良とされています。

※16  バスケット試験

 バスケット試験とは、単一の治療法を用いた複数の疾患を対象とした試験であり、通常特定の遺伝子異常等を有するがんの患者集団で、複数の癌腫を横断的に薬剤の臨床評価を実施する試験です。現在計画しているバスケット試験では、SPM-011の取り込みの期待ができる複数の癌腫を横断的に評価する計画です。

 

(2)当期の財政状態の概況

(資産)

当事業年度末における流動資産は4,353,125千円となり、前事業年度末に比べ890,353千円減少いたしました。これは、仕掛品が98,392千円、原材料及び貯蔵品が16,682千円増加した一方で、現金及び預金が383,465千円、売掛金が646,908千円減少したことが主な要因であります。

固定資産は133,569千円となり、前事業年度末に比べ40,056千円減少いたしました。これは、有形固定資産が19,424千円、無形固定資産が6,526千円、長期前払費用が17,678千円減少したことが主な要因であります。

この結果、総資産は4,486,694千円となり、前事業年度末に比べ930,410千円減少いたしました。

 

(負債)

当事業年度末における流動負債は259,960千円となり、前事業年度末に比べ130,483千円減少いたしました。これは、未払金が109,867千円、未払法人税等が4,482千円減少したことが主な要因であります。

固定負債は1,800,165千円となり、前事業年度末に比べ19,009千円減少いたしました。これは、長期借入金が19,640千円減少したことが主な要因であります。

この結果、負債合計は2,060,126千円となり、前事業年度末に比べ149,492千円減少いたしました。

 

(純資産)

 当事業年度末における純資産は2,426,568千円となり、前事業年度末に比べ780,917千円減少いたしました。こ

れは、当期純損失780,917千円を計上したことが要因であります。

この結果、自己資本比率は54.1%(前事業年度末は59.2%)となりました。

 

(3)当期のキャッシュ・フローの概況

当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」)は、2,778,006千円(前事業年度末は3,161,471千円)となり、前事業年度末に比べ383,465千円減少いたしました。当事業年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当事業年度において営業活動の結果、使用した資金は334,514千円(前事業年度末は140,408千円の収入)となりました。これは主に、棚卸資産が65,048千円増加した一方で、売上債権が646,908千円減少、未払金が128,562千円減少し、税引前当期純損失778,005千円を計上したことによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度において投資活動の結果、使用した資金は15,671千円(前事業年度末は287,576千円の収入)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出10,803千円、敷金及び保証金の差入による支出4,018千円によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度において財務活動の結果、使用した資金は33,279千円(前事業年度末は721,253千円の収入)となりました。これは主に、長期借入れによる収入139,000千円があった一方で、長期借入金の返済による支出158,640千円によるものであります。

 

(4)今後の見通し

 次期の業績見通しにつきましては、以下の主要な事業環境を前提として、売上高は1,038,091千円(当期比221.0%増)、営業損失696,000千円、経常損失625,765千円、当期純損失628,615千円を見込んでおります。

 

 2025年9月に発生した主要な製造委託先の準自己破産に伴い、当社は新たな製造委託先への生産移管を進めております。現在、新たな製造委託先において技術移管及び製造所変更に必要な対応を進めており、試作品を用いた各種評価、商業プラントでの製造試作、プロセスバリデーション及び安定性試験等を実施したうえで、2027年1月頃の製造所変更に係る承認取得を見込んでおります。当該承認取得後、本格的な製造開始を目指しています。

 

 売上高につきましては、上記生産開始に向けた取組みの進展に加え、中国海南島における治療の進捗に伴い、中国向けの輸出による売上計上を見込んでおります。一方で、新たな製造委託先への技術移管に伴う一時費用に加え、海外展開に向けた事業投資及びBNCTの適応拡大に向けた研究開発投資を継続する見通しであることから、営業損失、経常損失及び当期純損失を計上する見込みです。

 

 なお、上記の業績見通しは、現時点において当社が入手可能な情報及び合理的であると判断する前提に基づき算定したものであり、今後の事業環境の変化等により、実際の業績は予想数値と異なる可能性があります。業績予想の修正が必要となった場合には、速やかに開示いたします。

 

(次期の業績見通し)

 

業績予想(千円)

当期実績(千円)

対当期比(%)

売上高

1,038,091

323,389

321.0

営業損失(△)

△696,000

△748,957

経常損失(△)

△625,765

△778,005

当期純損失(△)

△628,615

△780,917

 

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方

当社の現況の利害関係者の多くは、国内の株主、債権者、取引先等であり、会計基準につきましては日本基準を適用しております。

なお、国際財務報告基準の適用につきましては、今後は海外からの資金調達を予定しており、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。

 

3.財務諸表及び主な注記

(1)貸借対照表

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2025年3月31日)

当事業年度

(2026年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

3,206,471

2,823,006

売掛金

714,666

67,757

製品

119,271

69,246

仕掛品

1,108,524

1,206,916

原材料及び貯蔵品

2,933

19,615

前渡金

5,464

77,163

前払費用

49,076

66,508

その他

37,069

22,909

流動資産合計

5,243,479

4,353,125

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

20,110

20,592

減価償却累計額

△15,278

△16,157

建物(純額)

4,831

4,434

機械及び装置

293,151

293,151

減価償却累計額

△243,374

△258,881

機械及び装置(純額)

49,776

34,269

工具、器具及び備品

46,629

47,946

減価償却累計額

△34,717

△39,553

工具、器具及び備品(純額)

11,912

8,392

有形固定資産合計

66,520

47,096

無形固定資産

 

 

特許権

42,219

36,658

商標権

354

221

ソフトウエア

6,687

5,854

無形固定資産合計

49,261

42,734

投資その他の資産

 

 

長期前払費用

39,883

22,205

その他

17,959

21,533

投資その他の資産合計

57,843

43,738

固定資産合計

173,625

133,569

資産合計

5,417,104

4,486,694

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2025年3月31日)

当事業年度

(2026年3月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

22,713

1年内返済予定の長期借入金

158,640

158,640

未払金

183,441

73,574

未払費用

7,121

8,601

未払法人税等

14,202

9,720

預り金

4,069

9,425

賞与引当金

255

流動負債合計

390,444

259,960

固定負債

 

 

長期借入金

608,140

588,500

長期未払金

148,473

135,837

預り保証金

1,000,000

1,000,000

株式報酬引当金

3,447

15,939

退職給付引当金

59,115

59,889

固定負債合計

1,819,175

1,800,165

負債合計

2,209,619

2,060,126

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

2,859,218

2,859,218

資本剰余金

 

 

資本準備金

489,135

348,323

資本剰余金合計

489,135

348,323

利益剰余金

 

 

その他利益剰余金

 

 

繰越利益剰余金

△140,811

△780,917

利益剰余金合計

△140,811

△780,917

自己株式

△56

△56

株主資本合計

3,207,485

2,426,568

純資産合計

3,207,485

2,426,568

負債純資産合計

5,417,104

4,486,694

 

(2)損益計算書

 

 

(単位:千円)

 

 前事業年度

(自 2024年4月1日

 至 2025年3月31日)

 当事業年度

(自 2025年4月1日

 至 2026年3月31日)

売上高

961,058

323,389

売上原価

 

 

製品期首棚卸高

100,577

119,271

当期製品製造原価

144,961

合計

245,538

119,271

製品期末棚卸高

119,271

69,246

製品他勘定振替高

10,957

5,792

製品売上原価

115,309

44,233

売上総利益

845,748

279,156

販売費及び一般管理費

935,995

1,028,113

営業損失(△)

△90,246

△748,957

営業外収益

 

 

受取利息

598

401

有価証券利息

688

受取手数料

12,500

役員報酬返納額

2,689

受託研究収入

10,255

1,054

その他

106

2,060

営業外収益合計

11,648

18,705

営業外費用

 

 

支払利息

4,082

7,252

株式交付費

4,310

アレンジメントフィー

45,000

支払手数料

3,827

37,455

その他

2,051

3,046

営業外費用合計

59,271

47,754

経常損失(△)

△137,869

△778,005

税引前当期純損失(△)

△137,869

△778,005

法人税、住民税及び事業税

2,941

2,911

法人税等合計

2,941

2,911

当期純損失(△)

△140,811

△780,917

 

 

製造原価明細書

 

 

前事業年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

当事業年度

(自 2025年4月1日

至 2026年3月31日)

区分

注記

番号

金額(千円)

構成比

(%)

金額(千円)

構成比

(%)

Ⅰ 材料費

 

125,000

51.9

13,743

10.6

Ⅱ 労務費

 

Ⅲ 経費

※1

115,794

48.1

116,151

89.4

当期総製造費用

 

240,794

100.0

129,895

100.0

期首仕掛品棚卸高

 

1,012,691

 

1,108,524

 

合計

 

1,253,485

 

1,238,419

 

期末仕掛品棚卸高

 

1,108,524

 

1,206,916

 

他勘定振替高

※2

 

31,502

 

当期製品製造原価

 

144,961

 

 

原価計算の方法

原価計算の方法は、実際原価による総合原価計算を採用しております。

 

(注)※1.主な内訳は次のとおりであります。

項目

前事業年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

当事業年度

(自 2025年4月1日

至 2026年3月31日)

外注加工費(千円)

114,645

112,026

 

   ※2.他勘定振替高の内訳は次のとおりであります。

項目

前事業年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

当事業年度

(自 2025年4月1日

至 2026年3月31日)

業務委託費(千円)

31,502

 

 

 

(3)株主資本等変動計算書

前事業年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本

合計

 

資本準備金

その他資本剰余金

資本剰余金合計

その他利益

剰余金

利益剰余金合計

 

繰越利益

剰余金

当期首残高

2,938,110

195,722

195,722

763,749

763,749

30

2,370,053

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

新株の発行

(新株予約権の行使)

476,549

476,549

 

476,549

 

 

 

953,098

新株の発行

(譲渡制限付株式報酬)

12,586

12,586

 

12,586

 

 

 

25,172

減資

568,027

195,722

763,749

568,027

 

 

 

欠損填補

 

 

763,749

763,749

763,749

763,749

 

当期純損失(△)

 

 

 

 

140,811

140,811

 

140,811

自己株式の取得

 

 

 

 

 

 

26

26

株主資本以外の項目の

当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

 

 

当期変動額合計

78,892

293,412

293,412

622,938

622,938

26

837,432

当期末残高

2,859,218

489,135

489,135

140,811

140,811

56

3,207,485

 

 

 

 

 

新株予約権

純資産

合計

当期首残高

6,959

2,377,012

当期変動額

 

 

新株の発行

(新株予約権の行使)

 

953,098

新株の発行

(譲渡制限付株式報酬)

 

25,172

減資

 

欠損填補

 

当期純損失(△)

 

140,811

自己株式の取得

 

26

株主資本以外の項目の

当期変動額(純額)

6,959

6,959

当期変動額合計

6,959

830,473

当期末残高

3,207,485

 

当事業年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本

合計

 

資本準備金

その他資本剰余金

資本剰余金合計

その他利益

剰余金

利益剰余金合計

 

繰越利益

剰余金

当期首残高

2,859,218

489,135

489,135

140,811

140,811

56

3,207,485

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

減資

 

140,811

140,811

 

 

 

欠損填補

 

 

140,811

140,811

140,811

140,811

 

当期純損失(△)

 

 

 

 

780,917

780,917

 

780,917

株主資本以外の項目の

当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

 

 

当期変動額合計

140,811

140,811

640,105

640,105

780,917

当期末残高

2,859,218

348,323

348,323

780,917

780,917

56

2,426,568

 

 

 

 

 

新株予約権

純資産

合計

当期首残高

3,207,485

当期変動額

 

 

減資

 

欠損填補

 

当期純損失(△)

 

780,917

株主資本以外の項目の

当期変動額(純額)

 

当期変動額合計

780,917

当期末残高

2,426,568

 

(4)キャッシュ・フロー計算書

 

 

(単位:千円)

 

 前事業年度

(自 2024年4月1日

 至 2025年3月31日)

 当事業年度

(自 2025年4月1日

 至 2026年3月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

税引前当期純損失(△)

△137,869

△778,005

減価償却費

34,723

28,600

株式報酬費用

4,817

6,227

賞与引当金の増減額(△は減少)

△109

△255

株式報酬引当金の増減額(△は減少)

3,447

12,492

退職給付引当金の増減額(△は減少)

5,505

774

受取利息

△598

△401

有価証券利息

△688

支払利息

4,082

7,252

受取手数料

△12,500

アレンジメントフィー

45,000

コミットメントフィー

7,303

売上債権の増減額(△は増加)

△638,438

646,908

棚卸資産の増減額(△は増加)

△114,472

△65,048

仕入債務の増減額(△は減少)

△52,976

△22,713

未払金の増減額(△は減少)

△36,488

△128,562

預り保証金の増減額(△は減少)

1,000,000

その他の資産の増減額(△は増加)

19,813

△62,524

その他の負債の増減額(△は減少)

8,118

829

その他

28,151

小計

143,865

△331,472

利息の受取額

3,488

401

手数料の受取額

12,500

利息の支払額

△4,082

△5,667

コミットメントフィーの支払額

△7,364

法人税等の支払額

△2,862

△2,911

営業活動によるキャッシュ・フロー

140,408

△334,514

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

有形固定資産の取得による支出

△3,913

△10,803

無形固定資産の取得による支出

△8,500

△850

敷金及び保証金の差入による支出

△4,018

有価証券の償還による収入

300,000

その他

△10

投資活動によるキャッシュ・フロー

287,576

△15,671

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

長期借入金の返済による支出

△946,520

△158,640

長期借入れによる収入

730,500

139,000

新株予約権の行使による株式の発行による収入

941,828

引出制限付預金の純増減額(△は増加)

△4,528

自己株式の取得による支出

△26

その他

△13,639

財務活動によるキャッシュ・フロー

721,253

△33,279

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

1,149,238

△383,465

現金及び現金同等物の期首残高

2,012,233

3,161,471

現金及び現金同等物の期末残高

3,161,471

2,778,006

 

(5)財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

該当事項はありません。

 

(持分法損益等の注記)

当社は関連会社を有していないため、該当事項はありません。

 

(セグメント情報等の注記)

当社の事業セグメントは、医薬品開発事業のみの単一セグメントであり、セグメント情報の記載を省略しております。

 

(1株当たり情報の注記)

 

前事業年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

当事業年度

(自 2025年4月1日

至 2026年3月31日)

1株当たり純資産額

94.26円

71.33円

1株当たり当期純損失(△)

△4.22円

△22.95円

 (注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純損失であるため、記載しておりません。

2.1株当たり当期純損失の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

前事業年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

当事業年度

(自 2025年4月1日

至 2026年3月31日)

当期純損失(△)(千円)

△140,811

△780,917

普通株主に帰属しない金額(千円)

普通株式に係る当期純損失(△)(千円)

△140,811

△780,917

普通株式の期中平均株式数(株)

33,379,698

34,023,933

希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要

 新株予約権3種類(新株予約権の数8,888個)

 

 新株予約権3種類(新株予約権の数8,888個)

 

 

 

(重要な後発事象の注記)

第三者割当による新株式及び新株予約権の発行

 当社は、2026年3月31日開催の取締役会において、第三者割当による株式及び新株予約権発行プログラムの設定並びに、当該プログラムに基づく第1回目 第三者割当による新株式及び新株予約権の発行を決議し、2026年4月16日に払込手続が完了しております。その概要は次のとおりであります。

 

1.第1回目 第三者割当による新株式の発行(普通株式)

(1)払込期日          2026年4月16日

(2)発行新株式数        普通株式 1,000,000株

(3)発行価額          1株当たり 696円

(4)資金調達の額(総額)    696,000千円

(5)増加する資本金の額     348,000千円

(6)増加する資本準備金の額   348,000千円

(7)募集又は割当方法      第三者割当

(8)割当先           CVI Investments, Inc.

(9)資金の使途

   希少がんを対象とする臨床試験、研究開発並びに海外展開及び安定供給体制構築等に係る費用に充当

   する予定であります。

 

2.第1回目 第三者割当による新株予約権(第5回新株予約権)の発行

(1)割当日               2026年4月16日

(2)新株予約権の総数          10,500個(新株予約権1個につき100株)

(3)新株予約権の目的となる株式の種類  普通株式

(4)発行価額              新株予約権1個当たり 552円

(5)行使期間              2026年4月17日から2030年4月16日まで

(6)当該発行による潜在株式数      1,050,000株

(7)資金調達予定額(注)        959,196千円

   (内訳)

    新株予約権発行による調達額    5,796千円

    新株予約権行使による予定調達額 953,400千円

(8)行使価額              1株当たり 908円

(9)募集又は割当方法          第三者割当

(10)割当先               CVI Investments, Inc.

(11)資金の使途

   上記「1.第1回目 第三者割当による新株式の発行(普通株式)」と同様の目的に充当する予定であります。

(注)新株予約権の発行価額の総額(5,796千円)に、全ての新株予約権が行使されたと仮定した場合に行使に際して払い込むべき金額の総額(953,400千円)を合算した金額となります。新株予約権の行使価額が調整された場合、または新株予約権の権利行使期間内に行使が行われない場合、上記金額は減少します。