|
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… |
2 |
|
(1)当四半期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………………………… |
2 |
|
(2)当四半期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………………… |
5 |
|
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… |
5 |
|
(4)継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………………………… |
6 |
|
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………… |
7 |
|
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………… |
7 |
|
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 …………………………………………… |
9 |
|
(3)要約四半期連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………… |
11 |
|
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………… |
13 |
|
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………… |
14 |
|
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… |
14 |
|
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… |
14 |
|
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… |
14 |
(1)当四半期の経営成績の概況
① 当期の経営成績
当社グループが取り組む再生医療分野では、政府による健康・医療戦略推進における創薬力強化や基盤技術開発、産業化推進など様々な取り組みが進められています。製薬業界においては、iPS細胞を使った再生医薬品が条件及び期限付承認の下で製造販売が認められ、iPS製品の実用化に向けた道がいよいよ開かれてきました。
このような状況のもと、当社グループは体性幹細胞再生医薬品分野及びiPSC再生医薬品分野において研究開発を推進しました。
体性幹細胞再生医薬品分野においては、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)、脳梗塞急性期及び外傷の治療薬HLCM051(骨髄由来体性幹細胞/invimestrocel)の承認取得に向け、それぞれの治験結果に基づき、準備を進めています。
ARDSについては、既に日本国内で完了した第2相試験(治験名称:ONE-BRIDGE試験)と米英で実施した第2相試験(MUST-ARDS試験)の良好な結果に加え、米国を中心として実施するグローバル第3相試験(REVIVE-ARDS試験)を検証試験とすることを前提に、国内での条件及び期限付承認申請に向けた準備を進めています。REVIVE-ARDS試験の最初の患者組み入れは日本国内で行う予定であり、その後米国を中心としたグローバルでの治験実施を加速してまいります。2026年2月には、治験計画届出書がPMDAに受理され、本試験を開始する準備が整いました。条件及び期限付承認の申請並びに承認取得、その後の製品販売に向けた営業・マーケティング体制の確立に向け準備を進めてまいります。
脳梗塞急性期については、引き続き規制当局との協議を続け、日本及び米国での治験データに基づき治療薬の開発推進に向けた方針を検討してまいります。
外傷については、米国において米国国防総省とメモリアル・ハーマン基金により、156人の患者を対象とした第2相試験(MATRICS-1試験)を実施しています。外傷は米国における45歳未満の死亡原因の第1位、全死亡原因の第3位であり、HLCM051の承認後には、米軍等において大規模に採用される可能性があります。
当社グループは、経済産業省 令和6年度補正予算「再生・細胞医療・遺伝子治療製造設備投資支援事業費補助金」における新技術導入促進枠としての助成を受けながら、プロセス開発等機能、製造機能、品質管理機能を有した再生医療等製品を製造するサービス提供(CDMO事業)を推進してまいります。グローバル市場に対応可能なCDMO事業のインフラ構築と商業化を目指し、2028年1月に神戸での製造拠点の完成を予定しており、500Lの3Dバイオリアクターを設置し年間4万人にARDSの治療薬を供給可能な製造規模の実現を目指しています。また、Minaris Advanced TherapiesとHLCM051の商用生産に向けた準備を進めており、当社独自の3Dバイオリアクター製造プロセスを利用し、コスト削減と大量生産により安定した細胞治療薬の商用生産を目指します。
iPSC再生医薬品分野においては、遺伝子導入技術により特定機能を強化した他家iPS細胞由来のナチュラルキラー細胞(以下、「eNK®細胞」といいます。)を用いた次世代がん免疫細胞療法に関する研究を進めています。また、遺伝子編集技術を用いた免疫拒絶のリスクの少ない次世代iPS細胞、ユニバーサルドナーセル(Universal Donor Cell:以下、「UDC」といいます。)を用いた新たな治療薬の研究や細胞置換を必要とする疾患に対する治療法の研究を進めています。
eNK®細胞を用いた次世代がん免疫細胞療法については、株式会社Akatsuki Therapeutics(以下、「Akatsuki社」といいます。)と共同事業契約及びライセンスオプション契約を締結し、研究・開発を進めています。これまで当社が単独で実施してきたeNK®細胞の研究開発業務は、当社グループ全体の資源の効率的活用及び資金の機動的調達の観点より、Akatsuki社が主導し、当社はAkatsuki社より研究開発業務を受託します。
眼科領域において、株式会社RACTHERA(住友ファーマ株式会社(以下、「住友ファーマ」といいます。)より、再生・細胞医薬事業を承継。以下、「RACTHERA社」といいます。)とiPS細胞由来網膜色素上皮(RPE)細胞を用いた治療法開発を共同で進めています。
また、安定した収益源の確保を目指し、再生医療等製品の生産に伴い今後大量に産出される培養上清の活用に向けた取り組みを進めています。2026年1月に、培養上清の本格生産に対応するため、神戸バイオメディカル創造センター(BMA)内に細胞加工製造用施設を本格稼働させました。一般社団法人AND medical group(以下、「AND medical社」といいます。)との間で、原材料を当社からAND medical社に供給するための供給契約を締結しています。また、2026年1月には、アルフレッサ株式会社との間で、培養上清の継続的な売買に向けた取引基本合意書を締結しました。2026年4月には、株式会社JENECELL(以下、「JENECELL社」といいます。)と、JENECELL社が韓国及びワールドワイドに提供する化粧品の原材料となる培養上清を、当社から供給する契約を締結しました。このほか、複数の有力な取引先との販売に向けた交渉を進めています。
なお、今後の研究活動の継続に向けた事業体制の適正化に向け、経営資源の再配分、固定費削減を中心とした合理化施策の実施、財務基盤の強化を目指した資金調達等に継続的に取り組んでいます。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上収益は8百万円(前年同期比78.2%減)、営業損失は1,130百万円(前年同期は744百万円の営業損失)、税引前四半期損失は3,464百万円(前年同期は2,579百万円の税引前四半期損失)、親会社の所有者に帰属する四半期損失は3,478百万円(前年同期は2,562百万円の親会社の所有者に帰属する四半期損失)となりました。
② 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間においては、体性幹細胞再生医薬品、iPSC再生医薬品の各分野において、以下のとおり研究開発を推進いたしました。
当第1四半期連結累計期間における研究開発費の総額は、798百万円(前年同期は482百万円)であります。
(ⅰ)体性幹細胞再生医薬品分野
当第1四半期連結累計期間において、体性幹細胞再生医薬品HLCM051を用いて、国内外でARDS、脳梗塞急性期及び外傷に対する治療薬の開発を進めました。
<炎症>
ARDSに対する治療薬の開発においては、肺炎を原因疾患としたARDS患者を対象に、有効性及び安全性を検討する第2相試験(治験名称:ONE-BRIDGE試験)を実施し、2021年8月と11月に、HLCM051投与後90日と180日の評価項目のデータの一部を発表しました。その中で、有効性並びに安全性について良好な結果が示されました。2024年9月に、米国を中心としたHLCM051のグローバル第3相試験(治験名称:REVIVE-ARDS試験)の実施について、米国FDA(Food and Drug Administration)とREVIVE-ARDS試験のデザインについて合意し、準備が整い次第、治験を開始する予定です。日本においては、既に日本国内で完了した第2相試験(ONE-BRIDGE試験)と米英で実施した第2相試験(MUST-ARDS試験)の良好な結果に加え、検証試験としてREVIVE-ARDS試験を実施することを前提に、国内での条件及び期限付承認申請に向け準備を進めています。2026年2月には、治験計画届出書がPMDAに受理され、本試験を開始する準備が整いました。
脳梗塞急性期に対する治療薬の開発においては、有効性及び安全性を検討するプラセボ対照二重盲検第2/3相試験(治験名称:TREASURE試験)を実施し、2022年3月末にすべての治験登録患者の投与後365日データの収集が完了しました。同年5月に試験データの一部を解析し速報値を公表しましたが、主要評価項目は未達となりました。一方で、脳梗塞患者の日常生活における臨床的な改善を示す複数の指標を通じて、全般的に1年後の患者の日常生活自立の向上が示唆されました。2023年10月には米国・欧州で実施している治験(治験名称:MASTERS-2試験)の中間段階でのデータ解析を行いました。現在、規制当局との相談を進めながら、開発方針の検討を行っています。
外傷を対象とした治療薬の開発においては、米国国防総省とメモリアル・ハーマン基金により、テキサス大学ヒューストン・ヘルスサイエンス・センター(UTH)及びメモリアル・ハーマン・メディカル・センターにおいて、156人の患者を対象に、外傷による多臓器不全/全身性炎症反応関連疾患(SIRC)へのHLCM051を用いたプラセボ対照二重盲検第2相試験(MATRICS-1試験)を実施しています。MATRICS-1試験では、HLCM051投与後30日の腎機能の回復を主要評価項目としています。欧米において既に実施されたARDS患者に対する第1/2相臨床試験(治験名称:MUST-ARDS試験)のデータのうち、重度の腎機能障害(急性腎不全:AKI)を併発していた患者を抽出したサブグループ解析(20例)を行い、その結果を2025年10月に発表いたしました。それによると、プラセボ投与群と比較し、HLCM051投与群において死亡率の低下並びに腎機能障害の改善傾向が見られました。HLCM051が持つ抗炎症作用や免疫調節作用が、腎機能障害の改善に寄与する可能性を示唆しているものと考えています。
(ⅱ)iPSC再生医薬品分野
当第1四半期連結累計期間において、がん免疫細胞療法(開発コード:AKT-01/HLCN061)、細胞置換に関する研究開発を進めました。
<がん免疫細胞療法>
eNK®細胞(AKT-01/HLCN061)は、遺伝子導入技術により細胞傷害活性の増強だけでなく、患者免疫細胞のリクルート(呼び込み)や固形がんへの浸潤特性も強化された、当社が開発した独自の遺伝子導入iPSC(人工多能性幹細胞)NK細胞プラットフォームです。eNK®細胞を用いて、固形がんを対象にしたがん免疫細胞療法の研究を進めています。これまで当社グループが培ってきたiPS細胞を取り扱う技術と遺伝子導入技術を用いることで、eNK®細胞の作製に成功しており、さらに大量かつ安定的に作製する製造工程を開発するなど、次世代がん免疫細胞療法を創出すべく自社研究を進めています。神戸医療イノベーションセンター内に、2022年7月、当社の自社管理による細胞加工製造用施設が本格稼働し、eNK®細胞の治験製品の製造に向け着手しております。2025年1月には、Akatsuki社と共同事業契約およびライセンスオプション契約を締結し、同社が研究開発を主体的に推進しています。
現在までの研究の成果としては、国立研究開発法人国立がん研究センターとの共同研究において、国立がん研究センターが保有する複数種類のがん腫に由来するPDX(Patient-Derived Xenograft:患者腫瘍組織移植片)移植マウスを用いてヒト肺がん組織に対するeNK®細胞の抗腫瘍効果を確認しています。また、兵庫医科大学とeNK®細胞を用いた中皮腫に対するがん免疫細胞療法に関する共同研究を行いました。国立大学法人広島大学とeNK®細胞を用いた肝細胞がんに対するがん免疫細胞療法に関する共同研究を進めています。2025年10月には、国立大学法人九州大学と、CAR-eNK細胞を用いた脳腫瘍に対するがん免疫細胞療法に関する共同研究契約を締結しました。自社研究においては、eNK®細胞が中皮腫皮下移植モデルマウス、肺がん同所生着モデルマウス、肝がん皮下移植モデルマウス、及び胃がん腹膜播種モデルマウスに対して抗腫瘍効果を有すること、生体におけるがんと同様の環境を有している肺がん患者由来のがんオルガノイド*1においても、同様に抗腫瘍効果があることを確認しております。現在、eNK®細胞を用いた治験の開始を目指し、PMDAや米国FDAと相談を進めています。なお、eNK®細胞の肺がんに対する抗腫瘍効果に関する学術論文が、2026年3月に査読付きジャーナル“Cancer Immunology, Immunotherapy”に掲載されました。
*1 生体内の組織・器官に極めて似た特徴を有している3次元的な構造をもつ組織・細胞
<細胞置換>
iPSCプラットフォームとして、遺伝子編集技術を用いた、HLA型に関わりなく免疫拒絶のリスクを低減する次世代iPS細胞、UDCに関する研究を進めております。患者の免疫細胞に認識されにくいiPS細胞を作製することで拒絶反応を抑制し、有効性と安全性を高めた再生医療等製品を開発するための次世代技術プラットフォームの確立を目指しております。米国子会社(Healios NA, Inc.)を通じた補助金の活用等含め、グローバルに研究開発を進めています。現在、UDCの臨床株及びマスターセルバンクが完成し、様々な細胞に分化できる能力を有することの確認など具体的な臨床応用に向けた研究を進めております。細胞治療への応用としては、国立研究開発法人国立国際医療研究センターと、血糖値に応じてインスリンを生産・分泌し血液中の糖の調整を担う膵臓β細胞に関し、UDCからの作製に成功しています。2025年8月には、UDCに関する日本での特許が成立し、移植細胞の原材料となる再生医療等製品創出のための次世代技術プラットフォームとして、その技術的独自性が正式に認められました。
眼科領域において、iPS細胞由来網膜色素上皮(RPE)細胞(開発コード:HLCR011)を用いた治療法開発をRACTHERA社と共同で進めており、住友ファーマとも連携して、網膜色素上皮裂孔の患者を対象とする第1/2相試験を進めています。
従来より肝疾患領域において、国立大学法人東京大学医科学研究所再生医学分野と進めていた、肝疾患に対する肝臓原基*2(開発コード:HLCL041)を用いた治療法の開発、UDCを用いた肝臓原基の製造法確立を目的とした研究につきましては、当社からカーブアウトした上でベンチャーキャピタル等の外部パートナーと共同で研究開発を推進する方向で準備を進めています。
新たな治療薬の研究や細胞置換を必要とする疾患に対するさらなる治療法の研究を目的に、国内外の企業・研究機関10社以上にUDCやiPS細胞を提供し様々な疾患への適応可能性について評価を実施しています。
*2 肝臓の基となる立体的な肝臓の原基。肝細胞に分化する前の肝前駆細胞を、細胞同士をつなぐ働きを持つ間葉系細胞と、血管をつくり出す血管内皮細胞に混合して培養することで形成されます。
なお、当社グループは医薬品事業のみの単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
【開発パイプラインの状況(2026年5月14日現在)】
<体性幹細胞再生医薬品分野>
[the image file was deleted]
(*1)米国FDAよりFast Track及びRMAT(重篤または生命を脅かす疾病や治療法のない疾病に対する新薬の開発に向け、一定の条件を満たした医薬品(RMATは細胞加工製品)に対し迅速承認を可能とする制度)指定を受けています。
<iPSC再生医薬品分野>
[the image file was deleted]
(*2)Retinal Pigment Epithelium:網膜色素上皮細胞
(*3)住友ファーマ株式会社より再生・細胞医薬事業を承継
[the image file was deleted]
カーブアウト予定のパイプラインは表記より除いています。
(2)当四半期の財政状態の概況
① 資産、負債及び資本の状況
(資産)
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ6,430百万円増加し、23,484百万円となりました。流動資産は5,396百万円増加し、11,837百万円となりました。主な要因は、現金及び現金同等物の増加5,188百万円であります。非流動資産は1,034百万円増加し、11,647百万円となりました。主な要因は、その他の金融資産の増加1,081百万円であります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ3,752百万円増加し、15,907百万円となりました。流動負債は2,559百万円増加し、5,783百万円となりました。主な要因は、その他の金融負債の増加2,607百万円であります。非流動負債は1,192百万円増加し、10,124百万円となりました。主な要因は、Saiseiファンドにおける外部投資家持分の増加1,209百万円であります。
(資本)
当第1四半期連結会計期間末の資本合計は、前連結会計年度末に比べて2,678百万円増加し、7,577百万円となりました。主な要因は、新株の発行による6,098百万円の増加及び四半期損失3,457百万円の計上であります。
② キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、資金と言います。)は、前連結会計年度末と比べて5,188百万円増加し、10,868百万円となりました。
当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により使用した資金は1,270百万円(前年同期は762百万円の資金の使用)となりました。これは主に、税引前四半期損失3,464百万円及び金融費用2,659百万円の計上等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は723百万円(前年同期は282百万円の資金の使用)となりました。これは主に、投資有価証券の取得による支出626百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により獲得した資金は7,146百万円(前年同期は2,886百万円の資金の獲得)となりました。これは主に、新株の発行による収入6,109百万円等によるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、事業提携の可能性や新規シーズの獲得の可能性など、現時点では業績に影響を与える未確定な要素が多いことから、適正かつ合理的な数値の算出が困難な状況と考えており、四半期ごとに実施する決算業績及び事業の概況のタイムリーな開示に努め、当期の連結業績予想は開示しない方針です。
(4)継続企業の前提に関する重要事象等
当社グループは、当第1四半期連結会計期間末において、現金及び現金同等物を10,868百万円保有しておりますが、当第1四半期連結累計期間における営業損失は1,130百万円、営業活動によるキャッシュ・フローは△1,270百万円となりました。これらの財務指標の状況により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しています。
当社は、当該事象を解消すべく、以下の対応策を図ってまいります。
① 継続的な収益源の確保
UDCやiPS細胞株の提供による売上収益に加え、培養上清の販売による収益の獲得に取り組みます。
② ARDS治療薬の開発推進
開発が先行しているARDSを対象とする治療薬について国内における条件及び期限付承認申請に向けて速やかに準備を進めます。
③ 既存パイプラインにおける提携先の開拓
体性幹細胞再生医薬品分野及びiPSC再生医薬品分野におけるパイプラインについて製薬会社とのパートナリング、また一部地域における独占的開発・販売権の製薬会社へのライセンスアウトを進めることにより、開発リスク、財務リスクの低減を図ります。
④ コスト削減
従来からの固定費削減を継続し、当社グループの資金状況を見ながら研究開発を進めます。
⑤ 資金調達
第21回、第22回、第26回及び第27回新株予約権の行使による資金調達、補助金等の活用、また他の対応策の状況に応じて必要な資金調達を行います。
これらの対応策を講じること、奏功しない場合にはパイプラインの見直しによる研究開発費の削減、人件費の削減等のさらなるコスト削減を実施していくことから、現時点において継続企業の前提に関する重要な不確実性はないものと判断しています。
|
|
前連結会計年度 (2025年12月31日) |
|
当第1四半期 連結会計期間 (2026年3月31日) |
|
|
百万円 |
|
百万円 |
|
資産 |
|
|
|
|
流動資産 |
|
|
|
|
現金及び現金同等物 |
5,679 |
|
10,868 |
|
営業債権及びその他の債権 |
236 |
|
404 |
|
その他の流動資産 |
526 |
|
565 |
|
流動資産合計 |
6,441 |
|
11,837 |
|
非流動資産 |
|
|
|
|
有形固定資産 |
455 |
|
434 |
|
使用権資産 |
568 |
|
544 |
|
無形資産 |
4,416 |
|
4,415 |
|
持分法で会計処理されている投資 |
4 |
|
4 |
|
その他の金融資産 |
5,168 |
|
6,249 |
|
その他の非流動資産 |
2 |
|
1 |
|
非流動資産合計 |
10,613 |
|
11,647 |
|
資産合計 |
17,054 |
|
23,484 |
|
|
前連結会計年度 (2025年12月31日) |
|
当第1四半期 連結会計期間 (2026年3月31日) |
|
|
百万円 |
|
百万円 |
|
負債及び資本 |
|
|
|
|
負債 |
|
|
|
|
流動負債 |
|
|
|
|
営業債務及びその他の債務 |
376 |
|
333 |
|
未払法人所得税等 |
25 |
|
16 |
|
社債及び借入金 |
450 |
|
450 |
|
リース負債 |
137 |
|
140 |
|
その他の金融負債 |
1,896 |
|
4,503 |
|
その他の流動負債 |
340 |
|
340 |
|
流動負債合計 |
3,224 |
|
5,783 |
|
非流動負債 |
|
|
|
|
社債及び借入金 |
1,599 |
|
1,599 |
|
リース負債 |
426 |
|
400 |
|
引当金 |
55 |
|
56 |
|
繰延税金負債 |
1,442 |
|
1,434 |
|
Saiseiファンドにおける外部投資家持分 |
4,716 |
|
5,925 |
|
その他の金融負債 |
351 |
|
374 |
|
その他の非流動負債 |
342 |
|
335 |
|
非流動負債合計 |
8,932 |
|
10,124 |
|
負債合計 |
12,155 |
|
15,907 |
|
資本 |
|
|
|
|
資本金 |
2,572 |
|
5,704 |
|
資本剰余金 |
3,040 |
|
6,028 |
|
自己株式 |
△1 |
|
△1 |
|
その他の資本の構成要素 |
△1,722 |
|
△1,707 |
|
利益剰余金 |
1,000 |
|
△2,478 |
|
親会社の所有者に帰属する持分合計 |
4,890 |
|
7,547 |
|
非支配持分 |
9 |
|
29 |
|
資本合計 |
4,899 |
|
7,577 |
|
負債及び資本合計 |
17,054 |
|
23,484 |
【要約四半期連結損益計算書】
|
|
前第1四半期連結累計期間 (自 2025年1月1日 至 2025年3月31日) |
|
当第1四半期連結累計期間 (自 2026年1月1日 至 2026年3月31日) |
|
|
百万円 |
|
百万円 |
|
売上収益 |
38 |
|
8 |
|
売上原価 |
29 |
|
- |
|
売上総利益 |
9 |
|
8 |
|
研究開発費 |
482 |
|
798 |
|
販売費及び一般管理費 |
290 |
|
354 |
|
その他の収益 |
19 |
|
21 |
|
その他の費用 |
- |
|
7 |
|
営業損失(△) |
△744 |
|
△1,130 |
|
金融収益 |
273 |
|
326 |
|
金融費用 |
2,108 |
|
2,659 |
|
持分法による投資損失(△) |
△0 |
|
△0 |
|
税引前四半期損失(△) |
△2,579 |
|
△3,464 |
|
法人所得税費用 |
△16 |
|
△7 |
|
四半期損失(△) |
△2,562 |
|
△3,457 |
|
|
|
|
|
|
四半期損失の帰属 |
|
|
|
|
親会社の所有者 |
△2,562 |
|
△3,478 |
|
非支配持分 |
△1 |
|
21 |
|
四半期損失(△) |
△2,562 |
|
△3,457 |
|
|
|
|
|
|
1株当たり四半期損失 |
|
|
|
|
基本的1株当たり四半期損失(△)(円) |
△26.72 |
|
△27.65 |
|
希薄化後1株当たり四半期損失(△)(円) |
△26.72 |
|
△27.65 |
【要約四半期連結包括利益計算書】
|
|
前第1四半期連結累計期間 (自 2025年1月1日 至 2025年3月31日) |
|
当第1四半期連結累計期間 (自 2026年1月1日 至 2026年3月31日) |
|
|
百万円 |
|
百万円 |
|
四半期損失(△) |
△2,562 |
|
△3,457 |
|
|
|
|
|
|
その他の包括利益 |
|
|
|
|
純損益に振り替えられる可能性のある項目 |
|
|
|
|
在外営業活動体の換算差額 |
△24 |
|
15 |
|
純損益に振り替えられる可能性のある項目合計 |
△24 |
|
15 |
|
税引後その他の包括利益 |
△24 |
|
15 |
|
四半期包括利益 |
△2,586 |
|
△3,442 |
|
|
|
|
|
|
四半期包括利益の帰属 |
|
|
|
|
親会社の所有者 |
△2,585 |
|
△3,463 |
|
非支配持分 |
△2 |
|
21 |
|
四半期包括利益 |
△2,586 |
|
△3,442 |
前第1四半期連結累計期間(自 2025年1月1日 至 2025年3月31日)
|
|
親会社の所有者に帰属する持分 |
||||||||
|
|
資本金 |
|
資本剰余金 |
|
自己株式 |
|
その他の資本の構成要素 |
||
|
|
|
|
|
その他の包括 利益を通じて 公正価値で測定 する金融資産 |
|
在外営業 活動体の 換算差額 |
|||
|
|
百万円 |
|
百万円 |
|
百万円 |
|
百万円 |
|
百万円 |
|
2025年1月1日時点の残高 |
1,364 |
|
1,884 |
|
△1 |
|
△1,813 |
|
86 |
|
四半期損失(△) |
- |
|
- |
|
- |
|
- |
|
- |
|
その他の包括利益 |
- |
|
- |
|
- |
|
- |
|
△23 |
|
四半期包括利益合計 |
- |
|
- |
|
- |
|
- |
|
△23 |
|
新株の発行 |
975 |
|
943 |
|
- |
|
- |
|
- |
|
新株の発行(新株予約権の行使) |
279 |
|
279 |
|
- |
|
- |
|
- |
|
新株予約権の発行 |
- |
|
3 |
|
- |
|
- |
|
- |
|
新株予約権の失効 |
- |
|
△1 |
|
- |
|
- |
|
- |
|
株式に基づく報酬取引 |
- |
|
△2 |
|
- |
|
- |
|
- |
|
所有者との取引額等合計 |
1,254 |
|
1,222 |
|
- |
|
- |
|
- |
|
2025年3月31日時点の残高 |
2,618 |
|
3,106 |
|
△1 |
|
△1,813 |
|
63 |
|
|
親会社の所有者に帰属する持分 |
|
非支配持分 |
|
合計 |
||||
|
|
その他の資本の構成要素 |
|
利益剰余金 |
|
合計 |
|
|
||
|
|
合計 |
|
|
|
|
||||
|
|
百万円 |
|
百万円 |
|
百万円 |
|
百万円 |
|
百万円 |
|
2025年1月1日時点の残高 |
△1,728 |
|
543 |
|
2,063 |
|
21 |
|
2,084 |
|
四半期損失(△) |
- |
|
△2,562 |
|
△2,562 |
|
△1 |
|
△2,562 |
|
その他の包括利益 |
△23 |
|
- |
|
△23 |
|
△1 |
|
△24 |
|
四半期包括利益合計 |
△23 |
|
△2,562 |
|
△2,585 |
|
△2 |
|
△2,586 |
|
新株の発行 |
- |
|
- |
|
1,918 |
|
- |
|
1,918 |
|
新株の発行(新株予約権の行使) |
- |
|
- |
|
558 |
|
- |
|
558 |
|
新株予約権の発行 |
- |
|
- |
|
3 |
|
- |
|
3 |
|
新株予約権の失効 |
- |
|
1 |
|
- |
|
- |
|
- |
|
株式に基づく報酬取引 |
- |
|
- |
|
△2 |
|
- |
|
△2 |
|
所有者との取引額等合計 |
- |
|
1 |
|
2,477 |
|
- |
|
2,477 |
|
2025年3月31日時点の残高 |
△1,750 |
|
△2,018 |
|
1,955 |
|
19 |
|
1,975 |
当第1四半期連結累計期間(自 2026年1月1日 至 2026年3月31日)
|
|
親会社の所有者に帰属する持分 |
||||||||
|
|
資本金 |
|
資本剰余金 |
|
自己株式 |
|
その他の資本の構成要素 |
||
|
|
|
|
|
その他の包括 利益を通じて 公正価値で測定 する金融資産 |
|
在外営業 活動体の 換算差額 |
|||
|
|
百万円 |
|
百万円 |
|
百万円 |
|
百万円 |
|
百万円 |
|
2026年1月1日時点の残高 |
2,572 |
|
3,040 |
|
△1 |
|
△1,813 |
|
92 |
|
四半期損失(△) |
- |
|
- |
|
- |
|
- |
|
- |
|
その他の包括利益 |
- |
|
- |
|
- |
|
- |
|
15 |
|
四半期包括利益合計 |
- |
|
- |
|
- |
|
- |
|
15 |
|
新株の発行 |
3,132 |
|
2,966 |
|
- |
|
- |
|
- |
|
株式に基づく報酬取引 |
- |
|
22 |
|
- |
|
- |
|
- |
|
所有者との取引額等合計 |
3,132 |
|
2,988 |
|
- |
|
- |
|
- |
|
2026年3月31日時点の残高 |
5,704 |
|
6,028 |
|
△1 |
|
△1,813 |
|
107 |
|
|
親会社の所有者に帰属する持分 |
|
非支配持分 |
|
合計 |
||||
|
|
その他の資本の構成要素 |
|
利益剰余金 |
|
合計 |
|
|
||
|
|
合計 |
|
|
|
|
||||
|
|
百万円 |
|
百万円 |
|
百万円 |
|
百万円 |
|
百万円 |
|
2026年1月1日時点の残高 |
△1,722 |
|
1,000 |
|
4,890 |
|
9 |
|
4,899 |
|
四半期損失(△) |
- |
|
△3,478 |
|
△3,478 |
|
21 |
|
△3,457 |
|
その他の包括利益 |
15 |
|
- |
|
15 |
|
0 |
|
15 |
|
四半期包括利益合計 |
15 |
|
△3,478 |
|
△3,463 |
|
21 |
|
△3,442 |
|
新株の発行 |
- |
|
- |
|
6,098 |
|
- |
|
6,098 |
|
株式に基づく報酬取引 |
- |
|
- |
|
22 |
|
- |
|
22 |
|
所有者との取引額等合計 |
- |
|
- |
|
6,120 |
|
- |
|
6,120 |
|
2026年3月31日時点の残高 |
△1,707 |
|
△2,478 |
|
7,547 |
|
29 |
|
7,577 |
|
|
前第1四半期連結累計期間 (自 2025年1月1日 至 2025年3月31日) |
|
当第1四半期連結累計期間 (自 2026年1月1日 至 2026年3月31日) |
|
|
百万円 |
|
百万円 |
|
営業活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
|
税引前四半期損失(△) |
△2,579 |
|
△3,464 |
|
減価償却費及び償却費 |
68 |
|
70 |
|
金融収益 |
△273 |
|
△326 |
|
金融費用 |
2,108 |
|
2,659 |
|
持分法による投資損益(△は益) |
0 |
|
0 |
|
営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加) |
66 |
|
△132 |
|
営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少) |
△52 |
|
△57 |
|
その他の流動資産の増減額(△は増加) |
△16 |
|
△30 |
|
その他の流動負債の増減額(△は減少) |
△130 |
|
△8 |
|
その他の金融負債の増減額(△は減少) |
56 |
|
23 |
|
その他 |
△11 |
|
3 |
|
小計 |
△763 |
|
△1,261 |
|
利息の受取額 |
10 |
|
3 |
|
利息の支払額 |
△7 |
|
△7 |
|
法人所得税の支払額 |
△2 |
|
△5 |
|
営業活動によるキャッシュ・フロー |
△762 |
|
△1,270 |
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
|
有形固定資産の取得による支出 |
△12 |
|
△36 |
|
投資有価証券の取得による支出 |
△270 |
|
△626 |
|
敷金及び保証金の差入による支出 |
- |
|
△61 |
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
△282 |
|
△723 |
|
財務活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
|
リース負債の返済による支出 |
△29 |
|
△35 |
|
新株の発行による収入 |
2,481 |
|
6,109 |
|
新株予約権の発行による支出 |
△0 |
|
△32 |
|
Saiseiファンドにおける外部投資家からの払込による収入 |
435 |
|
1,103 |
|
財務活動によるキャッシュ・フロー |
2,886 |
|
7,146 |
|
現金及び現金同等物に係る換算差額 |
△51 |
|
35 |
|
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) |
1,791 |
|
5,188 |
|
現金及び現金同等物の期首残高 |
3,672 |
|
5,679 |
|
現金及び現金同等物の四半期末残高 |
5,463 |
|
10,868 |
該当事項はありません。
当社グループは医薬品事業のみの単一セグメントのため、記載を省略しております。
(資本金の額及び資本準備金の額の減少並びに剰余金の処分)
当社は、2026年3月25日開催の当社第15回定時株主総会において、資本金及び資本準備金の額の減少並びに剰余金の処分について承認可決され、2026年4月30日にその効力が発生しております。
(1)資本金及び資本準備金の額の減少並びに剰余金の処分の目的
繰越欠損を解消するとともに税負担の軽減を図ることを目的として、資本金及び資本準備金の額の減少並びに剰余金の処分を行いました。
(2)資本金及び資本準備金の額の減少の内容
会社法第447条第1項及び会社法第448条第1項の規定に基づき、資本金及び資本準備金の額を減少し、これらをその他資本剰余金に振り替えるものです。
① 減少する資本金及び資本準備金の額
資本金の額 1,215百万円
資本準備金の額 1,215百万円
② 増加するその他資本剰余金の額
その他資本剰余金 2,430百万円
(3)剰余金の処分の内容
会社法第452条の規定に基づき、上記の資本金及び資本準備金の額の減少の効力発生を条件に、その他資本剰余金を繰越利益剰余金に振り替えることで、欠損填補に充当しました。
① 減少するその他資本剰余金の額
その他資本剰余金 2,430百万円
② 増加する繰越利益剰余金の額
繰越利益剰余金 2,430百万円