1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………4
(3)キャッシュ・フローに関する説明 ………………………………………………………………………4
(4)連結業績予想等の将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………4
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………5
(1)要約四半期連結財政状態計算書 …………………………………………………………………………5
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 ……………………………………7
(要約四半期連結損益計算書) ………………………………………………………………………………7
(要約四半期連結包括利益計算書) …………………………………………………………………………8
(3)要約四半期連結持分変動計算書 …………………………………………………………………………9
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………10
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………12
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………12
(セグメント情報) ……………………………………………………………………………………………12
(非金融資産の減損) …………………………………………………………………………………………13
(企業結合等関係) ……………………………………………………………………………………………13
1.当四半期決算に関する定性的情報
当第3四半期連結累計期間(2025年4月1日~2025年12月31日、以下「当第3四半期」)においては、グローバルで医療需要が拡大し、当社グループの販売は好調に推移しました。
当第3四半期の業績は以下のとおりです。
当第3四半期の地域別売上収益は以下のとおりです。
売上収益は、前年同期比7.7%増の8,316億円となりました。
海外は、アクセス製品を中心としたインターベンショナルシステムズ事業及び血漿イノベーションビジネスの拡大を背景に、前年同期比9.2%の増収となりました。
日本は、ニューロ事業及びファーマシューティカルソリューション事業の売上が好調に推移し、前年同期比2.2%の増収となりました。
売上総利益は、売上収益の増加を中心に、前年同期比5.6%増の4,457億円となりました。
調整後営業利益は、売上総利益の増加により、前年同期比8.9%増の1,735億円となりました。
営業利益、四半期利益、親会社の所有者に帰属する四半期利益は、売上総利益等の増加により、いずれも増益となりました。
なお、当社グループは、当社グループが適用する会計基準であるIFRSにおいて定義されていない、調整後営業利益という業績管理指標を追加的に開示しております。調整後営業利益は、営業利益から買収に伴い取得した無形資産の償却費及び一時的な損益を調整した利益であり、セグメント利益と一致しています。
調整後営業利益は、当社グループが中長期的に持続的な成長を目指す上で、各事業運営の業績を把握するために経営管理に利用している指標であり、財務諸表の利用者が当社グループの業績を評価する上でも、有用な情報であると考えております。
報告セグメント別の売上収益の状況は以下のとおりです。
海外は、為替による下押し影響を受けながらも、インターベンショナルシステムズ事業を中心に増加し、前年同期比7.2%の増収となりました。日本は、インターベンショナルシステムズ事業及びニューロ事業の売上が増加し、前年同期比5.3%の増収となりました。その結果、グローバルの売上収益は前年同期比7.0%増の4,968億円となりました。
日本は、一部事業の終了等を受けてホスピタルケアソリューション事業が減収したものの、ファーマシューティカルソリューション事業が伸長し、前年同期比0.6%の増収となりました。海外は、北米及び欧州で売上が増加し、前年同期比6.3%の増収となりました。その結果、グローバルの売上収益は前年同期比2.2%増の1,632億円となりました。
北米における血漿イノベーションビジネスの展開加速に伴いグローバルブラッドソリューションが好調に推移した結果、グローバルの売上収益は前年同期比13.8%増の1,685億円となりました。
<OrganOx>
当社は、2025年10月29日付でOrganOx社の全株式を取得し、同社を完全子会社化しました。
これによりOrganOx社は当社の連結子会社となり、連結会計上の業績につきましては、会計基準に基づき、取得日以降の業績を当社の連結業績として開示しております。
当該セグメントの売上高は、北米市場を中心とした事業拡大により、29億円となりました。
資産合計は、4,285億円増加して2兆2,569億円となりました。これは主に、OrganOx社の取得等によりのれん及び無形資産が2,553億円増加、生産設備への投資やドイツレバークーゼン工場の取得等により有形固定資産が632億円増加、為替相場が円安方向に推移した影響等により棚卸資産が431億円増加したことによるものです。
負債合計は、2,748億円増加して7,346億円となりました。これは主に、OrganOx社の買収を目的とした借入れ等により社債及び借入金が2,249億円増加したことによるものです。
資本合計は、1,538億円増加して1兆5,223億円となりました。これは主に、四半期利益の計上により1,095億円増加、為替相場が円安方向に推移した影響等に伴うその他の包括利益の計上により853億円増加した一方で、剰余金の配当により413億円減少したことによるものです。
(3)キャッシュ・フローに関する説明
営業活動の結果得られた資金は、1,419億円となりました。税引前四半期利益1,466億円、減価償却費及び償却費689億円、法人所得税の支払額391億円が主な要因です。
投資活動の結果使用した資金は、3,157億円となりました。OrganOx社やドイツレバークーゼン工場の取得等に伴う関係会社又はその他の事業の取得による支出2,480億円、生産設備等への投資に伴う有形固定資産の取得による支出500億円、新ITシステムへの投資等に伴う無形資産の取得による支出115億円が主な要因です。
財務活動の結果得られた資金は、1,776億円となりました。OrganOx社の買収を目的とした借入れによる収入2,398億円、配当金の支払額412億円、長期借入金の返済による支出150億円が主な要因です。
また、上記に加えて、現金及び現金同等物に係る換算差額により123億円増加した結果、現金及び現金同等物の当第3四半期連結会計期間末残高は、前連結会計年度末より161億円増加して2,380億円となりました。
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
(要約四半期連結損益計算書)
(要約四半期連結包括利益計算書)
(注) 上記の計算書の項目は、税引後で開示しております。
(3)要約四半期連結持分変動計算書
前第3四半期連結累計期間(自 2024年4月1日 至 2024年12月31日)
当第3四半期連結累計期間(自 2025年4月1日 至 2025年12月31日)
該当事項はありません。
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。
当社グループは、製品群別に分類された社内カンパニー制を採用しており、各社内カンパニー本部は、取り扱う製品について日本及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
2025年10月29日付でOrganOx社の全株式を取得し、完全子会社化したことにより、当第3四半期連結会計期間より、新たに「OrganOx」を報告セグメントとして追加しております。なお、当該追加が前四半期連結会計期間及び既存の報告セグメントにおけるセグメント情報に与える影響はありません。
したがって、当社は、社内カンパニー制、または製品群別のセグメントを基礎として構成された「心臓血管カンパニー」、「メディカルケアソリューションズカンパニー」、「血液・細胞テクノロジーカンパニー」及び「OrganOx」の4つを報告セグメントとしております。
当社グループの報告セグメントによる収益及び業績は以下のとおりです。
前第3四半期連結累計期間(自 2024年4月1日 至 2024年12月31日)
(注) 1.調整額は以下のとおりです。
1) 外部顧客への売上収益の調整額213百万円は、報告セグメントに帰属しない外部向け人材派遣による収入等です。
2) セグメント利益の調整額2,354百万円には、欧州医療機器規則(MDR)への適合に伴う準備費用△1,667百万円、棚卸資産の調整額3,166百万円等が含まれております。
2.一時的な損益△9,661百万円には、事業再編費用△7,934百万円、製薬会社との新規受託製造プロジェクトの中止に伴う建設仮勘定等の減損△2,929百万円等が含まれております。
当第3四半期連結累計期間(自 2025年4月1日 至 2025年12月31日)
(注) 1.調整額は以下のとおりです。
1) 外部顧客への売上収益の調整額229百万円は、報告セグメントに帰属しない外部向け人材派遣による収入等です。
2) セグメント利益の調整額△1,346百万円には、欧州医療機器規則(MDR)への適合に伴う準備費用△1,250百万円、棚卸資産の調整額2,053百万円等が含まれております。
2.一時的な損益△11,482百万円には、注記事項「(非金融資産の減損)」に記載の減損損失、これに伴う関連費用がそれぞれ△4,766百万円、△3,433百万円、買収関連費用△3,308百万円等が含まれております。
(非金融資産の減損)
当第3四半期連結累計期間に認識した減損損失4,766百万円は、主に以下の理由によるものです。
(米州子会社が保有するインターベンショナルシステムズ事業に関する独占販売権の契約見直し)
当第3四半期連結累計期間において、心臓血管カンパニーに属する独占販売権について、提携方法の見直しに伴い同独占販売権に関する契約を終了したことによる減損損失4,461百万円を計上しております。
なお、回収可能価額は使用価値により測定しており、その価値はゼロとしております。その他の無形資産について認識した当該減損損失は、要約四半期連結損益計算書の「その他の費用」に含まれております。
(企業結合等関係)
前第3四半期連結累計期間(自 2024年4月1日 至 2024年12月31日)
該当事項はありません。
当第3四半期連結累計期間(自 2025年4月1日 至 2025年12月31日)
WuXi Biologics社のレバークーゼン工場の取得
(1) 企業結合の概要
① 事業譲受の相手企業の名称及び事業の内容
事業譲受の相手企業の名称:WuXi Biologics社
事業の内容:医薬品開発製造受託(CDMO)
(注)CDMO企業である同社が保有していたドイツレバークーゼンの薬剤製品工場を取得しています。
② 取得日
2025年9月30日
③ 企業結合の主な理由
当社グループは、薬剤に適した素材を用いた薬剤充填用シリンジ等の容器並びに投与デバイスを開発するとともに、高度な製造技術を活かした医薬品と医療機器のコンビネーションプロダクトのCDMO事業を手掛けており、同事業のグローバル化を今後の成長戦略の一つとして位置付けております。
今回の買収で取得する薬剤製品工場を、当社グループとして初となる海外のCDMO生産拠点として活用することにより、生産キャパシティの拡充並びにグローバル対応力の強化を図り、CDMO事業のグローバル展開を加速させます。
(2) 取得対価、取得資産及び引受負債の公正価値、のれん
(単位:百万円)
(注) 1.取得対価は、取得日における公正価値を基礎として、取得した資産及び引き受けた負債に配分しております。取得した資産及び負債への配分は確定しておらず、上記金額は現時点での最善の見積りによる暫定的な公正価値であるため、取得日時点で存在していた事実や状況に関する追加的な情報が得られ評価される場合、取得日から1年間は修正されることがあります。
2.のれんは、今後の事業展開により期待される将来の超過収益力です。税務上損金算入可能と見込まれるのれんの金額は発生していません。
(3) 取得関連費用
当該企業結合に係る取得関連費用に重要性はありません。
(4) 被取得事業の売上収益及び四半期利益
要約四半期連結損益計算書に与える影響額に重要性が乏しいことから、記載を省略しております。
(5) 企業結合が期首に完了したと仮定した場合の連結に与える影響(プロフォーマ情報)
当該影響額に重要性が乏しいことから、記載を省略しております。なお、当該プロフォーマ情報は監査を受けておりません。
OrganOx社の株式の取得
(1) 企業結合の概要
① 被取得企業の名称及び事業の内容
被取得企業の名称:OrganOx Limited
被取得企業の事業の内容:臓器保存デバイスの製造・販売
② 取得日
2025年10月29日
③ 取得した議決権付資本持分の割合
取得日直前に所有していた議決権比率 0.5%
取得日に追加取得した議決権比率 99.5%
取得後の議決権比率 100%
④ 企業結合の主な理由
本買収を通じて当社グループは、未充足ニーズが大きく存在し、今後も高い成長が期待できる臓器移植関連分野に参入します。当社が医療機器開発において長年培ってきた技術力と専門性に、OrganOx社が有する常温機械灌流(NMP:Normothermic Machine Perfusion)の知見やノウハウを融合することで、革新的な臓器保存デバイスをグローバルに提供してまいります。これにより、移植用臓器の使用率向上、マージナルドナーの臓器の活用促進、移植後成績の改善、夜間や緊急の移植手術の回避による医療従事者の負担軽減など、臓器移植に関する様々な課題を解決し、待機患者への移植機会の拡大及び移植医療の発展に貢献します。
⑤ 被取得企業の支配を獲得した方法
株式の取得
(2) 対価
(単位:百万円)
(注) 1.当該企業結合に係る取得関連コスト3,171百万円を要約四半期連結損益計算書の「販売費及び一般管理贄」に含めて表示しております。
2.当社は、企業結合以前に有していたOrganOx社に対する0.5%の資本持分を公正価値で測定した結果、570百万円の利得を認識しました。当該利得は、要約四半期連結損益計算書の「その他の収益」に含まれております。
(3) 取得資産及び引受負債の公正価値、のれん (注) 1
(単位:百万円)
(注) 1.取得対価は、取得日における公正価値を基礎として、取得した資産及び引き受けた負債に配分しております。取得した資産及び負債への配分は確定しておらず、上記金額は現時点での最善の見積りによる暫定的な公正価値であるため、取得日時点で存在していた事実や状況に関する追加的な情報が得られ評価される場合、取得日から1年間は修正されることがあります。
2.無形資産は、主に技術資産及び仕掛研究開発資産です。
3.のれんは、今後の事業展開により期待される将来の超過収益力、個別認識の要件を満たさない無形資産です。税務上損金算入可能と見込まれるのれんの金額は発生していません。
(4) 子会社の取得による支出
(単位:百万円)
(5) 被取得企業の売上収益及び四半期利益
要約四半期連結損益計算書に与える影響額に重要性が乏しいことから、記載を省略しております。外部顧客への売上収益及びセグメント利益については、注記事項「(セグメント情報)」に記載しております。
(6) 企業結合が期首に完了したと仮定した場合の要約四半期連結財務諸表に与える影響(プロフォーマ情報)
当該影響額に重要性が乏しいことから、記載を省略しております。なお、当該プロフォーマ情報は監査を受けておりません。