○添付資料の目次

 

1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………………

(1)当期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………………………………

(2)当期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………………………

(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ………………………………………………………………………………

(4)今後の見通し ………………………………………………………………………………………………………

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………………………………

3.連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………………

(1)連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………………

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………

連結損益計算書 ……………………………………………………………………………………………………

連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………………………………

(3)連結株主資本等変動計算書 ………………………………………………………………………………………

(4)連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………………

11

(5)連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………………

12

(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………

12

(セグメント情報等の注記) ………………………………………………………………………………………

12

(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………………………

15

(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………………

16

 

1.経営成績等の概況

(1)当期の経営成績の概況

 当連結会計年度におけるわが国の経済は、雇用·所得環境の改善を背景に、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方、海外情勢の不確実性や物価上昇、金融資本市場の変動などにより、経済の先行きについては注視すべき状況が続いております。

 当社グループが属する情報サービス業界は、行政によるデジタル化推進やクラウド環境の導入、IoT·AI·5G·メタバース等の技術革新を背景に、DX関連のIT投資を積極的に行う企業の増加やセキュリティ需要の高まりを受け、中長期的には市場規模の拡大が継続すると見込まれております。特に近年急速に進むAI技術の拡大は、短期的にはAI利用ニーズの高まりによる事業拡大の好機となる一方で、中長期的には企業による開発の内製化の加速や労働集約型ビジネスの代替が進むことで、業界全体にとって潜在的なリスクとなり得るものと認識しております。

 当社グループでは、上記AI拡大による事業機会の活用とリスク排除を目的に、かねてより開発を進めておりました生成AIテスト設計ツール「TestScape」(注1)の実装目途がついたことから、生成AI関連技術のリードを保つため、前年2月に「生成AIテストツール開発への積極投資」に基本方針を転換することといたしました。併せて前年6月、従来の計画に、これら基本方針転換によるソフトウェアテスト事業の生産性向上施策を加味し、「新中期経営計画」として新たな3か年計画を策定し、その達成に注力してまいりました。

 このような状況の下、当社グループの主力サービスであるソフトウェアテスト事業におきましては、潜在市場規模が大きく、かつ参入障壁の高いエンタープライズ系(注2)領域の開拓への注力を継続し、売上規模と利益率の向上に努めてまいりました。また新中期経営計画の初年度である当連結会計年度においては、生成AI関連投資による開発も順調に進捗し、生成AIテスト設計ツール「TestScape」の正式版ローンチ及びドキュメント解析AIツール「QuintSpect」(注3)のβ版ローンチが実現し、顧客案件での利用も拡大いたしました。

 当連結会計年度においては、ソフトウェアテスト事業における営業体制整備の影響で売上高が伸長いたしました。またタビュラ株式会社の連結組入れの影響もあり開発事業の利益率が大きく改善し、連結の売上総利益率伸長に寄与いたしました。一方で、新中期経営計画に沿って生成AIテストツール開発等の投資を推し進めたことや、株主優待コスト等により販管費も相応に増加したため、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益ともに、ほぼ前年並みに推移いたしました。

 その結果、当連結会計年度の売上高は11,939,953千円(前期比10.6%増)となりました。各段階利益は、営業利益923,808千円(同0.4%減)、経常利益921,497千円(同1.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益573,341千円(同1.2%減)となりました。

(注1)TestScape

当社が自社実装する生成AIテスト設計ツール。

ソフトウェアテスト専門事業者として積上げた豊富な実績と独自のテスト進行基準「QUINTEE®」をベースに、仕様書/参考資料からテストケースを生成AIで自動作成。「テスト明細」、「テストマップ」、「機能確認動作一覧」といった中間生成物も併せて作成することからテストケース作成の過程・根拠の検証が可能。

(注2)エンタープライズ系

企業の業務システムや情報システム、金融機関、病院、鉄道など大規模かつ社会基盤を支える情報システムなどに含まれ、それらの中心となる制御システムの総称

(注3)QuintSpect

当社が展開するドキュメント解析AIツール。

正確性・理解性・視覚性・深層性・信頼性の 5 つの観点からドキュメントを分析し、スコアリングと改善提案を自動でおこなう。これまで人の専門知見により実施してきたレビューに、バルテスが長年培ってきたインスペクションノウハウを基盤とするAI 技術を加えることで、より高精度かつ効率的に品質診断を実現する。

 

 各セグメントの業績は、次のとおりであります。

①ソフトウェアテスト事業

 当事業においては、近年、エンタープライズ系領域の受注が拡大したほか、PMO(注4)·QMO(注5)として上流工程への関与及び大型マイグレーション(注6)案件への参画が増加したことにより、案件の大型化が進み、事業は順調に拡大しております。また、社内でのテスト運用・改善実施を経て生成AIテスト設計ツール「TestScape」が社内正式運用を開始し、ドキュメント解析AIツール「QuintSpect」がβ版リリース後改良を重ねる等、生成AIテストツールの開発投資に関しても、順調に進捗いたしました。

 当連結会計年度においては、営業体制整備の効果により案件数は順調に増加し、外部顧客に対する売上高は10,172,739千円(前期比12.1%増)と堅調に推移いたしました。セグメント利益に関しては、ツールのリリースに伴う償却開始や東京本社増床等、労務コスト以外の原価が増加したことで売上総利益率がやや低下したことに加え、新中期経営計画に沿って生成AIテストツール開発投資を積極的に推し進めた結果、セグメント利益は864,455千円(同19.3%減)となりました。

(注4)PMO(Project Management Office)

組織内における個々のプロジェクトマネジメントの支援を横断的に行う部門や構造システム

(注5)QMO(Quality Management Office)

組織内における個々の品質管理の支援を横断的に行う部門や構造システム

(注6)マイグレーション

ソフトウェアやシステム、データなどを別の環境に移動したり、新しい環境に切り替えたりすること

②開発事業

 当事業においては、既存子会社の業績は堅調に推移いたしましたが、生成AIテストツールの開発強化によりグループ内の開発取引が大幅に増加したことにより、外部顧客に対する売上高は1,476,699千円(前期比2.0%減)と前年並みに推移いたしました。利益に関しては、タビュラ株式会社の連結組入れの影響もあり、不採算案件が発生した前年同期と比較すると大幅に改善し、セグメント利益は91,877千円(前期は75,931千円のセグメント損失)となりました。

 

③セキュリティ事業

 当事業においては、順調に拡大し、外部顧客に対する売上高は290,514千円(前期比34.7%増)、セグメント利益は38,523千円(同230.6%増)となりました。

 

(2)当期の財政状態の概況

(資産)

 当連結会計年度末における流動資産は4,323,690千円となり、前連結会計年度末に比べ335,203千円増加いたしました。これは主に現金及び預金の増加419,702千円、売掛金の減少67,371千円によるものであります。固定資産は2,401,612千円となり、前連結会計年度末に比べ109,598千円減少いたしました。これは主に有形固定資産の増加71,562千円、のれん償却等に伴う無形固定資産の減少174,431千円、投資有価証券の減少73,630千円、差入保証金の増加59,972千円によるものであります。

 この結果、総資産は6,725,302千円となり、前連結会計年度末に比べ225,605千円増加いたしました。

 

 

(負債)

 当連結会計年度末における流動負債は2,065,243千円となり、前連結会計年度末に比べ495,288千円減少いたしました。これは主に短期借入金の減少540,000千円、1年内返済予定の長期借入金の増加105,744千円、未払消費税等の減少170,972千円によるものであります。固定負債は1,032,163千円となり、前連結会計年度末に比べ346,456千円増加いたしました。これは主に長期借入金の増加345,209千円によるものであります。

 この結果、負債合計は3,097,406千円となり、前連結会計年度末に比べ148,831千円減少いたしました。

 

(純資産)

 当連結会計年度末における純資産は3,627,895千円となり、前連結会計年度末に比べ374,437千円増加いたしました。これは主に取得等による自己株式の増加115,464千円及び親会社株主に帰属する当期純利益573,341千円の計上に伴う利益剰余金の増加によるものであります。

 この結果、自己資本比率は53.9%(前連結会計年度末は49.8%)となりました。

 

(3)当期のキャッシュ・フローの概況

 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前連結会計年度末より419,462千円増加し2,336,314千円となりました。

 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動により得られた資金は934,838千円(前期比55.0%増)となりました。これは主に売上債権及び契約資産の減少額78,317千円、法人税等の支払又は還付額等による減少372,336千円があった一方で、税金等調整前当期純利益を841,783千円、減価償却費を104,380千円、のれん償却額を182,323千円計上したことによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動により使用した資金は234,092千円(前期比73.0%減)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出78,567千円、無形固定資産の取得による支出60,925千円及び敷金及び保証金の差入による支出76,032千円によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動により使用した資金は281,451千円(前期は439,156千円の収入)となりました。これは主に短期借入金の返済540,000千円、長期借入金の借入600,000千円、長期借入金の返済による支出149,046千円、自己株式の取得による支出128,336千円、配当金の支払額80,339千円があったことによるものであります。

 

(4)今後の見通し

 今後の見通しにつきまして、国内市況は緩やかな回復基調にあるものの、一方、海外情勢の不確実性や物価上昇、金融資本市場の変動などにより、経済の先行きについては依然として先行き不透明な状況は継続するものと予想されます。このような状況下、人件費の上昇は当面継続するものと想定されることから、国内企業において生産性向上は依然喫緊の課題であり、DXに関するIT投資ニーズは引き続き拡大し、情報サービス業界の市場拡大は底堅く継続すると認識しております。

 当社のメインマーケットとするソフトウェアテスト業界においては、情報サービス業界全体の市場拡大及びIT人材不足によって、業務アウトソース化への需要は引き続き高まっており、一層の市場拡大を想定しております。また近年急速に進むAI技術の拡大は、短期的にはAI活用ニーズの高まりによる事業拡大の好機となる一方で、中長期的には企業による開発の内製化の加速や労働集約型ビジネスの代替につながるなど、業界全体にとって大きなリスクとなり得ると認識しております。

 当社グループでは、上記AI拡大による事業機会の活用とリスク排除を目的に、かねてより開発を進めておりました生成AIテスト設計ツールTestScapeの実装目途がついたことから、生成AI関連技術のリードを保つため、前年2月に「生成AIテストツール開発への積極投資」に基本方針を転換することといたしました。併せて前年6月、従来の計画に、これら基本方針転換によるソフトウェアテスト事業の生産性向上施策を加味し、3か年での生成AIテストツール開発投資12億円及びM&A等へのBS戦略投資25億円実施を主体とした「新中期経営計画」を改めて策定しております。

 このような経緯から当社は、2027年3月期を新中期経営計画達成の成否を握る重要な中核期間と位置付け、生成AIテストツールへの開発投資(関連マーケティング費用・関連人材採用育成費用を含む)及びM&A等のBS戦略投資を積極的に実行してまいります。

 一方で、事業領域においては、引き続き難易度が高く、かつ案件規模の大きなエンタープライズ系領域の拡大に注力し、強固な参入障壁を構築することで、今後増加が見込まれる後発事業者との価格競争を回避し、生産性の向上を目指してまいります。

 さらに今後も高い生産性と成長性を両立させるためには、当社が強みとするソフトウェアテストノウハウ、エンジニア教育ノウハウ及び各業界における固有ナレッジを基盤に、知的財産への投資を拡大してまいります。具体的にはテスト自動化ツールT-DASH(注7)、クラウド型のセキュリティ対策サービスPrimeWAF(注8)、テスト管理ツールQualityTracker(注9)、ソフトウェア品質向上のためのプラットフォームQbook(注10)、教育サービスのバルカレ(注11)及び企業向けオンライン教育サービスのバルデミー(注12)等のツール及び教育サービスの拡大を進めるとともに、社内正式運用を開始した生成AIテスト設計ツールTestScape及びβ版をリリースいたしましたドキュメント解析AIツールQuintSpect他、生成AIテストツール類の開発強化を強力に推し進めてまいります。将来的にはこれらツールサービスの拡大を通じて、当社グループの品質管理技術を業界に普及させ、業界全体の技術力及び信用力の向上を図ると共に、“人に依存しない”ビジネスモデルの拡大によって当社グループの生産性を飛躍的に高めることを目標としております。

 リスク面においては、情報サービス業界の市場拡大に対しIT人材の不足は一層深刻な状況にあり、従前の拡大戦略を踏襲することによる機会損失リスクはさらに上昇しております。また地政学的リスクや気候変動リスク等の外的リスクも看過できない状況となりつつあります。これら増大するリスクに対応するために、先に挙げた開発投資に加えて、積極的なM&A展開と持株会社体制によるグループガバナンス向上で、多角化型の事業ポートフォリオの構築を進め、外部環境に対するレジリエンス(耐性)とダイナミックケイパビリティ(自己変革能力)の向上を目指してまいります。

 上記の通り、2027年3月期においては、新中期経営計画に沿って生成AIテストツール開発投資及びM&A投資を継続してまいります。よって連結業績は、新中期経営計画の通り、売上高14,160,000千円、営業利益970,000千円、経常利益950,000千円、親会社株主に帰属する当期純利益610,000千円を見込んでおります。

 

 

(注7)T-DASH

当社が展開するテスト自動化ツール。非エンジニアでも“カンタン”にWebアプリケーションの動作確認を行うことが可能。

URL https://service.valtes.co.jp/t-dash/

従来のソフトウェアテストの自動化を阻んでいた、メンテナンスコスト・技術的難易度に対し、T-DASHは、コードを書かず、”日本語”で作られたテストケースと、画面を定義することで自動化スクリプトを作成することができ、“回数無制限”でテストを自動実行することが可能なツール。弊社試算で手動テストと比較し、最大50%のコスト削減が可能。

(注8)PrimeWAF

当社が展開するクラウド型のセキュリティ対策サービス。

URL https://security.valtes.co.jp/primewaf/

Webサイトを始めとしたWebアプリケーションに対する様々なサイバー攻撃を可視化、防御ができ、また非常に簡単に導入可能なクラウド型のWAFサービス。初期費用0円、通信量に対する従量制で、定額制に対し無駄なく提供が可能。「WAF(Web Application Firewall)」は、一般的なファイアウォールでは防げないWebアプリケーションに対する不正な攻撃を防御するセキュリティシステムとして注目されている。

(注9)QualityTracker

当社が展開するクラウドベースでテスト実行時の進捗管理、テストケースの管理が可能になるツール。

URL https://service.valtes.co.jp/qualitytracker/

EVM(Earned Value Management)を採用し、工数=仕事量ベースで管理することにより、各テストの進行状況がリアルタイムで表示され、正確な進捗管理が可能。また、管理者のコスト削減にも大きな効果が期待されるツール。

(注10)Qbook

当社が運営するソフトウェア品質向上のためのプラットフォーム。

URL https://www.qbook.jp/

“品質”を意味する「Quality」と、”知識の源”を意味する「book」に由来し、ソフトウェア開発やテストに関わる人に向けて、現場で役立つ情報を発信するWebサイト。日々の知識向上につなげるコラム提供やソフトウェア品質の勉強用書籍の検索など、品質のスキルアップや現場の仕事で活用できるコンテンツを掲載。

(注11)バルカレ

当社が展開するテストの専門家が体系化したソフトウェアテストの教育サービス。

URL https://service.valtes.co.jp/s-test/education/

「企業向け講座」「オープン講座」「e-ラーニング」の3つの教育メニューから構成され、多数のプロジェクト経験により培われた品質向上のノウハウを集約し、人材育成に役立てるコンテンツを提供。

(注12)バルデミ―

当社が展開するソフトウェアテストの企業向けオンライン教育サービス。

URL https://service.valtes.co.jp/valdemy/

より実践に近いプログラムと、バルテスの現役テストエンジニアによる添削コンテンツで、現場でもすぐに活用可能な実践的なスキル・技法の習得が可能なオンライン教育プログラム。

 

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方

 当社グループは、国内の同業他社との比較可能性を考慮し、当面においては日本基準で連結財務諸表を作成する方針 であります。なお、今後のIFRS(国際財務報告基準)の採用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に 対応していく方針であります。

3.連結財務諸表及び主な注記

(1)連結貸借対照表

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2025年3月31日)

当連結会計年度

(2026年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

1,937,013

2,356,716

売掛金

1,649,268

1,581,897

契約資産

47,811

36,939

その他

354,392

348,137

流動資産合計

3,988,487

4,323,690

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物附属設備

267,573

367,085

減価償却累計額

△69,405

△96,839

建物附属設備(純額)

198,167

270,245

工具、器具及び備品

181,470

223,410

減価償却累計額

△117,088

△136,118

工具、器具及び備品(純額)

64,381

87,292

建設仮勘定

23,426

有形固定資産合計

285,975

357,537

無形固定資産

 

 

のれん

1,348,947

1,166,624

ソフトウエア

82,072

191,432

ソフトウエア仮勘定

111,041

9,573

その他

7

7

無形固定資産合計

1,542,069

1,367,637

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

213,612

139,982

差入保証金

220,650

280,623

繰延税金資産

183,020

163,090

その他

65,880

92,740

投資その他の資産合計

683,164

676,436

固定資産合計

2,511,210

2,401,612

資産合計

6,499,697

6,725,302

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2025年3月31日)

当連結会計年度

(2026年3月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

256,258

316,423

短期借入金

815,000

275,000

1年内返済予定の長期借入金

106,006

211,750

未払金

545,190

624,946

未払法人税等

191,918

104,131

契約負債

16,782

33,266

未払消費税等

322,666

151,694

賞与引当金

219,302

229,155

受注損失引当金

390

株主優待引当金

45,585

その他

87,016

73,291

流動負債合計

2,560,531

2,065,243

固定負債

 

 

長期借入金

684,432

1,029,642

退職給付に係る負債

60

69

繰延税金負債

1,581

その他

1,214

870

固定負債合計

685,706

1,032,163

負債合計

3,246,238

3,097,406

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

90,000

90,000

資本剰余金

810,940

814,907

利益剰余金

2,735,672

3,228,674

自己株式

△394,643

△510,108

株主資本合計

3,241,969

3,623,474

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

170

7,278

為替換算調整勘定

△2,536

△2,857

その他の包括利益累計額合計

△2,365

4,421

新株予約権

13,854

純資産合計

3,253,458

3,627,895

負債純資産合計

6,499,697

6,725,302

 

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書

(連結損益計算書)

 

 

(単位:千円)

 

 前連結会計年度

(自 2024年4月1日

 至 2025年3月31日)

 当連結会計年度

(自 2025年4月1日

 至 2026年3月31日)

売上高

10,795,074

11,939,953

売上原価

7,584,461

8,279,197

売上総利益

3,210,613

3,660,756

販売費及び一般管理費

2,283,058

2,736,947

営業利益

927,554

923,808

営業外収益

 

 

受取利息及び配当金

925

4,354

助成金収入

5,740

4,080

受取手数料

11,826

6,048

為替差益

619

その他

3,160

5,440

営業外収益合計

21,653

20,542

営業外費用

 

 

支払利息

15,061

20,415

支払保証料

307

301

自己株式取得費用

507

577

投資事業組合運用損

1,267

為替差損

1,196

その他

1,346

291

営業外費用合計

18,418

22,854

経常利益

930,789

921,497

特別利益

 

 

新株予約権戻入益

2,286

特別利益合計

2,286

特別損失

 

 

投資有価証券評価損

30,000

82,000

特別損失合計

30,000

82,000

税金等調整前当期純利益

900,789

841,783

法人税、住民税及び事業税

338,580

251,194

法人税等調整額

△18,361

17,247

法人税等合計

320,219

268,442

当期純利益

580,570

573,341

親会社株主に帰属する当期純利益

580,570

573,341

 

 

 

 

(連結包括利益計算書)

 

 

(単位:千円)

 

 前連結会計年度

(自 2024年4月1日

 至 2025年3月31日)

 当連結会計年度

(自 2025年4月1日

 至 2026年3月31日)

当期純利益

580,570

573,341

その他の包括利益

 

 

その他有価証券評価差額金

170

7,382

為替換算調整勘定

1,192

△320

その他の包括利益合計

1,363

7,061

包括利益

581,933

580,403

(内訳)

 

 

親会社株主に係る包括利益

581,933

580,403

非支配株主に係る包括利益

 

(3)連結株主資本等変動計算書

前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

当期首残高

90,000

801,203

2,236,125

304,197

2,823,131

当期変動額

 

 

 

 

 

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

580,570

 

580,570

剰余金の配当

 

 

81,023

 

81,023

自己株式の取得

 

 

 

112,733

112,733

自己株式の処分

 

9,736

 

22,287

32,024

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

当期変動額合計

9,736

499,547

90,446

418,838

当期末残高

90,000

810,940

2,735,672

394,643

3,241,969

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益累計額

新株予約権

純資産合計

 

その他有価証券評価差額金

為替換算調整勘定

その他の包括利益累計額合計

当期首残高

3,728

3,728

5,313

2,824,716

当期変動額

 

 

 

 

 

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

 

 

580,570

剰余金の配当

 

 

 

 

81,023

自己株式の取得

 

 

 

 

112,733

自己株式の処分

 

 

 

 

32,024

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

170

1,192

1,363

8,540

9,903

当期変動額合計

170

1,192

1,363

8,540

428,741

当期末残高

170

2,536

2,365

13,854

3,253,458

 

当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

当期首残高

90,000

810,940

2,735,672

394,643

3,241,969

当期変動額

 

 

 

 

 

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

573,341

 

573,341

剰余金の配当

 

 

80,339

 

80,339

自己株式の取得

 

 

 

128,336

128,336

自己株式の処分

 

3,967

 

12,872

16,839

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

当期変動額合計

3,967

493,002

115,464

381,504

当期末残高

90,000

814,907

3,228,674

510,108

3,623,474

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益累計額

新株予約権

純資産合計

 

その他有価証券評価差額金

為替換算調整勘定

その他の包括利益累計額合計

当期首残高

170

2,536

2,365

13,854

3,253,458

当期変動額

 

 

 

 

 

親会社株主に帰属する当期純利益

 

 

 

 

573,341

剰余金の配当

 

 

 

 

80,339

自己株式の取得

 

 

 

 

128,336

自己株式の処分

 

 

 

 

16,839

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

7,108

320

6,787

13,854

7,067

当期変動額合計

7,108

320

6,787

13,854

374,437

当期末残高

7,278

2,857

4,421

3,627,895

 

(4)連結キャッシュ・フロー計算書

 

 

(単位:千円)

 

 前連結会計年度

(自 2024年4月1日

 至 2025年3月31日)

 当連結会計年度

(自 2025年4月1日

 至 2026年3月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

税金等調整前当期純利益

900,789

841,783

減価償却費

114,241

104,380

新株予約権戻入益

△2,286

投資有価証券評価損益(△は益)

30,000

82,000

のれん償却額

140,460

182,323

賞与引当金の増減額(△は減少)

12,125

9,848

株主優待引当金の増減額(△は減少)

45,585

受取利息及び受取配当金

△925

△4,354

支払利息

15,061

20,415

投資事業組合運用損益(△は益)

1,267

売上債権及び契約資産の増減額(△は増加)

△327,516

78,317

仕入債務の増減額(△は減少)

△10,533

60,148

未払金の増減額(△は減少)

△23,062

34,316

その他

21,662

△130,508

小計

872,304

1,323,236

利息及び配当金の受取額

925

4,354

利息の支払額

△15,061

△20,415

法人税等の支払額又は還付額(△は支払)

△254,941

△372,336

営業活動によるキャッシュ・フロー

603,226

934,838

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

有形固定資産の取得による支出

△111,656

△78,567

無形固定資産の取得による支出

△90,996

△60,925

投資有価証券の取得による支出

△30,000

敷金及び保証金の差入による支出

△1,389

△76,032

連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出

△642,030

その他

10,411

△18,566

投資活動によるキャッシュ・フロー

△865,662

△234,092

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

短期借入金の純増減額(△は減少)

700,000

△540,000

長期借入金の返済による支出

△116,904

△149,046

長期借入れによる収入

600,000

自己株式の取得による支出

△112,733

△128,336

自己株式取得のための預託金の増減額(△は増加)

49,904

16,270

配当金の支払額

△81,023

△80,339

その他

△87

財務活動によるキャッシュ・フロー

439,156

△281,451

現金及び現金同等物に係る換算差額

△587

166

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

176,133

419,462

現金及び現金同等物の期首残高

1,740,719

1,916,852

現金及び現金同等物の期末残高

1,916,852

2,336,314

 

(5)連結財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

 該当事項はありません。

 

(セグメント情報等の注記)

【セグメント情報】

1.報告セグメントの概要

 当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

 当社グループは、事業活動を基礎としたサービス別のセグメントから構成されており、「ソフトウェアテスト事業」、「開発事業」及び「セキュリティ事業」の3つを報告セグメントとしております。

 「ソフトウェアテスト事業」は、メーカーやソフトウェアベンダーの顧客企業に対して、テスト計画、テスト設計、テストケース作成、テスト実施、テストサマリレポートまで幅広く的確にフォローし、第三者の中立的立場から効果的なテストサービスを提供しております。「開発事業」は、Web/モバイルアプリ開発、システムの開発請負及び開発要員派遣等のサービスを提供しております。「セキュリティ事業」は、Webアプリ・モバイルアプリのセキュリティ診断(脆弱性診断)を提供しております。

 

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法

 報告されている事業セグメントの会計処理方法は、連結財務諸表を作成するために採用される会計方針に準拠した方法であります。

 報告セグメントの利益又は損失は、営業利益ベースの数値であります。

 セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

 

 

3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報

前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

(注)

合計

 

ソフトウェアテスト

開発

セキュリティ

売上高

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

9,073,301

1,506,122

215,651

10,795,074

10,795,074

セグメント間の内部売上高又は振替高

39,164

271,300

3,889

314,354

△314,354

9,112,465

1,777,422

219,541

11,109,429

△314,354

10,795,074

セグメント利益又は損失(△)

1,071,452

△75,931

11,652

1,007,173

△79,618

927,554

セグメント資産

2,907,859

2,259,165

387

5,167,412

1,332,285

6,499,697

その他の項目

 

 

 

 

 

 

減価償却費

21,018

29,533

57

50,610

63,631

114,241

のれんの償却額

30,919

109,541

140,460

140,460

有形固定資産及び無形固定資産の増加額

109,301

6,643

115,944

53,649

169,593

(注)調整額の内容は以下のとおりであります。

(1)セグメント利益又は損失の調整額△79,618千円は、セグメント間未実現利益の調整額等△16,206千円及び各報告セグメントに配分していない全社収益・全社費用の純額△63,412千円であります。

(2)セグメント利益又は損失の合計額は、連結損益計算書の営業利益と調整をしております。

(3)セグメント資産の調整額1,332,285千円は、セグメント間債権債務及び未実現利益の消去並びに全社資産であります。

(4)減価償却費の調整額63,631千円は、セグメント間未実現利益の消去及び全社資産に係る減価償却費であります。

(5)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額53,649千円は、セグメント間未実現利益の消去及び全社に係る有形固定資産及び無形固定資産の増加額であります。

(6)2026年3月期において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、2025年3月期に係る各数値については、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。

 

当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

(注)

合計

 

ソフトウェアテスト

開発

セキュリティ

売上高

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

10,172,739

1,476,699

290,514

11,939,953

11,939,953

セグメント間の内部売上高又は振替高

72,277

514,035

3,833

590,146

△590,146

10,245,016

1,990,735

294,348

12,530,100

△590,146

11,939,953

セグメント利益又は損失(△)

864,455

91,877

38,523

994,856

△71,047

923,808

セグメント資産

3,263,124

2,020,475

50,812

5,334,412

1,390,889

6,725,302

その他の項目

 

 

 

 

 

 

減価償却費

54,367

3,257

36

57,661

46,718

104,380

のれんの償却額

30,919

151,404

182,323

182,323

有形固定資産及び無形固定資産の増加額

84,860

1,433

86,294

79,153

165,447

(注)調整額の内容は以下のとおりであります。

(1)セグメント利益の調整額△71,047千円は、セグメント間未実現利益の調整額等△2,137千円及び各報告セグメントに配分していない全社収益・全社費用の純額△68,910千円であります。

(2)セグメント利益の合計額は、連結損益計算書の営業利益と調整をしております。

(3)セグメント資産の調整額1,390,889千円は、セグメント間債権債務及び未実現利益の消去並びに全社資産であります。

(4)減価償却費の調整額46,718千円は、セグメント間未実現利益の消去及び全社資産に係る減価償却費であります。

(5)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額79,153千円は、セグメント間未実現利益の消去及び全社に係る有形固定資産及び無形固定資産の増加額であります。

 

(1株当たり情報)

 

前連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

当連結会計年度

(自 2025年4月1日

至 2026年3月31日)

1株当たり純資産額

161.30円

183.21円

1株当たり当期純利益

28.81円

28.91円

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

28.78円

-円

 (注)1.当連結会計年度において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、前連結会計年度の1株当

たり純資産額、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、暫定的な会計処理の確

定による取得原価の当初配分額の重要な見直しが反映された後の金額となっています。

2.当連結会計年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益につきましては、潜在株式が存在しないため記載し

ておりません。

3.1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

当連結会計年度

(自 2025年4月1日

至 2026年3月31日)

1株当たり当期純利益

 

 

親会社株主に帰属する当期純利益(千円)

580,570

573,341

普通株主に帰属しない金額(千円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益(千円)

580,570

573,341

普通株式の期中平均株式数(株)

20,154,725

19,829,789

 

 

 

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

 

 

親会社株主に帰属する当期純利益調整額

(千円)

普通株式増加数(株)

16,767

(うち新株予約権(株))

(16,767)

(-)

希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要

2023年7月24日開催の取締役会決議による第4回新株予約権

新株予約権の数 665個

(普通株式199,500株)

 

 

(重要な後発事象)

(連結子会社間の吸収合併及び吸収分割)

 当社は、2026年4月23日開催の取締役会において、2026年7月1日を効力発生日として、当社の連結子会社間における吸収合併及び吸収分割を実施することを決議しております。

 

1.企業結合の概要

(1)企業結合の目的

グループ内各社が担う事業の役割分担を整理し、子会社間の連携強化並びにグループ全体での業務効率性の向上及び競争力の強化に資する仕組みを整え、企業価値の向上及び持続的な成長を実現するため

(2)企業結合の日程

取締役会決議日  2026年4月23日

契約締結日    2026年5月29日(予定)

効力発生日    2026年7月1日(予定)

(3)企業結合の法的形式

(吸収合併)

株式会社シンフォーを存続会社とし、株式会社ミントを消滅会社とする吸収合併

(吸収分割)

株式会社アール・エス・アールを吸収分割会社とし、株式会社シンフォーを吸収分割承継会社とする吸収分割です。本件吸収分割により、株式会社シンフォーは、株式会社アール・エス・アールが東京・広島・福岡において展開している受託開発事業、SES事業、ソフトウェアテスト事業を承継いたします。

なお、株式会社アール・エス・アールは、中国地方で展開しておりますシステム運用サポート事業及びシステムエンジニア派遣事業を引き続き営むものとし、吸収分割後も存続いたします。

(4) 企業結合に係る割当の内容

当社の完全子会社間における組織再編であるため、本企業結合による株式の割当その他の対価の交付はありません。

(5) 新株予約権及び新株予約権付社債に関する取扱い

該当事項はありません。

(6)結合後企業の名称

本企業結合に伴い、株式会社シンフォーは2026年7月1日付で「バルテス・ソリューションズ&AI株式会社」に商号変更いたします。

 

 なお、本企業結合はいずれも当社の完全子会社間で行われるものであり、当社の連結業績に与える影響は軽微であります。