○添付資料の目次

 

1.経営成績等の概況…………………………………………………………………………………………………2

(1)当期の経営成績の概況………………………………………………………………………………………2

(2)当期の財政状態の概況………………………………………………………………………………………2

(3)当期のキャッシュ・フローの概況…………………………………………………………………………3

(4)今後の見通し…………………………………………………………………………………………………3

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方………………………………………………………………………3

3.連結財務諸表及び主な注記………………………………………………………………………………………4

(1)連結財政状態計算書…………………………………………………………………………………………4

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書…………………………………………………………………6

(3)連結持分変動計算書…………………………………………………………………………………………8

(4)連結キャッシュ・フロー計算書……………………………………………………………………………9

(5)連結財務諸表に関する注記事項……………………………………………………………………………10

(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………10

(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………10

(1株当たり情報)…………………………………………………………………………………………………10

(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………10

 

 

1.経営成績等の概況

(1)当期の経営成績の概況

当連結会計年度における世界経済は、地政学リスクや金融政策の動向等、不透明な要因が残るものの、米国を中心とした堅調な個人消費や企業投資を背景に、総じて緩やかな回復基調で推移しました。欧州や中国では景気回復の足取りにばらつきが見られた一方で、デジタル化やグリーン投資といった中長期的な成長分野への投資は継続しており、世界経済全体としては底堅さを維持する環境となりました。

このような状況のもと、半導体市場においては、生成AIの普及拡大やクラウドサービスの需要増加を背景としたデータセンター向け投資が引き続き高水準で推移しました。その結果、高性能演算を担うロジック製品や、データ処理量の増加に対応するメモリ製品を中心に需要の回復および成長が進み、半導体市場全体を大きくけん引する状況となりました。一方で、最終製品分野による需要動向には引き続き濃淡が見られるものの、全体としては回復基調が継続する事業環境となりました。

半導体市場の拡大を背景に、フォトマスク市場においては先端から成熟まですべてのノードにおいて需要が堅調に推移しました。先端領域では、半導体の微細化・高集積化の進展に伴い、高精度かつ高付加価値なフォトマスクに対する需要が引き続き堅調であり、安定した受注環境が継続しました。また、成熟プロセス向けにおいても幅広い用途での需要が維持され、底堅く推移しました。

外販フォトマスク市場においては、フォトマスクを内製しないファウンダリからの外注需要拡大に加え、フォトマスクを内製する半導体メーカーにおいても、内部リソース不足を背景に外注需要が高まりました。

このような事業環境のもと、当社グループは、EUVマスクをはじめとする先端微細加工技術における強みと、世界8拠点からなるグローバル生産ネットワークを活用し、世界各地の顧客及びパートナーに対して高品質のフォトマスクを安定した納期で提供してまいりました。その結果、当連結会計年度の当社グループの業績は、売上収益は129,576百万円(前期比9.8%増)となりましたが、材料費及び減価償却費の増加に加え、上場に伴う一過性費用の増加により営業利益は27,530百万円(前期比2.4%減)となりました。税引前利益は33,432百万円(前期比8.6%増)、また親会社の所有者に帰属する当期利益は24,947百万円(前期比150.9%増)となりました。

なお、当社グループは「フォトマスク関連事業」の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

(2)当期の財政状態の概況

当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ62,973百万円増加し、230,725百万円となりました。これは現金及び現金同等物が23,837百万円、有形固定資産が21,154百万円、その他の金融資産が7,298百万円、それぞれ増加したこと等によるものです。

負債は、前連結会計年度末に比べ4,848百万円増加し、56,218百万円となりました。これは契約負債が1,495百万円減少したものの、その他の金融負債が4,814百万円、借入金が661百万円増加したこと等によるものです。

資本は、前連結会計年度末に比べ58,125百万円増加し、174,507百万円となりました。これは利益剰余金が25,125百万円、新規上場に伴う新株の発行により資本金が10,040百万円、資本剰余金が10,026百万円、その他の資本の構成要素が12,933百万円、それぞれ増加したこと等によるものです。

 

 

 

(3)当期のキャッシュ・フローの概況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ23,837百万円増加し、51,552百万円となりました。

当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によキャッシュ・フローは、税引前利益33,432百万円、減価償却費及び償却費18,486百万円、法人所得税の支払額8,621百万円等により、36,061百万円の収入(前期は26,227百万円の収入)となりました。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出33,207百万円、貸付けによる支出2,961百万円等により、35,150百万円の支出(前期は32,885百万円の支出)となりました。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によキャッシュ・フローは、株式発行による収入19,992百万円、短期借入金の純増減額1,064百万円、リース負債の返済による支出2,413百万円等により、19,862百万円の収入(前期は28,536百万円の支出)となりました。

 

(4)今後の見通し

 次期の世界経済は、中東情勢の緊迫化やそれに伴うエネルギーコストの上昇、サプライチェーンの混乱に留意が必要な状況にあるものの、主要国における積極的な財政政策やハイテク分野への投資拡大を背景に、底堅い成長が期待されております。半導体市場においては、AIおよびデータセンター向け製品の需要が引き続き高水準で推移するとともに、先端メモリ製品における供給不足の継続も見込まれることから、市場全体としては成長が継続するものと想定しております。

当社グループの業績に影響する外販フォトマスク市場においては、半導体市場の拡大を背景に、先端から成熟までいずれのノードにおいても、堅調な需要が継続するものと見込んでおります。半導体各社においては、フォトマスク需要の拡大に伴い、内部リソースの制約を背景とした外注需要の高まりが見られることから、従来以上の外販市場の成長が想定され、特に、これまで主に内製によりフォトマスクを調達してきたメモリメーカーにおいても、AI需要の拡大に伴う最先端メモリ向けの開発に注力しているため、フォトマスクの調達を外注化する動きが想定されます。このようなこ事業環境のもと、当社グループでは、シンガポール新工場の稼働、アメリカと韓国における新ラインの導入、日本におけるEUVライン量産化への対応等の成長投資を確実かつ迅速に実行し、2027年以降の生産開始により業績拡大と株主価値向上につなげてまいります。

 

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方

当社グループは、資本市場における財務情報の国際的な比較可能性の向上、グループ内の会計基準統一によるグローバル経営のさらなる推進、びにガバナンス強化を目的として、2025年3月期より国際会計基準(IFRS)を適用しております。

 

 

3.連結財務諸表及び主な注記

(1)連結財政状態計算書

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度
(2025年3月31日)

 

当連結会計年度
(2026年3月31日)

資産

 

 

 

流動資産

 

 

 

現金及び現金同等物

27,715

 

51,552

営業債権及びその他の債権

27,668

 

32,610

その他の金融資産

818

 

987

棚卸資産

3,825

 

4,807

未収法人所得税等

451

 

3,604

その他の流動資産

3,603

 

3,806

流動資産合計

64,082

 

97,369

 

 

 

 

非流動資産

 

 

 

有形固定資産

87,919

 

109,074

無形資産

219

 

170

持分法で会計処理されている投資

7,209

 

8,958

その他の金融資産

4,403

 

11,533

繰延税金資産

2,661

 

2,199

その他の非流動資産

1,256

 

1,420

非流動資産合計

103,669

 

133,356

資産合計

167,752

 

230,725

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度
(2025年3月31日)

 

当連結会計年度
(2026年3月31日)

負債及び資本

 

 

 

負債

 

 

 

流動負債

 

 

 

営業債務及びその他の債務

19,105

 

19,065

借入金

399

 

1,460

その他の金融負債

2,125

 

2,201

未払法人所得税等

4,779

 

4,645

契約負債

2,381

 

2,629

その他の流動負債

4,522

 

4,580

流動負債合計

33,314

 

34,582

 

 

 

 

非流動負債

 

 

 

借入金

399

 

その他の金融負債

7,198

 

11,937

繰延税金負債

509

 

358

退職給付に係る負債

3,514

 

3,374

契約負債

3,998

 

2,255

引当金

491

 

746

その他の非流動負債

1,943

 

2,964

非流動負債合計

18,055

 

21,636

負債合計

51,370

 

56,218

 

 

 

 

資本

 

 

 

資本金

400

 

10,440

資本剰余金

45,591

 

55,617

利益剰余金

58,276

 

83,402

その他の資本の構成要素

12,113

 

25,046

親会社の所有者に帰属する持分合計

116,381

 

174,507

資本合計

116,381

 

174,507

負債及び資本合計

167,752

 

230,725

 

 

 

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書

連結損益計算書

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

 

 

 

当連結会計年度

(自 2025年4月1日

至 2026年3月31日)

 

 

 

 

売上収益

117,974

 

129,576

売上原価

△76,846

 

△86,306

売上総利益

41,128

 

43,269

販売費及び一般管理費

△12,903

 

△14,501

研究開発費

△797

 

△1,238

その他の収益

2,462

 

255

その他の費用

△1,690

 

△254

営業利益

28,199

 

27,530

金融収益

3,411

 

7,151

金融費用

△1,348

 

△1,800

持分法による投資利益

508

 

550

税引前利益

30,771

 

33,432

法人所得税費用

△20,825

 

△8,484

当期利益

9,945

 

24,947

 

 

 

 

当期利益の帰属

 

 

 

親会社の所有者

9,945

 

24,947

当期利益

9,945

 

24,947

 

 

 

 

1株当たり当期利益

 

 

 

基本的1株当たり当期利益(円)

104.16

 

261.12

希薄化後1株当たり当期利益(円)

101.22

 

256.97

 

 

 

連結包括利益計算書

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

 

 

 

当連結会計年度

(自 2025年4月1日

至 2026年3月31日)

 

 

 

 

当期利益

9,945

 

24,947

 

 

 

 

その他の包括利益

 

 

 

純損益に振り替えられることのない項目

 

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

△280

 

△3

確定給付制度の再測定

△222

 

180

項目合計

△503

 

177

純損益にその後に振り替えられる可能性のある項目

 

 

 

在外営業活動体の換算差額

△3,800

 

13,552

持分法適用会社のその他の包括利益に対する持分

△8

 

△619

項目合計

△3,808

 

12,933

その他の包括利益

△4,311

 

13,110

当期包括利益

5,633

 

38,058

 

 

 

 

当期包括利益の帰属

 

 

 

親会社の所有者

5,633

 

38,058

当期包括利益

5,633

 

38,058

 

 

(注)上記の計算書の項目は税引後で開示しております。

 

 

(3)連結持分変動計算書

 

前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

親会社の所有者に帰属する持分

資本合計

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

その他の

資本の

構成要素

合計

2024年4月1日時点の残高

400

63,553

57,736

16,020

137,709

137,709

当期利益

9,945

9,945

9,945

その他の包括利益

△4,311

△4,311

△4,311

当期包括利益合計

9,945

△4,311

5,633

5,633

剰余金の配当

△9,000

△9,000

△9,000

新株の発行

自己株式の取得

△18,000

△18,000

△18,000

自己株式の消却

△18,000

18,000

株式報酬取引

38

38

38

その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替

△404

404

所有者との取引額等合計

△17,961

△9,404

404

△26,961

△26,961

2025年3月31日時点の残高

400

45,591

58,276

12,113

116,381

116,381

 

 

 

当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

親会社の所有者に帰属する持分

資本合計

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

その他の

資本の

構成要素

合計

2025年4月1日時点の残高

400

45,591

58,276

12,113

116,381

116,381

当期利益

24,947

24,947

24,947

その他の包括利益

13,110

13,110

13,110

当期包括利益合計

24,947

13,110

38,058

38,058

剰余金の配当

新株の発行

10,040

9,980

20,021

20,021

自己株式の取得

自己株式の消却

株式報酬取引

45

45

45

その他の資本の構成要素から利益剰余金への振替

177

△177

所有者との取引額等合計

10,040

10,026

177

△177

20,067

20,067

2026年3月31日時点の残高

10,440

55,617

83,402

25,046

174,507

174,507

 

 

 

(4)連結キャッシュ・フロー計算書

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

 

 

 

当連結会計年度

(自 2025年4月1日

至 2026年3月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

税引前利益

30,771

 

33,432

減価償却費及び償却費

15,240

 

18,486

受取利息及び受取配当金

△1,615

 

△491

持分法による投資損益(△は益)

△508

 

△550

固定資産売却損益(△は益)

△741

 

支払利息

670

 

732

営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加)

△2,586

 

△2,292

棚卸資産の増減額(△は増加)

△646

 

△709

営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少)

△1,076

 

961

デリバティブ資産及び負債の増減額

586

 

△5,037

契約負債の増減額(△は減少)

△2,604

 

△2,041

その他

△237

 

2,428

小計

37,251

 

44,918

利息の受取額

1,615

 

491

利息の支払額

△668

 

△725

法人所得税の支払額

△11,971

 

△8,621

営業活動によるキャッシュ・フロー

26,227

 

36,061

 

 

 

 

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

有形固定資産の取得による支出

△30,691

 

△33,207

有形固定資産の売却による収入

1,395

 

無形資産の取得による支出

△65

 

△28

定期預金の預入による支出

 

△9,132

定期預金の払出による収入

 

9,132

貸付けによる支出

△4,855

 

△2,961

貸付金の回収による収入

1,353

 

1,141

その他

△21

 

△93

投資活動によるキャッシュ・フロー

△32,885

 

△35,150

 

 

 

 

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

短期借入金の純増減額(△は減少)

 

1,064

長期借入れによる収入

971

 

長期借入金の返済による支出

△194

 

△404

リース負債の返済による支出

△2,224

 

△2,413

株式の発行による収入

 

19,992

自己株式の取得による支出

△18,000

 

配当金の支払額

△9,000

 

デリバティブの決済による収入

 

1,623

その他

△89

 

財務活動によるキャッシュ・フロー

△28,536

 

19,862

現金及び現金同等物の為替変動による影響

△376

 

3,063

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

△35,571

 

23,837

現金及び現金同等物の期首残高

63,286

 

27,715

現金及び現金同等物の期末残高

27,715

 

51,552

 

 

 

(5)連結財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

該当事項はありません。

 

(セグメント情報)

当社グループは、「フォトマスク関連事業」の単一セグメントであるため、報告セグメント別の記載を省略しております。

 

(1株当たり情報)

 

 

前連結会計年度

(自 2024年4月1日

  至 2025年3月31日)

 

 

 

当連結会計年度

(自 2025年4月1日

  至 2026年3月31日)

親会社の所有者に帰属する当期利益(百万円)

9,945

 

24,947

当期利益調整額(百万円)

 

希薄化後の親会社の所有者に帰属する当期利益(百万円)

9,945

 

24,947

加重平均普通株式数(株)

95,480,332

 

95,540,688

希薄化効果を有する潜在的普通株式の影響

 

 

 

新株予約権(株)

2,769,607

 

1,545,752

希薄化後の加重平均普通株式数(株)

98,249,939

 

97,086,440

基本的1株当たり当期利益(円)

104.16

 

261.12

希薄化後1株当たり当期利益(円)

101.22

 

256.97

 

 

 

(重要な後発事象)

該当事項はありません。