○添付資料の目次

 

1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………………

2

(1)当期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………………………………

3

(2)当期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………………………

4

(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ………………………………………………………………………………

5

(4)今後の見通し ………………………………………………………………………………………………………

6

(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 ……………………………………………………………

8

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………………………………

8

3.連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………………

9

(1)連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………………

9

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………

11

連結損益計算書 ……………………………………………………………………………………………………

11

連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………………………………

12

(3)連結株主資本等変動計算書 ………………………………………………………………………………………

13

(4)連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………………

14

(5)連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………………

15

(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………

15

(セグメント情報等の注記) ………………………………………………………………………………………

15

(1株当たり情報の注記) …………………………………………………………………………………………

15

(重要な後発事象の注記) …………………………………………………………………………………………

15

 

1.経営成績等の概況

 

 

サブスクリプションの着実な成長とAI活用による生産性向上が寄与。
増収と費用構造の適正化により黒字転換を達成。

 

 

 

<2026年3月期業績ハイライト及び直近のトピックス>

● 売上高は前年同期比6.7%増の3,232百万円となりました。サブスクリプション売上がアップセル/クロスセルも堅調で解約率も引き続き低水準で推移していること等に加え、第4四半期に大型案件の納品が相次ぎソリューション売上も堅調に推移いたしました。

● 営業利益は前期の営業損失から黒字転換、229百万円(前年同期比266百万円の増益)となりました。AIコーディングの導入やAIを活用した業務の刷新を進めた結果、費用構造の最適化と生産性の向上が進展し、総費用を抑制しながら増収を増益に結びつけました。

● 2027年3月期の業績見通しは、売上高は前年同期比5.7%増の3,415百万円、営業利益は前年同期比39.3%の319百万円を見込んでおります。

● 売上高については、エンタープライズ企業や地域中核不動産会社へのSaaS導入促進およびデータモダナイゼーション支援を軸に、更なる積み上げを継続いたします。あわせて、「いい生活Square」のトランザクション課金拡大や周辺領域へのサービス拡張を加速させることで、顧客付加価値の向上と新規開拓を並行して進め、引き続き着実な成長を継続してまいります。

● 費用面では、プロダクト開発や将来の成長に向けた戦略的投資を積極的に実行する一方で、開発業務の内製化(インソーシング)を推進し、売上原価は前年同期並みの水準で推移する見通しです。販管費については、インサイドセールスの強化やサービスサイト刷新といったマーケティング・セールス施策への費用投入を見込みます。これらの投資を継続しつつ、AI活用による業務自動化やリソース配分の最適化も進め、販管費全体では前年同期比で微増に留める見通しです。

 

 

<IR情報(決算説明資料等)について>

 2026年3月期の決算説明資料及び直近の業績(月次の売上推移)については当社 IR 情報サイトよりご覧ください。

IR情報サイト:https://www.e-seikatsu.info/IR/

 

(1)当期の経営成績の概況

連結業績概要

前連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

当連結会計年度

(自 2025年4月1日

至 2026年3月31日)

対前年同期

(千円)

(千円)

差額

(千円)

増減率

(%)

売上高

3,028,187

3,232,180

203,992

6.7

EBITDA(営業利益+減価償却費)

500,944

785,636

284,692

56.8

営業利益又は営業損失(△)

△37,275

229,453

266,729

経常利益又は経常損失(△)

△42,141

236,763

278,905

親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)

△39,536

151,183

190,719

 当社グループは、「テクノロジーと心で、たくさんのいい生活を」というミッションの実現に向け、「心地いいくらしが循環する、社会のしくみをつくる」というビジョンを掲げております。 不動産市場における様々な課題を解決するSaaS(継続課金モデルのクラウドサービス)を核とし、最新のAI技術やデジタル活用を通じた業務プロセスの変革により、不動産市場のデジタルトランスフォーメーション(DX)を強力に支援する事業を展開しております。

 不動産業界においては、深刻化する人手不足や相次ぐ法改正への対応に加え、サイバー攻撃への備えが喫緊の課題となっています。こうした背景から、AIエージェントによる省力化や、柔軟な課題解決を可能とするSaaS導入への関心は極めて高く、基幹業務システムの刷新に向けたIT投資は引き続き活発に推移しております。

 当連結会計年度において、売上高は3,232,180千円(前年同期比6.7%増)となりました。主力事業であるサブスクリプション売上は、2,746,612千円(前年同期比7.5%増)と堅調に推移し、成長を牽引いたしました。顧客数は1,589法人(前年同月1,549法人)と着実な増加を維持するとともに、平均月額単価は約157,900円(前年同月比3.1%増)へと上昇しました。これは、既存顧客への追加サービス提供(クロスセル・アップセル)が順調に進展していることに加え、導入初期から利用規模の大きい高単価な新規顧客の獲得が継続していることによるものです。特に、解約率は極めて低い水準を達成しており、既存顧客の維持のみならず、顧客基盤内での収益拡大が加速する成長モデルを実現しております。

 ソリューション売上については、SaaS導入支援プロジェクトとしてのデータモダナイゼーション等が着実に進捗しており、485,567千円(前年同期比2.6%増)と着実な増収基調を維持しております。

(※1)「当月のサブスクリプション売上高」を「当月のサブスクリプション顧客数」で除した数字で、100円未満を切り捨てております。

 

なお、売上高の内訳については下記のとおりであります。

品目詳細

前連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

当連結会計年度

(自 2025年4月1日

至 2026年3月31日)

対前年同期

売上高(千円)

構成割合(%)

売上高(千円)

構成割合(%)

差額(千円)

増減率(%)

サブスクリプション(注)1

2,554,778

84.4

2,746,612

85.0

191,834

7.5

ソリューション(注)2

473,409

15.6

485,567

15.0

12,158

2.6

合    計

3,028,187

100.0

3,232,180

100.0

203,992

6.7

(注)1. サブスクリプション:SaaSの月額利用料収入やSaaS導入後の運用支援契約に基づく経常的な収入など、解約の申し出がない限り毎月継続的に発生する収益であり、当社のMRR(Monthly Recurring Revenue、月間経常収益)であります。

 2. ソリューション  :SaaSの初期設定、スポットのシステム導入・運用支援、システムの受託開発、他社サービスの代理店販売・紹介料など、その他のサービスに係る収益であります。

 

 利益面においては、当連結会計年度を通じて、AIの活用や業務プロセスの刷新を通じた生産性向上に注力いたしました。

 売上原価につきましては、前期のプロダクト投資に伴う減価償却費が増加したものの、開発体制の内製化推進や外部委託の見直しにより、外注費が大幅に減少いたしました。 また、開発プロセスにおいては、①機動的なチーム編成(スモールチーム化)、②継続的デリバリの強化、③全体最適を実現するプロダクトマネジメントの強化及び投資の最適化を柱としたエンジニアリング組織の抜本的強化に取り組みました。

 さらに、ソリューション売上を構成するデータモダナイゼーション業務の標準化を進めたことで、労働集約的な工程においても、事業拡大に伴うマンパワーへの依存度を段階的に低減させ、より生産性を重視した運営体制への移行を推進しております。

 こうしたテクノロジー活用と業務刷新による効率化の結果、人員構成の最適化が進み、人件費および求人関連費が低減いたしました。以上の結果、売上原価は1,347,108千円(前年同期比5.9%減)となりました。

 販売費及び一般管理費につきましては期初に入社した新卒社員の育成・戦力化を優先し、将来の成長に向けたマーケティング投資等を継続した結果、1,655,618千円(前年同期比1.3%増)となりました。

 以上の結果、EBITDAは785,636千円(前年同期比56.8%増)、営業利益は229,453千円(前年同期は37,275千円の営業損失)となり、大幅な黒字転換を達成いたしました。

 また、米ドル建てでの取引に係る為替リスクの低減手段として為替予約を行っており、当連結会計年度における円安の影響で当該為替予約に係る為替差益が営業外収益として発生いたしました。その結果、経常利益は236,763千円(前年同期は42,141千円の経常損失)となりました。

 

 なお、当社グループの開示上の報告セグメントは「クラウドソリューション事業」の単一セグメントであるため、セグメントの業績については記載を省略しております。

 

(2)当期の財政状態の概況

(資産)

当連結会計年度末における資産合計は、2,669,675千円となり、前連結会計年度末から320,104千円の増加となりました。

流動資産の残高は860,130千円となり、前連結会計年度末から265,650千円の増加となりました。これは、主に現金及び預金の増加263,053千円等によるものであります。

また、固定資産の残高は1,809,544千円となり、前連結会計年度末から54,453千円の増加となりました。これは主に、ソフトウエアの増加55,289千円等によるものであります。

(負債)

当連結会計年度末における負債合計は680,336千円となり、前連結会計年度末から203,427千円の増加となりました。

流動負債の残高は592,050千円となり、前連結会計年度末から117,921千円の増加となりました。主な増加要因は、短期借入金の増加68,640千円、未払法人税等の増加81,057千円等であります。主な減少要因は、前受金の減少59,974千円等であります。また、固定負債の残高は88,286千円となり、前連結会計年度末から85,506千円の増加となりました。主な増加要因は、手元資金の流動性維持のための長期借入金の増加85,600千円等であります。

(純資産)

当連結会計年度末における純資産の残高は1,989,338千円となり、前連結会計年度末から116,676千円の増加となりました。これは、親会社株主に帰属する当期純利益の計上による増加151,183千円、及び配当金実施に伴う利益剰余金の減少34,506千円等によるものであります。

 

(3)当期のキャッシュ・フローの概況

当連結会計年度の現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末と比べて263,053千円増加し、608,602千円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動によるキャッシュ・フローは、760,154千円の増加(前年同期316,334千円の増加)となりました。主な収入の要因は、減価償却費556,182千円、税金等調整前当期純利益236,835千円等であります。主な支出の要因は、前受金の減少額59,974千円、売上債権の増加額56,342千円等であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、619,321千円の減少(前年同期676,506千円の減少)となりました。主な支出の要因は、SaaSの新規開発・機能拡充等に係る無形固定資産の取得による支出598,918千円、複数台のノートPC取得等に伴う有形固定資産の取得による支出18,986千円等であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動によるキャッシュ・フローは、120,082千円の増加(前年同期34,294千円の減少)となりました。収入の要因は、手元資金の流動性維持のための長期借入れによる収入200,000千円等であります。支出の要因は、長期借入金の返済による支出45,760千円、配当金の支払額34,157千円等であります。

(キャッシュ・フロー関連指標)

 

2022年3月期

2023年3月期

2024年3月期

2025年3月期

2026年3月期

自己資本比率(%)

78.2

77.9

76.6

79.7

74.5

時価ベースの自己資本比率(%)

125.9

149.3

166.0

143.0

144.2

キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)

0.0

0.0

0.0

0.0

0.2

インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)

50,250.2

167,084.9

3,306,566.0

525.3

自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い

(注)1.各指標はいずれも連結ベースの財務数値により計算しております。

(注)2.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式総数(自己株式控除後)をベースに計算しております。

(注)3.キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを利用しております。

(注)4.有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。

 

(4)今後の見通し

当社グループの2027年3月期の業績見通しは以下の通りであります。

 

売上高

(百万円)

営業利益

(百万円)

経常利益

(百万円)

親会社株主に帰属
する当期純利益

(百万円)

1株当たり
当期純利益

円 銭

2027年3月期 業績予想(A)

3,415

319

317

195

14.19

2026年3月期 実績(B)

3,232

229

236

151

10.95

増減額(A-B)

183

90

80

44

 

増減率(%)

5.7

39.3

34.1

29.6

 

(注)当社は、2026年4月1日を効力発生日として普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり当期純利益を算定しております。

 不動産市場においては、金融政策の正常化に伴い金利水準の緩やかな上昇が見られるものの、堅調な賃貸・インバウンド需要、および国内外の投資家による質の高い資産への強い選好を背景に、全体としては引き続き底堅く推移すると予測しております。建築コストの高止まりといった課題は残るものの、環境性能やデジタル対応力といった付加価値の高い物件への選別投資が一段と加速し、市場の二極化はより鮮明になる見通しです。こうした経営環境の変化を受け、不動産事業者には正確なデータに基づく経営判断や、管理運営の高度化を通じた収益性の確保がこれまで以上に強く求められています。市場の透明性を高め、業界全体のDXを牽引する当社のデジタルプラットフォームは、変化し続ける市場において「選ばれる不動産・選ばれる事業者」であり続けるための不可欠な社会インフラとして、その重要性を一層高めていくものと確信しております。

 法規制環境においては、相続登記や新築住宅における省エネ基準適合の義務化に加え、行政主導による不動産情報の標準化に向けた動きも見られ、情報の正確性に対する要求はかつてないほど高まっております。 このような環境下、法改正にいち早く対応し、高度な情報管理と円滑な流通を実現する当社SaaSは、顧客のコンプライアンス遵守と事業継続に不可欠な「不動産業界の標準インフラ」としての地位をより強固なものとしております。

 不動産テック市場においては、相次ぐ法改正に伴うシステム改修の負担増や、運用コストの増大が大きな経営課題となっています。特に、これまで自社開発や個別カスタマイズを重視してきたエンタープライズ企業において、法改正への即応性と最新の機能を享受できるクラウドネイティブなSaaSへのシフトが一段と鮮明になっています。また、巧妙化するサイバー攻撃への対策など、情報の安全性を担保するための投資負担も増大しており、高度なセキュリティ基盤を標準装備する当社SaaSへの期待はかつてないほど高まっております。当社は、変化し続ける法規制とセキュリティリスクの双方に対応する「信頼性の高いデータプラットフォーム」の提供を通じて、お客様のDXを加速させる戦略的パートナーとしての役割を担ってまいります。

 当社は、不動産領域に特化したバーティカルSaaSプロバイダーとして、賃貸管理、賃貸・売買仲介、物件情報管理など、不動産ビジネスの全フェーズを網羅する「マルチプロダクト戦略」を引き続き推進してまいります。2027年3月期においては、これら既存領域の深化に加え、不動産ビジネスの周辺領域へのサービス拡張を加速させ、ARPU(顧客平均単価)の向上と新規顧客層の開拓により、更なる売上成長を目指します。

 2027年3月期は、大手企業および地域中核の不動産会社を中心に、当社SaaSの導入促進とスムーズな稼働支援に注力してまいります。継続的な法改正への対応が見込まれるなか、従来はカスタマイズ志向が強かった大手顧客においても、SaaSの柔軟性・コスト効率・迅速な法対応力が評価されています。この「SaaSシフト」は今後さらに加速すると見ており、現時点での引き合いも順調なことから、継続的な受注獲得を予測しております。

 また、すでに実装済みの「AI記事生成機能」や「AI消込アシスト機能」に加え、各プロダクトへのAI実装をさらに加速させます。あらゆる業務シーンをAIで効率化し、新たな付加価値を創出してまいります。不動産流通プラットフォーム「いい生活Square」においては、サードパーティとのデータ連携を推進することでプラットフォーム内の取引を活性化させ、トランザクション課金の拡大を見込んでおります。

 SaaS導入の鍵となるデータマイグレーションについても、AI活用やプロセスの標準化を通じてさらなる強化を図ります。単なるシステム移行に留まらず、ベンダーごとに異なる多様なデータ仕様を網羅・分析し、最新のクラウドネイティブな環境への刷新を支援します。これにより、お客様のデータ活用を高度化する「データモダナイゼーション」を実現し、新たなビジネス価値の創出に貢献してまいります。

 プロダクト開発においては、さらなる開発効率の向上とAI実装を加速させるため、最新の技術環境への投資を積極的に行います。売上原価については、こうした投資に加え、「いい生活Square」の取扱高拡大に伴うトランザクション費用の増加を見込むものの、開発業務の内製化(インソーシング)による外部委託費の抑制を図ります。これらにより、売上原価は前年同期並みの水準で推移する見通しです。

 販売費及び一般管理費については、持続的な成長に向けた戦略的投資を実行いたします。具体的には、インサイドセールス代行の強化による営業パイプラインの拡充、サービスサイトのリニューアルによるマーケティング効率の向上、ならびに株主還元策としての株主優待制度の導入に関連する費用を見込んでおります。これらの投資を実行しつつも、AI活用による業務自動化や営業プロセスの効率化、さらには全社的なリソース配分の最適化を徹底することで、販管費合計としては前年同期比で微増に留める見通しです。

 当社は、2026年3月期までの積極的な投資成果を着実に収益へと結びつけるフェーズにあると認識しております。持続的な売上成長と、最新技術への投資や周辺領域への拡大といった攻めの姿勢を維持しつつも、最適化された費用構造による利益拡大を両立させ、企業価値のさらなる向上に邁進してまいります。

 

(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当

当社は、成長を実現するための投資(サービスの開発)及びそれを可能にする財務基盤の強化に加えて、株主の皆様に対する利益還元を重要な経営課題の一つとして位置付けております。株主の皆様への利益還元の基本方針としては、当該期の業績及びフリー・キャッシュフローの水準を十分に勘案した上で、利益配当の継続的実施並びに配当額の継続的成長の実現に向けて取り組んでまいりたいと考えております。

2026年3月期の期末配当につきましては、1株当たり6円の配当を実施する予定であります。

 

(注)当社は、2026年4月1日を効力発生日として普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っておりますが、2026年3月期の期末配当については、配当基準日が2026年3月31日であるため当該株式分割前の株式数が基準となります。

 

(配当に関する数値情報)

(連結ベース)

2022年3月期

(実績)

2023年3月期

(実績)

2024年3月期

(実績)

2025年3月期

(実績)

2026年3月期

(予定)

 ①1株当たり配当額

2.5円

2.5円

2.5円

2.5円

3円

 ②配当金総額

34,507千円

34,507千円

34,507千円

34,506千円

41,408千円

 ③親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)

106,959千円

158,150千円

146,131千円

△39,536千円

151,183千円

 ④1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△)

7円75銭

11円46銭

10円59銭

△2円86銭

10円95銭

 ⑤配当性向(=①/④)

32.3%

21.8%

23.6%

27.4%

(注)当社は、2026年4月1日を効力発生日として普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。2022年3月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり配当額、1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失を算定しております。

 

 なお、中長期での着実な成長、および十分なフリー・キャッシュフロー水準を見込んでいることから、2027年3月期の1株当たり配当金につきましては、通期3円(期末配当として3円)を予想としております。

 

 

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方

当社グループは、国際的な事業展開や資金調達を行っておりませんので、日本基準に基づき連結財務諸表を作成しております。

3.連結財務諸表及び主な注記

(1)連結貸借対照表

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2025年3月31日)

当連結会計年度

(2026年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

345,549

608,602

売掛金

115,715

172,058

仕掛品

30,815

2,519

前払費用

82,882

88,197

為替予約

693

1,925

その他

31,906

8,720

貸倒引当金

△13,082

△21,892

流動資産合計

594,479

860,130

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物附属設備

67,029

67,029

減価償却累計額

△44,163

△47,981

建物附属設備(純額)

22,866

19,047

工具、器具及び備品

179,252

164,364

減価償却累計額

△146,976

△136,031

工具、器具及び備品(純額)

32,275

28,333

有形固定資産合計

55,142

47,381

無形固定資産

 

 

商標権

933

818

ソフトウエア

1,346,699

1,401,988

ソフトウエア仮勘定

171,892

181,931

無形固定資産合計

1,519,525

1,584,738

投資その他の資産

 

 

ゴルフ会員権

42,000

42,000

敷金及び保証金

74,162

73,603

長期前払費用

23,687

20,695

繰延税金資産

40,573

41,126

投資その他の資産合計

180,424

177,425

固定資産合計

1,755,091

1,809,544

資産合計

2,349,571

2,669,675

 

 

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2025年3月31日)

当連結会計年度

(2026年3月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

短期借入金

-

68,640

未払金

102,352

108,031

未払法人税等

16,241

97,299

前受金

229,650

169,675

預り金

15,372

13,981

賞与引当金

67,933

66,046

その他

42,579

68,375

流動負債合計

474,129

592,050

固定負債

 

 

長期借入金

-

85,600

預り保証金

2,779

2,686

固定負債合計

2,779

88,286

負債合計

476,908

680,336

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

628,411

628,411

資本剰余金

718,179

718,179

利益剰余金

664,686

781,362

自己株式

△138,614

△138,614

株主資本合計

1,872,662

1,989,338

純資産合計

1,872,662

1,989,338

負債純資産合計

2,349,571

2,669,675

 

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書

(連結損益計算書)

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2024年4月1日

 至 2025年3月31日)

当連結会計年度

(自 2025年4月1日

 至 2026年3月31日)

売上高

3,028,187

3,232,180

売上原価

1,430,857

1,347,108

売上総利益

1,597,330

1,885,072

販売費及び一般管理費

 

 

役員報酬

200,648

197,048

給料

626,555

671,449

賞与引当金繰入額

36,512

37,699

退職給付費用

9,427

10,440

法定福利費

125,912

133,901

地代家賃

97,301

99,360

減価償却費

27,932

23,913

貸倒引当金繰入額

11,527

8,809

その他

498,787

472,996

販売費及び一般管理費合計

1,634,605

1,655,618

営業利益又は営業損失(△)

△37,275

229,453

営業外収益

 

 

受取利息

257

987

未払配当金除斥益

332

335

受取手数料

289

415

為替差益

9,537

8,102

雑収入

988

5,767

営業外収益合計

11,405

15,607

営業外費用

 

 

支払利息

1,447

支払手数料

609

600

雑損失

15,662

6,251

営業外費用合計

16,271

8,298

経常利益又は経常損失(△)

△42,141

236,763

特別利益

 

 

固定資産売却益

-

71

特別利益合計

-

71

特別損失

 

 

固定資産除却損

1,577

-

特別損失合計

1,577

-

税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純損失(△)

△43,718

236,835

法人税、住民税及び事業税

9,025

86,205

法人税等調整額

△13,207

△553

法人税等合計

△4,182

85,652

当期純利益又は当期純損失(△)

△39,536

151,183

親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)

△39,536

151,183

 

(連結包括利益計算書)

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2024年4月1日

 至 2025年3月31日)

当連結会計年度

(自 2025年4月1日

 至 2026年3月31日)

当期純利益又は当期純損失(△)

△39,536

151,183

包括利益

△39,536

151,183

(内訳)

 

 

親会社株主に係る包括利益

△39,536

151,183

 

(3)連結株主資本等変動計算書

前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

株主資本

純資産合計

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

当期首残高

628,411

718,179

738,729

△138,600

1,946,719

1,946,719

当期変動額

 

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

△34,507

 

△34,507

△34,507

親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)

 

 

△39,536

 

△39,536

△39,536

自己株式の取得

 

 

 

△14

△14

△14

当期変動額合計

△74,043

△14

△74,057

△74,057

当期末残高

628,411

718,179

664,686

△138,614

1,872,662

1,872,662

 

当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

株主資本

純資産合計

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

当期首残高

628,411

718,179

664,686

△138,614

1,872,662

1,872,662

当期変動額

 

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

△34,506

 

△34,506

△34,506

親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)

 

 

151,183

 

151,183

151,183

自己株式の取得

 

 

 

当期変動額合計

116,676

116,676

116,676

当期末残高

628,411

718,179

781,362

△138,614

1,989,338

1,989,338

 

(4)連結キャッシュ・フロー計算書

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2024年4月1日

 至 2025年3月31日)

当連結会計年度

(自 2025年4月1日

 至 2026年3月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純損失(△)

△43,718

236,835

減価償却費

538,219

556,182

固定資産除却損

1,577

固定資産売却益

△71

為替差損益(△は益)

△1,337

△3,369

貸倒引当金の増減額(△は減少)

11,527

8,809

賞与引当金の増減額(△は減少)

8,333

△1,887

受取利息及び受取配当金

△257

△987

支払利息

1,447

売上債権の増減額(△は増加)

△54,352

△56,342

棚卸資産の増減額(△は増加)

28,316

28,296

未払金の増減額(△は減少)

△39,254

11,316

前受金の増減額(△は減少)

△71,648

△59,974

未払消費税等の増減額(△は減少)

14,162

26,613

預り保証金の増減額(△は減少)

△30

△93

その他

△19,702

△3,257

小計

371,835

743,518

利息及び配当金の受取額

257

987

利息の支払額

△1,447

法人税等の支払額

△55,759

△7,857

法人税等の還付額

24,953

営業活動によるキャッシュ・フロー

316,334

760,154

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

有形固定資産の取得による支出

△35,039

△18,986

有形固定資産の売却による収入

79

無形固定資産の取得による支出

△640,104

△598,918

敷金及び保証金の償還による収入

97

敷金及び保証金の差入による支出

△1,458

△1,495

投資活動によるキャッシュ・フロー

△676,506

△619,321

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

長期借入れによる収入

200,000

長期借入金の返済による支出

△45,760

配当金の支払額

△34,279

△34,157

自己株式の取得による支出

△14

財務活動によるキャッシュ・フロー

△34,294

120,082

現金及び現金同等物に係る換算差額

644

2,137

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

△393,821

263,053

現金及び現金同等物の期首残高

739,371

345,549

現金及び現金同等物の期末残高

345,549

608,602

 

(5)連結財務諸表に関する注記事項

(継続企業の前提に関する注記)

該当事項はありません。

 

(セグメント情報等の注記)

当社グループは、クラウドソリューション事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。

 

(1株当たり情報の注記)

 

前連結会計年度

(自 2024年4月1日

  至 2025年3月31日)

当連結会計年度

(自 2025年4月1日

  至 2026年3月31日)

1株当たり純資産額

135円67銭

144円13銭

1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△)

△2円86銭

10円95銭

(注)1.前連結会計年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、1株当たり当期純損失であり、また、潜在株式が存在しないため記載しておりません。当連結会計年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.当社は、2026年4月1日を効力発生日として普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失を算定しております。

3.1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自 2024年4月1日

  至 2025年3月31日)

当連結会計年度

(自 2025年4月1日

  至 2026年3月31日)

親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)(千円)

△39,536

151,183

普通株主に帰属しない金額(千円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)(千円)

△39,536

151,183

普通株式の期中平均株式数(株)

13,802,757

13,802,754

(注)当社は、2026年4月1日を効力発生日として普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、普通株式の期中平均株式数を算定しております。

 

 

 

(重要な後発事象の注記)

該当事項はありません。