○添付資料の目次

 

1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………………

2

(1)当四半期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………………………

2

(2)当四半期の財政状態の概況  ………………………………………………………………………………………

3

(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………………

3

(4)継続企業の前提に関する重要事象等 ……………………………………………………………………………

3

2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………

4

(1)四半期貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………

4

(2)四半期損益計算書 …………………………………………………………………………………………………

5

(3)四半期財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………

6

(セグメント情報等の注記) ………………………………………………………………………………………

6

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………

6

(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………

6

(四半期キャッシュ・フロー計算書に関する注記) ……………………………………………………………

6

 

1.経営成績等の概況

(1)当四半期の経営成績の概況

 当第3四半期累計期間(2025年4月1日~2025年12月31日)における我が国経済は、大企業・製造業の景況感はやや改善したものの、非製造業の景況感はほぼ横ばいとなりました。一方、国内個人消費については、実質賃金の改善は物価上昇により阻まれている上、いわゆるステルス増税により実質可処分所得の上昇が進まず、内需の本格回復はみられないまま推移しました。一方、目を海外に転じると、米国やEUでは労働市場の悪化傾向やインフレ圧力の低減見通しを背景に政策金利の引き下げによる景気のソフトランディングを図り、また、中国でも利下げ等により不動産市場の低迷や個人消費の落ち込みなどによる景況感悪化の抑え込みを進めた一方、2022年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻が収束しそうでしないまま続いており、また、中東情勢についても楽観できる状況にはなく、各種エネルギー/食料価格などの高騰によるインフレ再燃懸念は払しょくできず、さらにはトランプ米大統領による相互関税政策の各国経済への影響などをめぐり先行き大きな不安を残しながら推移しました。

 このような中、当社の主要顧客業界である電子機器関連業界は、事業の再編を進めつつも、新興国向けに機能・性能を絞った製品の開発を進める一方、競争力の源泉である優れたアルゴリズムを用いた映像・画像・音声の圧縮伸張技術を追求し続けております。

 具体的には、携帯型端末においてもより高画質、大画面の方向に向かっていることから、映像・画像の圧縮伸張コア技術であるビデオコーデックにおける優れたアルゴリズムを市場が求めております。また、デジタル情報家電においても、高画質化に加え高音質化が求められており、低消費電力と合わせてそれらを実現するオーディオコーデックが期待されてきております。さらに、動画像の配信・伝送分野においても、低ビット・レートでも高画質、高音質、低遅延を実現する圧縮伸張技術が必要不可欠のものとなっております。

 このような状況下、DMNAアルゴリズムを用いて高画質、高音質、低遅延はもちろん、地球環境にやさしい省エネルギーなグリーン製品群を提供している当社は、国際標準規格に基づく圧縮伸張技術の機能強化ならびに受注活動を行うとともに、独自規格のオリジナル・コーデックや圧縮してもデータが劣化しないロスレス技術、ソリューション製品としての各種低遅延伝送装置、映像鮮明化の装置およびアプリなどをさらに国内外の市場に投入すべく営業努力を重ねております。

 当第3四半期におきましては、ライセンス部門では、車載向けDTVソフトウェアのライセンス契約、航空機通話システム向けハンズフリーソフトウェアの量産ライセンス契約、月面探査機向けH.265エンコーダの量産ライセンス契約、ソリューション部門では、防衛装備向け映像伝送エンコーダ/デコーダソフトウェア、防衛設備向けに“LucidEye”映像鮮明化装置の販売、車載向けDTVソフトウェアの仕様変更、デモ環境構築向け音源分離・音声認識NLU対応ソフトウェア開発、警察向け映像伝送システム設計支援の受託開発にも成功しております。

 なお、当社の売上高は、主要顧客の決算期末(主として9月と3月)に集中する傾向がある一方、販管費等のコストは、各四半期とも大幅な変動はない、という特徴を有しております。

 

 以上の結果、当第3四半期累計期間の売上高は544百万円(前年同期比94.4%増)となり、経常利益79百万円(前年同期は経常損失241百万円)、四半期純利益67百万円(前年同期は四半期純損失243百万円)となりました。

 

 部門別の業績につきましては、次のとおりです。

 

(ソフトウェアライセンス事業)

 営業活動におきましては、単体IPでのライセンス営業から複数IPをモジュール化してのライセンス営業に力をいれました。

 主要な案件としましては、次のとおりです。

《量産ライセンス》

・H.264エンコーダ/デコーダ ソフトウェア:監視カメラ向け

・MP3デコーダ ソフトウェア:施設設備向け

・DTVソフトウェア:車載向け

・ハンズフリーソフトウェア:航空機通話システム向け

《評価ライセンス》

・ノイズサプレッサ:CTスキャン装置向け

・JPEGエンコーダ ソフトウェア:Web会議向け

 以上の結果、当第3四半期累計期間の売上高は248百万円となりました。

 

(ハードウェアライセンス事業)

 営業活動におきましては、4K技術、ロスレス技術、H.265、スムージング技術を中心にライセンス営業活動、海外案件獲得活動を展開しました。

 主要な案件としましては、次のとおりです。

《量産ライセンス》

・H.264 HPコーデック:ドアホン向け

・1/4固定長圧縮技術:人工衛星向け

・H.265エンコーダ:月面探査機向け

 以上の結果、当第3四半期累計期間の売上高は171百万円となりました。

 

(ソリューション事業)

 営業活動におきましては、当社の既存技術と開発力をベースに顧客のカスタム案件の獲得およびオリジナル・コーデックを用いて低遅延・高画質を両立させた小型版画像伝送システムや放送局向け低遅延送り返しシステム、“LucidEye”映像鮮明化アプリの販売活動を中心に展開しました。

 主要な案件としましては、次のとおりです。

・映像伝送エンコーダソフトウェア開発:防衛装備向け

・低遅延映像伝送システム:放送関連設備向け

・画像・音声デコーダユニットのライセンスキー追加受注:フライトシミュレータ用

・“LucidEye”映像鮮明化ライブラリ:車載向け

・映像伝送エンコーダ/デコーダソフトウェア:防衛装備向け

・画像・音声エンコーダユニット受託開発:フライトシミュレータ向け

・FPGA版コーデックモジュールの追加受注:監視装置向け

・WiFi Sync Viewer:大学向け

・LucidEye”映像鮮明化装置:防衛装備向け

・映像伝送システム設計支援:警察向け

・DTVソフトウェア仕様変更:車載向け

・音源分離/音声認識NLU対応ソフトウェア開発:デモ環境構築

 以上の結果、当第3四半期累計期間の売上高は123百万円となりました。

 

(2)当四半期の財政状態の概況

 当第3四半期会計期間末における総資産は、売上債権の増加などにより前事業年度末より107百万円増加し、1,950百万円となりました。負債は、未払法人税等の増加などにより前事業年度末より31百万円増加し112百万円となり、純資産は、四半期純利益の計上などにより前事業年度末から75百万円増の1,838百万円となりました。また、自己資本比率は、94.2%と高い水準を維持しております。

 

(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明

 2026年3月期の業績予想につきましては、最近の業績の動向等を踏まえ、通期の業績予想を修正いたしました。詳細につきましては、本日(2026年2月10日)公表いたしました「2026年3月期通期業績予想の修正および営業外収益(為替差益)の計上に関するお知らせ」をご覧ください。

 

(4)継続企業の前提に関する重要事象等

 当社は、2020年3月期以降前事業年度にいたるまで、6事業年度連続で営業損失を計上しております。このため、継続企業の前提に関する重要事象等が存在している可能性があります。しかしながら、財務面におきましては、当第3四半期会計期間末での現預金及び余資運用残高は1,477百万円、自己資本比率も94.2%と、いずれも高い水準にあります。当事業年度以降も堅固な財務体質を維持しつつ、新技術の開発と営業活動の強化を推し進め売上高の伸長を図るとともに、不要不急な経費の圧縮等に注力し、損益状況のさらなる改善、黒字化を図ってまいります。従いまして、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しており、財務諸表の注記には記載しておりません。

2.四半期財務諸表及び主な注記

(1)四半期貸借対照表

 

 

(単位:千円)

 

前事業年度

(2025年3月31日)

当第3四半期会計期間

(2025年12月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

738,371

672,793

売掛金

165,107

308,198

電子記録債権

1,444

9,651

商品及び製品

56,696

57,036

仕掛品

1,333

原材料及び貯蔵品

24,059

17,922

その他

26,455

36,506

流動資産合計

1,013,467

1,102,108

固定資産

 

 

有形固定資産

7,732

5,555

無形固定資産

3,942

2,806

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

784,220

805,151

その他

34,279

35,278

投資その他の資産合計

818,500

840,429

固定資産合計

830,175

848,791

資産合計

1,843,643

1,950,900

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

14

336

未払法人税等

13,420

21,462

引当金

21,132

9,879

その他

46,464

80,652

流動負債合計

81,032

112,330

固定負債

 

 

繰延税金負債

155

固定負債合計

155

負債合計

81,032

112,486

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

2,032,255

2,032,255

資本剰余金

2,161,255

2,161,255

利益剰余金

△2,422,588

△2,355,291

自己株式

△158

△158

株主資本合計

1,770,763

1,838,061

評価・換算差額等

 

 

その他有価証券評価差額金

△8,153

353

評価・換算差額等合計

△8,153

353

純資産合計

1,762,610

1,838,414

負債純資産合計

1,843,643

1,950,900

 

(2)四半期損益計算書

  (第3四半期累計期間)

 

 

(単位:千円)

 

前第3四半期累計期間

(自 2024年4月1日

 至 2024年12月31日)

当第3四半期累計期間

(自 2025年4月1日

 至 2025年12月31日)

売上高

279,907

544,232

売上原価

28,596

33,436

売上総利益

251,311

510,796

販売費及び一般管理費

505,101

451,703

営業利益又は営業損失(△)

△253,790

59,092

営業外収益

 

 

受取利息

214

705

為替差益

3,128

7,436

投資有価証券売却益

11,035

15,636

その他

794

70

営業外収益合計

15,172

23,849

営業外費用

 

 

支払手数料

2,997

2,980

その他

75

0

営業外費用合計

3,072

2,980

経常利益又は経常損失(△)

△241,690

79,961

税引前四半期純利益又は税引前四半期純損失(△)

△241,690

79,961

法人税、住民税及び事業税

2,198

12,663

法人税等合計

2,198

12,663

四半期純利益又は四半期純損失(△)

△243,888

67,297

 

(3)四半期財務諸表に関する注記事項

(セグメント情報等の注記)

当社は、単一セグメントであるため、記載を省略しております。

 

(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)

  該当事項はありません。

 

(継続企業の前提に関する注記)

    該当事項はありません。

 

(四半期キャッシュ・フロー計算書に関する注記)

 当第3四半期累計期間に係る四半期キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。

 

前第3四半期累計期間

(自 2024年4月1日

至 2024年12月31日)

当第3四半期累計期間

(自 2025年4月1日

至 2025年12月31日)

減価償却費

5,351千円

4,065千円