1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………2
(1)当四半期連結累計期間の経営成績の概況 ………………………………………………………………2
(2)当四半期連結累計期間の財政状態の概況 ………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………5
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………9
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………………9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………………9
(セグメント情報等の注記) …………………………………………………………………………………10
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記) ………………………………………………………………11
1.経営成績等の概況
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、中東情勢の緊迫化に伴う資源価格の変動やサプライチェーンへの影響など、依然として先行き不透明な状況が続いております。
わが国経済におきましては、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果が緩やかな回復を支えることが期待されるものの、長引く物価高が家計を圧迫し、生活防衛意識の高まりによって個人消費は足踏みの状態が続いております。生活者の間では節約志向に加え、購入対象を厳しく吟味する選別消費の動きが一段と強まりました。
化粧品業界におきましても、インバウンド需要は訪日客数の面では回復傾向にあるものの、地政学的リスクやアジア圏の経済停滞を背景に、特定の国・地域からの購買単価や需要には鈍化が見られます。また、為替水準の変動や海外景気の先行き不透明感から、インバウンド消費には引き続き注視が必要な状況にあります。
当社グループは、2024年8月に発表しました中期事業方針に基づき、リテール事業(EC・店舗)の拡大を通じてユーザーとの接点やデータを増やし、それらをマーケティング支援事業(BtoBサービス)でマネタイズすることで、中期事業目標である連結売上高1,000億円、連結営業利益80億円の達成を目指しております。
2026年6月期は中期事業方針の2年目にあたり、次の成長フェーズへの飛躍に向けた「戦略的投資の年」と位置づけています。
将来的な営業利益の源泉となる売上高は、国内事業の全体的なオーガニック成長に加え、グローバル事業における香港旗艦店「@cosme HONG KONG」(2025年12月5日オープン)によって拡大を図ってまいります。
そして中長期成長に向け、各セグメントでの人材採用やシステム投資等の強化に加え、新規事業等への投資を拡大いたします。マーケティング支援事業では、我々が保有する独自データを活用したデータコンサルティングを新たな収益の柱とすべく、コンサルタントの採用に注力いたします。
当連結会計年度の営業利益は前年同期比20.1%増を計画しておりますが、営業利益率は前述の先行投資に伴い前期と同水準となる見通しです。本年度は来期以降の成長に向けた助走期間と位置づけ、戦略的な事業基盤の強化と将来成長を見据えた投資拡大により、中長期的な企業価値向上を目指します。
当第3四半期連結累計期間における概況は以下の通りです。
売上高におきましては、国内で展開しているマーケティング支援事業及びリテール事業が業績を牽引したことに加え、香港旗艦店が寄与したことにより前年同期比19.7%の増収となりました。
営業利益におきましては、売上高と同様にマーケティング支援事業及びリテール事業が増益に寄与し、23.0%の増益となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は以下の通りとなりました。
売上高 59,694百万円(前年同期 49,885百万円 / 前年同期比 19.7%増)
営業利益 2,884百万円(前年同期 2,345百万円 / 前年同期比 23.0%増)
経常利益 3,025百万円(前年同期 2,534百万円 / 前年同期比 19.4%増)
税金等調整前四半期純利益 3,026百万円(前年同期 2,531百万円 / 前年同期比 19.6%増)
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,957百万円(前年同期 1,761百万円 / 前年同期比 11.1%増)
① マーケティング支援事業
当セグメントには、当社が運営するコスメ・美容の総合サイト「@cosme(アットコスメ)」を基盤とした、化粧品ブランド向けの広告ソリューションやデータドリブンソリューションが属しております。
売上高におきましては、リテール事業のECと店舗における接点を活用した販売促進施策の好調などを背景に、引き続き大手および新たな中堅ブランドとの取引規模が増加したことにより前年同期比27.0%の増収となりました。
営業利益におきましては、限界利益率の高い事業モデルが効率的な利益拡大につながり、前年同期比26.2%の増益となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は以下の通りとなりました。
売上高 8,968百万円(前年同期 7,063百万円 / 前年同期比 27.0%増)
営業利益 2,606百万円(前年同期 2,065百万円 / 前年同期比 26.2%増)
② リテール事業
当セグメントには、化粧品ECサイト「@cosme SHOPPING(アットコスメショッピング)」、化粧品専門店 「@cosme STORE(アットコスメストア)」等の国内における小売業を中心としたサービスが属しております。
売上高におきまして、ECでは、今後のさらなるサービスレベル向上を目的とした物流倉庫の移転に伴う一時的な機会損失がありつつも、引き続きプラットフォーム連携による新規顧客の獲得により前年同期比19.7%の増収となりました。店舗では、地政学的な影響による一部インバウンド客の減少や、地方店舗における成長率の鈍化が見られたものの、「@cosme NAGOYA」等の新店寄与により前年同期比17.0%の増収となりました。結果として、セグメント全体では前年同期比17.9%の増収にて着地しました。
営業利益におきましては、増収寄与により21.0%の増益となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は以下の通りとなりました。
売上高 45,573百万円(前年同期 38,649百万円 / 前年同期比 17.9%増)
営業利益 2,601百万円(前年同期 2,149百万円 / 前年同期比 21.0%増)
③ グローバル事業
当セグメントには、日本国外で展開するEC・卸売、店舗、メディア等のサービスが属しております。
売上高におきましては、中国越境ECが復調したことに加え、香港旗艦店の売上が寄与したことによりセグメント全体で前年同期比31.0%の増収となりました。
営業利益におきましては、香港旗艦店において上期でオープン関連費用251百万円を計上したことやオープン後の売上高が当初計画を下回ったことにより、人件費等を吸収しきれず、セグメント全体では赤字幅を拡大しての着地となりました。なお、同店舗につきましては、来期以降に本格的な収益貢献を見込んでおります。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は以下の通りとなりました。
売上高 3,998百万円(前年同期 3,052百万円 / 前年同期比 31.0%増)
営業損失(△) △327百万円(前年同期 △70百万円)
④ その他事業
当セグメントには、美容部員を派遣する人材派遣事業と、ユーザー向けのBtoC課金サービス、創業間もない企業も含め幅広い成長ステージの企業に投資する投資育成事業が属しております。
売上高におきましては、美容部員の人材派遣事業が復調したことを受け、前年同期比3.0%の増収となりました。
営業利益におきましては、BtoC課金サービスの1つである「BLOOMBOX」が前期の2024年12月で終了した影響や2025年7月にローンチしたサプリメント事業の先行費用により、前年同期比61.3%の減益となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は以下の通りとなりました。
売上高 1,155百万円(前年同期 1,121百万円 / 前年同期比 3.0%増)
営業利益 63百万円(前年同期 163百万円 / 前年同期比 61.3%減)
① 資産の部
当第3四半期連結会計期間末における資産の額は、前連結会計年度末に比べ4,544百万円増加し、39,145百万円となりました。
当第3四半期連結会計期間末における流動資産の額は、前連結会計年度末に比べ3,713百万円増加し、24,754百万円となりました。これは主に、現金及び預金が1,352百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が360百万円、商品が1,537百万円増加したこと等によるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における固定資産の額は、前連結会計年度末に比べ831百万円増加し、14,391百万円となりました。これは主に、有形固定資産が514百万円、ソフトウエアが590百万円増加したこと等によるものであります。
② 負債の部
当第3四半期連結会計期間末における負債の額は、前連結会計年度末に比べ1,027百万円減少し、16,567百万円となりました。
当第3四半期連結会計期間末における流動負債の額は、前連結会計年度末に比べ917百万円減少し、11,775百万円となりました。これは主に、短期借入金が1,000百万円減少したこと等によるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における固定負債の額は、前連結会計年度末に比べ110百万円減少し、4,792百万円となりました。これは主に、長期借入金が224百万円減少したこと等によるものであります。
③ 純資産の部
当第3四半期連結会計期間末における純資産の額は、前連結会計年度末に比べ5,571百万円増加し、22,578百万円となりました。これは主に、資本金が1,811百万円、資本剰余金が1,819百万円、利益剰余金が1,868百万円増加したこと等によるものであります。
2026年6月期通期の連結業績予想につきましては、2025年8月12日の決算短信で公表いたしました内容から変更ありません。
該当事項はありません。
前第3四半期連結累計期間(自 2024年7月1日 至 2025年3月31日)
当社は、2024年8月20日開催の取締役会の決議により、同日付で会社法第448条第1項の規定に基づき、資本準備金を2,811百万円減少させ、同額をその他資本剰余金に振り替えております。また、同日付で会社法第452条の規定に基づき、その他資本剰余金を2,811百万円減少させ、同額を繰越利益剰余金に振り替えることにより、欠損填補を行っております。
この欠損填補等により、当第3四半期連結会計期間末において資本剰余金が1,003百万円、利益剰余金が5,079百万円となっております。
当第3四半期連結累計期間(自 2025年7月1日 至 2026年3月31日)
当第3四半期連結累計期間に第9回及び第26回新株予約権の権利行使が行われ、資本金及び資本剰余金が1,061百万円増加しております。また、当第3四半期連結累計期間に第2回無担保転換社債型新株予約権付社債の転換権行使が行われ、資本金及び資本剰余金が750百万円増加しております。
この結果、当第3四半期連結会計期間末において資本金が8,990百万円、資本剰余金が4,132百万円となっております。
前第3四半期連結累計期間(自 2024年7月1日 至 2025年3月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報
(注) 1.「その他事業」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、人材派遣事業、BtoC課金サービス等を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額△1,962百万円は、セグメント間取引消去0百万円及び各報告セグメントに配分していない全社費用△1,962百万円であります。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
当第3四半期連結累計期間(自 2025年7月1日 至 2026年3月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報
(注) 1.「その他事業」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、人材派遣事業、BtoC課金サービス等を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額△2,059百万円は、セグメント間取引消去△0百万円及び各報告セグメントに配分していない全社費用△2,059百万円であります。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は、次のとおりであります。