○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………2
(1)当四半期連結累計期間の経営成績の概況 …………………………………………………………2
(2)当四半期連結累計期間の財政状態の概況 …………………………………………………………5
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………6
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………6
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………8
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 …………………………………………………………………………8
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 …………………………………………………………………………9
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………10
(セグメント情報等の注記) …………………………………………………………………………10
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………12
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………12
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記) ………………………………………………………12
1.経営成績等の概況
当第3四半期連結累計期間(2025年4月1日~2025年12月31日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善により、緩やかな回復が見られました。しかしながら、物価上昇の継続による個人消費への影響やアメリカの通商政策等、景気の先行きにつきましては、依然として不透明な状況が続いております。
2025年11月には、中期経営計画骨子を開示し、2030年の当社グループのありたい姿として、「すべての人に、医療の安心を届ける存在へ」を掲げました。「深化」と「進化」を基本方針とし、薬局事業・BPO事業・製薬事業の発展と成長を実現してまいります。
また、当第3四半期連結累計期間における当社グループ連結業績については、過去最高の売上高及び親会社株主に帰属する四半期純利益となっております。
薬局事業においては、前期に実施された調剤報酬改定で新設された医療DX推進体制整備加算の取得等が進んだことや、後発医薬品の使用割合が増加したことにより、技術料単価が上昇しております。一方で、処方期間の長期化が進んでおります。また、昨今の物価上昇の状況に対応するために給与を増額したことにより、人件費が増加いたしました。引き続き、国から求められる薬局のあり方に沿って運営してまいります。
BPO事業においては、CSO事業を運営する、アポプラスステーション株式会社の派遣MRを活用する企業数が増加しており、企業からの需要に適切に対応した結果、派遣数が増加いたしました。
製薬事業においては、2025年4月に、第一三共エスファ株式会社の株式の29%を追加取得し、株式保有割合は80%となりました。業績につきましては、2024年12月に発売いたしましたAG製品3成分7品目が大きく寄与しているものの、第一三共エスファ株式会社において、当第3四半期連結会計期間より、費用の一部を3月に一括計上する方法から下半期に按分計上する方法に変更したことにより、営業利益が減少いたしました。なお、2025年12月に、AG製品1成分1品目を発売し、2026年3月には、AG製品1成分4品目の発売を予定しており、業績への寄与が見込まれております。
また、2025年12月には、当社グループの継続的なESGに対する取り組みが国際的に評価され、グローバルインデックスプロバイダーであるFTSE Russellにより構築されたESG投資指数の構成銘柄に選定されました。今後もグループ全体でESGに対する取り組みを一層強化し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
当第3四半期連結累計期間における当社グループ連結業績は、売上高216,025百万円(前年同期比9.0%増加)、営業利益9,415百万円(前年同期比14.7%減少)、経常利益9,487百万円(前年同期比16.5%減少)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4,671百万円(前年同期比32.6%増加)となりました。また、EBITDAについては、16,593百万円(前年同期比2.2%減少)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
① 薬局事業
薬局事業においては、薬局の機能分化等の専門性向上、患者さまの利便性向上やM&A・新規出店及び在宅・施設調剤の推進による規模の拡大、DXの活用等による生産性の向上に取り組んでおります。
当第3四半期連結累計期間において、出店状況は、新規出店10店舗、子会社化による取得1店舗の計11店舗増加した一方、閉店14店舗、事業譲渡3店舗の計17店舗減少した結果、当事業全体で店舗数は942店舗となりました。なお、地域の特性にあわせて店舗戦略を見直しております。また、2026年1月には、株式会社ひかりが神奈川県内にて運営する調剤薬局8店舗を譲り受けました。当該店舗は、横浜駅前エリア等、利便性の高い店舗を展開し、在宅医療にも取り組んでおります。今後も、患者さまに寄り添う医療の実現に一層努めてまいります。
薬局運営においては、2025年6月に、KDDI株式会社がローソン店舗内のブースで提供する、次世代リモート接客プラットフォームに参画いたしました。当社グループのオンライン専門薬局「クオールどこでも薬局」と繋ぐことで、様々な患者さまにオンライン服薬指導を受けていただくことにより、新たな顧客体験の提供及び都心部と地方における医療資源の偏在等の課題の解決を実現いたします。
また、2025年11月には、クオール株式会社において、尿を採取するだけで10種類のがんリスクをAIにより解析できる、尿がんリスク検査「マイシグナル®」の販売を開始いたしました。がんの早期発見を支援することで、地域の健康寿命延伸に貢献してまいります。
業績につきましては、医療DX推進体制整備加算の取得等が進んだことや、後発医薬品の使用割合が増加したことにより、技術料単価が上昇しております。一方で、処方期間の長期化が進んでおります。また、昨今の物価上昇の状況に対応するために給与を増額したことにより、人件費が増加いたしました。
その結果、売上高は132,418百万円(前年同期比2.8%増加)、営業利益は6,866百万円(前年同期比2.3%減少)となりました。
② BPO事業
BPO事業においては、引き続き、CSO事業、CRO事業、紹介派遣事業、出版関連事業の規模を拡大してまいります。
CSO事業につきましては、アポプラスステーション株式会社において、派遣MRを活用する企業数が増加しており、企業からの需要に適切に対応した結果、派遣数が増加いたしました。今後は、人材紹介会社との連携強化等により採用力を高めるとともに、医療の発展に即した様々な領域の営業も受注してまいります。また、医薬品や食品等の開発業務の受託を行うCRO事業につきましては、アポプラスステーション株式会社において、食品試験を中心とした受注の増加により拡大してまいります。2025年11月には、医薬品開発の治験・臨床研究に利用されるEDCを提供する、クリンクラウド株式会社をグループ化いたしました。医薬品開発の治験・臨床研究の拡大に加え、食品試験にもEDCを導入した支援を行うなど、グループ化によるシナジーを活かして、更なる事業拡大につなげてまいります。
紹介派遣事業につきましては、アポプラスキャリア株式会社において、特に薬剤師の紹介派遣に関して、社員の採用を前期に強化したことにより、社員数の増加に伴い成約件数が増加した一方、人件費や広告宣伝費等の固定費が増加いたしました。今後も引き続き、人材育成及び生産性の向上に注力してまいります。
出版関連事業につきましては、メディカルクオール株式会社において、製薬メーカーや医療団体の講演会運営等を行うコンベンション事業や、製薬メーカーの制作物等が各種規制を遵守していることを検証するコンプライアンスサービス事業等が拡大しております。また、制作業務の一部内製化等の成果により、利益率が上昇しております。
その結果、売上高は10,536百万円(前年同期比4.8%増加)、営業利益は1,346百万円(前年同期比9.9%増加)となりました。
③ 製薬事業
製薬事業においては、グループシナジーを活用した研究開発及び販売活動により、更なる成長を目指します。
製品ラインナップにつきましては、患者さまや医療関係者目線の開発を強化するとともに、後発医薬品以外の領域も拡大してまいります。また、薬局事業の知見を活かした情報提供を行い、市場シェアを拡大してまいります。
業績につきましては、2024年12月に発売いたしましたAG製品3成分7品目が大きく寄与しているものの、第一三共エスファ株式会社において、当第3四半期連結会計期間より、費用の一部を3月に一括計上する方法から下半期に按分計上する方法に変更したことにより、営業利益が減少いたしました。なお、第一三共エスファ株式会社において、2025年12月には、前立腺癌治療剤『アビラテロン酢酸エステル錠(先発品名ザイティガ®錠)』を発売し、2026年3月には、抗血小板剤『プラスグレル錠(先発品名エフィエント®錠)』及び『プラスグレルOD錠(先発品名エフィエントOD®錠)』の発売を予定しており、業績への寄与が見込まれております。
藤永製薬株式会社においては、第一三共エスファ株式会社との連携も視野に入れ、医薬品の品目数増加に向けた準備を進めております。
その結果、売上高は73,069百万円(前年同期比23.1%増加)、営業利益は4,024百万円(前年同期比26.0%減少)となりました。
※EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却額
※CSO:Contract Sales Organizationの略
※CRO:Contract Research Organizationの略
※MR:Medical Representativeの略
※EDC:Electronic Data Captureの略
※AG:Authorized Genericの略
(参考)報告セグメントごとの状況
(注)各セグメントの売上高には、セグメント間の内部売上高を含んでおりません。
① 資産の状況
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、156,617百万円となり、前連結会計年度末から3,051百万円減少しております。
これは主に、受取手形、売掛金及び契約資産が5,472百万円増加した一方、現金及び預金が5,667百万円、のれんが2,557百万円減少したことによるものであります。
② 負債の状況
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、99,961百万円となり、前連結会計年度末から2,430百万円増加しております。
これは主に、買掛金が9,573百万円増加した一方、長期借入金が5,409百万円、未払法人税等が1,939百万円減少したことによるものであります。
③ 純資産の状況
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、56,655百万円となり、前連結会計年度末から5,482百万円減少しております。
これは主に、利益剰余金が3,158百万円増加した一方、当社連結子会社である第一三共エスファ株式会社の株式を追加取得したことにより、資本剰余金が5,569百万円、非支配株主持分が3,064百万円減少したことによるものであります。
2025年5月9日に公表いたしました通期連結業績予想に変更はございません。
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2024年4月1日 至 2024年12月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報
(注) 1.セグメント利益の調整額の内容は、次のとおりであります。
※全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
3.売上高は主に顧客との契約から認識された収益であり、その他の源泉から認識された収益の額に重要性はありません。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2025年4月1日 至 2025年12月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報
(注) 1.セグメント利益の調整額の内容は、次のとおりであります。
※全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
3.売上高は主に顧客との契約から認識された収益であり、その他の源泉から認識された収益の額に重要性はありません。
当社は2025年4月1日付で、連結子会社である第一三共エスファ株式会社の株式の29%を追加取得いたしました。この結果、当社の株式保有割合は80%となり、資本剰余金が5,569百万円減少しております。
該当事項はありません。
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)及びのれんの償却額は、次のとおりであります。